取付ブログ
カローラスポーツ スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのカローラスポーツです。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
5年から10年前に比べると明らかにドア防振の施工をされる方の割合が増えて来て、
90年代は防振といえばマニアの人しか施工しない作業だったのが、
年々ロードノイズが気になるという方が増えて来て、今ではベーシック防振は定番の作業になっています。
実際には最近の車は静かになったと言われながらも、可聴範囲ギリギリの高い周波数や低い周波数は
増えていて、感性の鋭い方からしたら「物凄く気になる。」というぐらい不快なものです。
防振作業が終わると内張を組み付けますが、純正の16センチスピーカーはそのまま使用します。
ピュアコンを通してインピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせて、
綺麗に鳴らせない高音域はカットしているので、得意な音域を改善して鳴らせています。
ダッシュ上のグリルの裏に付いている純正ツイーターは鳴らない様にして、
グリルの端にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けます。
グローブボックス下には比重の重いMDF板を敷いて、
その上にオプションを1品追加した6ピース構成のピュアコンを取り付けました。
ナビは一度取り外して、裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出しています。
根元から太くて純度が高く、音にクセの無いPSTケーブルを使う事も音質アップの決め手です。
全ての結線が終わったらケンウッドのナビオーディオの音調整を行います。
音を強調する機能のほとんどをオフにして、素の音に近くしてからイコライザー調整を行います。
トヨタの純正スピーカーは防振を行うとやや低音が強めになるので、
低い周波数を2か所1クリックづつ下げました。</p>
ドアスピーカーは純正でも、ベーシックのWパッケージを装着する事で、クリアーでパワフルで、
元の音楽の音に近いシステムに変わりました。
スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのスイフトスポーツです。
パナソニックのストラーダのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
スピーカー交換とドア防振の作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏のベーシック防振と、サービスホールを塞ぐ防振と、
内張のセメントコーティングの、方ドア3面のフル防振の施工を行い、
これまで付いていたカロッツェリアのトレードインスピーカーのミッドは交換しました。
交換したのはJBLのクラブ602CTPのミッドのみで、付属のツイーターは使用しません。
これまで付いていたトレードインのツイーターは取り外して・・
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターに交換しました。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、6ピース構成のピュアコンを取り付けました。
この7バンドのイコライザー付きのストラーダは、元の音がフラットではなく、
低音を下げ目で高音を上げて、それで聴感上のフラットに合わせていました。
そこで元の音がフラットに近いカロッツェリアの楽ナビを取り付ける事になって、
ストラーダ―と入れ替えました。
元の音がフラットに近く、ピュアディオ推奨のスピーカーでクセの無い音になって、
13バンドのイコライザーも1カ所1クリック動かしただけで生音・生声に最も近いパターンとなり、
入庫時とは全く別なサウンドのスイフトスポーツに変わりました!
追伸
そういえばお客様からよく質問を頂くのが、今回の様にナビオーディオはカロッツェリアを
推奨していながら、スピーカーはカロッツェリアから他に交換するパターンがあるのですが、
「なぜナビはカロッツリア推しなのにスピーカーは違うのですか?」という事を聞かれて、
理由は1990年代の終わりからカロッツェリアのスピーカーはタイムアライメントありきの音造りに
なって来て、ピュアディオのタイムアライメントを使わない本来の音色に近づけるという方向と
変わってきているからで、ただナビ本体の音はタイムアライメントをオフにすれば極めて
フラットで出ているので推奨しているという事になっています。
ただ銅メッキシャーシーを使うと音色が変わって来るので、そういうモデルは除いての話ですが。
マツダ・アクセラ スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのアクセラです。
マツダコネクト付きのお車にベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
たしかマツダコネクトはアクセラが最初に採用して、シフトの後ろにダイヤルとスイッチが付いているのは、
アウディを意識してという説もありますが・・
作業はまずドアの内張とインナーパネルを外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
ベーシックパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのまま使用しますが、
このアクセラのプラスチックのバッフルはとても固くて、ユニットは低音が出過ぎるぐらい出ています。
ベーシック防振が終わってドアを開閉すると、余分な響きが抑えてあるので、
オーディオの音以前にドア自体の響きが変わっています。
ダッシュの両端には純正ツイーターのグリルがあり、
上向きにツイーターが付いているのでガラスの反射を受けて、
グリルによる高い音域のひかかりがあるので、この位置は使用しません。
運転席から見てガラスにツイーターが反射して見えるという事は、音がガラスに反射しているという証拠です。
グリルの手前にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
JBLのP560のツイーターを取り付けました。
このツイーターは前の乗られていたお車で使用されていた物で、移設して取り付けています。
マツダコネクトの車両アンプからピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下まで
音信号をひいてきて、MDF板を敷いた上にピュアコンの4点セットを取り付けました。
ブラックボックスは以前使われていた物がそのまま使用出来たので、
外付けのコイルをアクセラ用に交換して対応しました。
全ての組み立てが終わったらマツダコネクトの調整を行います。
バス・トレブルはフラットで、フェダーを若干前に振って、そこがピークポイントだったので、
そこで調整を終了しました。
<p>これまで使われていたツイーターのコンディションが良かったのと、
ブラックボックスがそのまま使えたので、かなり出費が少なくて良い音が再生出来ました。
アテンザ BOSEサウンド車の音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、マツダのアテンザです。
マツダコネクト付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
スピーカーグリルにBOSEのマークが付いているボーズサウンド車で、
車両アンプから帯域制限がかかった状態で送られて来ていて、
インピーダンスも特殊なために市販の商品が取り付けられない仕様になっています。
マツダのボーズ仕様は2種類あって、ツイーターと大型マグネットの組み合わせと、
ダッシュにスコーカーとドアに薄型のフロントマグネットのウーファー付きの仕様があって、
アテンザはスコーカーと薄型ウーファーの組み合わせです。
ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らしているのを、ピュアコン通して2分割化して、
スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドのATX-30Jツイーターを
取り付けました。
ベーシックの標準ツイーターに2万円+税でこのツイーターに変更出来て、
最近少しアップグレードされる方の比率が増えて来ています。
運転席シート下にはボーズの多チャンネルアンプが付いていて、そこから音信号を取り出して、
グローブボックス下のピュアコンに送ります。
ATX-25を使ったベーシックパッケージのデーターはありますが、
ATX-30Jはまだデーターが無かったので、ピュアコンの値は今回探りました。
ドアの方は20センチサイズのウーファーが付いている割には何も貼ってない状態の外板で、
材質や形を工夫して貼り合わせて、ドアが重たくならない割に効果の高いベーシック防振の施工を行いました。
全ての結線と組み立てが終わり、音が鳴る様になったらマツダコネクトの調整を行います。
最初はバスがかなり上がって、トレブルは最大まで上げてもあまり音楽を気持ち良く体感出来なかったのが、
バスはセンターでトレブルが1クリック上げただけで十分音楽が楽しめるサウンドに変身しました。
アテンザは年式によって同じボーズサウンド車でも微妙に特性が違っていて、
現在で3種類のパッケージが存在しています。
特にセンタースピーカーのレベルは年式によって強さが違って、モノラル成分が強すぎるために、
ボーカルが目の前から聴こえてもステレオ感が乏しく、今回はATX-30Jの存在感のあるツイーターの
おかげで、センターにあまり頼らない心地良いサウンドに変わり、トーンを大幅に下げているにも関わらず、
お客様が驚かれるぐらいに音は変わっていました。
トヨタ・ヤリス カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日から今の午前にかけての福岡店の作業で、トヨタのヤリスです。
なんとマニュアルミッション車です。
ディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工と、ドアスピーカーの交換を行いました。
ヤリスの取付は今回が初めてで、ドア防振のポイントを探って、
ピュアコンの適性の値を探りました。
ドアのスピーカーグリルは特殊な形状で、かなり苦労してマッチングを探りました。
ピラー根元に純正ツイーターの位置がありますが、ここはデザイン的に良くても
指向性の向きが悪いのと、鉄に近かくて磁力線が曲がるので使用せず、
ダッシュ上にスタンドを使って仰角・振り角を付けて、ピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けました。
次にドアの内張を外して、インナーパネルをを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。
後でドアスピーカーを交換しましたが、一度純正の16センチの組み合わせで鳴らしてみました。
16センチスピーカーの穴に13センチサイズのインナーバッフルを製作して、
上半分にレインガードを付けました。
取り付けたスピーカーはピュアディオブランドのISP-130で、
前に乗られていたお車から移設して取り付けています。
初めてのヤリスなのでグローブボックス下のピュアコンはあれこれと交換して、
やや下向きのグリルのヤリスの特性に合う値を探しました。
トヨタのディスプレイオーディオは最初の音がフラットとは言えず、
トレブルとミッドを上げ気味にして、少し勢いを付けて聴感上のフラットにしました。
一度はこれまでのピュアコンのパーツでマッチングを出したのですが、
後もう一歩をP出したくて、ピュアコンのブラックボックスは
ヤリスのディスプレイオーディオに合わせたチューニングの物を新たに製作しました。
苦労して専用チューンでマッチングを取ったので、お客様には大変喜んで頂きました。
追伸
最初はCDやDVDが再生出来なかったトヨタのディスプレイオーディオですが、
ユーザーの不満が多かったという事で、オプションで助手席下にプレイヤーが付く様になっていました。