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取付ブログ

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昨日はホームオーディオのチューニングを

2021-07-15
昨日は宇部店にいて、ピュアディオブランドの20周年記念の限定スピーカーの製作を行っていました。



創作家具工房で製作したエンクロージャーを一度福岡店に移動して、堅い木にターミナル用の穴をあけて、
バスレフポートを取り付けて宇部店に戻します。</p>



宇部店では内部にセメントコーティングを行って、中の反射の防止と、ほぼ鳴りは無いのですが、
それでも木の鳴きを抑える加工を行います。



後ろの方にはターミナル板を3個組み込んで、将来的なシステムアップが起こっても対応出来る様にして、
ネットワーク部からはピュアディオブランドの高級ケーブル・PMBを使ってユニットに音信号を送ります。



このスピーカーがお客様用としては第一号の納品となり、この仕様はプロの音楽家の方に使って頂くのと
同じ仕様となっています。



型番は『ピュアディオ6520』で、数字の意味は6・5インチ用のエンクロージャーで
ブランド20周年記念から取っています。


価格は当初は20周年で20万円という案もあったのですが、完璧を求めてセメントコーティングと
PMBケーブルを追加して、22万円プラス税の242000円となっていて、確かにこのサイズで
20万越えは高いと思われるかもしれませんが、内容からするとサービスプライスとなっています。



ただしご要望によってはツイーターをJU60に変更する6520JUや、
そこから更にミッドバスをZSP-LTD15に変更するZ6520JUもオーダーにお応え出来て、
新品時のオーダーだけでなく、後から仕様変更にもお応え出来る様に中の端子盤が必要以上の
3枚取り付けてあります。



更にピュアディオ6520をお買い頂いたお客様には、クロスFMサウンドピュアディオスタジオで
使用しているレコードプレイヤーと同じ物が欲しいという事で、もう1台製作する事になりました。



カートリッジを外してターンテーブルも外して・・



ケースから完全に中身を抜き取りました。



基盤が見える様にして、中からRCAジャックを通さずに直接基板からケーブルが出ている部分を取り外して、
細いケーブルをピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルに交換しました。



元々このプレイヤーは素早い頭出しが出来るDJプレイ用のプレイヤーで、
クロスFMのスタジオで頭出しは早い方が良いが、便利だと音質がいま一つという部分を見事にクリアーして、
現状で放送で使われているのと同じ仕様をお客様に提供致しました。



クロスFMで土曜日の正午から放送されている『テイク・イット・イージー』の中の
『レコードの時間』ではこの仕様のプレイヤーが使われていて、
現行でFM放送で使われている機材が買えるというのもピュアディオの大きな魅力で、
カーオーディオのピュアディオの音と同じ音色で自宅で音楽を楽しむ事が出来ます。



ホンダ・ステップワゴン カーオーディオの音質アップ その2

2021-07-14
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダのステップワゴンです。



昨日と今日はお休みの福岡店ですが、毎週自分は福岡店に出て来ていて、ピットに入って作業の進行状況を
確認して帰っています。



昨日の時点ではインパネはバラバラで・・



月曜日の夕方にセメントコーティングを施した内張はほぼ乾いていました。



前後の内張は一部がまだ青白さが残っていましたが、Aピラーは完全に乾いていました。



小さな内張も乾いていて、これはリアのハッチの小さい方でしょうか。



今回のステップワゴンはワクワクゲートというハッチ全体が上に上がるのにプラスして、
横にも開く機能が付いていて、内張が2分割になっています。



もう1枚大きい方のハッチの内張は、若干の青みがあるものの、ほぼ乾燥しています。



途中経過を見て、細々とした仕事を済ませて、昨日は福岡店を後にしました。



今日は自分は宇部店で仕事をしていますが、福岡店では柳井君が閉まった福岡店の中で
ステップワゴンの作業を行っています。



先週のヴェゼルもそうでしたが、大掛かりな作業で1週間で完成させようとすると、
どうしても水曜日も作業をする様になって、福岡店のスタッフを宇部店に集めて
水曜日の全体ミーティングは、これで2週間お休みです。
 


ステップワゴン用のワイドスタンドはもう製作が終わって、宇部店に移動して植毛塗装を行っています。



また以前の車でお使いだったピュアディオブランドのPMBケーブルは、末端の焼き直しを行って、
植毛塗装が終わったワイドスタンドと一緒に福岡店に送られます。



植毛塗装やPMBケーブルの焼き入れは高価な機材が必要なので、宇部店で集中して行って、
福岡店に送っています。



(その3に続く)



ホンダ・ステップワゴン カーオーディオの音質アップ その1

2021-07-12
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダのステップワゴンです。



フロント2WAYのシステムの取付でお預かりしていますが、まずは車室内の静粛性アップの作業を行い、
いわゆる下地作りの作業からスタートさせました。



まずはドアの内張を外します。



最近多く見られる防水シートにゴムが貼ってあるタイプで、外からのロードノイズの進入を防いでいますが、
逆に外板裏側に何も貼ってないのでスピーカーの残響がかなり残ります。



これから外板裏にベーシック防振の施工を行います。



外した内張には吸音フェルトが貼ってあって、ゴムと合わせてロードノイズの進入を防いでいますが、
ロードノイズの可聴範囲の中ほどのノイズは取れても、可聴範囲の外側の一番低い音や一番高い音は
以前の車よりも増えて聞こえると言われるお客様が増えていて、車全体にガッツリ防振される方の比率は
年々高くなって来ています。



まあ元々サウンドピュアディオのお客様は音楽に精通されている方や、感性の鋭い方が多いので、
可聴周波数の中心だけを処理しても通用しないんですけどね。



内張の白い吸音フェルトは一度剥がして、これからツルツルの表面に粗目を付けて、
セメントコーティングの下地を作ります。



更にリアのスライドドアの内張を外して・・



リアのワクワクゲートの内張も外して・・



ベーシック防振とセメントコーティングの施工を行います。



ステップWGNのAピラーの内張は逆V型でかなり面積も広く、ここも外してセメントコーティングを
行います。



現在は外した内張全てに粗目を付ける下地作り中で、オーディオに関わる作業は週末近くに集中して行います。



(その2に続く)



新型ヴェゼル プレミアムサウンド車の音質アップ その4

2021-07-11
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのヴェゼルです。



ホンダ純正の工場装着のディスプレイオーディオ付きのお車で、10スピーカーのプレミアムサウンドの
お車です。



方ドア3層のフル防振の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を装着したところまでは昨日掲載しました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、ピュアディオ推奨システムのハイエンドとなる
JU60ツイーターを取り付けました。



リアサイドに作り込んだ25センチウーファー用のエンクロージャーには、
ピュアディオブランドのISP-W25を取り付けて、純正のウーファーに比べてかなりのサイズアップと、
前後のストロークもアップしています。



このウーファーは最終工程が手作業のために、発売当時はかなり納期でご迷惑をおかけしていましたが、
現在はほぼ待たずに装着する事が出来ます。
 


ウーファーのサイズアップに合わせて、助手席下にJBLのモノラルのパワーアンプを取り付けて、
純正の車両アンプに比べてかなりの駆動力アップになっています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオの操作画面と、
ピュアコンのパーツの値を変えて音を調整します。



バス・ミッド・トレブルの3トーンのバスをマイナス1にすると音のキレは良いのですが、
どこか足らないところが出てしまうので、ここはフラットにしてピュアコンで調整します。



ピュアコンは合計10ピース構成で、車両がマルチアンプになっているので、
ツイーターの左右とミッドの左右とで4本入力になっていています。



ディスプレイの後ろに付いているセンタースピーカーは純正スピーカーではよいレベルでも、
スピーカーがグレードアップするとレベルを下げないといけなくて、アッテネーター回路を入れて
レベル調整を行いました。



ピュアコンのベースに載せていたところから、値が決まって車輛アンプ裏に取り付けて、
ロスの軽減を図りました。



これでフロント4スピーカー+センタースピーカー+25センチウーファーの6ポイントで調整を行って、
単純なレベルだけではなくて音色の調整をしていたら・・



運のよい事にクロスFMでDEENのボーカルの池森さんの東京のスタジオで収録のインタビューが流れて、
もう40回ぐらいお会いして生声を知り尽くしている方の声なので、参考にしながら音色を詰めて行きました。



そして全ての工程が終わってピットからヴェゼルを出庫するために、リア周りのマスキングを外して・・



外ではゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行って、昨日の夕方に納車させて頂きました。



フロントが車輛アンプを使っている部分以外はほぼフルシステムに近い状態で、
ホンダのプレミアムサウンドをはるかに凌ぐ音表現で、お客様には大変喜んで頂きました。



新型ヴェゼル プレミアムサウンド車の音質アップ その3

2021-07-10
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルのプレミアムサウンド車です。



プレミアムサウンド車は初めてで、調査をしながら作業を進めていて、
福岡店は火曜・水曜の週休2日ですが、水曜日も出て来て作業を進めていました。



ドアスピーカーのサイズとフレームは通常のホンダ純正の16センチですが、
黄色いケブラーコーンを使って、真ん中にロケットが付いている構造です。



リアサイドのウーファーは他のウーファーに換えるために取り外しましたが、フロントの16センチに対して、
13センチぐらいの小型の物で、エンクロージャーの構造で低音を増強していました。



リアにはトノカバーが付いていて、普通は荷物を見えなくすると言いながら、
実際にはラゲッジ下からのロードノイズを防ぐのが目的の物が多く、
新型ヴェゼルではウーファーの低音を前に届けるためか、薄い布になっていました。



リアのラゲッジサイドはウーファーを外した後に作り込んで、25センチ用のエンクロージャーを作りました。



フロントのピラー根元の外ドーム方のツイーターは取り外して、このツイーター自体は純正としては
かなり良い物を使用していますが、音色よりも定位を意識しすぎて、横のリング状の物が邪魔になって、
フォーカスがあっていても広がりの無い高音になるのでマウントごと外しました。



後ろは大きめのマグネットが付いていて、コンデンサーレスで帯域制限されたアンプから
ダイレクトに音が送られて来ていて、以前取り付けを行った新型のCR‐Vと方式は似ていますが、
車両アンプのフィルターの構造が違います。



ツイーターを外したAピラーは、サランネットを使ってレジェンドの過去のモデルの純正ぽく仕上げています。



ドアのアウタースラントのバッフルは完成して、金属リングでドアと繋いで、
内側をセメントコーティングして固めました。



車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来て、
コーティング剤が乾いたら13センチスピーカーを取り付けます。



今朝の時点ではセメントコーティングは乾いて、ZSP‐LTD15のユニットは取り付けてあるので、
これから音調整に入って、夕方にはお客様に納車出来る予定です。



(その4に続く)



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