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取付ブログ

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アウトランダーPHEV カーオーディオの音質アップ

2019-08-07

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、三菱のアウトランダーPHEVです。

 



三菱のオプションのダイアトーンのサウンドナビのMZ200が装着された状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工と、ドアスピーカーの交換の

トリプルパッケージの作業を行いました。

 

 


トリプルパッケージはWパッケージにもう1工程追加するとトリプルと呼んでいて、

ベーシック防振が前後や、前にセメントコーティングをプラスしてもトリプルと呼んでいるので、

今のところ3種類のトリプルが存在しています。


ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25ツイーターで、純正のミラー裏の

ツイーター位置と比べるとやや奥の方から遠いツイーターは耳にダイレクトに、近いツイーターは

外ドームの指向性の薄い部分でやや弱く高音を受けて、それで左右のギャップが出にくくしています。

 


また外ドームという構造が車には合っていて、内ドームの強い指向性や、内と外を混ぜた

『両方の良い所を併せ持った』という構造はどっち付かずで、もう30年以上外ドーム型の

ツイーターをメインに販売しています。


普段は純正の16センチドアスピーカーをそのまま使用していますが、今回はお客様の希望で

サイズを13センチに絞って濃い中音域をという事で、JBLのクラブ5000Cのミッドのみを使用して、

ATX-25と合わせてJBLのセット物では出せない音を表現しました。




防水ゴムラバーの内側の外板裏にはベーシック防振の施工を行って、車室内から

ピュアディオブランドのPSTケーブルで音をひいて来て、16センチの穴に

13センチのインナーバッフルを取り付けて、クラブ5000Cのミッドを取り付けました。



クラブ5000Cと名乗りながらも実際にはP550やP560の系統の構造で、

P560とほぼ同じ特性で、使用するピュアコンもP560用がベースとなり、

今回はオプション1品を加えて6ピース構成で取り付けています。


ドアのスピーカーグリルはもう見慣れた現行アウトランダーの位置で、比較的短時間で

ピュアコンのパーツの組み合わせは決まりました。


逆にサウンドナビのセッティングには苦労して、再生画面で聴いている音と、AV画面から

右上のセッティングの項目を押した途端に音が変わってしまいます。

 



セッティング画面に入っている時の方が音がハッキリ聴こえるので、これで良いかと

再生画面に戻すと物足りなくなって、調整時にやや派手目にしてからセッティングを終了させて、

それで再生画面で音がちょうど良いかを確認して、足らなかったり出過ぎていたらまた

セッティングという、予測して確認の繰り返しで音を追い込みました。

 


最近のナビオーディオはメモリーする前と後で、後の方が音が抑圧される物が多いのですが、

後で抑圧されるのを前提の予想の調整というのが段々当たり前になって来ています。

トヨタ・プリウス カーオーディオ の音質アップ

2019-08-05
 
 
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
トヨタのプリウスです。
 
 
 
 
トヨタ純正のナビオーディオにドアにフル防振の施工を行い、
アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSPーLTD15を装着していました。
 
 
 
 
 
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
フロント2WAYのシンプルで極めてシステムとして一度完結していました。
 
 
 
 
 
今回は純正の7インチのナビを取り外して、
パネルを8インチ用の物に取り替えて、
パイオニアのサイバーナビの8インチの物に交換しました。
 

 
 
 
それと同時にラゲッジに25センチのウーファーボックスを設置して、
JBLのサブウーファーを取り付けて・・
 

 
 
 
運転席下にJBLのウーファー用のモノラルアンプを取り付けて、
左右の信号をミックスしてウーファーを駆動させています。
 
 
 
基本はベーシックウーファーパッケージですが、
追加でエンクロージャーを豪華な物に変更しています。
 
 
 
更に助手席下にはナカミチのPAー1002Nを取り付けて、
フロントの4つのスピーカーを安定して駆動させています。
 

 
 
 
ウーファーの上限周波数の調整はサイバーナビの内蔵チャンディバで行なって、
ミッドの下限周波数と上限周波数と、ツイーターの下限周波数はピュアコンで調整して、
車1台で3WAY構成のシステムに構築しました。
 
 
 
 
最後にサイバーナビの31バンドのイコライザーを調整して、
音を整えたら完成です。
 
 
プリウスのお客様は2013年にベーシックパッケージを購入されてから
じわじわとシステムアップをして行かれて、
今回はナビの変更とウーファーの取り付けと、フロントアンプの追加の、
合計3か所のシステムアップを一気に行なわれて、
全ての音域に対して満足が行くシステムが出来上がったと喜ばれていました。

マツダCX-5 スピーカーの音質アップ

2019-08-04

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、マツダのCX-5です。


マツダコネクト付きのお車にベーシックパッケージの取付と、前後ドアの

ベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。

 




ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純正をそのまま使用して、

ドアの外板裏の何も貼ってない部分に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、

余分な残響を抑えてスピーカーの鳴りを良くします。

 


 

 

防振材は響きの周波数に合わせて、合計4種類を響きの中心を見つけ貼り合わせています。

 



リアドアの入り組んだ部分にも防振メタルと防振マットを貼って行きます。


ツイーターは純正のピラー根元の部分は指向性の向きが悪いのと、車体の鉄の影響で

磁力線が曲がるので使用せず、ダッシュの上にスタンドを使って仰角と振り角を付けて、

ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。





マツダコネクトの車両アンプから音信号を取り出して、グローブボックス下に

左右2枚のMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、純正ドアスピーカーと

ATX-25の周波数幅とインピーダンスとレベルを調整します。

 

 

ピュアコンで合わせきれなかった部分はマツダコネクトのバスとフェダーを少し

動かして整え、入庫時に比べたら見違える様なクリアーなサウンドに変わりました。

スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ 後編

2019-08-03

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
スズキのスイフトスポーツの続きです。
 
 
 
 
一度ジャッキアップしてタイヤを外して、
フェンダーの内側のカバーにセメントコーティングを行ってから、
再びタイヤを取付けます。
 
 
 
水に濡れるのと、力が下方向にかかるので、
通常のセメントコーティングよりはたわみを持たせるつなぎの材質を多めに使っていて、
剥がれが起きない様にしてあります。
 
 
オーディオレスの2DIN部分には上段にカロッツェリアの1DINタイプのサイバーナビを取付けて、
下段にはナカミチのCD-700KKを、前に乗られていたお車から移設して取付けています。
 
 
 
ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取付けて・・
 
 
 
 
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取付けています。
 
 
 
 
 
更にリアのラゲッジはアンプボードに25センチ用のエンクロージャーを埋め込んで、
ウーファーとパワーアンプとデジタルプロセッサーを取付けています。
 
 
 
ウーファーはピュアディオの限定の25センチの黄色いケブラーコーンの物で、
量感よりは質感を重視していて、
存在感を抑えてZSP-MIDで再生しにくい超低音をわずかに押し出して、
車1台で3WAYのスピーカー構成としています。
 
 
 
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーは
タブレットでチャンネルディバイダーとイコライザーの調整を行って、
見えない所に仕込んでいるピュアコンと合わせて、
3WAYシステムの調整を行っています。
 
 
 
 
音調整が終わったら車両を外に出して
ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行います。
 

 
 
フットプレートに濡れがあったら、これは普通にそうなのか、
それとも雨水の流れに問題があるのか、
内側も確認してから納車の準備に入りました。

16年ぶりの窯の入れ替え

2019-08-02

昨夜テレビを観ていたら、DA・PAMPのISSAさんが、
「16年ぶりに紅白に出場しました。」と言われていましたが、
サウンドピュアディオでは16年間使用した
ハンダの漬け込みを行う機械を入れ替える事になりました。
 
 
 

 
ここ近年車がどんどん変わって来て、
電気を多く使うシステムが合わなくなって来て、
SKY-3や前のモデルのPMBなどの高級スピーカーケーブルを使って、
シンプルな構成で良い音を再生するという方向にシフトして来ています。

 
ただ急激な需要に対応するために機械に負担をかけてしまい、
作業まで約2時間かかる温度の立ち上げ時間を短くするためにライターやチャッカマンなどで炙り、
数か月に一度来社されるハンダ機器メーカーの太洋電機さんからは
「上のグレードの物に買い替えて下さい。」と言われている状態でした。
 
 
 
 
こんどの物は産業用でかなり大きく重たくなって・・
 
 
 

 
電源ケーブルが先バラでブレーカー付きの配電盤に
直接付ける様になっています。
 
 
 
 
秘伝のタレならぬ秘伝のハンダの配合で新たにハンダ槽を埋め様にもかなり容量があって、
前の秘伝のハンダを移して合わせた状態で槽を埋める事にしました。
 

 
機械を熱くして持ってひっくり返そうと思ったら周りが物凄い熱で、仕方ないのでホームセンターで調理道具を買って来て、それで中からすくい出す事にしました。
 
 
 
 
最初はめいっぱいすくったら、ハンダは金属なのでかなり重くてズッシリ来て、
こぼれたら大変なので少しづつ新しい槽に移して行きました。
 
 
 
何度も繰り返していたらかなり少なくなって・・
 
 
 
 
もうこれぐらいならいいかな? とも思ったのですが、
そこは16年かけて作った秘伝のハンダで・・
 
 
 

 
冷えて固まりかけた所をゴリゴリとお好み焼き用の小型のへらですくい取りました。
 
 
 
ハンダは全て新しい槽に移ったので、
電源を入れて温度を上げて溶かして行きます。
 

 
表面に汚れが浮き出て来たので、
へらで掬い取ります。

 

 
おーっ! やっぱりこの輝きでないと良い音は再生出来ません!
 
 
 
そして試しにSKY-3の切れ端を実験で漬け込んでみたら・・
 
 

 
あれっ? 真ん中まで熱が通らず、
エナメルで絶縁してある部分が焼き切れず、
導通していません。
 
 

 
それもそのはず、メーカーの最初の出荷時の温度設定が270度で、
ピュアディオの基準がそれより100度上の370度で、
70が見えたので勝手にいつもの温度と同じと思っていたので、
芯まで焼き切れないのでした。
 
 

 
メーカーの標準設定の100度上で、短時間でスパッと焼き切っているからこそ、
SKY-3やPMBケーブルの高音質が得られているというお話でした。
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