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取付ブログ

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マツダ6 カーオーディオの音質アップ

2021-02-28
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのマツダ6です。



山口県のお隣の広島県から来店して頂きました。



マツダコネクト付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、全後のドアの防振の作業を行いました。



こちらのマツダ6がBOSEサウンド車で、ドアにフロントマグネットの薄型ウーファーが付いていて、
車両アンプから低音のみが送られて来ています。



見た目は20センチに見えますが、フレームの内側で寸法を測ると、可動部分は18センチでした。



ダッシュの上には中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、車両アンプから低音がカットされた
音信号が送られています。



ピュアコンで中音と高音を分離して、スコーカーを中音のみで鳴らして、
高音のみを独立させてピュアディオブランドのATXー25ツイーターで再生させて、
ガラスの反射の無いストレートなサウンドを鳴らしています。



マツダ6とアテンザはオーディオの特性はほぼ同じだったのですが、
ドアの防振ではドア内の鉄のハリの位置が変わっていて、アテンザのマニュアルが使えなかったので、
前後のドア共に新しく響きの調査を行いました。



前後の内張共に一度吸音フェルトを外して、セメントコーティングの施工を行った後に
フェルトを元に戻して、ドアに組み付けました。



入庫した時は低音も高音ももの足らず、低音が6クリックと高音が4クリック上がっていて、
全ての取付が終わった時はかなりパワフルでクリアーになっていて、
バス・トレブルはあまり動かさない状態で調整を終了しました。



最近はインピーダンスが特殊で、車両アンプに音域制限がかかっている車種が多く、
それに満足されない方が増えていますが、サウンドピュアディオではプレミアムサウンドに対応した
ピュアコンで音質アップを図っています。



マツダ・ロードスターRF スピーカーの音質アップ 前編

2021-02-27
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、マツダのロードスターです。



電動でメタルトップがオープンするRFで、最初からBBSのホイールが装着されているお車です。



納車前にディーラーから持ち込まれて、スピーカー周りの作業を行っています。



ドアの内張を開けると16センチサイズのエッジがかなり膨らんでいるウーファーが付いていて、
「これはCX-3のBOSE車と同じスピーカーでは?」と思いましたが、
スピーカーグリルにはBOSEのマークは付いていません。



スピーカーのフレームにBOSEとマツダのマークが付いていて、BOSE車と確認しました。



ディーラーから納車前に運ばれて来ていたので、ちょうどマークの部分がマスキングされていました。



お客様のご依頼で、納車前に作業を行って、納車されたら直ぐに良い音で音楽を聴かれたいという事で、
作業が終わったらまたディーラーさんが取りに来られます。



ロードスターのドアはサービスホールがパネルで覆われていて、その部分を外してこれから外板裏に
ベーシック防振を行います。



外した内張にはツルツルのプラスチックの表面に粗目を付ける下処理を行って、
セメントコーティングを行いました。



ダッシュ上の左右はマスキングを行って、これからJU60ツイーターのワイドスタンドの型取りを、
パテを使って形成して行きます。



BOSE車なのでスピーカー出力の帯域制限などの制約がありますが、
これまでの他のマツダ車のBOSEサウンド車などのデーターを元にして、対応させて行きます。



(続きは後編にて)




 

 

トヨタ・ヴィッツ スピーカーの音質アップ

2021-02-26
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヴィッツです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていたところからのシステムアップです。



ツイーターはアップグレードのATXー30を使用しています。



ベーシックのWパッケージはベーシックパッケージにフロントのドアの外板裏の防振をプラスした物で、
外板裏に何も貼ってない車種では絶大な効果があります。



そういえば昨日のクロスFMの放送で、小高い丘の公園の駐車場で昼寝をしていたら、
少し離れた駐車スペースに止まっていた女性の車がハンズフリーで電話で話していて、
ドアから相手の声がダダ洩れで、その内容が別れ話でエキサイトしていた彼氏側の声が外に漏れているとは、
本人は全く気付いていなかったという話が読まれていました。



確かにノーマルのドアだとドアスピーカーの音が丸聞こえなので、
オーディオの音質アップ以外にもベーシック防振は役立つなと思いながら聞いていました。



今回はベーシック防振にプラスして、ドアの内張へのセメントコーティングを追加しました。



ドアからロードノイズが入りやすいからか、大きめの吸音フェルトが3枚も貼ってありました。



そこを一度剥がしてセメントコーティングを行いますが、けっこう厚いですね。



それでも完全に取り切れないという事は、かなりのロードノイズなのでしょう。



外した内張は表面がツルツルで、これではコーティング剤が貼り付かないので、
大まかな所は機械で削って、細かい所は手作業で削って、剥がれない様にしてから塗り込んで行きます。



下地が出来たら全て手作業で、厚い部分と薄い部分を規則性を持たないランダムに作って行き、
時間をかけて乾燥させます。



その間にリアの何も施工していないドアに、ベーシック防振の施工を行います。



響きの中心を見つけて、どの場所にどの材料を貼るかマーキングして、複数の共振点の違う材質を
貼り合わせます。



その間にセメントコーティングが乾燥して来て、最初は青白かったコーティング剤が
乾燥と共に茶色っぽくなって来ました。



これは石灰石などの自然の成分だけだとひび割れが起こってはいけないので、
たわみを持たせるつなぎの成分が乾燥と共に化学変化を起こしているからで、
セメントと言いながらも普通の材質とは明らかに違うという証拠です。



このトヨタの純正ナビは0・5デジベルステップで音の強弱が付けられて、
フロントのセメントコーティングの追加と、リアのベーシック防振の追加による音の変化に合わせて、
これからイコライジングを行って行きます。




 

トヨタ・ヴォクシー カーオーディオの音質アップ

2021-02-25
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのヴォクシーです。



クラリオン製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ドアのフル防振やアウターバッフルを製作していたシステムをお使いでしたが、
システム変更のために入庫しました。



ドアにはアウター・スラントのバッフルが製作してあって、ピュアディオブランドの
ISPー130が取り付けてあります。



ツイーターはこれまで取り付けられていたJBL製の物を取り外して、
ワイドスタンドをワンオフで製作して、JU60ツイーターを取り付けました。



ピュアコンはJU60に変更に合わせてブラックボックスを交換して、ISPー130の特性に合わせて、
ZSPシリーズの時よりはツイーターの周波数レンジが広い物を取り付けています。



使用しているスピーカーケーブルは全てピュアディオブランドのPMBで、
以前から長い期間お使いだったので、末端のギボシを切り取って、
新たに焼き直しを行ってから新しい24金メッキのギボシ端子を付けます。



端子を飛ばして被覆を剥くと、細い線の1本1本が全て絶縁してあります。



それを約370度に熱したハンダ槽に浸けてエナメル質を焼き切って



全ての線が導通する様になってから24金メッキのギボシを取り付けます。



そして全ての結線が終わって音が出る様になったら、クラリオンのナビのイコライザー調整を行います。



クラリオン製のこの年式のナビオーディオは非常に音にクセが無くて、
フラットでも十分に音楽が楽しめる音ですが、1カ所1クリック動かして、
最も生音・生声に近い状態に合わせてから出庫となりました。
今回最終調整に使ったCDはご覧の4枚で、もう40回ぐらいお会いしている
DEENさんと上妻宏光さんと、直近でお会いした国府弘子さんとShihoさんのアルバムの4枚で、
全てのCDの声と楽器の音がきちんと聴こえるまでピュアコンの値変更を行いました。



1990年代は国府弘子さんのCDが調整用で、2000年代の全半は上妻宏光さんのCDが
調整用というのを公言していましたが、今考えたらもっと早くご本人に会える努力をしていたら、
今の音に10年ぐらいは早く辿り付いていただろうと、しみじみ感じています。

ホンダNボックス スピーカーの音質アップ

2021-02-24
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの
取付を行いました。



入庫したら直ぐに純正の音を一度確かめて、ドアの下の方に付いている16センチスピーカーでは、
高音域や中音域の上の方の表現はかなり欠けている状態でした。



ダッシュ上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
市販のトレードインスピーカーよりはワイドレンジで高音域を再生させて、
フロント2WAYスピーカーに変身させます。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルの
4ピースのセットに、オプションのSSFを加えて6ピース構成で取り付けていて、
純正16センチスピーカーは2つの音域をコントロールしているので、
かなり音質が改善出来て、その上に上質なATXー25の高音を重ねています。



またピュアコンからATXー25までは高音域を重視した赤みがかった専用のPSTケーブルで
送っています。



以前はベーシックパッケージのツイーターはアメリカのJBL社の25ミリ外ドームタイプの
普及モデルを使用していて、JBL社が25ミリをやめて
19ミリのレンジの狭いツイーターにモデルチェンジした時に、
ピュアディオブランドのATXー25の外ドームツイーターをベーシック用として採用しました。



ただ大手JBLのツイーターから自社ブランドに変えるというのはイメージ的にリスクがあって、
それを払拭するためにツイーター用に高音域重視の専用のケーブル新開発するという事で、
これまで以上の音質アップを図って、逆に自社ブランドのツイーターになってからの方が
売れ行きは上昇しました。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、純正ナビのサウンド設定を行います。



この画面はケンウッド製で、音を強調する機能は全てオフにして、素の音にしてから
イコライザー調整を行います。



ケンウッドのナビは高音が強くて低音が薄いというイメージがあったのですが、
このモデルは低音がかなり強くて、低い方の周波数を1クリックづつ下げて音のバランスを取りました。



それでもまだ高音側が負けている様な気がしたので、
イコライザーの高音側を上げると音が荒くなったので、ピュアコンの値をあれこれと変えて
高音側を伸びる様にしました。



自分が実際に何度もお会いして生音・生声を知っているアーティストさんの楽曲を使って
音を追い込んで行って、最後の最後はDEENさんの最新アルバム『ポップ・イン・シティ』から、
4曲目のプラスティック・ラブでボーカルの池森さんの声が
本人の声に一番近い組み合わせと判断して、そこで調整を終了しました。



今回入庫したNボックスはとんでもなくピカピカのタイヤだなと思っていたら、
走行距離は20キロ台で、以前家族の方がベーシックパッケージを取り付けられて音が良かったので、
納車されて直ぐに入庫されたのだと思いました。



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