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取付ブログ

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トヨタ ヴォクシー カーオーディオの音質アップ

2018-10-10
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、トヨタのヴォクシーです。

アルパインのヴォクシーZS煌専用のビックXを装着されていて、量販店でトレードインスピーカーと
パワードのウーファーを取付けられていましたが満足がいかず、札幌店でスピーカーの取り換えや
防振などの作業を行いました。
 
 
ドアスピーカーはカロッツェリアのトレードインで、ドア内にパッシブネットワークが
貼り付けてあって、長さが余ったコードは束ねてある状態でした。
 
それらを取り外して、まずは外板裏の防振を行って、音の基礎作りを行います。

響きの中心を見つけて、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、外板裏の響きを抑えた後に、
サービスホールを塞ぐ防振を行います。
 
 

そして内張り裏にセメントコーティングを施した後にアウタースラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取付けました。

ノーマルの内貼りにトレードインのツイーターが付いた状態よりも高級感が増した気がします。

そしてリアのスライドドアにも静粛性アップを主な目的にした防振を加えています。

ツイーターはAピラーの根元までピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を送り、
ベーシックパッケージでおなじみのATX-25ツイーターを取付けました。
 
 

フロントのツイーターとミッドレンジの周波数幅とインピーダンスとレベルはMDF板の上に
貼り付けたピュアコンで行い、手前に引き出した状態でパーツのはめ替えを行って音が決まったら、
見えない部分にしまい込みました。
 
 

入庫時は極端なイコライジングをしても音に満足が行かなかったヴォクシーも、元の音楽に対して
適切に音を合わせて行くピュアディオの作業で、あまりイコライザーを動かさなくても生演奏や
生声に近い音色で音楽が聴ける様になりました。
 
 
 
 
今日10月10日で当社は開業して36年を迎えますが、昭和の時代の音にクセの無い
ツイーターやミッドが単品で買えて、「付属のネットワークはとりあえず音が鳴るという状態なので、
良いパーツを選んで車に合わせたネットワークを作ってあげて下さい。」というメーカーも
あったぐらいで、最近の目先のスペック重視のキンキンして落ち着かない音のカーオーディオではなく、
心のこもった良いカーオーディオをこれからも継承して行きたいと思っています。

ホンダ・S660 スピーカーの音質アップ

2018-10-08
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、 ホンダのS660です。
 
S660は2DINとか1DINのデッキやナビのスペースは無くて、 オンダッシュの
ポータブルナビみたいな画面が付いた車か、 インパネに完全に納めてしまっているタイプの
2種類のオーディオ付の状態で、 今回は初めてインパネに完全に埋め込みタイプのお車が入庫しました。    
 
 
曲数やラジオの周波数はメーターパネルの中だけに表示されて、 操作は全てハンドルリモコンで行う、
いかにもスポーツカーという感じで、 ベーシックパッケージの取付けと、 ベーシック防振の施工の
Wパッケージの作業を行いました。       
 
 
S660のドアは横に長くて、後ろの方の鉄板が震えてスピーカーの残響が耳に付き、
それでいてスピーカーは他の車種に比べて耳に近いと、 オーディオの条件として良い状態ではありません。     
 
ドアの内貼りを外すと外板裏には何も貼ってなくて、 これでは残響は残って当たり前です。    
 
ベーシック防振では丸と四角の防振マットの他に、 防振メタルを使ってカーン!という高い響きの残響を
抑えて、 特に後ろの方に2個縦に並べて貼って、耳に入って来る残響を抑えています。      
 
純正のドアスピーカーはフルレンジで全帯域鳴っていましたが、 ベーシックパッケージでは
ピュアコンで高い周波数に制限をかけて、 ダッシュに取付けたピュアディオブランドの
ATX-25で上質な高音を鳴らして、 フロント2WAY構成と変更します。    
 
 
S660のオーディオは外部入力とラジオだけなので、 お客様のIpodとFMラジオを聴いて
音調整を行いました。    
 
最初はディスプレイ付のオーディオのディスプレイが無いだけだろうと思っていたら、
音の特性が全く違っていて、 前回までのディスプレイ付のデーターを無い物ととして
一からピュアコンの値を探りました。    
 
 
自分の思うにはディスプレイの他にハザードスイッチの下にボリュームつまみが付いていて、
「これはラインアンプか何かが付いていて勢いを付けていたのでは?」と感じました。    
 
 
今回はハザード下にボリュームつまみがなくて、 音はきわめてプレーンな感じで勢いを付けている
様子はありません。      
 
勢いが付いているので、 ドアスピーカーを交換した時などバス・トレブルを下げて調整したぐらいで、
頭の中のイメージを切り替えるのに苦労しました。      
 
 
ツイーターのレンジとレベルも位置からやり直して、 ピュアコンのパーツをあれこれと交換して
音を追い込みました。   
 
運の良い事にお客様のIpodの中には 自分が実際にお会いして生の声を聞いた事がある
女性ボーカリストの楽曲と、 PA無しの生音で楽器を聴いた事があるアーティストさんの
楽曲が入っていて、 その音を頼りにより生声・生音に近い状態でセッティングしました。    
 
 
ベーシックパッケージは同じ車種でも年式やグレードや仕様によって 細かくパーツの組合せを
変えていて、そこがロングセラーになっている秘訣で、 「買って良かった!」と言って頂ける様に
日々精進しています。

スズキ MRワゴン カーオーディオの音質アップ

2018-10-07
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スズキのMRワゴンです。
 
 
MRワゴンはスズキが日産にモコとしてOEM供給されていて、そのモコはピュアディオが
代車兼デモカーとして所有しています。

ピュアディオのモコは純正のディスプレイオーディオをベースにベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工を行っていましたが、最近フル防振とドアスピーカーをJBLのGX600Cに
交換してグレードアップを行なって音質アップを図って、ちょうどその後にMRワゴンのお客様も
ピュアディオのモコと同じ仕様にする事になりました。

JBLの508GTIツイーターを使ったベーシックパッケージにベーシック防振の
Wパッケージだったところからシステムアップを始めました。
 
 
薄くてツルツルの内張り裏に下処理を行なって・・
 

セメントコーティングを行なってポコポコ軽く響く音を抑えました。
 
 
サービスホールは金属シートを重ね合わせて塞いで、ブジルゴムを使わない事で
スピーカーの響き意外をシャットアウトして、低音の量よりも質感を重視しています。
 

純正スピーカーを取り外して、JBLのGX600Cのミッドを取り付けました。
 
 
このスピーカーをインナー取り付けをすると、適正なコイルはかなり巻き数の少ない物が必要で、
全て空のボビンから銅線を巻き上げて行っています。
 

仮に10種類のコイルからインナーの適正を選ぶとして、3店舗に全てを用意すると
30セットを最初に巻いて用意しないといけなくて、左右で合計60個を巻いて用意した上で
初めて1種類のスピーカーの販売が出来るという考えで、きちんとマッチングさせるのには
それなりの準備が必要です。
 

そして純正のディスプレイオーディオを使ってフル防振でスピーカー交換が完了したのですが、
ここでナビオーディオを取り付けたいという話になって、純正オーディオを取り外してパナソニックの
大画面ナビに交換しました。
 
 
最初から全てのチャンネルに100センチのディレイがかかっていて、音がほんわりしていたのを、
使わないチャンネルも含めて全てゼロに合わせて、音楽がきちんと聴ける様にしました。
 
 
 
最後に13バンドのイコライザーを調整して、ピュアディオのモコ以上にシステムアップした
MRワゴンが完成しました。

トヨタ ハイエース カーオーディオの音質アップ

2018-10-06
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのハイエースです。
 
 
ハイエース専用のアルパインのビッグⅩを装着した状態で入庫となって、以前ベーシックパッケージと
ドア防振の作業をして頂いていました。
 
今回は2度目の入庫で、ベーシックウーファーパッケージにアレンジを加えた物を装着しました。
 

キャンピング仕様のハイエースの左サイドのベース部分の隙間にJBLのモノラルパワーアンプを
取り付けました。
 

ウーファーはセカンドシートと前席の下のエンジン部分の間にち収まるサイズの
エンクロージャーを製作して、ピッタリはまる様にしました。
 
 
 
エンクロージャーの上にはフラットで頑丈なグリルを作って、上に物が落ちても
JBLの25センチユニットが痛まないようにしてあります。
 
 
ウーファーの追加で低音域がアップする分、中高音のバランスは新たに取り変えます。
 
ハイエースのドアスピーカーはかなり下の方に付いていて、低音がアップした分
薄く聴こえる感じがするので、ピュアコンのパーツを交換して、フロントの周波数特性を変えました。
 
 
ベーシックパッケージで取り付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターは、
周波数レンジの下方向にやや増やして、レベルも少し上げて、ウーファーの追加に対応しました。
 
 
ピュアコンのパーツの交換で音を追い込んで、最後はビッグⅩのパナメトリックイコライザーを駆使して、
後一歩のところを調整して、ハイエースの作業は完成しました。
 
 
ウーファーを取り付ければ単純に低音は増えますが、それに合わせたフロント側のチューニングを
行わないと、せっかくの中高音を壊して、ただ低音が増えただけという残念な状態になるので、
ウーファーの取り付けにはいつも慎重になります。
 

トヨタ・ラクティス カーオーディオの音質アップ

2018-10-05

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのラクティスです。
 
 
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、
スピーカーの取り付けと、ドア防振の作業などを行いました。
 

 
まずはドアの内張りを外して、外板裏の何も貼ってない場所に
防振マットと防振メタルを貼り合せます。
 
 
マットの形と材質と貼り位置はある規則があって、材料は少なくても効果が大きく、
ドアが重たくならずに、
ブジルゴムの響きで低音の量は増えても本来の音以外が加わる事もありません。
 
 
 
今回は静粛性アップのためにリアドアにもベーシック防振の施工を加えています。
 

 

フロントドアの内張りは広い範囲に吸音フェルトが貼ってあって、
ロードノイズが入りやすいと分かります。
 
 
一度フェルトを外して、下処理を行なった後にセメントコーティングを行ないました。
 
 
 
最初は青みがかったコーティング材も、乾燥して来ると化学変化で茶色がかってきて
カチッと心地良い響きになり、トードノイズの進入を防ぎ、断熱性もアップします。
 

更にサービスホールを塞ぐ防振も行って、片ドア3面のフル防振の状態にしました。
 
ドアスピーカーは純正の16センチを取り外して、車内からPSTケーブルを引いて来て、
インナーバッフルを製作して上半分にレインガードを取り付けました。
 
 
JBLのGX600Cのミッドを取り付けて、
周りにシール材を貼り付けてから内張りを組み付けます。
 

 
ツイーターは以前にベーシックパッケージで購入された
JBLのP560のツイーターをそのまま使用します。
 
 
 
ラクティスのスピーカー位置はリスナーの耳の位置からかなり下の方にあるので、
ピュアコンのコイルの画数はかなり少なめの物でマッチングを取ります。
 
 
 
コイルは機械巻きしてある物を序徐々に解く方法と、
空のボビンに一から巻いて行く方法があって、
今回使ったコイルは一から巻いて行きました。
 
巻き数が少ない場合は輸入物の銅の純度がかなり高い銅線を使って巻いて、
上から下に下りて、また下から上に上がってと巻き上げて行く時に、
締め付けの強さと折り返しの時のターンの良し悪しで
同じ長さの銅線を巻いても得られるインダクタンスが違って、
少ない長さで最大にインダクタンスが取れるのが良いコイルになります。

 
自分が中学生から高校生の時にアマチュア無線を趣味にしていて、
短いアンテナで遠くに電波を飛ばすために手作業でコイルを巻いていて、
その時に得た『良いコイル』の概念が今のコイル巻の基本になっいます。
 
 
最後に楽ナビのイコライザー調整を行って音を整えて、
「今の楽ナビは以前のサイバーナビと同じ性能になっているな。」と
思いながら調整を行っていました。
 自分は個人的に音が素直で生音に近い楽ナビの方が、
やたら調整機能を増やして音をややこしくしているサウンドナビよりも良い音というか、
本来の音楽の音に聴こえます。
 
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