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取付ブログ

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トヨタ・プリウス スピーカーの音質アップ

2019-11-02

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
トヨタの50系プリウスです。
 
 
 
 
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
 
 
 
まずはドアの内張を外して、
残響が残るドアの外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 
 
 
 
共振点の違う合計4種類の材質を響きの中心を探して貼り付けます。
 
 

 
次にダッシュに付いている中高音を鳴らすスコーカーを取り外して、
下限周波数を決めるコンデンサを交換します。
 
 
 
 
スピーカーに対して直列に接続されているパーツは音質に影響を及ぼすのと、
最初に比べて中音域のレンジを広げるために、大きめで上質なコンデンサに交換しています。
 
 
 
 
スコーカーをダッシュに戻して、その横にスタンドを使って
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
中音と高音を独立させて再生する様にします。
 
 
 

 
50系のプリウスは発売当時パッケージの開発にはかなり苦労していて、
実車を買って時間をかけて調査した結果、
合計6ピース構成のピュアコンを使う事で理想的な音になる事が分かり、
そのためパーツ点数が多い分ほど他の車種よりは高めの価格設定になっていますが、
その分改善しないといけないポイントは十分に押さえているので、
満足度の高いパッケージとなっています。
 
 
 
 
純正ナビは出力のイン・アウトが付いていないので、
裏に24金メッキの端子を付けて、PSTケーブルに接続して低ロスで音を送っています。
 
 
 
 

 
最後にナビのイコライザー調整を行って、
フラットでも十分に音楽は聴けるのですが、
1カ所1クリック調整して、メモリーしてから作業は終了しました。
 
 
 
もう50系プリウスは手放して手元には無いのですが、
取付作業の進行を見ながら開発当時の何をやってもいい音が出なかった時の事を思い出して、
スコーカー裏のパーツと普通4ピース構成の所を6ピース構成に変えて、
そこで劇的に音が良くなった時の感動を思い出しました。

ケーブルの末端焼き直し

2019-11-01

サウンドピュアディオの高級スピーカーケーブルのPMBシリーズは
発売から18年が経過して、車の買い替え時やシステムの変更時に
ケーブルの末端の焼き直しを行って、音をリフレッシュされる方が増えています。
 

 
 
 
 
需要の増加に合わせて焼き入れの機械も容量が倍の物に買い替えて、
370度に炉の温度を設定して絶縁してあるエナメルを焼き落とします。
 
 

 
 
 
常温のハンダの塊が200度になった時に徐々に溶け始めて、
内側から光るハンダが湧き出て来て、まるで映画ターミネーターの中のシーンの様です。
 

 
 
 
 
1時間かけて370に達した炉は表面がザラザラした濁った
成分が出て来ているので・・
 

 
 
 
 
表面をすくい取って綺麗な部分を表に出します。
 

 
 
 
そして古い末端を切り取って、エナメルで絶縁してある
新しい部分を出して漬け込みます。
 
 
 
 
 
短時間でジリジリと焼き入れして、焼きが足らないと
中の方にエナメルが残って導通が減り、焼き時間が
長いと外側の銅線が溶けて来て本数が減り、
これまた導通部分が減るので、かなりの短時間でより良い焼き入れが必要で、
刀鍛冶の焼の絶妙なタイミングみたいな技が必要です。
 
 
 
 
 
炉がこれまでの倍のハンダ量が入るので、
左半分でプラス側を漬け込んで表面を綺麗にして、
次に右側でマイナス側を漬け込んでを繰り返して、
温度が下がらない様にして作業を行っています。
 

 
 
 
 
ハンダ槽のハンダは銀入りではないので、
右手で大きく下に振って中のハンダを出して・・
 
 

 
 
 
 
次に365度で銀入りハンダをハンダロールからモーターで送り出して
大量に末端に送り込み、それを更にもう一回振って漬け込みハンダと銀入り
ハンダがミックスされものを絞りだし、それで下地を作ってから端子を取付けて、
最後に銀入りハンダを差し込みます。
 
 
 
末端1か所だけでも漬け込みハンダ⇒湯切りならぬ
ハンダ切り⇒銀入りで
ミックスハンダ⇒ハンダ切り⇒末端付け⇒銀入りハンダ差し込みの工程があり、
特にハンダ切では野球のピッチャーの様に力を込めて振っています。

 
 
2年半ぐらい前にSKY-3のケーブルの販売を始めた時に、
これまで従業員の中のハンダマイスターに作業を任せていたところから、
自分が全ての工程を行い、寸分の狂いも無い完璧な作業で
新製品の発売を行ったところSKY-3のケーブルは大人気となって、
「これまでのPMBケーブルも社長に焼き直して欲しい!」という希望が殺到して、
現在自分の机の後ろにこれだけの焼き直し希望のケーブルが集まって来ています。
 
 
 
普通1台でツイーター用2本、ミッド用2本で、
アンプピュアコン間が2本で合計6本で、
1本に4か所の末端で24カ所で2回ハンダ切で腕を大きく振ると1台あたり48回振った事になり、
1日2台分がマックスとして96回腕を振っている事になります。
 
 
焼き直したケーブルの音を聴かれると皆さん感動されますが、
人を感動させるにはそれ相当の努力が必要です!

ATX-30ツイーターを追加生産

2019-10-31

今年発売したピュアディオブランドのミドルクラスのツイーター
『ATX-30』は大人気の為に当初の100セットを完売しそうな勢いなので、
遂に追加生産を行う事になりました。
 
 

 
最初の頃のテスト販売と合わせると107セットを生産していて、
4Ωの標準仕様とプレミアムサウンド車用の低インピーダンスの物をある比率で生産しています。
 
 
特にプレミアムサウンド車のスコーカーと合わせて使用したり、
ATX-30のレンジの広さゆえにスコーカーを鳴らさなくてもミッドバスとつながるなど、
近年増えているプレミアムサウンド車への装着は当社の予測を超えるものがあります。
 
 
 
製造を請け負っている会社からは、「もう売り切れそうなんですか!」と
驚きの声が上がっていて、ピュアディオブランドの販売力の強さと、
ピュアコンによる細かいマッチング技術の2つで好調な販売を続けています。

 
再生産は4Ωの標準オーディオとプレミアムサウンド車を合わせて200セットで、
これで当面の需要に追いつく予定です。
 
 
またATX-30はワイドスタンドを製作する事が出来て、寸法がJU60と同じにしてあるので、将来的にJU60に替えた場合はワイドスタンドがそのまま使用出来るというメリットがあります。
 
 
 
 
当初はワイドスタント60%のシンプルスタンドが40%の需要予測をしていましたが、
こちらは予測が外れて、シンプルスタンド95%のワイドスタンド5%ぐらいの割合で、
ATX-25よりもアップグレードという事で、
最初からATX-30を買っておこうという方が圧倒的に多く、
こちらの需要予測を超える販売数になっています。

 
またATX-25やその前のP560ツイーターをお持ちのお客様がATX-30へ買い替えという需要も増えて来ていて、
もう再生産しないと間に合わないという状態になっています。
 

ベンツGクラスが遂に完結

2019-10-30

当社のデモカーのベンツG350Dは、10月17日にDEENのボーカルの池森さんが

福岡に来られた時に移動用として使用して、助手席で音を聴いて頂いて一応

完成という形だったのですが、池森さんからの「ノーマルに比べたらかなり良くなっているけど、

もう少しどうかならないの?」という声に応えて改良を加えて、その作業が完結しました。

 



ツイーターはダッシュにJU60をワイドスタンドを製作して取り付けていて、

長い間借り付けのスタンドでしたが、10月17日の前にワンオフタイプの

植毛塗装の物に付け替えました。

 




ドアスピーカーはインナー取付でピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けていて・・

 



リスナーの耳からかなり離れた下の方にあって、インナーバッフルの厚みを変えて

どの位置が一番良く聴こえるか試して、最も自然に聴こえる厚さの物を選びました。



また純正ではミッドの音が上に上がって来ないのをセンタースピーカーのモノラルで

補っていて、ここのレベルが強すぎるのでアッテネーター回路を入れてレベル調整を行いました。

 


当初BMW740eのハーマンシステム用のアッテネーターを入れていましたが、

各スピーカーの距離が違うので独自の値を新たに作っています。

またGクラスのリアスピーカーはドアにセパレートの2WAYに・・


最後部のピラーにコアキシャルスピーカーが付いていて、こことフロントの入れ替えた

スピーカーとのマッチングも苦労しました。




ピュアコンは全てGクラス用に専用設計で作っていてもトレブルとバスは

6クリックも動かさないといけなくて、それでほぼフラットな音にはなっているのですが、

池森さんが助手席に乗られて何度もフラットに近い状態に操作されていても、

どうしてもこのパターンでないと音にクセが付いてしまったり、強い音域の倍音成分が

ボーカル音域にかぶったりしていました。



「これでフラットで鳴るならいいのに。」と池森さんが言われるのに対して、

あれこれ言い訳をしてこの値になっていますと言っいるうちに打ち上げ会場に着いて、

その日は打ち上げの後にタクシーでホテルに帰られました。


それから2週間「どうにかフラットに近い状態でもっと滑らかな音にならないか!」と

あれこれ努力した結果、3トーンで1カ所1クリックで聴感上フラットになって、

更にクリアーで自然な音に仕上がりました!





17日の移動ではDEENさんの楽曲を聴きながら、歌っている本人の池森さんが助手席で

操作しながらあれこれ話されていたので、CD音と生声の完全な比較試聴となって、

あともう少しを頑張ったら、思わぬところでプラス6クリックを6クリックセンターに戻せて、

マイナス6クリックは5クリック上げた所が一番自然という、思わぬ良い結果に結びつきました。

実車をかってここまで苦労すると詳しい内容はブログで公開する気にはなれず、

ハーマンのロジック7を動作させて不自然で音を浮かび上がらせるか、

オフにして無理してトーンで操作するかのどちらも選ばなくて、ロジック7オフで

音が浮かび上がる仕様にする事が出来ました。




そしてⅮEENのボーカル・池森秀一さんが出演される『サウンドピュアディオプレゼンツ 

ドライビング・トーンズ』の放送はよいよ今週の土曜日放送となります。

 


11月2日昼の12時30分からFM福岡で放送されて、同じ内容が

FM山口では午前11時ちょうどから放送されます。
自身のこれまで乗られて来たお車についてたっぷり話されていますので、

聞ける環境にある方は是非お聞き下さい。

トヨタ・エスティマ カーオーディオの音質アップ

2019-10-28

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
トヨタのエスティマです。
 

 
 
 
トヨタ純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
前に乗られていたお車からスピーカーを移設して取付ける作業と、
ドア防振の施工を行いました。
 
 
 
 
 
まずはドアの内貼りを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 

 
 
 
 
外した内張りは一度吸音フェルトを外して、下処理を行った後にセメントコーティングを行い、
乾燥した後に再び吸音フェルトを元に戻します。
 

 
 
 
 
純正の16センチスピーカーは取り外して、
車内からピュアディオブランドのPSTケーブルをひいていて、
13センチサイズのJBLのP560Cのミッドを取付けました。
 

 
 
 
 
ツイーターはダッシュにJBLの508GTIのツイーターを取付けて、
この2WAYのスピーカーは2台前の4お車から移設し続けられていて、
もう10年以上お使いになられています。
 

 
 
 
ツイーターは中級の508GTIを使いながら、ミッドは普及タイプのP560Cを使用しているのは、
508のミッドはアンプで押してやらないといけない様な能率の悪いタイプで、
上質な508のツイーターに能率の高い内蔵アンプのパワーでも
十分になるP560Cのミッドを合わせたピュアディオ独自の組合せは当時大ヒットして、
単品としてJBLにオーダーして作ったユニットと、
セット物を分割して販売した物を合わせると約580セットを販売した超人気の組合せでした。
 
残念ながらJBL社はカー用の初級・中級タイプの
25ミリ外ドームツイーターの製造をやめているので、
この様なセットは今では販売する事が出来ません。
 
 
50系のエスティマは発売当時は天井エキサイタ―と呼んでいた
薄型の天井に付いているツイーターを売りにしていて、
その仕組みがよく分からなかったので実車を買ってパッケージの開発を行っていました。
 
 
最終のモデルではドアにツイーターが付く様になって、
ドアの16センチスピーカーにはクラウンの様にコイルが裏に付く様になって、
初期・中期の物とは構造が変っています。
 

 
 
 
 
ナビオーディオは一度取り外して、裏からPSTケーブルで音を取り出して、
グローブボックス下のピュアコンに送ります。
 

 
 
 
 
ピュアコンは前のお車から外したブラックボックスの中を開けてちょっと手を入れて、
コイルとSSFはエスティマに合わせて値を変更しました。
 

 
 
 
 
ナビにパッケージされているイコライザーパターンはかなり上げ下げがしてありましたが・・
 

 
 
 
 
元々クセの少ないスピーカーを選んであり、若干のイコライザーの上下をして音を整えて、
非常にナチュラルなサウンドに仕上がりました。
 

 
 
今回のスピーカーは10年以上使われていてもまだ健常でしたが、
無理な鳴らし方をしないのと、夏場の日よけの状態でスピーカーの寿命は変って来るので、
全ての車でこうなるとは限りませんが、きちんと防振していれば
スピーカーに負担が少なくて体感音が増えるので、そこも長寿命の秘訣となります。
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