PURECOLUMN
vol87 『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 鳥越俊太郎のエンディングノート』
2011-05-27



特別番組放送
レポート:サウンドピュアディオ 代表 井川和隆
サウンドピュアディオの宇部店には鳥越俊太郎さん著の
『エンディングノート 葬送曲はショパンでよろしく』が飾ってありますが、
これは自分の仕事の上でというか、人生にとってとても参考になった本なので、
「皆さんにも読んで欲しい!」という気持ちで店頭に飾ってあるのです。
サウンドピュアディオの宇部店には鳥越俊太郎さん著の
『エンディングノート 葬送曲はショパンでよろしく』が飾ってありますが、
これは自分の仕事の上でというか、人生にとってとても参考になった本なので、
「皆さんにも読んで欲しい!」という気持ちで店頭に飾ってあるのです。
鳥越さんの大学時代から毎日新聞の記者時代、そして50歳の直前に
テレビに出演する様になってからの言葉の訛が取れなかった話など興味深いお話が満載で、
自分は一度読んだ後にもう一度読み返したぐらいはまった本です!
テレビに出演する様になってからの言葉の訛が取れなかった話など興味深いお話が満載で、
自分は一度読んだ後にもう一度読み返したぐらいはまった本です!
自分がこの本に引かれた理由は鳥越さんの現場主義という部分で、
自分も今の仕事において現場主義というのを大事にしています。
自分も今の仕事において現場主義というのを大事にしています。
例えば三味線プレイヤーの上妻宏光さんの三味線の演奏が
どうしても普通の三味線とは違って聞こえて、
「なぜ普通と違うんだ?」と疑問に思って、「とにかくコンサート会場を10会場行けばその理由が解るだろう。」
とわずか9ヶ月で10会場廻って、10会場廻る前に上妻さんご本人にデモカーを聴いて頂いたという
エピソードは以前からこのブログをご覧の方ならお分かりでしょう。
どうしても普通の三味線とは違って聞こえて、
「なぜ普通と違うんだ?」と疑問に思って、「とにかくコンサート会場を10会場行けばその理由が解るだろう。」
とわずか9ヶ月で10会場廻って、10会場廻る前に上妻さんご本人にデモカーを聴いて頂いたという
エピソードは以前からこのブログをご覧の方ならお分かりでしょう。
その次にテノール歌手・秋川雅史さんの『威風堂々』のCDを自分の車で再生したら
何故かその後に他の楽曲を再生したら何故か音が良くなっていたという出来事があって、
「なぜそうなるのだろう?」と不思議に思って、その後秋川雅史のコンサートに通って、
遂に秋川さん本人にお会いする事が出来てその秘密が解り、秋川さんご本人に
『威風堂々』のCDをハイエンドのシステムで再生すると音が良くなる事と、
なぜその様な現象が起こるかという事もご説明しました。
何故かその後に他の楽曲を再生したら何故か音が良くなっていたという出来事があって、
「なぜそうなるのだろう?」と不思議に思って、その後秋川雅史のコンサートに通って、
遂に秋川さん本人にお会いする事が出来てその秘密が解り、秋川さんご本人に
『威風堂々』のCDをハイエンドのシステムで再生すると音が良くなる事と、
なぜその様な現象が起こるかという事もご説明しました。
更にMISIAさんのライブDVDを観ていて、「MISIAさんって歌っている時の声とMCの時の声のイメージが
違う様な?」と思っていたのですが、レコード会社の方と一緒にお酒を飲む機会があって「MISIAさんの
声って歌っている時とMCの時でイメージが違いますよね。」と聞いたら、「えっ、そんなに声の感じが違うかな?」
と言われたので、「いつも近くで声を聴いておられる人は同じイメージで聞こえるんだ。」
違う様な?」と思っていたのですが、レコード会社の方と一緒にお酒を飲む機会があって「MISIAさんの
声って歌っている時とMCの時でイメージが違いますよね。」と聞いたら、「えっ、そんなに声の感じが違うかな?」
と言われたので、「いつも近くで声を聴いておられる人は同じイメージで聞こえるんだ。」
と思い、それからあれこれ根回しとかあって東京のスタジオでMISIAさんご本人にお会いして
生の喋り声を聞く事が出来ました。
生の喋り声を聞く事が出来ました。
確かにDVDで聞いた時は違う様に聞こえましたが、
MISIAさんは歌われる時はものすごく喉に力が入っていてハスキーに聞こえるのですが、
直接生の声で聞いた喋り声は確かに同じ声紋の声だと感じました。
MISIAさんは歌われる時はものすごく喉に力が入っていてハスキーに聞こえるのですが、
直接生の声で聞いた喋り声は確かに同じ声紋の声だと感じました。
自分の仕事は約95%がカーオーディオに関する音を決める仕事で、5%ぐらいはホームオーディオの
スピーカーをチューンする仕事をしているのですが、ここまで「あれっ?」と思ったからといってご本人に
会う機会を作る人間は業界にいないと思うぐらい『現場主義』な人間です。
スピーカーをチューンする仕事をしているのですが、ここまで「あれっ?」と思ったからといってご本人に
会う機会を作る人間は業界にいないと思うぐらい『現場主義』な人間です。
前置きが長くなりましたが、そんな自分が現場主義の鏡の様な鳥越俊太郎さんの本を読んで鳥越さん
ご本人に会いたいと思わない訳はありません。
ご本人に会いたいと思わない訳はありません。
そんな訳で現在の宇部店に飾ってあるエンディングノートの本の横には鳥越さんの横でエンディング
ノートを持っている自分の記念写真があります。
ノートを持っている自分の記念写真があります。
そして今回鳥越さんとお会い出来るきっかけになったのはこの『鳥越俊太郎のエンディングノート
葬送曲はショパンでよろしく』の本のPRをするFM福岡とFM山口の番組のスポンサーに
サウンドピュアディオがなったからです。
サウンドピュアディオがなったからです。
普通は大手の書店とかがスポンサーになりそうなのですが
『葬送曲はショパンでよろしく』という部分が音楽つながりという
無理やりな口実でスポンサーにして頂きました。
『葬送曲はショパンでよろしく』という部分が音楽つながりという
無理やりな口実でスポンサーにして頂きました。
そして自分がどうしてもスポンサーになりたかった理由がこの本の中にあって、
かなり最初の方に『ミニコンポのスピーカー』という言葉が出てきます。
かなり最初の方に『ミニコンポのスピーカー』という言葉が出てきます。
本を読み終わった後に「この本の中に出てくるミニコンポのスピーカーは
是非自分がチューンした物で!」と差し出がましいようですが、
「番組に出演して頂いたお礼にスピーカーをプレゼントさせて下さい。」と
番組の収録語に鳥越さんに話かけました。
是非自分がチューンした物で!」と差し出がましいようですが、
「番組に出演して頂いたお礼にスピーカーをプレゼントさせて下さい。」と
番組の収録語に鳥越さんに話かけました。
それでなくてもオーディオ屋さんが本のPRのスポンサーという普通ではない状態に持ってきて、
更にいきなりプレゼントされるといってもちょっと戸惑われていました。
更にいきなりプレゼントされるといってもちょっと戸惑われていました。
そこで自分が鳥越さんの本を読み返して内容を熟知していて、
ミニコンポのスピーカーという言葉に反応したという事と、
エンディングノートの中の新聞記者時代の失敗話で「人に物を受け取ってもらおう
と思えばそれなりの根回しが必要だ。」と書いてある部分を読んで自分は根回しをして今ここにいます。
ミニコンポのスピーカーという言葉に反応したという事と、
エンディングノートの中の新聞記者時代の失敗話で「人に物を受け取ってもらおう
と思えばそれなりの根回しが必要だ。」と書いてある部分を読んで自分は根回しをして今ここにいます。
みたいな事をお話したら鳥越さんは笑われていました。
そんな訳で自分に根回しの仕方を知ったのはこの『エンディングノート』だという事で、「それではありがたく頂きます。」
という話になりました。
という話になりました。
その日はそのまま鳥越さんとお別れして、その後宇部店に帰ってからチューニングが始まりました。
某メーカーの小型のスピーカーをユニットとネットワーク基盤とターミナルの全てを外して、一から
組みなおしてチューニングしました。
某メーカーの小型のスピーカーをユニットとネットワーク基盤とターミナルの全てを外して、一から
組みなおしてチューニングしました。
こちらは寝室用の小型の物で、あともう一組ピュアディオ705GTを仕事場用途して送らせて頂きました。
そして今日福岡店から宇部店に帰ったら自分の机の上に一枚の封筒がありました。
それは全て毛筆で書かれた鳥越俊太郎さんからのお礼の手紙でした。
それは全て毛筆で書かれた鳥越俊太郎さんからのお礼の手紙でした。
そこにはスピーカーのお礼と感想が便箋3枚につづられていて、「本当に丁寧に手紙を書かれるんだな。」
と感動しました。
と感動しました。
結果的には後だしじゃんけんみたいな話になりますが、鳥越俊太郎さんの『エンディングノート』の中の
ミニコンポのスピーカーは色々な根回しがあって自分がチューンしたスピーカーになる事でしょう。
ミニコンポのスピーカーは色々な根回しがあって自分がチューンしたスピーカーになる事でしょう。
最後に『サウンドピュアディオプレゼンツ 鳥越俊太郎のエンディングノート』の≪放送日時≫は
●FM福岡が5月29日(日曜) 19時から19時30分まで
●FM山口は6月4日(土曜) 18時から18時30分までとなっております。
受信出来る地域におられる方は是非お聞き下さい。
写真は左から鳥越俊太郎さん、自分、番組パーソナリティーの椎葉ユウさんです。