取付ブログ
マーク✕ スピーカーの音質アップ
2024-12-05
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのマーク✕です。
トヨタ純正の工場装着のナビオーディオ付きの状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。
マーク✕はドアに16センチスピーカーと、
ダッシュに中高音を鳴らすスコーカーの2WAY構成で、
それにJBLのP560Cのツイーターをプラスして高音を独立させて、
低音・中音・高音の3WAY構成化しました。
低音と中音は純正のスピーカーをそのまま使いますが、
ピュアコンを通して音域とインピーダンスを制御しているので、元の音質とは変わって聴こえて、
そこに後付けツイーターで上質な高音をプラスして、音の輪郭をハッキリさせます。
音域分けとインピーダンスの制御はグローブボックス下に設置したピュアコンで行います。
防振作業ではまずドアの内張と防水シートとスピーカーを外して・・
外板裏の防振材が貼ってない部分に4種類の共振点の違う材質を貼り合わせます。
外した内張には裏に吸音フェルトが貼ってるので、それを一時的に取り外して・・
裏面のツルツルを機械と手作業で粗目を付けてから、セメントコーティングを行います。
全ての組み立てが終わったら純正ナビの音設定と、ピュコンの値合わせで音を整えて行きます。
ツイーターとスコーカーの音域が近いのでピュアコンの設定はデリケートで、
低音に比べて中高音の方がレベルが勝っていたので、
バスを1クリック上げたところでセッティングを終了しました。
入庫時はかなり音がこもって聴こえていた様で、
ツイータープラスとピュコンの制御と、ドアの2層の防振で全く違う音環境になって、
更に静粛性と断熱性もアップして、マーク✕はお客様に納車されました。
ノートオーラ BOSEサウンド車の音質アップ
2024-12-04
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のノートオーラeパワーです。
日産純正のディスプレイオーディオ付きで、BOSEのプレミアムサウンド車の音質アップを図りました。
これまでもBOSEサウンド車のヘッドレストスピーカーの音が嫌という方が何人も来店頂いて、
ヘッドレススピーカーを僅かに鳴らして、後はフロントの2WAYスピーカーで鳴らす様にして改善しました。
中にはフェダーで完全に絞って、全く鳴らなくてもいいと言われた方もおられました。
まずはフロントスピーカーの改善で、ピラー下のツイーターがサイズが小さく、
向きが逸れているので、ピュアディオブランドのATX-30ツイーターをスタンドを取り付けて、
適切な仰角・振り角を付けて音質と音場を改善しました。
次にドアの内張を外して、外板裏に工場装着の防振材が貼ってない部分を避けて、
4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせるベーシック防振の施工を行います。
次に外した内張裏にセメントコーティングの施工を行って、片側2層の防振の出来がりです。
内張りを元に戻して、
グローブボックス下にブラックボックス4連のピュコンを取り付けたら音調整に入ります。
この年式のオーラはバスとトレブルの2トーンしかなく、
音の調整幅が少ないので、ピュコンの値をあれこれと変えて、
ツイーターとドアスピーカーの音域幅を交互に調整して、音色に関わっているインピーダンスの調整では、
下げ過ぎると音色が軽く明るくなり過ぎて、上げ過ぎると重く暗くなってしまうので、
ユニットの値を変える事で適切な本来の音楽に近い音色に合わせて行きます。
上質だと言われているノートオーラが、ベーシックのトリプルパッケージを装着する事で、
オーディオの音質とドアの静粛性と断熱性が上がり、
真のプレミアム・コンパクトカーになって納車されました。
現在の宇部店 12・2
2024-12-02
今日の宇部店の上空は雲一つない晴天です。
宇部店の斜め前のセルフのガソリンスタンドは昨日は値上げ前で、昼も夜もお客であふれていたのが・・
先ほど見たらたった2円のアップで、「30リッター入れて60円しか違わないのに?」と、
不思議に思いました。
土曜日はセレナを福岡店に置いて、ヤリスに乗って帰ったのですが、
宇部店ではセレナのeパワーを購入された方が来店されて、付ける機材がラゲッジに収まるか、
福岡店とリモートで寸法合わせをおこないました。
ヤリスは宇部店に帰って直ぐに代車に出るので斜め前のスタンドに給油に行くと、
あまりの混雑になかなか給油から帰れませんでした。
ヤリスの代わりに木曜日には、クロスビーが福岡店に持って行かれます。
現在の宇部店ではSKYのRCAケーブルと銀コート線を使った
コントロールコンバーターが5台仕上がっていて、宇部店に3台の福岡店に2台の割り当てになっています。
既にSKYでない状態で取り付けられているお客様には、差額でバージョンアップしておりますので、
営業担当者にお問い合わせ下さい。
宇部店の店頭には現在カーオーディオでホーム用のスピーカーを鳴らすキットを組立てて
納品前のテストを行っていて、ピュアディオのカーオーディオの音色を自宅で聴く事が可能にしています。
もう1カ所ミニコンポのスピーカーをチューニングした物で聴ける場所もあり、
ご予算に合わせて仕様を変える事が出来ます。
それと少し前ですが、
福岡店に出かける前にヴェゼルをジャッキアップしてフェンダー裏の防振の準備をしていたのですが、
福岡店から帰った時には出来がって出庫されていました。
ちょっとバタバタでご紹介しましたが、最近の宇部店の状況でした。
ヴェルファイア スピーカーの音質アップ
2024-12-01
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
トヨタ純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行なっています。
ドアに18センチウーファーにダッシュに中高音を鳴らすスコーカー付きの2WAYのお車に、
ダッシュ上にJBLのP560Cのツイーターを取り付けて、
フロント3WAY化して足りない高音域のレベルと表現力をプラスしています。
ドアの外板裏はスピーカーが大きい割には何も貼ってなくて、残響がかなりでていたので、
共振点の違う材質を4種類を合計8カ所に分散して貼って残響レベルを下げました。
次に純正ナビから取り出した音信号をグローブボックス下に送り、
合計6ピース構成のピュアコンに送って合計6個のスピーカーに分配します。
この年式のヴェルファイアの値は既に出ているのですが、
ナビの音のクセに合わせてコイルの値を変えて行きます。
純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、
機械巻したコイルでは表現出来ない細かな表現が出来ます。
純正ナビの音を強調したり、広がって聴こえる様にするバーチャルな機能は全てオフにして、
イコライザーとフェダーとピュアコンの値のみでサウンドを『生音・生声』ち近く合わせていきます。
全体的に低音が強く、中高音が不足して聴こえていたので、中高音を何カ所か上げていたのが・・
ピュアコンの値が煮詰まって来ると、不思議とあまり強調しなくても音にスケール感と正確さが出て来ました。
調整中にたまたまFM山口ではサウンドピュアディオが関係している番組が放送されていて、
ラジオでも音の正確さを確認して、音調整を終了しました。
ベーシックのWパッケージはピュアコンによる電気的な音質改善と、
ベーシック防振による物理的な音質改善がWで重なる事で、相乗効果で驚く様な音質アップをするので、
とてもお勧めなパッケージ商品です。
ホンダN‐VAN スピーカーの音質アップ
2024-11-30
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ホンダのN‐VANです。
ケンウッドのフローティングタイプの大画面ナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
ベーシックなのでドアスピーカーは純正の16センチをそのまま使用して、
何も貼ってないドアの外板裏に4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせてドアの響きをコントロールします。
今回使用するツイーターはJBLのP560Cで、
ダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けてセットしています。
以前はこの手の取り付けは業界全体としては少なかったのですが、
最近大手メーカーさんも仰角・振り角に注目してきていて、
やっと時代がピュアディオの考えに追いついて来た感じです。
元々フルレンジのスピーカーを2WAY化するのはグローブボックス下のピュアコンで、
純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルに加えて、
最近ではブラックボックス内に入っているコイルまで一から手巻きしてみたら、不思議と音質が上がったので、
合計4個のコイルを手巻きした超高音質バージョンのピュアコンになっています。
ピュアコンのブラックボックスは現在の福岡店にはこれだけのラインナップが並んでいて、
微妙に周波数レンジとインピーダンスとツイーターレベルが変えてあって、
半年前に中のコイルは全て手巻きに変えたので、とんでもない時間をかけて入れ替えを行いました。
ドアの形状は先代のNボックスと似ているので、
まずはNボックス用の値を入れてみたのですが、グリルの抜けが違うので、
コイルもブラックボックスも値を変えて最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。
先代N‐BOXの値からスタートして、
ブラックボックスは5個目とコイルは3個目で最も良い状態になったので、そこで値を固定しました。
最初は中高域を上げてK2テクノロジーをオンにしないと物足りなく聴こえていたのが・・
最終的には中音域と低音域を1か所づつ下げて、K2オフで最も良い音になりました。
N‐VANのお客様は最初は低音の量ばかり出ていて、「どうなるんだろう?」と心配されていた様ですが、
全ての音域が均等に聴こえて、自然で疲れなくてそれでいて気持ち良くスパッ!と再生するドアスピーカーに
生まれ変わりました。
ブログのタイトルが『スピーカーの音質アップ』と書いてあるのは、音がこもって低音ばかり出ているのを、
ピュアコンと防振の効果で鳴りを変えているので、それで『スピーカーの音質アップ』としています。
N‐VANのお客様には大変満足して頂きました。