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取付ブログ

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日産デイズ スピーカーの音質アップ

2020-04-22

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産の新型デイズです。



日産純正の大画面ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。
 

 



先代のデイズはドアの中ほどにスピーカー付いていて、中音域は濃いものの

低音域が薄く聴こえてしまって、そこを不満に思っておられた方も多く、現行モデルでは

スピーカー位置を下に移動して、低音域はこれまで以上に体感出来る様になりました。


 

 



純正ツイーターは先代のダッシュ先端からピラー根元に移動していて、

小さなコンデンサで帯域決めを行って、グリルとツイーターの間に隙間があるので、

良い音で高音が再生されているとは言えません。
 

 




ダッシュにスタンドを使って仰角・振り角を付けたピュアディオブランドの

ATX-25ツイーターを取り付けて、純正よりも音域が広く、艶のある高音を再生させています。

 

 



純正ナビからの出力はグローブボックス下に設置したピュアコンで音域をコントロールして、

純正では低音から高音までフルレンジで鳴らしているドアスピーカーを、高音域のカットをして

中低音のみにして、インピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせています。




全ての結線が終わったら純正ナビのセッティング画面を出して音調整を行います。

 


この画面はパナソニックのストラーダですね。



ストラーダは最初はスピーカーに100センチのディレイがかかっているので、

まずはここを全てゼロにして、作った音ではなくて本来の音にしてからイコライザー調整に入ります。




 

 

中高音はピュアコンでコントロールされているのでフラットでよく、低音と中音の間を

ほんの少し下げてバランスを取りました。

 

 

 



最近の軽自動車でもフロント2WAYのスピーカーが増えて来て、パッと聴き高音が増えて聴こえますが、

ドアスピーカー側に何も音処理がしてなくて、ツイーターのハイパスフィルターも大雑把なので、

ベーシックパッケージの取り付けて、ピュアコンの音域コントロールと、ATX-25ツイーターの

上質な外ドームツイーターで、最初とは音表現がかなり変わりました。

 

 



 

なお、このデイズ用のベーシックパッケージは、三菱のEKクロスやEKワゴンと共通です

トヨタ・エスクァイアの作業あれこれ

2020-04-20

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのエスクァイアです。
 

 

 

 


トヨタ純正の大画面ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、

前後のドアのベーシック防振の、トリプルパッケージの作業を行いました。
 

 

 


ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用します。
 

 

 

 


前後のドアの内張を外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 

 

 


 

ベーシックと言っても純正のナビは一度取り外して、裏から音信号をピュアディオブランドの

PSTケーブルで取り出して、グローブボックス下に送ります。
 

 

 

 

 

グローブボックス下にはMDF板を敷いて、エスクァイア・ノア・ヴォクシーの3車共通のピュアコンを

取り付けました。
 

 

 


ダッシュ上にはスタンドで角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを

取り付けたら作業は完了です。
 

 

 

 

 

次に純正ナビのイコライザー調整を行い、この車は最初に周波数と動かす幅を決めた後に

レベル調整を行うパナメトリック式で、かったるい純正フルレンジに合わせて大きくイコライザーが

動いていたのを一度フラットに戻してから、防振とベーシックパッツケージが追加された条件に

合わせて調整して行きます。
 

 

 

 


今回はトリプルパッケージの他にアマチュア無線のアンテナの取付と、

上級ライセンスに合わせた50ワットを常時送信出来る電源を取りました。
 

 

 

 

 

簡単にヒューズボックスから電源が取れるキットを持って来られていたのですが、

エスクァイアのヒューズボックスのフタが閉まらなくなるのと、元々使う電流と50ワット送信の

電流を合わせると危なっかしいので、バッテリーから直電を引っ張って来て、

シガライター裏からACCを取ってリレー駆動して、キーでオン・オフしながらも

安定した電波を送信出来る様に取り付けました。

 

 

 


無線機の取付は後で自分の好きな場所を選んで付けるから、配線だけでいいとの事でしたが、

本体を持って来ておられなかったので動作確認が出来ませんが、自分の車から無線機を降ろして来て

配線を繋いで、動作が間違い無い事を確認しました。
 

 

 


自分の車の無線機を全て取り付けてくれたのは柳井君で、自分はあーしてこーしてと指示を出すだけですが、

トヨタ車はこの様に上級ライセンスの方がハイパワー送信をしようと思えば難があるので、

オーディオ関係だけでなく、無線に精通したサウンドピュアディオの強みとなります。

 

 

 

スズキ・ソリオ カーオーディオの音質アップ 後編

2020-04-19

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スズキのソリオ・バンディットです。
 

 

 


スズキ純正の8インチナビオーディオを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付と

ドア防振の施工を行いました。
 

 

 

 


今日は先日の後編で、サービスホールを塞ぐ防振を行う所からスタートします。
 

 

 

 

 

サービスホールを塞いで防水シートを付けたら、セメントコーティングの施工を行って

乾燥した内張を組み付けます。
 

 

 

 

 

ドアにはアウターバッフルを製作して、以前のお車でお使いだったJBLのP52を取り付けました。
 

 

 

 

スピーカーグリルはP52用ではなくて、ZSP-LTD15用を取り付けて、一瞬何のスピーカーか

分からないデザインになっています。
 

 

 

 

ツイーターは今回新品のJU60をおろして、ワイドスタンドを製作して取り付けました。
 

 

 

 

全ての組み立てが終わったら、スズキ純正ナビの調整と、ピュアコンの値合わせを行います。

 

 


セッティング画面を出すと中身はカロッツェリアのサイバーナビで、まずはタイムアライメントを

全てゼロにして、素の音色に合わせてからセッティングをスタートします。
 

 

 


タイムアライメントを使うと本来の音色からズレるので、多くのボーカリストの生声を聞いて来た

自分としては定位があってもちょっとどうかな?という音になるので、ここはゼロのままで

セッティングを進めます。

 

 

 

 

P52をミッドに使ってJU60という組み合わせはこれまでに無くて、更にソリオのスピーカー位置は

普通よりも高い位置になるので、ピュアコンの数値選びはかなり時間がかかりました。
 

 

 


イコライザーはフラットのままでピュアコンの調整を行って、最後に少しだけイコライザーを動かして、

ソリオの音は完成しました。
 

 

 

 

これまで持たれていた物を有効に活かして、防振はかなり広範囲に施工して、音質だけでなく

静粛性もアップした、特別なソリオ・バンディットに仕上がりました。

 

 

トヨタ・ヴィッツ スピーカーの音質アップ

2020-04-18

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのヴィッツです。
 

 

 

トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付を行いました。
 

 

 

 

ベーシックパッケージなので純正の16センチスピーカーはそのまま使用しますが、

純正をそのまま鳴らす訳ではなくて、16センチにそのまま高音域までフルレンジで入力されている部分に

ピュアコンを通して、こもりがちな高音は入力させずに、得意な音域の中低音のみの再生にします。
 

 

 

 

更にピュアコンでわずかにインピーダンスを上昇させて、音に重みを持たせて、

純正16センチに音の改善を加えた上で後付けツイーターの上質な高音をプラスします。
 

 

 

 

こちらのヴィッツは営業車で使われているお車ですが、何故かピラー根元にツイーターが付いています。
 

 

 

 

普通営業車で使うグレードだとツイーター無のこういうタイプのピラーですが、今回はツイーター付でした。

 


 

 

それでもツイーターの音の質感が悪く、高音しか通さないハイパスフィルターも小さなコンデンサ1個で、

指向性の向きも悪いのでこれでは良い音は再生出来ません。
 

 

 

純正ツイーターは鳴らない様にして、スタンドを使って仰角・振り角を付けて、

ピュアディオブランドのATX-25で良い音の高音を見晴らしの良い場所から再生させています。
 

 

 

 

スピーカーの周波数幅とインピーダンスとレベルを調整するのはこのヴィッツ専用の値のピュアコンで、

下にMDF板を敷く事によってコイルからの微弱振動をMDF側に逃がして、ストレスの無い音を

再生させています。
 

 

 

 

全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、純正ナビの音調整を行います。
 

 

 

音色が変わってしまう機能は一度オフにして、イコライザー調整を行います。
 

 

 

 

入庫した時はパッケージのイコライザーのジャズになっていて、一部の音域が強調されていましたが、

一度マニュアル操作のフラットにして、そこからイコライジングを行いました。
 

 

 

 

イコライザーは動かしてなんぼの物という考えの方もあるかも知れませんが、

まずはピュアコンで音を整えて、後は最小限のイコライザー操作で音色が元の音楽から

大きく外れない様にセッティングして行きます。
 

 

 

シンプルな構成ながら、小気味良い生音・生声に近いトーンで聴けるシステムが完成しました。

 

 

ハリアー JBLサウンド車の音質アップ~後編~

2020-04-17

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのハリアーです。




工場装着のパネル一体型ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、

プレミアムなベーシックパッケージの取付とドア防振の作業を行いました。

 

 



JBLサウンド車はナビの左下にJBLのマークがあって・・






リアサイドのウーファーにもJBLのマークが入っています。


 

フロントドアの17センチスピーカーは低音のみ鳴らしていて、

車両アンプからは低音しか送られて来ていません。

 




ダッシュ上のスコーカーで中高音を鳴らしていますが、ここの中高音が低音に対して負けているので、

ワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、力強い高音を再生させています。

 

 

 

 


高知県からおみえになって1日と2時間で作業を完成させようと思えば

ワイドスタンドが間に合わなくなるので、宇部店のお客様で20年以上お付き合いのある方の

ハリアーをお借りして、先にワイドスタンドの型取りをしておいて、入庫の時には

既に仕上がっている状態にしました。
 

 



それにプラスして前後の4枚ドアを方ドア3面のフル防振の状態に施工して、

4人がかりで防振作業を仕上げました。

 

 

 

 


もう1枚リアのハッチの内張にもセメントコーティングを加えて、

1日と2時間で仕上がる上限の作業で仕上げました。

 

 

 

 

 


宇部店は働き方改革の前から残業が禁止で、昼間の作業効率を上げて、

普通では出来ない内容を短時間で仕上げています。
 

 

 


ハリアーのJBLサウンドのプレミアムサウンドの音は初期のモデルと

後期のモデルで少し音が変わっていて、アンプから送られて来る音が以前と違うので、

ピュアコンの値選びは自分が朝早く出社して、時間をかけて慎重に行いました。

 




最初は4ピース構成でスタートして、最後には8ピース構成になりましたが、

ブラックボックスは今回独自の値を作って対応しました。





音を鳴らしてみたらレベル的には3トーンがセンターでもほぼフラットに聴こえるのですが、

純正スピーカーの音色が薄く聴こえるので、ツイーター側のアッテネーターレベルを上げて、

抑え気味に鳴らしたところからミッドとトレブルを1クリック上げて、それで

スコーカーの存在感を出してバランスを取りました。

 

 

 

 


バスを1クリック下げてもレベル的には同じ様な感じになるのですが、ドアのウーファーに

どこか足らないところを感じるので、ピュアコンの値を含めて色々なパターンを試して

これがベストと判断して調整を終わりました。

 

 

 



ハリアーのお客様は高知県から5時間以上かけて来店されたそうで、事前のメールでの

打ち合わせで決まった時間内に最上の内容で取付するという事になって、

1日ちょっとでスタッフ総出で作業を行いました。

 

 

 

 


遠方のお客様は将来的にこのまま鳴らしたらこういう風に変わるという、

先の鳴らし込んだ状態を想定したメンテナンスフリーというセッティングで出庫しているので、

少し硬めでもいずれは柔らかくなるだろうというところを想定した音調整になっていて、

鳴らせばならすほどシステムの本領を発揮出来るはずです。

 

 

 

遠くからのご来店ありがとうございました。

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SOUNDPUREDIO 福岡店

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