取付ブログ
スイフト・スポーツ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのスイフト・スポーツです。
スズキ純正の8インチの楽ナビベースのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前ATX-30を使ったベーシックのトリプルパッケージを取り付けて頂いていました。
今回はシステムアップの作業で、外板裏のベーシック防振と、内張裏のセメントコーティングは
既に施工してあるので、サービスホールを塞ぐ防振を追加して、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
純正の16センチスピーカーは取外して、車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルを
引いて来ました。
インナーバッフルを製作して、JBLのスタジアムGTO600Cの16・5センチミッドのみを
取り付けました。
インナー取付けなので、見た目は最初と全く同じです。
グローブボックス下のピュアコンはミッドが変わったのでコイルを交換して、
低音のローエンドを抑えて出にくい低音を出す様にするSSFを追加で取り付けました。
普通ローエンドを抑えたら低音が出にくくなるはずですが、最初低音をフリーで聴いた後に、
SSFを取り付けたら出ない音域を無理して出すよりも低音が伸びやかになって、
どちらが音楽が聴きやすいかといえばSSFを入れた方が明らかにパワフルでこもりがなく、
またSSFは値がかなりの数があり、何度も値を変えて最も鳴りが自然でパワフルな物を選びました。
また白いボビンのコイルは3Dプリンターで作った今は入手出来ないコイルのボビンを作って、
そこに上質な輸入物の銅線を手巻きで一から仕上げた物を取り付けていて、メーカー製の出来合いの
ネットワークや、ツイーターとミッドを別アンプで鳴らすマルチ駆動では絶対に表現出来ない音を
再生させています。
全ての組み立てが終わって音が出る様になったら、スズキ純正の楽ナビの音調整を行います。
いつもの様にタイムアライメントは全てゼロにします。
イコライザーは前の世代のサイバーナビと同じ内容で、自分の調整用CD⇒お客様のSD音源⇒FMラジオの
順番で音を合わせて行って、パワフルさと楽器とボーカルの音色の正確さのバランスを取って、
これから納車の準備に入ります。
カーオーディオのピュアディオの音を家で楽しむ その3
ここ1週間近くあれこれとチューニングしていたホームオーディオ用スピーカーは、
昨日の午後から誰もいない宇部店でネットワークのチューンをして、完成の域に達しました。
やはり誰もいなくて、話しかけて来る人がいない状態でないと集中出来ません。
ノーマルの内部のスピーカーケーブルは細くて音が悪かったので、全
てピュアディオブランドのPSTケーブルに引き替えています。
3WAYで使うかスコーカーを減らして2WAYにするかは、元のスコーカーが
下限周波数はカットしているものの、上限周波数は垂れ流しだったために、
そこに制限を加えたらツイーターの下とスコーカーの上のかぶりが無くなって、
ノーマルよりも上質な音に変わったために3WAYで使用する事にしました。
中から取り出したネットワーク回路にはオスメスギボシを付けて、
チューンドしたネットワークと聴き比べが出来る様にして、夕方ぐらいに
ピュアディオの海原雄山こと専務を呼んで、
ノーマルとチューンドを聴き比べてもらったら、何と1回でOKが出て、
この値で量産化する事になりました。
ノーマルに比べたら回路が複雑になったのと、パーツも上質な物で大きさも大きくなったので、
後ろにボックスを加えて、そこにネットワーク回路を取り付けました。
外に付ける事でコイルが磁気の影響を受け難くなって、これも音質アップに一役買っています。
どうしても外に出っ張るのが嫌と言われれば中に入れる事も可能です。
まずはノーマルモデルにチューンしたネットワークを入れて
内部配線が全てPSTに代わる仕様で発売しますが、ご要望があれば
ZSP-LTD15をミッドバスに交換したモデルも開発したいと思っています。
音質の方は量産された市販スピーカーの音を、限りなく放送局用のスピーカーの音に近づけていて、
このスピーカーはどの音楽ジャンルに向いているとかいう、コンシューマースピーカーとは全く違う、
全ての音楽ジャンルをきちんと鳴らすというプロ仕様的な音造りとなっています。
そういう意味では「サウンドピュアディオのカーオーディオの様な音を自宅で聴きたいけど、
どうも市販のスピーカーでは欲しい音がする物が無い!」と、お嘆きの方にピッタリなスピーカーです。
カーオーディオのピュアディオの音を家で楽しむ その2
サウンドピュアディオのカーオーディオのプロサウンド的な音を、自宅でも聴きたいと要望される
お客様のためにホームオーディオ用のスピーカーのチューニングを行っていますが、
今ある出来上がっている物がサイズが大きいので、小さいサイズのチューニングを行っています。
13センチのミッドバスを使った3WAYスピーカーは、今は全てのユニットを外してエンクロージャーと
ネットワークだけになっています。
裏にボックスを付け足して、中のネットワーク基盤は取り外して、完全に別物でネットワークを組みます。
もう1つ以前に発売して120セット完売したピュアディオ705ですが、JBLの508TWを使った
モデルをJU60に交換したいというご要望が沢山あって、ツイーターのプラスチックのマウントを
既に加工しているので、一度ノーマルのマウントに戻さないといけないのが、純正部品が無いために
加工出来ない状態でした。
そこを3Dプリンターでプラスチック部分をワンオフで製作して、プラスチックの切れ目はゴムのラバーで
隠してあったのが、サランネットを使って加工して、切れ目が見えない様にしてあります。
ネットワーク用のケースを加工して、裏で繋がる様にする作業と、3Dプリンターで作ったパーツを
綺麗にマウントする作業は福岡店で行っていて、1セットのスピーカーを作るのに製品が行って来てを
していて、福岡店の柳井君のまめな手作業に頼っています。
追伸
JBLの4312MⅡの天井の裏に付いているツイーターと
スコーカー用のネットワーク基盤が取れなくて、どうも専用の工具が無いと
取れないという事が分かりました。
そこで市販の工具を削って合う工具を作って、ネットワーク基盤を取り出しました。
コンデンサとセメント抵抗を切り替えていて、コンデンサは意外に小さくて、
外にネットワークを付けるという考えは正しかったと確信しました。
日産エクストレイル カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、日産のエクストレイルです。
日産純正のナビオーディオが装着されている状態で入庫となって、以前ベーシックのWパッケージを
装着して頂いていました。
カロッツェリアのトレードインスピーカーが付いていたのを取り外して、純正の16センチスピーカーに
戻して、ATX-25を使ったベーシックのWパッケージにして、最初のキンキンしたサウンドから
滑らかなサウンドに変えていました。
ラゲッジ下には量販店でスペアタイヤの位置に付けるパワードのウーファーが付いていたのですが、
これを接続しただけでナビの内蔵アンプの音がくすんでしまうので、配線を外していました。
それに加えてこれだけ厚いボードが上に乗っているとほぼ低音も聴えず、接続しない事で
フロントスピーカーの音のクオリティーを上げていました。
しかしお客様がクラブサウンド系の音楽を聴かれると物足りないという事で、助手席の下に
ミューディメイションのパワードのサブウーファーを取り付けて低音を強化しました。
パワードの10インチウーファーとドアの16センチスピーカーは同じ周波数が重なるために、
ピュアコンの4ピース構成の物に低音をカットするパーツを取り付けて、中音から低音までスムーズに
つながる様に変更しました。
イコライザーはほぼフラットで大丈夫で、一か所1クリック下げた所が一番バランス良く聴こえたので、
そこで調整を終了しました。
ウーファーのボリュームはワイヤードリモコンで単体の音量を上下出来て、一人で乗られる時は上げ目で、
他の方も乗られる時は控えめにされるそうです。
今回は運が良い事に、お客様が車速連動ボリュームをオフにして聴いておられたので、
より生の音に近いサウンドで表現出来ました。
ホンダNボックス カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのNボックス・カスタムです。
カロッツェリアのサイバーナビを使ったフロント2WAYシステムをお使いの方に
システムアップの作業を行いました。
スピーカーはドアにアウター・スラントのバッフルを製作して、以前のお車から移設して来た
ピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
グローブボックス下のピュアコンは4連ボックスプラス6ピースの、合計10ピースのフルバージョンで、
今回メインのボックスを4桁の物に交換します。
スピーカーケーブルは全てピュアディオブランドのPMBケーブルを使用していて、
前に乗られておられていたお車からの移設だったので、末端は全て焼き直して、
24金メッキの端子を新しい物に換えています。
ブラックボックスを4桁シリーズに換えたらそれだけで音が良くなる訳ではなくて、
それに合わせて他のパーツの値も微妙に変えて行き、生音・生声に合わせたピッタリのセッティングを
行いました。
黒に茶色のベースのZSP-MID用のコイルだけでこれだけの種類があり、
その中から最もマッチングが合う物を探し出します。
バッテリーはボッシュのハイテックシルバーⅡを使用していて、電圧のピークホールド性能ばかりを
重視した音が鋭いバッテリーや、ノーマルの少し物足りない音のバッテリーと違って、
最もニュートラルな音が鳴るバッテリーなので、今回はイコライザーは10ピース構成のピュアコンとの
組み合わせで、フラットで音調整を終了しました。
普通に走行用としては3年以上使えるバッテリーですが、2年を過ぎるとオーディオの音が
新品当時ほどではなくなるので、2年をめどに換えられるお客様が多くおられます。
この差を他のオーディオアクセサリーで埋めようとすると逆に割高になってしまい、
それも100%補える訳ではないので、早めに換えて常に良い音で音楽を聴きたいと言われる方が多いです。
そしてこちらのNボックスはタイヤが軽自動車専用レグノに交換してあります。
静粛性と乗り心地とハンドリング性能が向上して、オーディオの性能と合わせて、特別な1台となっています。
車はオーディオとタイヤの銘柄選びを間違うと、極端に快適さが失われるので、この二つの選択は重要ですね。