本文へ移動

取付ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

ゴルフⅦR カーオーディオの音質アップ

2018-06-28

今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
フォルクスワーゲンのゴルフⅦRです。
 
 
マイナーチェンジでナビオーディオが大画面化したモデルをベースに、
フルシステムの取り付けを行いました。
 
 

 
まずはドアの内張りを外して、更にインナーパネルを外して、
外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合せます。
  
ゴルフⅦではインナーパネルのプラスチックがポコポコと鳴るので、
メタル2枚とマット1枚を貼って響きを抑えます。
 
 
また内張り裏のプラスチック部分に
下処理を行なった後にセメントコーティングを行ないました。
 

 
 
今回はフロントドアに加えてリアドアにも施工を行い、
リアのハ部分の内張りにもセメントコーティングを行っているので、
5ドア全てからロードノイズの進入を防いでいます。
 
 
実はハッチの鉄板の裏側に防振マットと防振マットが貼ってあり、
後ろからのロードノイズの進入と、
後付けのサブウーファーの影響を受けない様にしてあります。
 
 
信号系の作業ではグローブボックス内のアンプ部分から
ピブランドのSKY-3ケーブルで音信号を取り出して、
コンソール横に仕込むピュアディオチューンのハイローコンバーターに通して、
スピーカー信号をRCA信号に変換しています。
 
 
RCA化した信号はSKYのRCAケーブルでリアのラゲッジに送られて、
ピュアディオチューンの30バンドイコライザーとチャンネルディバイダーを経由して、
ナカミチのパワーアンプ2台に送られます。
  
パワーアンプは1台はフロント用で、
もう1台はサブウーファー用で2CHアンプをミックスモノにして
ピュアディオブランドのZSPウーファーを鳴らしています。

 
ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、
車内からSKY-3のケーブルをひいて来て、
ZSP-MIDを装着しています。
 

 
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作してJU60を取り付けています。
 
 
ピュアコンはグローブボックス下に合計8ピースのフルバージョンを取り付けています。
 
 
チャンネルディバイダーを使用していない場合は10ピースが最高で
今回はチャンネルディバイダーを使用しているので、8ピース構成がマックスとなります。
 
 
さすがにここまでのフルシステムだと純正側の3トーンは動かす必要が無くて、
全てフラットで理想的な音を再生する事が出来ます。
 
 
音設定の中には車速感応のボリューム調整がありますが、
ここを使うと音の新鮮さが若干失われるので、ここはゼロにして出庫しました。
 
 
 
走りだけでなく音質や防音対策も完璧に行い、
特別な1台に仕上がってゴルフⅦRは納車されました。
 

マツダ CX-5 BOSEサウンド車の音質アップ

2018-06-27
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。
 
 
現行モデルから全てマツダコネクト付き車になり、スピーカーが標準仕様とBOSE仕様の2種類があり、
今回はBOSE仕様のお車にベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の作業を行いました。
 
 
グリル上部にBOSEのマークが付いていて、ピラーに付いているツイーターのリングの
内側にもマークが付いているのが標準車との見かけ上の違いです。
 
 
ドアの内張りを開けると先代のフロントマグネットのウーファーと変わって
リアマグネットになっており、CX-3のBOSE仕様と同じスピーカーに見えますが、
アンプの駆動方式はCX-5独自の方式になっています。
 
 
作業はドア内のインナーパネルを一度取り外して、図面に従って響きの中心を見つけて、
どこにどの材質を貼るかマーキングした後に、防振メタルと防振マットを貼り合せます。
 
 
外した内張りの裏にはセメントコーティングを行い、全て手作業で意図的に
厚い薄いをランダムに作って、内張りに振動が通過しない様に処理しています。
 
 
続いて座席下のBOSEの多チャンネルアンプからピュアディオブランドのPSTケーブルで
音信号を取り出して、グローブボックス下に取り付けるピュアコンに送ります。
 
 
現行CX-5はフロアの真ん中が膨らんでいるためにベースの板は2枚に切ってセパレートにして、
左右別々にパーツを取り付けています。
 
 
また今回はオプションを1品追加して更に音質をアップさせているので、
そのパーツの値を探り出しました。
 
 
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25ですが、マツダのBOSE車は
インピーダンスが特殊なので、専用の値のピュアコンを使用しています。
 
 
 
ノーマルのBOSEの状態ではスピーカーの帯域分けが大雑把で、ドアの音圧は外に逃げていて、
内張りのプラスチックも細かく震えてクリアーさに欠けていたので、極端に調整機能を動かしても
満足いく音が出なかったのが・・
 
 
 
ベーシックパッケージとオプション1品の追加と、ドアに片ドア2面の防振を追加しただけで
効率が上がって、クリアーかつパワフルなサウンドに生まれ変わって、全てフラットでも
十分に音楽が楽しめる様に変わりましたが、更に微調整を行って、これ以上生の音に近づけない
という所まで追い込みました。
 
 
ボーズセンターパイロットやボーズオーディオパイロットの機能は、ぱっと聴き音が良くなった様に
感じますが、やはりどこか音を作っていて不自然なので結局使用せず、CX-5の
BOSEサウンド車は入庫時に比べたら全く別の音に生まれ変わって納車されました。

セレナeパワー スピーカーの音質アップ

2018-06-25

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
日産のセレナeパワーです。
 
 
(意識していなかったのにうちのノートeパワーも写っていました)
 
 
日産純正のパネル一体型の大画面ナビが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、
全後のベーシック防振の施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。
 
 
 
ベーシックパッケージという簡単そうな名前に反して、純正ナビは一度取り外して、
裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音を取り出すという難しい作業を含んでいます。
 

グローブボックス下の取り付けるピュアコンに送って、
そこからはツイーター音域を重視したPSTケーブルにつないで、
ダッシュのピュアディオブランドのATX-25ツイーターを鳴らします。
 
 
ダッシュの先端の純正ツイーターの位置は音が出て直ぐにガラスに反射するので
場所が良くなくて、ツイーターの質感とロスが少ないケーブルとピュアコンのパーツと、
専用スタンドを使った絶妙な取り付け位置で質の高い高音を再生しています。
 
 
ドアスピーカーは高音は伸びないが中音から中低音にかけては
クセの無い純正をそのまま使用して、
何も貼ってない外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、
ドア全体の残響を抑えて、音質アップと音圧アップを図ります。
 

 
内張りを組み付けたら作業は終わりで、
普通はアクセサリーポにして音調整を行うのですが
、セレナeパワーはいきなりオンになるので、一度ピットから外に出して、
カーポートの下でエンジンがかかる状態で調整を行いました。
 

 
最近のパナソニックのナビオーディオは最初から100センチのディレイがかかっていて、
それを一度ゼロにしてから音調整に入ります。
 
 
 
自分はこれまで多くのボーカリストの方に直接お会いして生の声を聞いているので、
ディレイがかかっている時の音色が実際の声と違うというのが直ぐに分かります。
 
 
自分のCDの他にお客様の音源でも音を確認して、
MISIAさと米米クラブさんの楽曲が入っていて、
MISIAさんも石井竜也さんもこれまでに複数回お会いしているので、
「ここが一番生音に近いポイント!」というパターンを見つけてメモリーしました。
 
 
そうはいっても最近のナビオーディオはメモリーする直前とメモリーしてからの
音色に若干の差があり、
何度もメモリーと再生画面を繰り返して最も生音に近いパターンを探していますが・・
 
 
前席での調整が終わったらセカンドシートに座って、
後ろに座られる方がどんな音で聴こえるか確認して、
フェダーを動かして前の席のバランスと後ろの席での音質を考慮しながら音を整えました。
 
 
そして普通はサードシートは使われないという事で、
サードシートの位置にミューディメイションのパワードのウーファーを取り付けて低音を加えました。
 
それに合わせてピュアコンのパーツでフロントとリアのドアスピーカーの低音の一部をカットして、
パワードウーファーの上限周波数とドアスピーカーの下限周波数が重ならない様にしたので、
無駄に重なる部分が無くなって、ウーファーが小型の割には活き活きとした低音が再生出来ました。

 
ここのセッティングにはかなり苦労しましたが、
お客様には音の出来にはとても満足して頂きました。

レガシィ・アウトバック カーオーディオの音質アップ

2018-06-24

今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
スバルのレガシィ・アウトバックです。
 
スバル純正のパネル一体型のナビオーディオを取り付けた状態で入庫となって、
スピーカーとアンプとプロセッサーの取り付けを行いました。
 
 
ドアはフル防振の施工の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
 
 
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
 

 
リアのアンダーボックスの下にはパワーアンプとプロセッサーを取り付けていて、
純正ナビのスピーカー出力にピュアディオチューンの
ハイローコンバーターでRCA化した信号を送って来ています。
  
アンプもプロセッサーも一度分解してチューニングしてあり、
アジアの某国で大量生産されたザラザラした音だった物を、
粒立ちの細かい音に変えています。
 

 
フロント2WAYシステムとしては贅沢な仕様で、
グローブボックス下に取り付けた10ピースのピュアコンで周波数レンジと
インピーダンスとレベルを調整しています。
 
 
最近のパナソニックのナビは最初からスピーカーにタイムディレイがかかっていますが、
それを全てゼロにして、元の音楽の音色に対して正確な音にしました。
  
ナビ内蔵の13バンドのイコライザーは使わず、
後付けの31バンドイコライザーで1クリックの刻みが4分割になった状態で
細かいイコライジングを行い、
これまでの様に動かしたバンド以外の音域のイメージが変わるとか、
メモリー下とたんに音のイメージが変わるという手間のかかる調整から開放されて、
ズバッと狙った通りの調整が出来る様になりました。

 
フロント2WAYながらも、極めたサウンドのアウトバックが完成しました。
 

BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ

2018-06-23
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
BMWの3シリーズのセダンです。
 
異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージの取り付けを行いました。

 
 
この現行のBMW3シリーズ用のパッケージは96000円プラス税という、
他のベーシックパッケージよりは高い価格設定になっていますが、
初めからドアスピーカーの交換費用が含まれているからこの価格になっています。
 
 
 
ただドアスピーカーを交換するだけでなく、インナーバッツフルを製作して、
金属シートを加工してレインガードを製作してからユニットを取り付けています。
 

 
以前3シリーズにメーカー製のトレードインキットとベーシックパッケージを合わせて
販売した事があるのですが、トレードインにレインガードが付いていなくて、
数年後にターミナルが錆びていたという事があったので、
現在はユニットの単品を組み合わせて、1台1台レインガードを取り付けています。
 
 
スピーカーはJBLのGX302のコアキシャルタイプのツイーターを鳴らさずに使用して・・
 
 

 
高音はダッシュに取り付けたピュアディオブランドのATX-25で再生します。
 

 
前席シート下にある薄型のウーファーと組み合わせて、
フロント3WAY構成のスピーカーとしてこれまで以上に音域が広くなり、
薄い周波数帯をなくしました。
 
 
BMWはスポーツ系のグレードとラグジェアリー系のグレードがあって、
今回はラグジェアリー系のお車で、シートの下の厚みがラグジェアリーの方が厚いので、
セッティングには工夫が必要です。
 
 
 
 
ピュアコンのパーツの組み合わせはスポーツ系とは変えて、
ドアのスコーカーの下限周波数を増やして、
床下ウーファーの中低域があまり上がって来ないのをカバーしてバランスを取りました。
 
 
ここのノウハウは自分がBMW3シリーズのラグジェアリーを実際に買って試してみて、
数多く入庫して来たスポーツ系のお車との差を無くす事が出来ました。

 
また同じ3シリーズでも前期。中期・後期の車両にオーディオの音に僅かな差があり、
シフト後ろのスイッチの配列と、
ディスプレイに表示されるメディアの表示の違いで判断して、
それぞれに適したセッティングを行っています。
 

 
ピュアコンの組み合わせでスポーツとラグジェアリーの差と、
前期・中期・後期の差を加味したセッティングを行って、
最後に純正オーディオのディスプレイ内の音調整機能を使って音を追い込みます。

自分の音源とお客様の音源の両方を使って調整して、
お客様が通常お聴きのオムニバスアルバムの中には
自分が実際にお会いして生の声を聞いた事がある
アーティストさん2人の楽曲が表示されていました。

 
そのため自信を持って、
「この人の声がこう聴こえて、この人の声がこう聴こえるから、
このセッティングがこのシステムではピークです。」と言う事が出来ます。

 
BMW3シリーズのパッケージは標準が96000円と高額に思われますが、
ここまで細かく車両を分析して、更に歌っている本人に会って生声を確認という、
他店では全く行っていないレベルのセッティングなので、
お客様によっては「高い安いの問題ではなく、
他には前例がないシステムだ。」と言われています。

 
今回は標準パッケージに4000円プラスのピュアコンを標準仕様からRR仕様にして、
高音の滑らかさを更にアップした仕様で、10万円と消費税となっています。
 
 
ただドアスピーカーで使っているGX302がモデル名が変わって
3000円の値上げになっていて、
そこを値上げをしないために大量にユニットを買ってストックしているので、
旧価格のままで販売しているので、パッケージ価格は従来のままで販売しています。
 

他にもパッケージにGXシリーズのユニットが含まれている物がありますが、
事前の買い支えで値上げしない様に努力しています。
 
 
そして作業の中にレインガードが含まれているからと雨漏りチェックをしない訳ではなくて、
きっちりとゲリラ豪雨を想定したテストをにパスした事を確認した上で納車させて頂いています。
  
ただスピーカーを交換するだけなら安いお店は沢山ありますが、
車種・グレード・年式ごとの細かい調査と、実際に生音を体感した上でのセッティングと、
ユニットの長寿命への配慮とテストで、最終的に「ピュアディオで買って良かった!」
と言って頂ける様な内容となっています。
 
 
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る