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取付ブログ

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トヨタ・エスクァイヤ スピーカー取付

2021-05-19
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのエスクワイアです。



アルパインのエスクワイア専用のビッグXを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取付と、
ドア防振の作業を行いました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



写っている部分で4種類の防振材が組み合わせてありますが、
もう1種類が写っていない場所に貼ってあって、合計5種類を8カ所に分散して貼って、
その位置で最も響く周波数に合わせて減衰させて、トータルでドア全体の響きを抑えています。



一般的にデッドニングと呼ばれている手法とは全く違い、小気味良い本来の音楽に近い響きと、
ドアが重たくならないのが好評です。



今回は方ドア3面のフル防振の状態にしていて、サービスホールは金属シートを重ね合わせて貼り付けて、
芯を作る事で表面の震えを抑えています。



そのため切り口が多くなりますが、全てシリコンを塗って将来的な剥離を防いでいます。



またサービスホールには全くブチルゴムを使用していないので、広い面積のブチルゴムが震えて
太鼓の様になって、音圧は増えたが音色が実際の音楽と違って聴こえるという事が起こりません。
 


ドアの内張裏のセメントコーティングでは、そのままの内張ではコーティング剤が貼り付かないので、
全て手作業で粗目を付けています。



最初に機械を使って粗目を付けて、細かい部分は手作業で粗目を付けています。



ドアの純正の16センチスピーカーは取り外して、JBLのスタジオアムGTO600Cのミッドを
取り付けました。



ダッシュにはスタンドを使ってピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
上質でコストパフォーマンスに優れたフロント2WAYシステムが完成しました。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、以前同じエスクワイアでナビは違うものの同じスピーカーで
フル防振のお車があったので、その時と同じ値のピュアコンを取り付けました。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ビッグXのセッティング機能を使って音調整を行います。



まずは車種別チューンで値がセットしてあったタイムコレクションを全てゼロにして・・



グラフィック式ではなくて、複雑な調整のパナメトリック式のイコライザーを調整します。



お客様のお車には山口県にゆかりのある某女性ボーカリストの方のCDが入っていて、
自分はその方に何回かお会いして生の声を聞いているので、その方の声をイメージして
イコライジングを行いました。



実際には他の男性ボーカルの方の声や、生で聴いた事のあるミュージシャンの方の楽器の音を聴きながら、
おそらくスタジオではこの音で録音したであろうという音をイメージして、トータルで良い音で聴こえる様に
セッティングしました。



以前取付を行った同じ車種で同じスピーカーで同じ防振方法での実績があったので、
今回は比較的短い工期で極めた音で仕上げる事が出来ました。



トヨタ・ヤリス カーオーディオの音質アップ

2021-05-17
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのヤリスです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオのお車で、フロント2WAYのシステムの取付を行いました。



インナーパネルで覆われてサービスホールの無いドアに、外板裏にベーシック防振と、
内張裏にセメントコーティングの施工を行いました。



純正の16センチスピーカーを取り外して、インナー取り付けてピュアディオブランドの
ZSP-LTD15を取り付けて・・



ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、ピュアディオ推奨の
ハイエンド2WAYスピーカーとなりました。



更にリアのラゲッジにはナカミチのPA-1002Nのピュアディオチューンの物を取り付けて、
SKY3のスピーカーケーブルで前に戻しています。



世の中にはカー用のパワーアンプはかなりの種類の物が発売されていますが、
ナカミチの製品が最もクセが無くて本来の音楽に近い音で、それを更にブラッシュアップして
クオリティーを上げています。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、ピュアコンの8ピース構成の物を取り付けています。



右端にはオーディオテクニカ製のハイローコンバーターをチューニングした物を付けていて、
これでディスプレイオーディオのスピーカー出力をRCA化しています。



全ての結線が終わったら車両をカーポートの下に移動して、エンジンをかけて音調整を行います。



ピュアコンのパーツの組み合わせを、生演奏や生の声で聴いた事のあるアーティストさんの音源を複数使って
音を追い込んで行きます。



ピュアディオ推奨商品はどの部分にも色付けが無い商品を選んだり、独自にチューニングしているので、
トータルで生音やスタジオの音に近いサウンドに仕上げています。



三菱アイMIEV カーオーディオの音質アップ

2021-05-16
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、三菱のアイMIEVです。



倉敷ナンバーのお車で、岡山県からお越し頂きました。



8年前にピュアディオブランドのZSP-MIDを購入して頂いていて、
使い込んだユニットの状態に合わせてピュアコンをリフレッシュしました。



ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。



途中でナカミチのPA-502のパワーアンプを取り付けて、フロント2WAYのシステムとして
完結していました。



今回はピュアコンのメインのブラックボックスと、後付けのコイルを変更して、
8年間鳴らし込んだ状態でピークの状態にセッティングしました。



スピーカーケーブルはアンプと同時期にピュアディオブランドのSKY-3に交換していて、
かなりクオリティーの高いフロントシステムです。



ダッシュには2種類の防振メタルを貼り合わせて、振動による震えを抑えていて、
ツイーターとツイーターの間に音像が浮きやすくしてあります。



ブラックボックスは8年前の2桁表記の物から、最新版の4桁表記の物に交換して、
コイルと合わせて何個も数値を変えながら試聴を繰り返して、
カロッツェリアのDEH-970のイコライザーがフラットの時に最も生音・生声に近い状態に
セッティングしました。



宇部店・福岡店共にEV車用の充電システムが設置してあるので、EV車やPHEV車はフル充電の状態で
納車する事が出来ます。



音質的にはフル充電の時が最も音質が良くて、リフレッシュして音質が上がって、
その状態がピークで岡山県に向けて帰る事が出来ます。



来月でZSP-MIDが発売から20周年になりますが、新品のコーンが固い状態から、
鳴らし込んで柔らかくなった状態での再セッティングは非常に好評で、
多くのお客様から「これまでで一番良い音で鳴っている!」と好評です。



新型ノート ディスプレイオーディオ車の音質アップ 前編

2021-05-15
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のノートeパワーです。



当社の青いノートeパワーは先代の車なので、ハンドルのこの部分がプロパイロットデアはなく、
普通のレーダークルーズなので、いいなと思いながら眺めていました。



オーディオの方は日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車で、ディスクの再生機能の無いお車です。



すでに福岡店で一台取付を行っていますが、かなり難のある車種です。



最初の一台の時に撮影した写真を元に作業を進めていたら・・



昨日は福岡店にいた自分に専務が何度も電話をかけてきて、フロントスピーカーの音色がうるさくて、
ツイーターの音が邪魔と言って来ました。



いえいえ、新型ノートはツイーターのグリルらしきものは付いていても、そこはただの模様で・・



ピラーの中にもツイーターは入っていませんし、ダッシュにグリルも無い、完全なフルレンジの状態です。



先代のノートよりもドアスピーカーのグリルを荒くして音のヌケを良くして、
ディスプレイオーディオの高音域をあらかじめ強く再生させて、
それでフルレンジのスピーカーで無理をして高音域までツイーター付きと同じレベルか、
それ以上のレベルで再生させているのでうるさく聴こえるのでした。



最近書き込んだブログで純正のデュアルコーンで再生する音域をピュアコンでカットして・・
という文章を何回か書いていますが、そのピュアコンでカットしている音域を逆に上げているので、
妙に明るくて荒い音がしていて、モノラルの測定ではほぼフラットが得られても、
音色的には変というのがこのディスプレイオーディオ+フルレンジデュアルコーンの状態なのです。
 


FM山口の放送を聞くと、実際に本人に何度も合って生声で聞き慣れたパーソナリティーの声が
違って聞こえるので、これから改善して行きます。



後は後編に続く
 

ベンツEクラス スピーカーの音質アップ

2021-05-14
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ベンツのEクラスのワゴンです。



自分はW212型のEクラスの前期型と中期型に乗っていましたが、こちらは後期型です。
 


全車異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
ドア防振の作業を行いました。



W212型の後期モデルはEクラスとして最後の16センチスピーカー車で、
自分は前期中期と乗り継いで、後期モデルが欲しかったのですが、
輸入車のトレンドがドアの上の方の10センチスピーカーに変わって来ているので、
そちらのモデルの対応が出来るデモカーをという事で後期モデルの購入を諦めたという経緯があります。



中期モデルを11万キロ乗ったところで他の車種に乗り換えたので、
前期モデルと合わせてW212だけで14万キロぐらい乗っているので、かなり思い入れのある内装です。



作業の方はまずドアの内張を外して、インナーパネルに防振メタルと防振マットを貼り合わせます。



リアドアの内張も外して、防振メタルと防振マットを貼り合わせます。



金属で出来ていて、カーン!という高い響きの場所が多いので、メタルを中心に防振を行って行きます。



続いて外した内張に下処理を行って、前後のドア共にセメントコーティングの施工を行います。



ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、
ミラー裏の純正ツイーターの位置は使わずに、ダッシュの上にピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、上質なフロント2WAYスピーカーとして鳴らします。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、W212のEクラス専用のチューンの値のピュアコンを
取り付けます。



最後にバス・トレブル・フェダーを調整して、納車の準備に入ります。



W212のオーディオは本体の特性が前期・中期・後期と微妙に違っていて、
年式ごとにチューニングは変わっています。



初期型のW212を下取りに出して、中期の車が納車された時に、
ディーラーのセールスマンが自走で乗って帰られたのですが、ベーシックパッケージの状態で
下取りに出して、ドア4枚の防振効果で、「同じW212とは思えないぐらい静かでした!」と
後日言われていて、その車を買われた方も「音が良かった。」と喜ばれていたとセールスの方から聞きました。



好きこそ物の上手なれではありませんが、そんな実績を感じた今回の作業でした。



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