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取付ブログ

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ハイラックス スピーカーの音質アップ その2

2021-08-12
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのハイラックスの続きです。



何も貼ってないドアの外板裏を指で軽くはじいて、響きの中心と周波数を調べました。



調査が終わったらどこの場所にどんな材質を貼るかをマーキングして、貼り付け作業を行います。



指定の場所に複数の材質の防振材を貼り合わせて、それから防水シートと内張りを元に戻します。



最初に内張にセメントコーティングを行っているので、組み立て時にはもう乾燥していました。



今回は前後のドア共にベーシック防振とセメントコーティングの2層の防振を行っているので、
音質だけでなく、静粛性と断熱性がアップしたハイラックスになっています。



ミラー裏の純正ツイーターは鳴らない様にして、ダッシュの上にスタンドを使って
適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。



次に純正ナビから音信号を取り出して、グローブ下まで引いて来て、
4ピース構成のピュアコンに取り付けて、後付けツイーターと純正のドアスピーカーに行く配線に繋ぎました。



ただ現行のハイラックスの入庫は初めてだったので、適合のピュアコンの値は探らないといけなくして、
最初は一番最近開発したカローラツーリングの値を入れてみて、これではきちんと適合せず、
カローラツーリングの開発を行った時に、周波数レンジが広くてツイーターレベルの高いユニットを予備で
何種類か用意していて、それらが適合しそうだったので、あれこれと付け替えてマッチングを探っています。



ドアスピーカーのグリルもカローラツーリングとは違ったのと、ドアスピーカーの移置が
今回はかなり低かったので、通常のトヨタ車よりはミッドの上限周波数を決めるコイルはかなり少なめの物を
使用しました。



ピュアコンの値がある程度決まって来たら、純正ナビのイコライザーも調整します。



こちらはグラフィックではなくて、パナメトリックで調整に時間がかかるタイプです。



9割以上の完成度ですが、もし今ある値以外の物が適合となれば、ワンオフで製作して対応させます。



ハイラックス スピーカーの音質アップ その1

2021-08-11
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのハイラックスです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ドア防振の施工を行っています。



フロントスピーカーはミラー裏にツイーターと、ドアに16センチの2WAY構成で、
2WAYの割にあまり音はハッキリと聴こえて来ません。



イコライザーで強調してもこもりは取れず、前後のドアに防振作業を行って行きます。



まずはフロントの内張を外して、外板裏のベーシック防振を行います。



リアドアも内張を外して、同じ様に外板に防振作業を行います。



外した前後の内張には表面に全てマスキングを行って・・



裏に付いている吸音フェルトを一度外して、ツルツルの表面に粗目を付ける加工を行います。



前後のドアに2層の防振を加えるので、5thパッケージとでも呼びましょうか。



後の工程はその2に続きます。



50系プリウス スピーカーの音質アップ

2021-08-09
今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の作業から、トヨタの50系プリウスです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを
貼り合わせます。



響きの中心と響く周波数を事前に調べて、それに合った材質を選んで貼っているので、
ドアが重たくならない割に効果の高い防振となっています。



50系プリウスは発売直後に実車を買って、それで調査を行っているので、
一時期はかなりの入庫数がありましたが、買取価格が高かった10カ月後に買取に出したので、
今はデモカーとして手元にはありません。



その実車を買った理由は、ディーラーから試乗車を借りた時に、これはベーシックパッケージの開発に
かなり手がかかると直感して、納車後にかなり時間をかけてパッケージの開発を行いました。



その理由は30系プリウスやスバル車のダッシュのスコーカーとは全く別な特性の物で、
これまでのピュアコンが全く適合せず、一から開発する必要がありました。



スコーカーの後ろに付いている低音域をカットするコンデンサは小さくて、音質的に問題があるので、
大きくて上質な物に交換して、値も純正でもこれまでのベーシック用でもない物を選んでいます。


それに加えてこれまでの4ピース構成ではどうしてもコントロール出来ない音域があり、
6ピース構成として、スコーカー裏のコンデンサと合わせれば実質的に8ピース構成で
音をコントロールしています。



そしてドア16センチ低音⇒ダッシュ上スコカー中音⇒ATX-25ツイーターで高音の
フロント3WAY化して、ノーマルに比べて大幅に音質アップとなりました。



全ての結線が終わったらナビの音調整を行って、ノーマルのかったるい音を強調する機能は全てオフにします。



イコライザーはフラットでも十分に音楽が楽しめるレベルまで音質はアップしていますが、
ほんのわずかに動かして、より生音・生声に近くなる様に合わせます。



自分の調整用CDとFMラジオで聴いて、その後にお客様のSDカードの音源を聴いて、
トータルで偏りの無いセッティングを行いました。



SDカードの音を確かめていたらHYさんの366日が入っていて、自分が初めてHYさんの楽曲を
知ったのが仲宗根泉さんのソロ曲で、「いつかは仲宗根泉さんの生声を聞きたい!」と思っていたのが、
これまでにFMラジオ局の関係で何回もお目にかかる事が出来て、でもここ数年はお会いする機会が
無かったな、と思い出しながら調整をしていました。



入庫時から音がパワフルになっただけでなく、より本来の音楽に近くなるのが、
ベーシックパッケージの魅力です。



ホームオーディオの需要が2度目のピークに

2021-08-08
最近は在宅ワークが増えて、車で音楽を聴く時間よりも家で聴く比率が高くなったと言われるお客様が増えて、
昨年は一時的にホームオーディオのピークが来た時期がありました。



その後なかなかピュアディオの車内のサウンドと同じ音色のホームオーディオが出来ずに、
多くのお客様をお待たせしている時期がありましたが、先月から本格的に店頭で
ホームオーディオ用のスピーカーのデモンストレーションが出来る様になりました。



昨日は福岡店にいて、ピュアディオブランドの20周年記念スピーカーの
デモンストレーションを行っていて、早速受注を頂きました。



試聴されたのは標準モデルでしたが、買うのなら上級モデルでという事で、
JU60がツイーターのモデルで受注して頂きました。



その一方でピュアディオ2020では少し大きすぎてデスクに載らないという方もおられて、
それよりも小さい12センチサイズのミッドのJBLのチューンドスピーカーを試聴してお買い上げ頂いた
お客様もおられます。



ただその一方で半分お叱りの様な言葉も頂いて、いがわブログでテレビの画面を撮影した時に写る、
あのZSPを使ったスピーカーが販売出来ないのはストレスになるという方や、
「もう新型が出ているのに、何故販売出来ない物を使い続けているんですか?」というご不満も頂いています。



そこで自宅のリビングのスピーカーはピュアディオ2020に入れ替わっております。



じゃあそれまで使っていたZSP付きのスピーカーはどうなったかというと、
現在宇部店の店頭に並んでいて、欲しい方がありましたら販売いたします。



ただ13センチのユニットを使っている割にはピュアディオ2020よりは大きくて重たいのと、
価格は2020のJU60付きよりも高額なので、実物で音と大きさをお確かめ下さい。



他に一品物の価格応談の商品がもう一つあります。



ナカミチのCD-500を使ったホームキットです。



CDの動作は無しでRCAのアナログ入力と、コアキシャルのデジタル入力と、FMラジオ用の家庭用の
F型コネクターのアンテナ入力付きのモデルです。



隣を見たらCD-700KKとTP-1200のホームキットがありますが、
CD-500ベースの物のみ販売致します。



サウンドピュアディオのカーオーディオの音を自宅で聴きたいと思われている方には、
ピッタリの商品を少数ではございますがご用意しておりますので、興味のある方は試聴してみられては
いかがでしょうか。



スペーシアカスタム スピーカーの音質アップ

2021-08-07
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、スズキのスペーシアカスタムです。



カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシッパッケージの取付を行いました。



先代のスペーシアではドア下からスピーカー1個分ぐらい高い位置にあったグリルは・・



現行モデルではかなり下になりました。



先代モデルが中音域が濃くて低音域が薄かったのに対して、現行モデルではその逆の傾向の鳴り方がします。



そのためピュアコンで使うコイルは先代の半分の巻き数にして、中音域を伸びる様にセッティングします。



よくカーオーディオのネットワークの話でコイルとコンデンサの値を割り出す数式を持ち出す方がありますが、
これはホームオーディオの目の前にスピーカーユニットがある時の数式で、
車の様に車種によってスピーカーの移置が異なる場合は、
数式の値の後に取付条件によってコイルの巻き数やコンデンサの値を変える必要が出て来ます。



なのでよくある数式そのままの値だとドの車にも合わないという事になるので、
ピュアディオではとんでも無い数のコイルを棚に並べてとっかえひっかえ音が合う値を探しているのです。



グローブボックス下に現行スペーシアカスタムに楽ナビを取り付けた時の特性に合わせたピュアコンを
取り付けたら、純正ドアスピーカーの車輛配線までピュアディオブランドのPSTケーブルで音を送って、
ピラーの根元までPSTケーブルの高音用のケーブルをピラーの根元まではわせます。



ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
24金メッキギボシに接続したらベーシックパッケージの取付は完了です。



楽ナビに調整用CDを入れて再生して、他にはFMラジオとお客様のSDカードで音を確認します。



楽ナビと言ってもほぼ以前1DINのサイバーの時期と同じ内容の調整機能が入っています。



13バンドのイコライザーを調整して、音を整えてからお客様に納車致しました。



スペーシアカスタムには純正ツイーターが付いていますが、
ユニットが小さくて、グリルのヌケが悪く、フィルターの性能も悪いのと、
ピュアコンの効果で純正16センチスピーカーの音も変わるので、
ベーシックパッケージの装着で音が劇的に変わりました。


 
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