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取付ブログ

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日産アリア 内見会でオーディオを試聴

2021-07-08
少し前のお話ですが、福岡の日産ディーラーから電気自動車のアリアの内見会があるから来ませんかと
誘われて、いつものディーラーとは違う店舗に見に行きました。



福岡店も宇部店もEV車の充電設備は持っているので、電気自動車でも問題無く乗れるのですが、
これまで完全な電気自動車は乗った事がなくて、充電が切れればエンジンで発電という車ばかり
4台乗り継いでいるので、航続距離がどのぐらい伸びているか興味がありました。



展示してあったグレードで航続450キロぐらいで、後から発売されるグレードで650キロだったか
660キロ走れる車が出るらしく、宇部⇒福岡間で途中寄り道をすると往復300キロぐらいですから、
届出値よりも実走行で3割マイナスでも大丈夫でしょう。



<p>オーディオの方はディスプレイオーディオで、CD・DVDプレイヤーはなく、
とりあえず聴き慣れたFM放送で音質を確かめる事にしました。



ドアの下の方に16センチスピーカーが付いていて、ミラー裏にツイーターが付いていました。



BOSEのマークが付いた小型のツイーターで、
「こんな小さいツイーターの割によく16センチと音が繋がっているな?」と思っていたら・・



ダッシュの上にスコーカーが付いていたので、比較的強い音域と弱い音域が出来ていない、
フラットに近い音でした。



ただ自分が乗りこんだ時は音が最悪で、フェダーが後ろに振ってあって、
トレブルが少し上がっているのにバスはマックスで、全てをセンターに戻してまともな音になって、
バスとトレブルを1クリック上げて勢いを付けてフラットに近いかな?という音質でした。



オーディオの音を聴いた後は後ろに回ってラゲッジルームを見ると、こんなに広いですというアピールか、
大きなゴルフバックが載せてありました。



ラゲッジの下には浅いアンダーボックスがあって・・



そのまた下の段には12Vの電装品用のバッテリーと、パンク修理キットが載っていました。



その奥の方に丸い小型のウーファーらしき物が付いていて、
「これの低音が聴こえないからフェダーが後ろに振ってあったのかも?」と思いながら見ていました。



来場されていた方からは「レクサスと比べて・・」という言葉が聞こえていて、
駐車場にも日産車以外の高級車が目立ちました。



EVでプレミアム層を狙った日産アリアは、価格は600万円台から700万円台と、
レクサスや輸入車と並ぶ価格帯で、EVならではのオーディオの音のクリーンさがあり、
とても気になる1台となっています。



新型ヴェゼル プレミアムサウンド車の音質アップ その2

2021-07-07
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルで、
10スピーカーのプレミアムサウンド車の作業の様子をお届け致します。



まずはフロントドアの内張を外すと、センターにロケットが付いたプレミアムサウンド専用のミッドが
付いていました。



防水シートには広範囲にゴムが貼ってあって、これは標準スピーカー車も同じです。



防水シートを外すと外板裏は何も貼ってなくて残響が残っていて、ここは先日の宇部店に入庫した
ヴェゼルのデーターを元にベーシック防振の作業を進めて行きます。



防振材を貼った後の撮影で、3種類の違った材質を組み合わせている部分が写っていて、
防振材の表の模様にも意味があります。



手前に違う材質が貼ってあるので、合計4種類の防振材を、共振点の違いを利用して、
ドア全体の響きをスムーズに抑えています。



外した内張のツルツルの裏面は、粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングを行います。



下処理を行うのと、意図的に規則性を持たないランダムな厚い薄いを作るので、
この作業はかなりの時間を要します。



内張が乾燥する間にラゲッジの左サイドにマスキングを行って・・



純正のサブウーファーを外して、違うサブウーファーに交換する作業を行います。



そうこうしているうちにセメントコーティングが乾燥して青みがかったコーティング剤が茶色に変化して来て、
完全に固まったのでスピーカーグリルをくり抜いてアウターバッフルを組み付けました。



やや斜め上で、やや手前に絶妙な角度を付けて、表面をレザー仕上げてアウター・スラントのバッフルが
完成しました。



前回の新型ヴェゼルのお客様がアウターバッフルで、今回もアウターで、新型ヴェゼルは2台続けて
アウター仕様となっています。



(続きはその3で)



新・お客様の質問にお答えして 第5話

2021-07-07
先日書き込みさせて頂いた、お客様の質問にお答えしての第4話は、
自分の中学生から61歳までをかなり急足でご紹介していので、長文でしたが内容がかなり端折られていて、
最後の方の測定データーの所をもう少し詳しく書いて欲しいというご要望がありましたので、
最後の部分を詳しくつ追加の内容を加えて説明いたします。



中学生から高校を卒業するまでコイルを巻いたり、コイルとコンデンサを合わせて波長を合わせて、
限られたパワーを有効に使って、同じ長さのアンテナでもいかに遠くに電波を飛ばすかの実験に
明け暮れていました。



ところが高校を卒業して車を持つ様になって、カーオーディオに目覚めたり、
ディスコに行く事やディスコのノンストップミックスを自分で作る事に目覚めて、
いつの間にかアマチュア無線から37年も離れていて、全く興味もありませんでした。



それから2019年の千葉の台風の被害を見て、停電したり通信網が断たれた時に事を考えて
無線機やアンテナを購入したら・・



「えっ!アンテナの同調って4分の1波長と5分の5波長だけじゃないの?」とビックリして、
8分の3波長や8分の6波長や2分の1波長でアースがいらないとか、
自分の知らない同調の仕方が開発されていて、それだけではなくて、
1本のアンテナで2波に同調させるのは知っていても、3波・4波・5波に同調させるという、
新しい方式が確立されていました。



そんなアンテナが開発されると周辺機器も学生の当時では考えられない様な物が作られていて、
2波に同調するアンテナを2台の無線機に分配するディプレクサーは
第一電波から1種類しか発売されていなかったのが、今は9種類発売されていて、
コメットからも6種類発売されていて、そのうちの6種類を自分は購入して駆使して、
複数のアンテナと複数の無線機を同調させています。



ディプレクサーの中身はコイルとコンデンサで、昼間仕事でコイルとコンデンサと格闘していて、
家に帰ってまでコイルとコンデンサの組み合わせで格闘して、よほど周波数に同調させるのが好きなのか、
もし37年間辞めていたアマチュア無線を再開しなかったら、4分の1波長と5分の5波長しか知らず、
複数のディプレクサーを使いこなすなどの手法も知らなくて、
ZSP発売20周年の記念のピュアコンを開発出来ていなかったでしょう。



15年以上使ったスピーカーで、「今が一番音が良く聴こえる。」と多くのお客様から喜んで頂けているのは、
この複雑な組み合わせをオーディオに転用しているからに他なりません。



前置きが長くなりましたが、お客様から希望されている余分なアクセサリーを付けた時に
同調が悪くなった時のデーターです。



まず宇部店の駐車場で夕方に7メガ用の車載アンテナを2個組み合わせて・・



あれこれ工夫してインピーダンス50オームとSWR1・5以下の理想値に近づけて、
まあまあな値で、後は無線機の手前にコイルとコンデンサを使ったアンテナチューナーを入れて、
それで理想値に合わせる予定でした。



ところが屋根の上にアンテナを上げて、そこに複数のアース線が引いてある物があったので
取り付けてみたら・・



いきなりインピーダンスは理想値の半分の25オームになり、オーム数が低いからと
能率が上がる訳ではなくて、左のSWRは1に近くなるほど無駄にパワーを消費されずに
最大限にパワーが活かされるという値で、完全に駐車場の時よりも悪くなりました。



そこでアース線を外して、エレメント2本だけにして、無線機の手前にコイルとコンデンサを入れて
調整したら・・



インピーダンスは50オームより少し上ですが、SWRはほぼ1の状態で、パワーが無駄なく送信されて、
最大の効率となっています。



これがピュアコンでいうマッチングが取れて、パワーが最大に活かされて純正のナビの内蔵アンプでも
音楽を十分に体感出来るという、「ここがマッチングがピーク!」というのと同じ状態です.



ただ無線とオーディオが違うのが、広い周波数でマッチングを取らないといけないので、
とんでもなく多くのパーツの中から選んで来ないといけませんし、回路も複雑になります。



更にオーディオはインピーダンスが変わると音色が変わり、これをイコライザーでレベルを上下しても
変えようがないので、本来なら大切な要素なのですが、これが業界的に重視されていないのが不思議です。



ピュアコン使ったシンプルなベーシックパッケージでもインピーダンスを制御しているので、
生音に近くて効率も高いのでビックリという事になります。



前の第4話で分かり難かった方も、今回の説明で少しでもお分かり頂けたら幸いです。



お盆休みのお知らせ

2021-07-07
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店のお盆休みのお知らせです。



8月16日月曜日・17日火曜日・18日水曜日はお盆休みとして休業させて頂きます。



8月14日土曜日と15日の日曜日は営業しておりますので、皆様のご来店をお待ちしております。



休暇中は皆様にご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解のほどお願い致します。



以上夏季休暇のお知らせでした。



新型ヴェゼル プレミアムサウンド車の音質アップ その1

2021-07-05
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。



熊本県からお越し頂きました。



新型ヴェゼルの作業は2台目ですが、今回は工場装着のディスプレイオーディオ付きのお車です。



ラゲッジルーム横にサブウーファーが付いていて・・



ディスプレイ後ろにセンタースピーカーが付いていて・・



Aピラーに大型の外ドームツイーターが付いている、合計10スピーカーのプレミアムサウンド車で、
ここからフルシステムに近い取付を行います。



作業に入る前にまず純正の状態の音を確かめて、バス・ミッド・トレブルの3トーンがフラットの状態では
やや低音が強めでした。



ただバスをマイナス1にすると逆に足らなくなって、防振をしていない状態ではここはフラットの方が
まだ聴けるかな?



調整項目を見るとサブウーファーが独立してレベル調整が出来て、入庫時にはもうお客様が下げておられて・・



それではセンターにとクリックを上げたら、ちょっと全体のバランスがおかしく低音ばかり勝っているので、
サブウーファーレベルは下げ気味が正解でしょう。



入庫した時点ではノーマルでは最善の状態に合わせてあって、
「さすがピュアディオを選ばれるお客様は分かっておられる。」と思って試聴を終えました。



試聴の後は内装をバラバラにして、あれこれと調査をしています。


 
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
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