取付ブログ
トヨタ・ライズ カーオーディオの音質アップ
2024-04-27
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今日ご紹介する1台は先日の宇部店の完成車から、トヨタのライズです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、フロント2WAYのスピーカーの取付と、
ドア防振の作業をなどを行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏に4種類の共振点の違う材質を貼り合わせたら、
次にサービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行います。
内張りの裏に粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングの施工を行ったら一晩かけて乾燥させたら、
方ドア3層のフル防振のドアが完成します。
内張りのスピーカーグリルを切り抜いて、表面にアウター・スラントのバッフルを製作して、
前の前のそのまた前のお車から移設し続けているピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けます。
ツイーターは今回新品を降ろして、
ダッシュにワイドスタンドを製作してJU60のブラックモデルを取り付けます。
グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けたら音が鳴ります。
イコライザーの調整を行いながらピュアコンの値を微妙に変えながら音を整えて行くと、
少しダイナミックレンジが不足している気がして、イコライザーを上げ過ぎると今度は音が荒くなるので・・
バス・トレブルを適度に上げながら、
イコライザーと合わせて荒くなくてダイナミックレンジも十分に取れる組み合わせを探しました。
音調整に使う音源はこれまで自分が何十回とお会いして生の声や生の演奏を
PA無しの状態で聴いた事の有るアーティストさんのもので、元の音を知っているからこその
生音・生声に近くセッティングをして行きます。
コンパクトSUVのフロント2WAYシステムで、
フル防振の効果もあって音質・遮音性・断熱性共に上がった特別な一台に仕上がりました。
ホンダ・ヴェゼル スピーカーの音質アップ
2024-04-26
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、ホンダのヴェゼルです。
無限パーツ満載のこだわりのお車です。
オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張と防水シートを外して、
何も貼ってない外板裏に4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせます。
手順書が存在していますが、確認のために響きの中心は指ではじいて確認して、
低い響きの場所にはそれに合った材質を、高い響きの場所にはそれに合った材質を、
4種類の響きの周波数に合わせて貼り合わせています。
ドアの作業が終わって防水シートと内張りを元に戻すと、ここにもこだわりの無限パーツが付いていました。
次の作業は楽ナビから取り出した音信号を
ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に送って、
比重の高いMDF板の上にオプションを含めた6ピース構成のピュアコンに繋いで、
純正のドアスピーカーとダッシュの上の後付けツイーターに送ります。
ダッシュ先端の純正ツイーターの位置はガラスの反射が多いから使わず、
グリルの手前にスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATX-30を取り付けました。
ATX-30は周波数レンジが広いので、標準モデルのATX-25中音域に近い所まで鳴らせるので、
かなり人気のある商品です。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら楽ナビのパネルでの音調整と、
ピュアコンの値を細かく変えて音を追い込みます。
まずはピュアディオではタイムアライメントは全てゼロにして調整を行って、
最後までゼロのままでイコライザー調整のみで音を合わせて行きます。
なぜタイムアライメントを使わないかという説明をすると長くなるので省略しますが、
以前ある男性ボーカリストの方からサウンドピュアディオが
タイムアライメントやマルチアンプを使わないという事を知らなくて、
「今のカーオーディオ業界のやり方は間違っている!」と苦言を頂いた事がありました。
まあ、その辺からご想像下さい。
ヴェゼルはこれまで何度も入庫していて、慣れている車種ではありますが、
ピュアコンの値は何度か変えて最も生音・生声に近くなる様にして・・
最後にイコライザーを動かして、楽ナビはカスタム1と2でメモリー出来るので、
自分が最も良いと感じた値を1に、それをもう少しパワフルにしたのを2にメモリーして、
音調整は終了しました。
こだわりの無限パーツに加えて、ピュアディオのベーシックのWパッケージを加えて、
音質と静粛性もアップさせて、特別なヴェゼルに仕上がりました。
ゴールデンウイークのお休みについて
2024-04-25
今週の土曜日からゴールデンウイークの連休に入る会社も多いと思いますが、
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店からゴールデンウイーク中のお休みについてお知らせ致します。
宇部店福岡店共には5月3日・4日・5日を三連休とさせて頂きます。
また宇部店は30日の火曜日が普通の定休日で、
福岡店は30日の火曜日に加えて1日の水曜日もお休みさせて頂きます。
お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご容赦の程お願い致します。
また遠方のお客様よりお盆休みのスケジュールが分かれば早めに教えて欲しいというご要望が有りましたので、
ここでお知らせ致します。
8月13日・14日・15日の三日間をお盆休みとして予定しております。
遠方よりお越しのお客様は営業担当者と打ち合わせの上ご来店下さい。
以上サウンドピュアディオのお休みのお知らせを致しました。
オーラNISMO カーオーディオの音質アップ その1
2024-04-25
今日ご紹介する1台は、昨日宇部店へ入庫したお車から、日産のノート・オーラNISMOです。
オーディオレスのお車にフルシステムの取付を行っています。
気が付いた時にはオーディオレスのパネルが外されていたので、他のオーラのパネルでイメージして下さい。
フルシステムなのでダッシュを広範囲にマスキングして、ワイドスタンドの形成を行っています。
オーラのドアのスピーカーグリルは他の車種に比べてヌケが良くて、
通常の用のミッドのコイルでは上が抜け過ぎるために専用の巻き数の多い物が必要になります。
ここにコイルの交換出来ないトレードインスピーカーのミッドを入れると、
音がスカスカに薄くなってしまいます。
ドアはこれから片側3層のフル防振の施工を行います。
まずは内張のコーティング剤が浸みてはいけない場所をマスキングして、
これからツルツルのプラスチック部分に粗目を付けます。
インパネは型取り用のCD700のモックアップを付けて、
下段CD700KKの上段にナビのディスプレイを取り付けます。
フルシステムなのでトランクにアンプとサブウーファーを取り付けるために、これから加工して行きます。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。
続・お客様の質問にお答えして 第7話
2024-04-22
第三シリーズになったお客様の質問にお答えシリーズは第七話となって、
店頭に自分が出ている時にお客様から質問を頂きやすい状態になって来ています。
その井川ブログではお客様と書いてあって、普通のお店ではお客さんと書いてあるのが、
「他のお店と比べて丁寧な反面、どこか他人行儀な感じがするのですが?」という質問を最近頂きました。
確かに他のカーオーディオ専門店ではお客さんと言われていたり、
なれなれしくフレンドリーなところが良い接客という考えもある様ですが、
1つにお客様は数多くあるカーオーディオを扱っているお店の中で、
業界のトレンドと全く違う事をしているにも関わらず、その内容に同意して頂いて買い物をされた方なので、
あえてお客様と丁寧な表現をしています。
逆に店頭に来ただけで「俺は客だ!」という方もあって、
そういう方はピュアディオのやり方を否定して、「マルチアンプがいいんだ!」とか、
「何故ここはタイムアライメントを使わないんだ!」と、
こちらのやり方を指導して変えさせようと目的で来られる方もお客さんと言えばお客さんなので、
お客様と呼ばれる方はこちらの方式に同意して下さっているかそうでないかで表現を変えています。
次に昨日宇部店で頂いたご質問で、昨日の作業ブログにはスズキのクロスビーが載っていて、
そのお客様がもう30年お付き合い頂いている方というのを読まれて、
「この方は社長がクロスビーに乗られていたのでクロスビーを選ばれたのですか?」という事を聞かれました。
はい、確かにその通りです。
最初は他の車種を検討されていたのですが、その車種も代車としてあって、
お客様がお車を購入される場合代車をちょっと乗りして体感する事が出来るので、
ディーラーを廻って乗り比べるのではなく、乗って直ぐ後に他の車種に乗れば、
違いが直ぐに分かるのでとても便利です。
昨年の末ぐらいは2代目と3代目のNボックスの乗り比べをされる方も多く、
納期を待つか納期の早い2代目を選ぶかの一つの指針されていました。
車種選択やグレード選択も考えに考え抜いて選んでいるのと、
オーディオを楽しむ事を前提に車種も選択しているので、
代車で置いてある車種・グレードを選ばれるお客様が多く、
ただカーオーディオを販売するのではなく、
お客様のカーライフの提案も出来るというデモカー兼代車の使い方をしています。
車は宇部店と福岡店で行き来をしているので、タイミングが合えば好きな車にチョイ乗り出来ます。
以前は新規の方でも乗って頂いた事もあったのですが、
ちょっと乗ってみたいと言ってなかなか帰って来ず、
しかも他店で一部ばらして中を見て返された事があるので、
今はピュアディオユーザーの方のみの試乗とさせて頂いています。
そしてお客様からの質問で最も多いのが、
「社長が今車を買うとしたら何ですか?」という事なのでですが、
6話の時よりももっと具体的な話が聞きたいという事だったのでジャンル事で、
「もし今買うとすればこれを買う!」というのをご紹介します。
まずこういった質問になったのが、
デモカーとして開発が必要だから選んでいる車とそうでない車が有って、
さきほど出たクロスビーは世の中に出ている数が少ないので、
そういう対象よりも自分が好きで選んだ車種と言っていいでしょう。
クロスビーよりも小さい車だと前回同様にホンダのN-ONEが重心が低くて好きです。
クロスビーより少し上のクラスだと次男に乗らせているシエンタが好きですが、
自分はホンダセンシングが好きなので、もうじき出るフリードの新型は気になっているところです。
前回には先代のステップワゴンのワクワクゲート付きの車が好きと書きましたが、
現行車種で言えばセレナeパワーか、
トヨタのノアかヴォクシーがディスプレイオーディオを外して2DIN化出来れば欲しいなと思っています。
それより上の車種になるとエクストレイルのeパワーでプロパイロットが付いて
しかもオーディオレスという仕様があって、
ノートやオーラはオーディオレスを選ぶとプロパイロットが付かなくなるので、
クラスが上がっても全ての要望がかなうエクストレイルかな?と思っています。
以前2台乗り継いだアウトランダーPHEVはオーディオレス車が無くなったので、
現行モデルからは候補から消えました。
このクラスはトヨタ勢が強いのですが、変わり種としてRAV4ベースの光岡のバディが個性的で良いですね。
オーディオもある程度いじれて、滅多に走っていないし。
でも納期がかかって同じ車内なのに値段が高いという事で、経理担当の専務に却下されましたけど・・
また車中泊が出来てオフロードが走れて、
それでいて全車オーディオレスという意味ではデリカD5は最強で、何度も欲しいとは思っていたのですが、
開発用にあれこれと買っていると本当に自分が乗りたい車に乗れるとは限りません。
世の中には走りが良くて豪華な車は沢山ありますが、オーディオが全く変えられなくて、
出来合いの音をそのまま聴かないといけないのは苦痛で、
景色が変わりながら良い音で好きな音楽を聴けるのは至福の時間で、
そんな時を過ごせるのに車種選択というのはとても重要です。
そういう意味でデモカーはオーディオの音を確認して頂くだけでなく、
次の車種を購入する時の一つのガイドとして、
ピュアディオのユーザーの方には有効利用して頂きたいと考えています。
以上お客様の質問にお答えしてでした。