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取付ブログ

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カローラスポーツ カーオーディオの音質アップ

2021-08-14
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、カローラスポーツです。



カロッツェリアの大画面楽ナビを装着した状態で入庫となって、これまで何度か作業をさせて頂いている
お車に、システムアップの作業を行いました。



これまではピュアディオブランドのATX‐30を使用したベーシックパッケージに・・



JBLのGX600Cの16・5センチミッドを取り付けて、ドア防振の作業をさせて頂いていました。



その後ラゲッジルームにエンクロージャーを製作して、ピュアディオブランドのサブウーファーを
取り付けて・・



助手席下にJBL製のパワーアンプを取り付けて、中級システムとして完成の域に入っていました。



今回の作業は、お客様がシステム全体のイメージとしてミッドが物足らない様な気がするという事で、
JBLの16・5センチミッドをピュアディオブランドのZSP‐LTD15に交換しました。



20年前にZSP‐MIDを発売した時には、ZSPはアウター専用設計でインナーでの使用は
考慮していないを売り文句にしていましたが、発売から15年が経過した時に、車の販売の残価設定で
一定期間乗ったら返却という比率が高くなって、そこでLTD15というネーミングで
インナー取り付け出来るモデルを発売しましたが、現在ではLTDと付いていながら追加生産を行って、
レギュラーモデルとなっています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったのでテスト用の音源とお客様の音源を聴きながら音調整を行います。



いつもの様にタイムアライメントは全てゼロにしてイコライザー調整に入ります。



ピュアコンは4連のブラックボックスにその他オプションフルで10ピース構成で、
かなり複雑なスロープを作って細かな音表現を行います。



カローラスポーツのお客様はあるボーカリストの方の熱心なファンで、
そういったお客様は耳の錯覚を利用したバーチャルなサウンドは望んでおられず、
本来のボーカルの声で本来の楽器の音を目指して、ごまかしの無い直球勝負的な音表現で納車させて頂きます。



シビック・タイプR カーオーディオの音質アップ

2021-08-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのシビックタイプRです。



もう長年お乗りになっているお車を、システムをリフレッシュして更にこれからも乗り続けられるための
作業を行いました。



車輛自体の作業の広範囲に及ぶ作業があったために、一度リアのウーファーやアンプを取り外して、
作業から帰った時点でケーブル類を新品に交換してもう一度取り付け直しました。



ウーファーはJBLの25センチで、ピュアコンは全て新品に入れ替えて、
リアに取り付けてあるので前まで4本で通すバイワイヤー方式です。



RCAケーブルは新品のSKYに入れ替えて、チャンネルディバーダーは元々チューンド品ですが、
更にハンダ付けの修正カ所を増やして、一部パーツを交換したバージョン2になっています。



アンプはナカミチのPA-2004のピュアディオチューンの物で、発売当時には無かった音の良いパーツに
交換してある部分もあるので、新品当時よりも今の方が音がクリアーになっています。



繋がっているPSTのスピーカーケーブルは後ろから前まで全て新品に換えてあります。



ドアスピーカーはピュアディオブランドのZSP-MIDで、
アウターバッフルはタイプRの赤の内装部分に合わせて、特別に赤いレザーを使用していて、
中の防振は一部修正をして新車当時のスペックにしてあります。



ツイーターはJBLの508GTIの物で、まだレベルが下がっていなくて、
周波数レンジも狭くなっていないのでそのまま使用しました。



ツイーターを長持ちさせるには、夏にサンシェードを使うかツイーター用日よけを使うのと、
メチャメチャな大音量で鳴らさないなどに注意していれば、意外と長持ちします。



ナビオーディオは貴重なカロッツェリアの1DIN+1DINのモデルで、
RCAの出力もしっかり出ています。



全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、色々な音源を再生して音調整を行います。



まずはタイムアライメントを全てゼロにしてからイコライザー調整に入ります。



タイムアライメントは簡単に目の前に音を定位させて便利な機能ですが、
運転席に合わせれば助手席の音が極端に悪くなり、更にピュアディオのお客様はボーカリストの
ファンクラブに入っていて、クラブイベントで本人の生声を聞いた事がある方が多いので、
「本人の声と音色が違う。」とすぐわかる方に合わせてタイムアライメントは使用しない状態で
音を合わせています。



ケーブルとピュアコンが新品になって、器機もメンテナンスしているので、
フラットでも十分に音楽が楽しめる状態になっていますが、1カ所1クリックイコライザーを動かして
音を整えて調整を終了しました。



最近の車はナビオーディオが変えられない車種が増えて来て、その限られた性能の物をベースに
いかに良い音を出すか努力していたら、そのノウハウの蓄積で以前のフルシステムにその技術を使ったら、
購入した新品当時の音よりも良くなったと多くのお客様から喜びの声を頂いています。



ハイラックス スピーカーの音質アップ その2

2021-08-12
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのハイラックスの続きです。



何も貼ってないドアの外板裏を指で軽くはじいて、響きの中心と周波数を調べました。



調査が終わったらどこの場所にどんな材質を貼るかをマーキングして、貼り付け作業を行います。



指定の場所に複数の材質の防振材を貼り合わせて、それから防水シートと内張りを元に戻します。



最初に内張にセメントコーティングを行っているので、組み立て時にはもう乾燥していました。



今回は前後のドア共にベーシック防振とセメントコーティングの2層の防振を行っているので、
音質だけでなく、静粛性と断熱性がアップしたハイラックスになっています。



ミラー裏の純正ツイーターは鳴らない様にして、ダッシュの上にスタンドを使って
適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。



次に純正ナビから音信号を取り出して、グローブ下まで引いて来て、
4ピース構成のピュアコンに取り付けて、後付けツイーターと純正のドアスピーカーに行く配線に繋ぎました。



ただ現行のハイラックスの入庫は初めてだったので、適合のピュアコンの値は探らないといけなくして、
最初は一番最近開発したカローラツーリングの値を入れてみて、これではきちんと適合せず、
カローラツーリングの開発を行った時に、周波数レンジが広くてツイーターレベルの高いユニットを予備で
何種類か用意していて、それらが適合しそうだったので、あれこれと付け替えてマッチングを探っています。



ドアスピーカーのグリルもカローラツーリングとは違ったのと、ドアスピーカーの移置が
今回はかなり低かったので、通常のトヨタ車よりはミッドの上限周波数を決めるコイルはかなり少なめの物を
使用しました。



ピュアコンの値がある程度決まって来たら、純正ナビのイコライザーも調整します。



こちらはグラフィックではなくて、パナメトリックで調整に時間がかかるタイプです。



9割以上の完成度ですが、もし今ある値以外の物が適合となれば、ワンオフで製作して対応させます。



ハイラックス スピーカーの音質アップ その1

2021-08-11
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのハイラックスです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ドア防振の施工を行っています。



フロントスピーカーはミラー裏にツイーターと、ドアに16センチの2WAY構成で、
2WAYの割にあまり音はハッキリと聴こえて来ません。



イコライザーで強調してもこもりは取れず、前後のドアに防振作業を行って行きます。



まずはフロントの内張を外して、外板裏のベーシック防振を行います。



リアドアも内張を外して、同じ様に外板に防振作業を行います。



外した前後の内張には表面に全てマスキングを行って・・



裏に付いている吸音フェルトを一度外して、ツルツルの表面に粗目を付ける加工を行います。



前後のドアに2層の防振を加えるので、5thパッケージとでも呼びましょうか。



後の工程はその2に続きます。



50系プリウス スピーカーの音質アップ

2021-08-09
今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の作業から、トヨタの50系プリウスです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを
貼り合わせます。



響きの中心と響く周波数を事前に調べて、それに合った材質を選んで貼っているので、
ドアが重たくならない割に効果の高い防振となっています。



50系プリウスは発売直後に実車を買って、それで調査を行っているので、
一時期はかなりの入庫数がありましたが、買取価格が高かった10カ月後に買取に出したので、
今はデモカーとして手元にはありません。



その実車を買った理由は、ディーラーから試乗車を借りた時に、これはベーシックパッケージの開発に
かなり手がかかると直感して、納車後にかなり時間をかけてパッケージの開発を行いました。



その理由は30系プリウスやスバル車のダッシュのスコーカーとは全く別な特性の物で、
これまでのピュアコンが全く適合せず、一から開発する必要がありました。



スコーカーの後ろに付いている低音域をカットするコンデンサは小さくて、音質的に問題があるので、
大きくて上質な物に交換して、値も純正でもこれまでのベーシック用でもない物を選んでいます。


それに加えてこれまでの4ピース構成ではどうしてもコントロール出来ない音域があり、
6ピース構成として、スコーカー裏のコンデンサと合わせれば実質的に8ピース構成で
音をコントロールしています。



そしてドア16センチ低音⇒ダッシュ上スコカー中音⇒ATX-25ツイーターで高音の
フロント3WAY化して、ノーマルに比べて大幅に音質アップとなりました。



全ての結線が終わったらナビの音調整を行って、ノーマルのかったるい音を強調する機能は全てオフにします。



イコライザーはフラットでも十分に音楽が楽しめるレベルまで音質はアップしていますが、
ほんのわずかに動かして、より生音・生声に近くなる様に合わせます。



自分の調整用CDとFMラジオで聴いて、その後にお客様のSDカードの音源を聴いて、
トータルで偏りの無いセッティングを行いました。



SDカードの音を確かめていたらHYさんの366日が入っていて、自分が初めてHYさんの楽曲を
知ったのが仲宗根泉さんのソロ曲で、「いつかは仲宗根泉さんの生声を聞きたい!」と思っていたのが、
これまでにFMラジオ局の関係で何回もお目にかかる事が出来て、でもここ数年はお会いする機会が
無かったな、と思い出しながら調整をしていました。



入庫時から音がパワフルになっただけでなく、より本来の音楽に近くなるのが、
ベーシックパッケージの魅力です。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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