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取付ブログ

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日産デイズ・ハイウエイスター スピーカーの音質アップ

2020-11-09

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のデイズのハイウエイスターです。

 

 


日産純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。

 

 


ベーシックは入門者用のパッケージですが、ナビの根元から低ロスで音信号を取り出すために

一度手前に取り出しています。

 

 


取り出した信号はグローブボックス下に送って、4ピース構成の現行デイズ専用の値のピュアコンに繋ぎます。

 

 


ピュアコンを通った信号は純正ドアスピーカーと後付けツイーターに分配して送られて、

先代のドアの中央付近にあった16センチスピーカーは、ドアの下部に移動していて、

低音の量は増したものの、先代モデルほどのボーカル域は強く出ません。

 

 


純正ツイーターより下限周波数が広いピュアディオブランドのATX-25でボーカル域の上の方を

カバーします。

 

 


またソフトな外ドーム構造のツイーターで、純正ツイーターよりは滑らかな高音を理想の向きで

再生させています。

 

 

 

全ての結線が終わるとナビの音設定を行って、イコライザーパターンはプリセットされているおすすめという、

ノーマルではメリハリがあるものの、音をチューンして整えるとかなりどぎつい音になっていました。

 

 

 

またベースがパナソニック製なので最初から100センチのディレイがかかっていて、

それを全てゼロにして音を自然な状態にしてからイコライジングを行いました。

 

 

 

イコライザー調整とプリセットと再生画面を何度も繰り返して、2カ所1クリックづつ動かしたところで

音調整は終了しました。

 

 


デイズのお客様はFM山口のヘビーリスナーという事で、

FM山口のパーソナリティーの声がより本人らしく聞こえるセッティングで納車させて頂きました。

 

 

 

ランドクルーザー・プラド スピーカーの音質アップ

2020-11-08

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのランドクルーザー・プラドです。

 

 


ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。

 
 
 

プラドのドアスピーカーは縦に楕円の表面積の大きいウーファーで、

低音はパワードのウーファーの音域まで出るぐらいの量が出ていますが、

逆に上の方の周波数帯が弱くなっています。

 

 

 

ダッシュのスピーカーはスコーカーサイズに見えますが、

実はプレートの真ん中にツイーターが付いているだけなので、薄く感じる音域が出来ています。

 

 


そこでピュアディオブランドのアップグレードツイーターの、

ATX-30Jを使ったベーシックパッケージを取り付けて、音質改善を図りました。

 

 

 

ナビオーディオは一度インパネを分解して取り出して、

裏にピュアディオブランドのPSTケーブルを繋いで、グローブボックス下にひいて行きます。

 

 

 

(ナビ分解写真は他のプラドから転用)

 

 


グローブボックス下にはMDF板を敷いて、現行プラド用のATX-25用のピュアコンを

一度取り付けました。

 

 


ケンウッドのナビには音を強調する機能が沢山入っていて、一度それらを全てオフにして、音調整に入ります。

 

 

 

ATX-30Jは音域が広いので、徐々にレンジが広いブラックボックスに変えて行って、

広すぎる一歩手前の綺麗に再生されながら最も広いレンジを設定しました。

 

 


イコライザーはフラットでも十分音楽が楽しめるレベルですが、

あれこれパターンを探って、更に生音・生声に近くして、セッティングを終了しました。

 

 


ご本人が音の良さに喜ばれているのは当然の事、お子様も音が良くなって喜ばれていました。

 

 

 

マツダCX-8 BOSEサウンド車の音質アップ 後編

2020-11-07

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、マツダのCX-8の後編です。


マツダコネクトでBOSEサウンド車という制約がある中、フルシステムの取付を行いました。


ラゲッジルームにあるマツダ純正のBOSEウーファーを取り外して・・

 




フロアを作り込んで、左側に25センチウーファー用のエンクロージャーを埋め込んで、

右側にパワーアンプ2台とデジタルプロセッサーを取り付けています。

 

 


ユニットはピュアディオブランドのZSPウーファーで、

エンクロージャーの中はセメントコーティングしてあります。


フル防振したフロントドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、

内側をセメントコーティングしています。

 

 


取り付けたユニットは以前に乗られていたお車から移設して来た

ピュアディオブランドのZSP-MIDで、スピーカーグリルは

新たにZSP-LTD15用のエンブレム付きの物を取り付けました。

 





ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、B&Wのゴールドのドームの限定品を、

前に乗られていたお車から移設して取り付けています。

 



助手席のシート下にはナカミチのCD-700KKを取り付けて、

BOSEシステムのアンプに送る途中のプリレベルの信号を取り出して

外部入力に入れて、ラインアンプとして固定ボリュームで使用しています。

 

 


当初は外部アンプも取り付けるのは無理ではないかとお客様にお伝えしていたのですが、

良く調べるとガソリン車は手を入れられる可能性がかなりある事が分かり、

能な部分は全て移設して取り付ける事になりました。


グローブボックス下には合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、

そこに繋がっているピュアディオブランドのPMBケーブルは全て

末端の焼き直しと端子を新しい物に交換してリフレッシュしています。

 



マツダコネクトのBOSEサウンド車は元のプリが低音が強めになっているので、

バスとトレブルに2クリックの差を付けていましすが、レベル的には合っても

ツイーターを1クリック上げると音が荒くなったので、トレブルゼロの

バスマイナス2にして後はデジタルプロセッサーで調整を行いました。

 

 



当初はフルシステムの移設は無理と思われていたCX-8のBOSEサウンド車も、

綿密な調査とガソリン車だったという運の良さでお客様のご希望に添える形で取付が出来ました。



最後にアイドリングストップが足かせとなりましたが、自社開発の『マツダロング』という、

エンジンをかけて少し待ってやや長押ししないとアイドリングストップが解除出来ない車種にも対応している、

アイドリングストップキャンセラーで過去の名機のエラーを防いでいます。

 



今考えられるCX-8の純正オーディオを使用した、最上のシステムが完成しました。

ホンダNボックス スピーカーの音質アップ

2020-11-06

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。

 

 

 

ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着た状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行います。

 

 


この年式のNボックスは当社で現車を購入してパッケージの開発を行っていて、

ドアのかなり下の方にあるフルレンジスピーカーに、ツイーターをプラスして2WAY化しています。

 

 


ドアの内張とスピーカーと防水シートを外して、

何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。

 

 


ホンダ純正の16センチスピーカーは表面が通常は黒ですが、

この年式のNボックスだけ灰色で、材質の違いから中高音が伸びる様にしてあります。

 

 

 

そのため着座位置で黒いコーンのNーONEと同じ特性となり、

スピーカーまでの移置が離れているNボックスと共通のピュアコンになるという不思議な状態です。

 

 

 

普通は純正スピーカーは音が悪いから変えてしまうという発想が、

ベーシックパッケージでは純正スピーカーの特性を熟知して改善する事で、

トレードインスピーカーよりもはるかに元の音楽に近い音を再生させています。

 

 


ベーシックパッケージの特徴でトレードインスピーカーと明らかに違うのが、

ほとんどの車種で一度ナビを取り出して、裏から音信号をダイレクトに取り出しているところです。

 

 


取り出した信号はピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで送って行って、

先代のNボックス専用のピュアコンを取り付けて、今回はオプションのSSFを取り付けて、

6ピース構成で音をコントロールしています。

 

 


ダッシュまではPSTケーブルの赤みがかった高音専用モデルを使用して、

同じコストでも高音を重視したケーブルを使う事で、性能アップを図っています。

 

 


ダッシュにはスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、

左右が違う形状のダッシュに専用の角度のスタンドで対応しています。

 

 


全ての結線が終わったらナビオーディオの音調整を行います。

 

 


この表示はクラリオン製ですね。

 

 


防振の威力もあって低音がアップして、低い周波数を少なめにしてから、

中高音はフラットで一番生音・生声に近くなりました。

 

 


現在は当社のNボックスは楽ナビが付いていますが、

パッケージ開発当時はクラリオン製のナビが付いていて、全く同じ値のピュアコンで、

同じイコライザーパターンで最高の音が鳴る様になっています。

 

 


全ての車を買って開発という訳には行きませんが、年に何台かの車を購入して、

それで時間をかけてパッケージ開発を行って、その経験を元に他の車種に展開して行っています。

 


 

ジャズピアニストの国府弘子さんと

2020-11-05

昨日は午後から福岡市中央区清川にあるFM福岡の本社スタジオへ行って、

サウンドピュアディオ関連の番組の収録に立ち会っていました。

 

 


以前は来社ゲストが4人・5人という時もあったのですが、

今はコロナウイルスの影響で東京から来られるゲストもほぼ無くて、

3日の日に福岡美術館のイベントで来福されていたジャズピアニストの国府弘子さんに一泊して頂いて、

昨日番組収録をさせて頂きました。

 

 


サウンドピュアディオ関連の番組収録は3月に行ったのが最後で、

それから5月に東京とリモート収録でジャズピアニストの小曽根真さんの番組収録を行っただけで、

6・7・8月は以前放送された『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 音解(オトトキ)』を

再編集して放送していました。

 

 


そういう事を考えたら久しぶりのサウンドピュアディオ関連の番組収録で、

「8か月ぶりのFM福岡のスタジオ入りなんだ!」と、

知らない間にこんなに長く遠ざかっていた事を驚きました。

 

 


今回の収録では国府弘子さんの24枚目のアルバム『ピアノパーティー』についてと・・

 

 


来年の2月19日に北九州市の黒崎ひびしん大ホールで行われるコンサートのお話や・・

 

 


その翌日の2月20日に行われる福岡市警固のボーダーで行われるライブについてのお話をして頂いています。

 

 


自分は火曜日に国府弘子さんの生演奏を聴いて来たばかりで、

素晴らしい演奏なのでお近くの方には是非聴いて頂きたい公演です。

 

 


番組の中には2分のサウンドピュアディオのPRタイムがあって、その部分も昨日収録を行いました。

 

 


放送日時は来年の1月2日と9日の土曜日の前編後編の2回の放送で、

FM福岡とFM山口の2局で放送されます。

 

 

 

FM山口の放送時間は午前11時30分からと決定していますが、

FM福岡放送分は現在放送時間を調整中で、放送時間が確定したらまたお知らせ致します。

 

 

 

音楽の深い所が聞ける素晴らしい番組なので、聞ける環境にある方は是非お聞き下さい。

 

 

 

追伸

 


昨日はデモカーのアウディQ5に乗ってFM福岡に行っていました。

 

 


久しぶりに関係者のパスをダッシュボードに置いて、あまりに久しぶりなので記念撮影を。

 

 


国府弘子さんとはQ5の前で記念撮影を行いました。

 

 


国府弘子さんのCDは1990年代に自分は調整用として使用していて、

当時エンジニアの方がどの録音方式が良いか模索されて、

3作品が全てレコーディングのプロセスが微妙に違うという時期がありました。

 

 


当時の自分は国府弘子さんの生演奏を聴く事無く、

「3つのレコーディングのプロセスの聴き分けが出来るセッティングが良いセッティング!」と

豪語していました。

 

 


しかしそれは本当に国府弘子さんの音楽を理解していた訳ではなく、

自分の驕りみたいなものがあって評論家気取りだったと今では反省しています。

 

 


2006年に電源キャパシタ・ヘッドキャパシタ・ロジュームメッキのプラグなどの

音を変に強調するアイテムをやめる前は、

どんなにセッティングしても生の演奏にはほど遠いものがありましたから。

 

 

 

今年のお盆の8月15日は『音解(オトトキ)』の傑作選として、

これまでの感謝を込めて国府弘子さんの回を放送しました。

 

 


国府さんは東京でラジコのエリアフリーで番組を聞かれて、ラジオを聞かれる方の数が

ピークの時期に素晴らしい編集だったと、感動して涙を流されたと言っておられました。

 

 

 

コロナウイルスの影響で音楽関係の方はとても大変だったと思いますが、

サウンドピュアディオは良い音を作る方がいるからこそ良いオーディオが本領を発揮出来て、

我々が生活が出来ると感謝して、可能な限り音楽を作られる方の応援をして行こうと思っています。

 

 

 

お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
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TEL.092-260-3660
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