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取付ブログ

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スバル・レヴォーグ カーオーディオの音質アップ その2

2021-01-08
今日ご紹介する1台は、昨日の続きで宇部店の作業から、スバルのレヴォーグです。



ベーシック防振の施工が終わって、サービスホールに金属シートを貼る作業を行いました。



ピュアディオでは金属シートの切り口に全てシリコンを塗って、将来的に剥がれが起きない様にしています。



外したドアの内張にはセメントコーティングの施工を行って、方ドア3面のフル防振となりました。



リアドアにもセメントコーティングの施工を行い、静粛性と断熱性をアップさせています。



ロードノイズが進入しやすいリアのハッチの内張には最初から制震材が貼ってあり、
それを一度外してからセメントコーティングを行いました。



フロントAピラーにもセメントコーティングを行って、当社のデモカーのレヴォーグと同じ仕様にしています。



更に後部座席の座面を取り外して、その下に制震材を敷き詰めています。



フロントのダッシュにはマスキングを行って、ワンオフでツイーターのワイドスタンドを製作します。



ラゲッジは分解していますが、ここにアンプボードとウーファー用のエンクロージャーをこれから製作します。



当社のデモカーのレヴォーグはベーシックパッケージから始まって、
仕事の合間合間にシステムアップして行ったので、まさか一から同じ仕様にすると
こんなに時間がかかるんだなと、驚いています。



(その3に続く)



スバル・レヴォーグ カーオーディオの音質アップ その1

2021-01-07
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのレヴォーグです。



オーディオレスの状態で入庫となって、フルシステムの取付を行っています。



内容はナビの機種以外は全てデモカーのレヴォーグと同じ内容で作業をして行きます。



まずはフロントとリアのドアの内張を外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。



ドアの響きの中心を見つけて、その場所の響きの周波数に合わせた材質と形状の
物を貼り合わせて、ドアが重たくならない割に減衰力の高い防振を行います。



物量で勝負している一般的なデッドニングと違うのは、
ブチルゴムの量を減らす事でドロンとして低音の量だけ稼ぐ方法と違い、
小気味良い本来の音楽としての響きを得るための最低限の量というやり方で、
デッドニング=殺すという表現も、いかにも音楽の良い部分を殺している気がして、
ピュアディオではデッドニングという表現は使っていません。



外した内張にはコーティング剤が余分な場所に染み込まない様にマスキングして、
剥がれが起きない様にマスキングします。



表側は作業中にキズが入らない様に全面をマスキングしています。



ハッチの内張も外して、デモカーと同じ様に施工して行きます。



全ての作業はどこにどんな施工をするのか、全て手順書が作ってあります。



実車を買って施工を行って、高速道路の走行も行ってノイズの進入場所や周波数も分かっているので、
安心して作業に預けて頂けます。



リアのハッチの内張裏には吸音フェルトが最初から貼ってあって、
ここからのロードノイズが多い事を物語っています。



デモカーのレヴォーグは仕事の合間合間で作業を行っているので、
通しの作業での紹介はこれが初めてとなるので、
レヴォーグのオーナーの方は後の回も含めて是非ご参考にして下さい。



(その2に続く)



三菱EKスペース カーオーディオの音質アップ

2021-01-06
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、三菱のEKスペースです。



カロッツェリアの大画面のアプリユニットを装着した状態で入庫となって、
以前ベーシックパッケージを取り付けて頂いていました。



ATXー25を使用して、ドアの高い位置に16センチスピーカーが付いているので、
かなり中音域は濃く鳴っていました。



今回はシステムアップで、運転席下にJBLのモノラルパワーアンプを取り付けて、
ラゲッジに25センチウーファーを取り付けて、低音域を大幅にアップさせます。



アプリユニットは一度取り外して、モノラルアンプまで音信号を送って行きます。



アンプで低音域だけをモノラルで増幅して、ピュアディオブランドのPSTケーブルで
ラゲッジまで送って行きます。



ラゲッジに取り付けるのはサウンドピュアディオのロゴの入った25センチウーファーで、
荷物の積み下ろしでウーファーが痛まない様に頑丈なグリルが付けてあります。



ウーファーのレベル調整は、ETCの下にアンプに付属のダイヤルを取り付けて、
自由に低音の量がコントロール出来る様になっています。



元々4ピース構成だったグローブボックス下のピュアコンは、1品パーツを追加して、
16センチスピーカーの100ヘルツ以下の低音をカットして、ウーファーと同じ音域が
重ならない様にしています。



アプリユニットのハイパスフィルターでも低音はカット出来ますが、
中音にくすみが出るためにピュアコンで調整しています。



最後にイコライザー調整を行って、音を調整しますが、1カ所1クリック動かしたところが
最も生音・生声に近くなったので、そこで調整を終了しました。



細かい組み立てがまだ残っていますが、明日お客様に納車致します。



元々EKスペースのベーシックは中音域が濃いので、25センチウーファーを追加でも
全体の音域のバランスは取れています。



今日から営業が始まりました

2021-01-04
今日1月4日よりサウンドピュアディオの新年の営業が始まりました。



皆さん、今年も1年宜しくお願いいたします。



今朝は福岡店に出社して、閉店までここで仕事をしています。



福岡店内のデモカーは昨年の秋ぐらいからスバルのステラが入っていますが、
入れ替えると言いながらもいまだに代わっていません。



宇部にある車と交換しないといけないのですが、近年車のリコール作業が増えていて、
今日宇部でリコール作業が終わった車を福岡店で今週移動して入れ替えます。



年末はかなりの数のピュアコンを取り付けて、2店の在庫表を見ると
ゼロの値があちこちに見られたので、年末と年始に少し出て来て自分は仕事をしていました。



ちょこちょこ作ってこのぐらい仕上がりましたが、まだ製作していかないと
全てのストックが揃いません。



人の出入りも無くて、電話もかかって来ない製作室で、集中して仕事に励みましたが、
BGMのマークレビンソンのアンプとちょっと古いB&Wのスピーカーで良い音を聴きながら
仕事に励んでいました。



仕事をしながら、「ホームオーディオのスピーカーって、
なんで古い物の方が深みがあって聴き疲れしないんだろう?」と思っていて、
最近のホームオーディオのスピーカーは「これが欲しい!」という物が無くて、
昨年末は往年のスピーカーを何セットもリファインしてお客様にお渡ししました。



また昨年はいがわブログに無線のネタが多くて、お客様から「無線の話が多すぎる。」
とのご指摘を頂きました。



確かに無線とオーディオって全く無関係に思えますし、
自分自身37年間もアマチュア無線から遠ざかっていて、
まさかもう一度始めるとは思っていません」でした。



ただ無線をもう一度始める事によってカーオーディオの音が
良くなって来たというのを感じておられるお客様もおられるのではないでしょうか?



前に福岡のマンションのベランダのアンテナのマッチングをあれこれ変えていたら、
進む電波に対して送信出来ずに跳ね返って来る電波をゼロにしたら、
3メートル長のアンテナで届いていた場所に1メートル長のアンテナで届く様になったという事を
書き込みましたが、あまりに進む電波に対して反射側がゼロなので、
「これは片方のメーターが壊れてゼロでは?」とふと思って、
今朝マッチングが取れていないアンテナにつないで測ってみました。



すると反射して来る側のメーターは確かに振れていて、
その代わりに送信のパワーは20Wを切っていて、
上の写真では40と60の間を指しているので、50Wという事なので、
マッチングが合っていないと実質的に40%以下のパワーしか出ていないという事が分かりました。



中学・高校とアマチュア無線に明け暮れて、少しでも効率を上げて限られた資源で
少しでも遠くに電波を飛ばすために、マッチングを取る事に夢中になっていて、
それがカーオーディオで物量で勝負しなくても、
シンプルなシステムで良い音を再生するという根源になっているとあらためて感じました。



だから少しマッチングがずれている所に目をつぶると、どんどん効率が悪くなって、
パワーが無駄になるだけでなくて、よじれた音を聴く様になってしまうので、
ブラックボックスやコイルの微妙な値の違いが低価格で高音質を再生出来るかどうかの
肝になっています。



それと一般的にピラーに埋め込んでカッコ良く見せるツイーターも、
ピュアディオではスタンドを使って角度を付けてシンプルに取り付けているのも、
金属の影響を受けない事を考えての位置です。



この位置も理想的な音の放射という意味では、音質ではピラー埋め込みで
絶対に有利な位置です。



これも無線で得た技術によるもので、上のメーターの違いの様な差が出ます。



ただし無線はメガヘルツ、オーディオはキロヘルツで、オーディオが周波数が細かく変化するのと、
更にステレオで左右に違いがあって測定不能なので、耳で追いかけるしか方法がありません。



モノラル測定や1つの周波数でのインピーダンス特性を測るなどの方法もありますが、
測定機に頼る過ぎてデーター重視になると音が面白くなくなるのがオーディオで、
2004年に完全に壁にぶち当たって、それから2年遅れて『歌っている人、
演奏している人に直接会って、生声・生音を聴く』という手法にたどり着きました。



そういう意味では電波に興味を持って、放送局というものに興味を持って、
そこからオーディオのお店を開くという、カーオーディオ業界では唯一の手法で
音造りを行っていて、もし電波や放送に自分が興味を持っていなかったら
どんな音になっていたんだろうと、ちょっと怖くなりました。



今年も普通のオーディオショップとは違う切り口で良い音というか、
元の形に近い音について書き込んで行きますので、
サウンドピュアディオを宜しくお願いいたします。



トヨタ・ハリアー 静粛性と音質をアップ

2020-12-29
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのハリアーです。



昨日は1日で2台のハリアーの音調整を行うために、一日で宇部・福岡間を往復していました。



ナカミチのCDー700を使ったフルシステムが付いているお車ですが、
今回はフロアー防振とピュアコンのアップバージョンの取付で入庫しました。



全ての座席とリアのユニットを一度取り外して、床に防振材を貼って行きました。


防振作業が終わったらユニットを元に戻して行きます。



それと同時にピュアコンをコンデンサを選りすぐりに特別に選別したピュアコンを取り付けて、
コイルも交換してマッチングを取り直します。



ただしフロントの組合わせがかなり特殊で、一見ISPー130に思えるこのミッドは、
普通のZSPの倍以上の値段がする限定モデルで・・



ツイーターはB&Wの青いドームの限定品で、それに合わせるピュアコンは
普通のZSPやJU60用とは違う値のブラックボックスとコイルが必要です。



年末なのでもう福岡店でB&Wのツイーター用のピュアコンは使わないだろうと、
票を見てB&Wで使えそうなユニットとコイルは全て宇部店に移動して来て・・



それにプラスして新たに選別しているコンデンサのストックから選りすぐりで
ブラックボックスを作って、何種類かの組み合わせで最も生音に近い値を探りました。



ピュアコンのマッチングが取れて、最後にピュアディオチューンのデジタルプロセッサーに
タブレットをつないでイコライザー調整を行って、ハリアーの作業は終了しました。



限定ユニットならではの、極めたチューニングが必要でした。<



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