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取付ブログ

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GRヤリス カーオーディオの音質アップ

2024-07-27
NEW
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのGRヤリスです。



これまで何回かシステムアップしているお車で、
純正のJBLスピーカー付きのお車の純正JBLのツイーターは使わず、
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて・・



まず純正のJBLユニットを取り外して、ドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に、
JBLの13センチミッドとしては最高グレードの560GTIをインナーで取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドスピーカー化しています。



その後助手席下にナカミチのPA-1002Nのパワーアンプを取り付けて・・



純正のディスプレイオーディオを取り外して、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、
一様GRヤリスのカーオーディオのグレードアップは完結していました。



しかし今回は更なるグレードアップを図って、パワーアンプをラゲッジ下のバッテリーの横に移設して・・



助手席ではPA-1002Nのサイズが最大だったのが、
PA-2002Pの倍のパワーの物を取り付ける事が出来ました。



これで能率が低くてパワーで押さないといけないGTIのアメリカンサウンドがきちんと表現出来ます。



システムの変更によってグローブボックス下のピュアコンの値は微妙に変えていて、
パワフルなサウンドでありながら、正確な音色のフロント2WAYシステムに仕上げています。



ただ今回はもう一つ、グローブボックスを加工してナカミチのCD-700Ⅱを取り付けて、
アルパインのディスプレイオーディオとナカミチのパワーアンプの懸け橋になっていて、
アルパインのデジタル信号を700ⅡのDAコンバーターとプリアンプを通して鳴らすという、
ピュアディオで今考えられる最高クオリティーの仕様にしてあります。



GRヤリスのこだわりのMT車に、最高のオーディオの組み合わせの、特別な一台に仕上がりました。



日産サクラ スピーカーの音質アップ

2024-07-26
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、日産の電気自動車サクラです。



基本はデイズを電気自動車にしたという感じで、細部はサクラならではの部分もあり、
今回ベーシックパッケージの開発を行いました。



日産純正のナビオーディオは、オープニング画面からはどこのメーカーかは分かりませでしたが、
調べて行ったらケンウッド製の様でした。



ピラー根元の純正ツイーターは鳴らさずに、
ダッシュの端に適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
純正位置では表現出来ない高音を再生します。



ツイーターの角度と拡散するタイプの外ドームを使用しているのと、
Aピラーの金属部分から離す事で滑らかな高音を表現していて、
純正の小さなコンデンサ1個のローカットに比べてら、
ピュアコンの上質なパーツを通す事で音の輪郭をハッキリとさせています。



ピュアコンは最初デイズと同じ値を入れていたのですが・・



実はドアスピーカーのグリルの形状が全く違っていて、それに合わせて値を変えてマッチングを取りました。



ナビ本体の調整ではまず全てのスピーカーに100センチのディレイが入っているのを全てゼロにして・・



ピュアコンの値合わせとイコライザーで音を整えました。



デイズとサクラはほぼ形状は同じでも、
サクラはエンジンが無くてモーターだけで走っているので走行音が静かなのと、
走行用の大型バッテリーからダウンバーとして来る電気を12Vのバッテリーで受けて
オーディオを鳴らしているので、ガソリン車にはないクオリティーの高い音を表現出来ています。



実はサウンドピュアディオはまだオーディオボックスと名乗っていた33年前に、
将来的に電気自動車の時代になった時に、
当時の様な電気を多く使うオーディオが良いみたいな考えに賛同出来ず、
ピュアコンを使ってネットワーク回路のパーツの値を自由に変えて、
最も効率の良い状態で少ない電流で最も体感音圧が得られて
それでいて高音質を目指す事をスタートさせました。



それから33年経った今、軽自動車でEV車という、
当時こうなるであろうと想定していた時代がやって来て、
33年間培った技術がベーシックパッケージという形でヒット商品となりました。



レクサスIS スピーカーの音質アップ 後編

2024-07-25
今日ご紹介する1台は、先日からの福岡店からの作業の続きで、レクサスのISです。



異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



ツイーターはアップグレードのATXー30で、レクサスにお乗りの方はかなりの確率で30を選ばれます。



車両配線から音信号を取り出して、グローブボックス下に送って行き、
ピュアコンでスコーカー用の中高音を中音と高音に分離して送ります。



ケーブルは片側で3本あり、茶色が2本とツイーター用の赤みがかった1本の合計で、左右で6本使います。



スコーカーの上限周波数を決めるコイルは純白のボビンにピンクのラベルで、
井川が一から手巻きした物で、機械巻きには出せない独特の音色を表現しています。



純正ではドアから低音でダッシュから中高音が鳴っていたのが、
低音・中音・高音と全てユニットが独立して、
特に中音と高音の分離は何度もユニットとコイルの値を変えて聴いて、絶妙な音のつながりを表現しています。



またセンタースピーカーからモノラル成分が鳴っていて、
スピーカーとスピーカーの間の音像を高めていますが、
ベーシックパッケージの追加でステレオ効果が増しているので、ここのレベルは適切に押さえて、
自然な感じで音楽が聴ける様にしてあります。



センターチャンネルのアンプはトランクの中に付いているので、そこにあってネーター回路を付けて、
レベルを調整しました。



全ての調整が終わって改めて音を確かめると、
入庫次に高音をあげないとあれだけ物足りなく聴こえていたのが、
3トーンが全てフラットでもきちんと音楽が聴ける様に改善されていました。



基本的に当社のデモカーのLSと同じ構成のオーディオでしたが、車両アンプの音がこちらの方が滑らかで、
完成度というか忠実度は高いと思います。



プレミアムなレクサス車のオーディオの音が、ベーシックのアップグレードWパッケージで、
本来の音楽の音に近くなっり、特別な1台に仕上がりました。



続・お客様の質問にお答えして 第15話

2024-07-24
井川ブログではよく登場しているナカミチのCD-700系のデッキですが、
実は発売からもう20年以上経っている物がほとんどで、
サウンドピュアディオではメンテナンスし続けられながら使われているお客様も多く、
最近ではアルパインのディスプレイオーディオと組み合わせて使われている方がほとんどで、
DAコンバーターとプリ部だけ使用して、本体の寿命を延ばしながら良い音で音楽を楽しんでおられます。



最近多く頂く質問で、
「ネットで中古で売っているCD-700系のデッキを買って取付や修理はしてもらえますか?」というのが
聞かれます。



実際にサウンドピュアディオで販売しているCD-700系は、
もう補修パーツが普通では入手出来ない物が多く、
当社で購入されたお客様のために予備の部品をストックしていますが、
それも延々続くわけではないというのが現状です。



そのため当店で購入された物でない物の修理等は出来ない為、買ったのはいいが不調な部分が治せなくて、
結局損をしてしまったという方もおられます。



またCD-700の特にKKバージョンをお持ちの方は2台持たれている方があって、
一台を車に付けて、もう一台をホームキットと呼ばれている100ボルトのコンセントで動かす仕様で
使われていて、将来的に補修部品が無くなって来たら2台を1台にして使い続けたいとい方もおられるぐらい
ファンが多い製品です。



これと同世代に同じ様な高級カー用デッキも存在していましたが、
音が妙に勢いが付いているのと、音色が異常に明るくて、本来の音楽の音とは言えないので、
CD-700系をメンテナンスに出して使い続けておられるお客様は多いです。



CD-700系を単品で使うのに比べてアルパインのディスプレイオーディオに組み合わせると、
スマートフォンの音を良い音で聴けて、700本体の寿命も伸ばせるので、
時代が新しくなってCD-700KKの違う面での魅力が発見されています。



仮にCDプレイヤーが完全に動作しなくなっても、DAコンバーターとプリ部が生きていれば、
アルパインのディスプレイオーディオの音質を上げる事が出来るので、
もうCD部の修理はしなくていいというお客様もおられます。



良い製品を工夫して長く使うのも、ピュアディオならではの手法です。



レクサスIS スピーカーの音質アップ 前編

2024-07-22
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、レクサスのISです。



異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行っています。



以前のISはドアに低音・中音・高音と3WAYになっていたのが、
ドアに18センチウーファーにダッシュにコアキシャルタイプのスコーカーで2WAYに変わっていました。



作業を始める前にまずノーマルの音を聴いてみて、高音が足らないので上げていて、
サラウンドをかけないと物足りなくて、LSと同じ聴こえ方で・・



ドア内のウーファーは当社のLSと同じ様に見えて・・



スコーカーも同じに見えたので、LSと見比べてみました。



LSはJU60ツイーター付きですが、構成はほぼ同じなのでこちらを使ってデモして聴いて頂き、
作業はLSと見比べながら進めました。



毎回レクサスが入庫して思うのがLSを買っておいて良かったという事と、
マークレビンソンでなく標準仕様を買っていたので、同じ様な構成の車が多くて、
パッケージの開発にはとても重宝しています。



まずは防振作業から始めて、ドア内の防振材の貼ってない部分を指ではじいて、
どの位置に何の材質を貼るかをマークングして行きます。



困った事に一番響くスピーカー裏に工場装着の小さめの防振材が貼ってあり、
このまま周りに貼って行くのか、それともこれをずらしてもっと効き目のある物を中心に貼るのか迷って、
元の材質をドライヤーで炙って一度剥がして、
横にずらしてからピュアディオの材質を貼って防振効果を高めました。



今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。



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SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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