取付ブログ
クラウンスポーツ カーオーディオの音質アップ その2
2024-11-09
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのクラウンスポーツの作業の続きです。
フロントのドアの外板裏の防振が終わって、
今度はリアドアの防振で、工場装着のマットの種類が前後で違っていました。
ドアの構造も違うので響きの周波数も違って、マット3種類とメタル1種類の貼る比率も変わってきます。
外板裏の防振が終わったらインナーパネルを取り付けて、その表面に金属シートを重ね貼りして、
ポコポコ響くのを防ぎます。
リアドアにも同じ様に施工します。
ドアの防振を行っている間に内張のセメントコーティングは乾燥してきて、
乾燥の途中で化学変化で青白かった部分が茶色に変わりきったらドアに戻します。
リアドアの方が塗るのが後だったので、まだ青白い部分が多く残っています。
これで前後ドアの4枚が片側3層のフル防振となりました。
今回はリアのハッチもセメントコーティングしてあって、
ハッチのウーファーが鳴ってもこもり感が出ない様にしてあります。
今回の施工は当社のクラウンスポーツと同じ施工で仕上げる様にしていて、
シートを外してフロアーの防振も行います。
今の時点ではここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。
オーラNISMO コントロールコンバーター取付
2024-11-08
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のノート・オーラeパワーNISMOです。
日産純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、
JU60とZSP-MIDの2WAYシステムを取り付けておられるお車に、
システムアップの作業を行いました。
このお車はダッシュにカーペットが敷いてあり、特定の音域を吸音しているために、
セッティングにはかなりの時間を要しています。
ラゲッジのアンダーにピュアディオチューンのブラックアンプと、
アナログの30バンドイコライザーが付けてあって、絶妙なセッティングを行っていました。
今回の作業ではこれまで使用していたモノラルのチューンドハイローコンバーターを取り外して・・
社内で一から作っているコントロールコンバーターに交換して、
イコライザーとピュアコンの値を変えて音を調整しました。
試作機とは見た目が変わっていて、無地のダイヤルから数字が刻まれたダイヤルに変わっていて、
微調整が効いてコントロールコンバーターという名前にふさわしい見た目になりました。
ただ微調整が終わったらダイヤルは外して、多少当たっても数値が動かない様にしてから納めています。
今回の取付でコントロールコンバーターは3台目で、
全ての車でピュアコンの値の変更が必要なぐらい音が変わりました。
オーラのディスプレイオーディオではトーンの他にバスエンハンサーをオンにするかしないかと、
フェダーをどこに設定するかでかなり時間をかけて、
イコライザーの調整とピュアコンの値とコントロールコンバーターのダイヤル調整と、
様々な組み合わせを変えて、最も生音・生声に近くなるパターンを探しました。
ディスプレイオーディオの音質をあげようとして、いくら多バンドのイコライザーを付けたとしても、
スピーカーレベルをプリレベルに変える部分の性能が悪いと、
くすんだ音を無理やりレベルの上げ下げをするだけなので、
音量のコントロールであって音質アップとは言えず、
オーディオテクニカの製品を2個使ってのバージョンアップが限界と思っていましたが、
車両のオーディオが変えられないという事は、
この変換部分に改良を入れないとこれ以上の音質アップは望めないと限界を感じていた所に、
ピュアディオの一から手作りの新製品で、これまで出そうで今一つ出せなかった、
痒い所に手が届く的なアイテムで、限界を完全に超えた音表現が出来る様になりました。
クラウンスポーツ カーオーディオの音質アップ その1
2024-11-07
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのクラウンスポーツです。
当社のデモカーのクラウンスポーツの音を聴かれて、
同じ仕様にして欲しいというご要望に合わせて作業を行っています。
まずドアスピーカーはパッと見で外方らは16センチサイズに見えますが・・
実は22センチサイズのウーファーとなっています。
ドア全体がエンクロージャーを形成しているために、ここの防振で低音の鳴りが左右されます。
ドアの後方に1枚だけ防振材が貼ってありますが、
これはここが一番ロードノイズが入りやすい位置という事で・・
その周りに4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせて、ドア全体の響きを調整しています。
外した内張はマスキングして、セメントコーティングの作業に入ります。
下地作りや塗り込みや乾燥など、何度も内張の向きを変えたりするので、
表面にキズが入らない様にかなりしっかりしたマスキングをしています。
ハッチの裏にはサブウーファーが付いていて、かなりの音振動があるので、
この内張にもセメントコーティングを施します。
防振の他に電気的な作業では
Aピラーの内側にツイーター音域専用のピュアディオブランドのPSTケーブルを引いて行って・・
グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、
その上にピュアコンの8ピース構成の物を取り付けています。
当社のクラウンスポーツの生産時期が2・3か月しか離れていないので、
同じピュアコンの値がつかえるのではないかという事で、全く同じ値を付けています。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
現在の宇部店 11・6
2024-11-06
今日は水曜日なので宇部店は1週間の始まりで、福岡店は今日もお休みで木曜日から1週間が始まります。
今日の宇部店の上空はやや曇り気味の晴れで、適度な気温で過ごし易い天候です。
連休中に代車不足と言っていた宇部店も、
土曜日の夜に福岡でOLをしている娘がデリカミニに乗って帰って来て、1台プラスとなりました。
月曜日は福岡店で音調整があったので、助手席の足元にコイルを沢山乗せて、
福岡店にもコイルは沢山置いてあるのですが、値の間の微妙な値を作っていて、
例えばAとBの間とか、BとCの間みたいな値を作って、より細かく調整出来る様にしていて、
ストックが増え過ぎたので自分が移動する時にそういうコイルは持って歩いています。
娘は後部座席に乗せて福岡に返して、
福岡店の仕事の後に東比恵のマンションの中を少し整えてから宇部に帰りました。
その時に福岡店にコントロールコンバーター用の金属ケースを10個置いて帰って、
今日の宇部店には穴空けとブッシュ加工が終わったケースが2個送られて来て、
これから基盤の組み付けを行います。
ただボリュームが入手し難い物で、テストで左右のボリュームの銘柄を変えてテストした物が1個と、
ケースの穴空けの寸法取りした1個の1ペアしかなく、製品の到着を待っている所です。
ちなみに右のボリュームがテストでいま一つで、左は合格点が得られた物です。
コントロールコンバーターの実物を見たり聴いたりしたい方は多いのですが、
宇部店の試聴室に置いては車輛に取り付けてを繰り返しているので、
潤沢に並ぶまでには後10日ぐらいかかりそうです。
それと試聴室は大型の壁掛けテレビが設置してあって、
これで作業中の写真をお客様に見て頂いて、作業後には見えない部分をお見せしてご説明をしています。
本日の宇部店のピットにはお車の乗り換えで、システムの取り外しを行って、
純正のナビに戻している作業を行っていますが、ZSPを付けるためにアウター加工したドアは、
安価なスピーカーに取り変えて、ZSPは次のお車に移設して取り付けます。
そんな朝のブログを書き込んでいたら、クラウンスポーツのお客様が入庫のために車に乗って来られました。
当社のデモカーのクラウンスポーツの音を聴かれて納得されて、
当社のデモカーのクラウンスポーツの音を聴かれて納得されて、
同じ様にプレミアムベーシックパッケージの取付を行います。
入庫の前に当社のクラウンスポーツでツイータースタンドの型取りを行っているので、
その分作業はスピーディーに進みます。
以上、現在の宇部店の様子でした。
カローラクロス カーオーディオの音質アップ その3
2024-11-04
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、トヨタのカローラクロスです。
純正のディスプレイオーディオを活かして、
フロント2WAYシステムとサブウーファーの取り付けを行いました。
防振作業が終わってドアの内張を組み付けて、
グリルからZSP-LTD15の黄色いケブラーコーンが見えています。
ダッシュの上にはワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを付けてあり、フロントハイエンド2WAYシステムの完成です。
リアのウーファーボックスは前のお車で使われていたJBL製の25センチを移設してきて、
ウーファー用のJBL製アンプは運転席下に取り付けています。
またフロント用のナカミチ製のパワーアンプは助手席下に取り付けて、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターを使ってディスプレイオーディオをRCA化しています。
フロントの2WAYスピーカーはグローブボックス下のピュアコンで調整して・・
カローラクロスでは今回の組み合わせは初めてだったので、
ブラックボックスとコイルをあれこれと換えて、より生音・生声に近くなる様に合わせて行きます。
ピュアコン側での調整がうまく行ったのでディスプレイオーディオの3トーンはセンターのままで、
フェダーのみの調整でセッティングは終了しました。
お客様は前のお車から移設されたハイローコンバーターを
ピュアディオの新製品に換えてみたいという事だったのですが、
予約がつかえているので2週間程度お待ちくださいと、
製品が福岡店に届いて実品を見て頂くまでお待ち頂く事になりました。
今でもノーマルに比べたらかなり良い音ですが、
新しいジャンルのコントロールコンバーターを入れれば更に良くなる事でしょう。