取付ブログ
ベンツCクラス カーオーディオの音質アップ
2019-06-29
今日ご紹介する1台は、先週の宇部店の完成車から、
メルセデスベンツのCクラスセダンです。
専用のナビオーディオ付のお車にフロントスピーカーの交換と、
パワーアンプとデジタルプロセッサーの取付を行いました。
先代のCクラスのドアの下の方の16センチスピーカーから、
現行モデルではドア上部に10センチスピーカーへと位置が変って、
ピュアディオ推奨の13センチスピーカーが付けられなくなりました。
そこで9センチサイズのピュアディオブランドのISP-90に交換する事になって、
このスピーカーは事前に鳴らし込みをしないと本調子が出ないので、
毎回福岡店のピットでエージングを行って、それから各店舗に送って取付けています。
グリルの目のせいか、接写しても中身が見えませんが、
10センチの純正から1割サイズを絞って、
9センチでエッジ辺りの音をグリルにひかからずに再生しています。
それとドア内は前後ともセメントコーティングを含む防振がしてあります。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
ダッシュ下に付いている純正ウーファーはそのまま使用して、
フロント3WAY構成としていて、
ここまでは当社のデモカーのBMWと全く同じ仕様にしています。
当初はデモカーと同じ輸入ブランドをピュアディオでチューンした
音ヌケけのいいアンプを取付けて鳴らしたのですが、
純正デッキの特性がベンツとBMWで違って、
妙にキンキンした様な音になったので、
アンプをヌケよりも艶を重視したナカミチのPAー504をリファインしたモデルを取付けました。
音がまとまって来たのですが、リアスピーカーが
純正のままで前と質感が合わないので、
フェダーをフロントに8ポイント振って、気にならないレベルに合わせました。
純正のイコライザーと表示されている3バンドのトーンは全てセンターで使用して・・
純正ウーファーとフロントスピーカーの音のつながりと、
31バンドのイコライザー調整をピュアディオチューンの
デジタルプロセッサーで行いました。
(調整時の写真を撮り忘れの為に、他の車種から引用)
取付条件にかなり制約ある現行ベンツCクラスに、
シンプルながら極めた音質のシステムを取付けました。