取付ブログ
マツダ・フレアワゴン カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのフレア・ワゴンです。
パナソニックのストラーダのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前乗られていたお車からのスピーカーの移設取付と、ドア防振の施工などを行いました。
ドアの内張を外して、外板裏にベーシック防振の施工を行った後に、
サービスホールを塞ぐ防振を行いました。
ドアの鉄板側に2面の防振を行ったら、車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルを引き込みます。
更に内張裏にセメントコーティングの施工をしてフル防振とした後に、
表にアウター・スラントのバッフルを製作しました。
取り付けたスピーカーは2台前のお車から移設し続けているJBLのP550のミッドで、
レベルもレンジもしっかり出ていました。
ただグリルの見た目が古くなって来たので、ブラックに塗装してリフレッシュさせています。
ダッシュに取り付けたツイーターはぱっと見ATX-30Jに見えますが、
実は2台前からお使いのJBLの04ツイーターで、こちらもレベルとレンジが問題無いので、
そのまま使用しました。
ピュアコンは合計6ピース構成の物をグローブボックス下に取り付けて、
ツイーターのケーブルは新しく高音域専用設計のPSTケーブルを使っていて、
ブラックボックスは2桁から3桁の物に交換しました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ストラーダの音調整を行います。
最初から全てのチャンネルに100センチのディレイがかかっているので、これを全てゼロにします。
ディレイをゼロにすると、元の音を知っていればこちらの方が素の音に近いと直ぐに分かります。
最後にイコライザーの調整を行って、1・2カ所1クリックづつ動かして、それからメモリーをして、
再生画面で確認して、イメージが違っていたらまたイコライザー調整と繰り返します。
フレア・ワゴンのお客様は県外にステージを何度も観に行かれる音楽ファンの方で、
もう3台目のお付き合いになりますが、最初に購入されたスピーカーが
コンディション良く現状で使えていて、ケーブルとピュアコンを新しい物に交換したので、
「これまでより音が良くなった!」と、喜んでおられたそうです。
コロナウイルスの影響でステージが今は行われていませんが、
しばらくは車のオーディオで音楽を楽しんで頂きたいと思います。
ベンツAクラス スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、メルセデスベンツのAクラスです。
今回のモデルからメーターパネルからオーディオまで一体化のディスプレイとなって、
アフターのパーツが付けられない様に見えます。
今回はベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工でお預かりしました。
新型のAクラスは現行のベンツでもドアの下部に16センチスピーカーで、
ドアからの左右のセパレーションの良い低音が再生されます。
ただスピーカーはねじ止めやリベットではなくて、接着材で付けられているので、
交換はあまり推奨出来ません。
また内張内はサービスホールが無いインナーパネル式で、
インナーパネルの中央ぐらいにプラスチックの響きがあり、それを防振メタルで鳴りを抑えました。
またドアポケット内にも響きがあり、内側に防振メタルを2枚貼って、インナーパネルと合わせて
方ドア8枚のメタルでベーシック防振としてパッケージ化しました。
Aピラーの根元には純正のツイーターが付いていて、中のユニットの質感と
ローカット用のコンデンサの質感が悪く、向きがそれているのと、
マグネットの磁力線が鉄の影響を受けてまがるので、ダッシュ上にスタンドを使って
仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
上質で滑らかな高音を再生させます。
スピーカーの音域とインピーダンスをコントロールするピュアコンは、
今回新型のAクラス用に専用設計で開発して、何度もコイルとコンデンサの比率を変えて、
最も生音・生声に近くなる様にユニットの内容を変えました。
車のバス・ミッド・トレブルの3トーンは全てセンターでバランスが取れる様にしていて、
完成後にはモノラルでスペアナ測定を行って、入庫時と出庫時のグラフを残しました。
ただ人間の左右の耳で聴くのに比べたらモノラルのマイク1本の測定では不十分で、
でも記録としてはモノラルしか残せないので、聴感以下ではありますが、記録として残しています。
量感的にはノーマルでも十分な迫力はありますが、細かな音楽の表現をするには、
サウンドピュアディオのベーシックのWパッケージがあると、ビックリするぐらいの音の表現力が上がります。
トヨタ・アクア スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのアクアです。
トヨタ純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、防水シートも剥がして、何も貼ってない外板裏に
防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
ベーシックパッケージなのでドアの純正16センチスピーカーはそのまま使用しますが、
音に変なメリハリを付けていないので、ピュアコンを通して鳴らせば、トレードインスピーカーよりも
正確な音で音楽が再生出来ます。
ドア上部の純正ツイーターは使用せずに、ダッシュ上にスタンドを使って
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて上質な高音を再生させて、
上質なフロント2WAYスピーカーへと変身させています。
高音質の元はグローブボックス下に取り付けたピュアコンで、MDF板を下に敷いて、
その上にブラックボックスと後付けコイルを取り付けて、周波数レンジとインピーダンスと
レベルのコントロールを行います。
純正2WAYだとドアが制限無しのフルレンジで、ツイーターは下限周波数をコンデンサ1個で
カットしているだけで、同じ周波数は広範囲に重なっているのが、ピュアコンで適切化しているのと、
ドアの防振の威力で全く違う音の響きに変わっています。
かったるい音を様々な音を強調する機能でメリハリを付けていたところから、
全てオフにして素の音に近くしたところからイコライザー調整を始めました。
イコライザーもかなりキツイいイコライジングをしていても物足りなかったところから、
より自然な音に変更して行きました。
EQ1に普通のCDに合わせたフラットに近いイコライジングを行って、
EQ2には少しこもりがちなライブ音源に合わせたイコライジングを行って、
PAアウトからの音源もきちんと聴ける様にセッティングしてメモリーしました。
自分が基準にしている調整用のCDの他に、お客様の音源も聴いて合わせていて、
運良くライブ音源は自分も聴いた事のあるアーティストさんのライブだったので、
お客様に満足して頂けるセッティングに仕上がっていると思います。
デイズ・ルークス スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、日産のデイズ・ルークスです。
カロッツェリアのフローティングタイプの大画面ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。
この年式のデイズ・ルークスはドアの中央ぐらいにスピーカーが付いていて、
中音域は耳に入りやすいのですが、逆に低音は薄く聴こえてしまいます。
外板裏の響きの中心を見つけて、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
スピーカーの振動が外に漏れにくくして、音圧が中に入って来る様にします。
またプラスチックの内張に振動が付帯して音が聴き難くなるのを防ぐために、
セメントコーティングを施して、内張の響きをスキッとさせました。
セメントコーティングが乾燥すると化学変化で色が変わって、
色々な材質を混ぜてたわみを持たせて、割れない様な工夫がしてあるのが分かります。
ドア以外の部分では、ナビオーディオは一度取り外して、
裏から音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルで送くる作業を行いました。
この手間とPSTケーブルの材質と構造で、根元から低ロスで音を送って、高音質を実現させています。
ダッシュにはスタンドを使って仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けています。
ベーシックパッケージ用のツイーターはこれまでは500セット台でモデルを切り替えていましたが、
ATX-25は実売700セット以上の、ベーシックが始まって以来の人気モデルとなっています。
ドアスピーカーは純正の16センチスピーカーをそのまま使用していますが、
ドアの2面の防振もあって、ノーマルのあやふやな音からかなりシャキッとしたサウンドに変わっています。
ただしルークスのドアスピーカー位置が高いために中音域が強くリスナーに聴こえるために、
ピュアコンのコイルの巻き数を増やして中高域を抑えて、ブラックボックスでツイーターの
周波数レンジをやや狭くして、聴感上でフラットで音が聴こえる様にセッティングしました。
最後にナビオーディオのイコライザー調整を行って、ピュアコンでバランスを取っていても
やや低音が弱く聴こえたので1クリック上げて、再生画面に戻して何回かパターンを変えて、
調整を終了して納車の準備に入りました。
当社にルークスではありませんが、デイズのデモカーがあって、スピーカー位置は同じ場所にあるので、
そのデーターを元に比較的短時間で作業を進めました。
デモカーを購入して最初はかなり時間をかけてパッケージ開発を行っているので、
ツボを押さえた小気味良い音を再生する事が出来ます。
スズキ・ジムニー スピーカーの音質アップ
3日間のお休みも終わり、今日から通常営業となりますので、よろしくお願いします。
さて今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、スズキのジムニーです。
パナソニックのストラーダを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏の響くポイントに防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
材質や形状など、その部分の響きの周波数に合わせて変えていて、
無駄が無いのでドアが重たくならない割に高い効果が得られているのと、
防振材を使い過ぎた時のブーミーな感じや、音が詰まった感じもなく、
スカッとした小気味良いサウンドに仕上げています。
ベーシックパッケージなので純正の12センチスピーカーはそのまま使用しています。
純正ではドアのフルレンジだけですが、ピュアコンでドアからの高音をカットして、
ダッシュに取り付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで高音を再生して、
フロント2WAYのセパレートスピーカー化しています。
ツイーターとドアスピーカーの音域分けとインピーダンスを調整するピュアコンは、
助手席シート下に設置しました。
ドアスピーカーはコイルを通して若干インピーダンスを上げているので、
ノーマルに比べると音に重みが出ています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらストラーダのセッティング画面で音調整を行います。
イコライザー調整してこのパターンで音が良いと聴こえても、
メモリーすると若干音が変わって聴こえて、再生画面で聴いてまた調整画面に入って、
またメモリーして再生画面に戻ってを何度も繰り返して、
音のクオリティーと量感のバランスの良いイコライザーパターンを探りました。
ジムニーのお客様は家に他にもピュアディオで音をチューンしたお車をお持ちで、
ピュアディオ仕様をの音を聴いてしまうと他もチューンしないとどこか物足りないという事で、
ジムニーも入庫して頂きました。
追伸
これまでジムニーは何台か作業させて頂きましたが、夏という事もあり、
たまたまサンバイザーが下がっていたので、注記の『乾燥した舗装路で4WDで走行しないでください』
という文字も目にしました。
本格的な悪路用のパートタイム4WDなので、内輪差でデフに負担がかかる走行はしないでくださいという
意味でしょう。
他にはドアのグリップがむき出しの六角ネジで絞めてあって、ここも本格的な4WD車というイメージで、
街乗り4WDとは違うという感じがしました。