取付ブログ
VWゴルフ・ヴァリアント スピーカーの音質アップ
2017-12-25
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、
フォルクスワーゲンのゴルフⅦのヴァリアントです。
フォルクスワーゲンのゴルフⅦのヴァリアントです。
山口県のお隣の広島県からお越し頂きました。
全体にベタベタ貼るのではなくて、響きの中心をピンポイントで抑えて、
『ドアが重たくならない・ブジルゴムの響きが残らない・費用対効果が高い』
の3つの効果で人気が高いベーシック防振です。
ゴルフはサービスホールが無いのと、
外板裏に最初からある程度の防振マットが貼ってあるので、
外板裏に最初からある程度の防振マットが貼ってあるので、
ベーシック防振にセメントコーティングを加えるだけで、
国産車の片ドア3面のフル防振と同じ状態に出来ます。
国産車の片ドア3面のフル防振と同じ状態に出来ます。
ピラーに組み込まれている純正ツイーターは外して、
ピラー根元まで高音域重視のPSTケーブルをはわします。
ピラー根元まで高音域重視のPSTケーブルをはわします。
この材質とこの角度がプロ用のスタジオスピーカー的なサウンドを再生させます。
グローブボックス下にゴルフⅦ用のピュアコンを取り付けたらもう音がなります。
ちょうどこのブログの準備をしている時に広島のお客様からお礼のメールが届いていて、
マーカスミラーのライブ音源が良く聴こえたのと、ボリュームを上げても聴疲れしなくなったそうです。
ホンダ・オデッセイ カーオーディオの音質アップ
2017-12-24
今日ご紹介する1台は本日の福岡店の作業から、ホンダのオデッセイです。
カロッツェリアのサイバーナビが装着された状態で入庫となって、
スピーカーの取り付けと防振作業を行ないました。
まずはフロントとリアのどあの内張りを取り外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せて、
ベーシック防振の施工を行ないます。
フロントドアはサービスホールを塞ぐ防振も行なって、
16センチを13センチに変換するインナーバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
スピーカー周りのシール材は低音が強調され過ぎない様にウエーブ状の物でなくて、
あえて普通の平凡な見た目の物を使用しています。
これみよがしな見た目の物は、なぜか音もこれみよがしになってしまうんですよね。
フロントのドアのみセメントコーティングも行なってフル防振にして、
リアスピーカーはレベルを下げて鳴らすので、ベーシック防振のみで静粛性向上を目的としていて、
美味しいとこ取り的な防振にしてあります。
ツイーターは以前お使いだったピュアディオのハイエンドツイーター・ユニコーンを
ワイドスタンドを製作して取り付けました。
以前に乗られていたお車から外してしばらく取り付けておられなくて、
鳴らし込んで本調子を出すのに時間がかかりました。
ヴェルファイアとエルグランド
2017-12-22
現在の宇部店のピットにはヴェルファイアとエルグランドが縦に2台並んで作業を行っています。
エルグランドは3週間お預かりのフルシステムの取り付けで、
ヴェルファイアはフロントのみの作業で1週間お預かりです。
ヴェルファイアはもうじき完成で、広島県からお越し頂いたお客様です。
以前からお使いだったクラリオン製のナビオーディオをそのまま使用して・・
ドア内はフル防振の施工を行なって、表はアウタースラントのバッフルを製作して、
JBLの13センチコアキシャルスピーカーのツイーター配線をカットして、
13センチミッドとして使用しています。
コアキシャルスピーカーは大量に生産されているので販売価格が安く設定してあって、
同じサイズの単品ミッドに比べたらツイーターカットで使用すると安く上がり、
予算が限られている時にツイーターのグレードを下げるよりもコアキシャルを使用した方が良い音を
再生する事が出来るので、たまに使う手法です。
予算が限られているからと安いセパレートスピーカーを買ってしまうと、
後でシステムアップする時にツイーターもミッドもどちらも使えず、結局買い直しとなってしまい、
逆に高く付いたという事になります。
サウンドピュアディオは事前にデモカーで組み合わせを試してからお勧めしているので、
総額がいくらでと言われれば、その予算で実際に試した組み合わせを元にご提案をさせて頂きます。
25年以上前は頭の中で「これとこれを組み合わせたらこんな感じで・・」という予想でご提案していて、
中途半端なシステムになった事もあるので、
現在は販売アイテムを絞る事でハズレの組み合わせを出さない様にしています。
話は変わって以前は大型ミニバンを縦に2台並べて作業は不可能だったのですが、
改装工事を行なって前に1・5メートル伸ばしたので可能になりました。
でも1.5メートル伸ばして空間が変わったらエアコンの効きが悪くなって、
それこそ有明湾を塞いだら海苔の色が薄くなったではないけれど、本来の状態では無くなりました。
この冬はガスファンヒーターを追加して、暖房のムラを無くします。
追伸
そういえばヴェルファイアとかエルグランドは『大型ミニバン』と呼ばれていますが、
大型なのにミニとはおかしな表現だと思います。
元々はアメリカで初代エスティマクラスがミニバンと呼ばれたので、その表現が後から日本に入って来たので、
ミニなのに大型という相反する表現になったのでしょう。
プジョー3008 カーオーディオの音質アップ
2017-12-21
今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業から、プジョーの3008です。
ドアの内張りを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行なって、
インナーバッフルを製作してJBLのGX600Cのミッドレンジを取り付けました。
先週大量に入庫しているスピーカーで、ミッドはしっかりしているのに、
ツイーターがサイズが小さくてレンジが狭いので、ピュアディオではミッドのみを使用しています。
スピーカーの取り付けは普通の時間で作業出来たのですが、
3008にサイバーナビを取り付ける作業が前例が無くて、
コンソール周りを分解してどこにどうやって取り付けたらいいいのだろう?と思案していたら・・
アームレストを造作して、1DINタイプの物を前に向けて取り付ける事が出来ました。
音調整の時には後ろを振り返って調整して、最後は選曲はブラインドタッチで出来る様になりました。
ベンツCクラスクーペ カーオーディオの音質アップ
2017-12-20
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、ベンツのCクラスクーペです。
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付き車で、ベーシックパッケージの取り付けと、
オプションを2つプラスした作業を行いました。
現行のCクラスはドアの上部に小型スピーカーが付いていて、低音はグローブボックス下のウーファーで
鳴らしています。
ドアの9センチサイズのスピーカーは裏に付いている100マイクロのコンデンサで下限周波数を
決定しています。
しかしここの精度が悪くて、プラス2本・マイナス2本の4極測定を行なうと約90マイクロしか
表示しなくて、これでは想定しているほどの中低音が得られません。
そこでベーシックパッケージでは下限周波数をグローブボックス下に設置するピュアコンで行い、
上限周波数にも制限を加えて中音のみにして、後付けツイーターで高音域を鳴らす様に改善します。
普通コイルが2個のピュアコンも、モノラルのウーファーの上限周波数を決めるためのコイルをプラスして、
ベンツCクラス用では3個並んでいます。
ツイーターはダッシュ上にスタンドで角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
取り付けて上質な高音を再生します。
純正のミラー裏のツイーター位置はデザインはスッキリしているのですが、向きが悪いのと
グリルのひかかりがあって、ツイーターレベルを高めにして周波数レンジを広げないと同じ音量が
得られません。
ただし、同じ音量が得られても同じ音質は得られず、下限周波数を伸ばして失われた音を足したとしても、
上限周波数はネットワーク回路では伸ばせないので、このダッシュの位置が伸びが良くて自然な高音が
再生出来るとうい訳です。
ここまでがベーシックパッケージの作業で、それにオプションのドアの外板裏のベーシック防振の作業を
行いました。
ドアを開けた時に同時に車室内からPSTのスピーカーケーブルをひいて来て、より低ロスで
音を送る様にしました。
ドアスピーカーは純正からJBLのGX302に交換して、グリルの内側からオレンジの輝きが見えています。
GX302は価格が安い割りに音質が良くて人気の商品で、今後はモデル名が変わって
価格が1・5倍になる前に在庫を買い込んでいるので、もうしばらくは従来の価格で販売出来ます。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、CDを複数枚再生してしてエージングと調整を行います。
現行Eクラスはここにプレイヤーが無くなったのに、Cクラスはまだプレイヤーが付いているので助かります。
Cクラスの純正オーディオの3トーンの調整は、ここを1クリック動かしただけで音の新鮮さが
失われていたのですが、年次変更のせいかここを動かしても今までほどの変化が無くて、デッキ裏に
あったパワーアンプの位置も変更になっていました。
パワーアンプの位置が変更になった時点で音も僅かに傾向が変わっていて、これまでのピュアコンだと
やや高音が強く聴こえたので、ピュアコンのパーツの値をあれこれと交換して、アンプ別体の仕様で
最も音が生っぽくなる様に変更しました。
パーツの組み換えを行なうと、生音ぽく聴こえる組み合わせと、音の効率が高くてより大きな音で
聴こえるポイントが何故か一緒で、結果的に低音は1クリック下げた方が自然だったので、3トーンの
1ヶ所を1クリック下げた所で調整を終了しました。
ベーシックパッケージの魅力は年次変更やマイナーチェンジの僅かな純正側の変更にも、
常に最適な値のパーツを取り付けて、最高のコストパフォーマンスで正確な音をお届け出来る事です。