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取付ブログ

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新・お客様の質問にお答えして 第23話

2022-05-07

ここ1週間ぐらいはゴールデンウイークの休みを利用して、遠方からのお客様も多かったので、
店頭でお話する事も多くて、その時に店内で話していた内容をここで書き込まさせて頂きます。



まず最も多かった質問は
「ブログの中で専務と呼ばれている人と、妻と呼ばれている人は同一人物ですよね?」と
言われる事が多くあり、自分は「そのブログの内容によって専務と妻を使い分けていて、
盛り上がりそうな方の呼び方を使っています。」とお答えしました。



その次に多かったのが
「社長はほとんど休みがないみたいなので、従業員を増やして休みを取られたらどうですか?」という
質問でした。



これに関する答えは少し話が長くなって、「実は従業員を増やした結果が休みが無くなったんですよ。」と
お答えしました。



自分が担当している部署は広報のブログを書いたりFM放送の番組制作に関わる
『広くサウンドピュアディオの名前やその行っている内容を知って頂く』という部所と、
製作というオリジナル製品を開発して作って、それが新しい車種にマッチングするかを確かめる部所の
2つの仕事をしています。



その中の製作の部門は以前は自分と従業員1人の2人組で開発と製作を行っていたのが、
年々大手メーカー製の物の需要が減ってオリジナル製品の販売比率が増えて来たので、
従業員を2人増やして、入庫した部品を測定して選別などを行っていました。



しかし選別の精度は15年前から2桁基準を上げて、2桁と言えば大した事が無い様に聞こえますが、
実は100倍の精度アップをしているのでかなり時間がかかる様になりました。



そこで従業員を増やしたのですが、100倍の精度で計測するとかなり細かい所に気配りしないと出来なくて、
体の静電気を抜くために朝は必ず全身シャワーを浴びてシャンプーをするというのが常識で、
実際にはしていなくても「家でして来ました。」と言われれば調べる事は出来ず、
でも計測を始めて体に静電気が溜まっていれば2桁の精度を出すための3桁測定では問題綯いものの、
4桁表記の測定は5桁まで正確に行わないといけないので、
そこを守らないと実際に自分が組み込む前に再度パーツを測定した時に
「右と左がピッタリ合っていない。」となって、その日の測定自体を自分が全てやり直さないといけません。



他にも5桁から6桁で正確に測定するには様々なルールがあって、
結局5人雇って正確な計測が出来たのが1人だけという結果で、
残った1人は電気系の学校で計測器の使い方を習っていて、
それを基本に当社の厳しいルールに従って測定して、
ずぶの素人を入れても基本が分かっていないので、教えてもその重要性が理解出来ない状態で、
結局宇部店の2階には計測をやり直さないといけないパーツが山積みで、
それが原因で休みが無くなったので、『従業員を増やすと休みが無くなる』ので、
よほど出来る人でないと雇えないというのが現状です。



ところが世の中にはオーディオメーカーをリストラされた人が沢山いて、
オーディオメーカー出身者でを雇えばいいかというとそうでもなくて、
入社する時に「うちの会社はオーディオ評論家のいう事は間違っている、
という事を基本に仕事をしているので、それを理解して頂かないと雇えません。」と言ったにも関わらず、
入社したら「評論家の先生は素晴らしい!」と言い始めて、社内で言うならまだしも、
隙があったらお客様に直接「オーディオ評論家の先生の言う事は正しい。」と言い始めて、
「そのオーディオ評論家の先生の言う事が間違っていたから前の会社が傾いて、
それでリストラされたんじゃないの? 話が違うよね!」と言っても、
一時的に収まってもまたしばらくすると「オーディオ評論家の先生は素晴らしい!」と言い始めたので、
「その評論家の先生の理論に逆らっているからあなたの給料が出ているというのが分からないの!」と言って、
「それでもオーディオ評論家の先生の言う事は素晴らしいんです!」と言うので、
「入社の条件と違うのでこれ以上雇えません。」、
「もし不満があるのなら顧問弁護士を交えて話をさせてもらいます!」と言って辞めてもらいました。



ただこれまでメーカー出身者2人がこの調子で、3人目のメーカー出身の就職希望者は面接もせず、
メーカー出身者は雇えないというのがここのところです。



現在は自分とサポートの社員と2人でピュアコンなどのオリジナルパーツを製作していて、
前の社員が測定して基準に満たない精度の物が全て使える様になったら、
その時は週に1度の休みが取れる様になると思います。



今自分のサポートをしている社員は一度三味線奏者の上妻宏光さんに会ってもらった事があって、
その時に「これまでの社員の中で最も精度の高い仕事が出来た人です。」と紹介したところ、
上妻宏光さんから、「どうしてそこまでの精度が出せたのですか?」と質問されて、
本人が「小さい頃から個人の先生に付いてもらってピアノを習っていて、家にピアノがあって・・」と
話していたので、「えー、家にピアノがあったって聞いてないよ。」と、
電気の学校に行っていただけでなく、ピアノの調律の意味が分かっていたから高い精度が出せるという事を
その時に知りました。



それと同時に「さすが上妻さん。質問が的を得ている。」とも思いました。



質問をされた本人は、調整の時に使うCDのジャケット写真でしか見ない人から質問をされるとは、
思ってもいなかった様です。



そのピアノの調律は441という441ヘルツを基準にする方法と、
442というちょっとアップテンポのジャズ演奏などで使う方法があって、
この2種類は別なジャンルとして扱われます。



442を441で割ると1・0022675で、たった0・22675%の違いで
別ジャンルとなる訳ですから、その差は僅かなもので、
オーディオで左右のスピーカーの中のパーツの誤差は5%ぐらいズレていてもOKですから、
5桁6桁を正確に測定する必要はありません。



入社時の履歴書にその事が書いてなかったので、
「なぜピアノを習っていた事を書かなかったの?」と後で聞きましたが、
5人中1人が学校で正確な測定を習って、ピアノの調律の意味が分かっていたので、
このぐらいの知識がある人であれば雇う可能性は十分にありますが、
人が足らないからとりあえず誰か雇うという事はありません。



この手の話を店頭でお客様にすると、「社長も苦労が多いですね。」とか、
「もう人を雇わない方がいいですね。」とか言われています。



ホンダN-ONE スピーカーの音質アップ その2

2022-05-06
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、ホンダのN-ONEです。



一度ベーシックのシングルパッケージのドア防振をしていない状態で音を確認して、
それからドアの防振2層の施工を行って、トリプルパッケージの状態で納車致しました。



フロントの内張りと防水シートを剥がして・・



何も貼ってない外板裏にピンポイントで防振マットと防振メタルを貼って、
ドアの鉄板の響きを広く吸収します。



店頭のベーシック防振のデモンストレーション用の鉄板でご説明していますが、
ピュアディオのベーシック防振は複数の共振点の違う材質を組み合わせる事によって、
響きの周波数と中心に対して効果があるので、ドアが重たくならない割に全体の響きが収まります。



それ以上に同じ材質を大量に使った時に起きる音の詰まった感じがなくて、
心地良い音色で音楽が聴ける所が一番の魅力です。



まずした内張は表とコーティング剤が染みてないけない場所をマスキングして、
それからセメントコーティングの作業にかかります。



白い吸音フェルトが3枚貼ってありますが、それだけドア側からのロードノイズが多いという事でしょうが、
ベーシック防振とセメントコーティングの2つの効果で騒音の進入が少なくて、
音質の良いドアに生まれ変わります。



吸音フェルトは一度取り外して、ツルツルの内張裏のプラスチックにコーティング剤が貼り付く様に
粗目を付ける下処理を行います。



それから柳井君が手作業でランダムに凹凸を付けて、重たくならない割に振動が通過しない様に
施工しています。



塗りたては青白いコーティング剤も、乾燥して来ると化学変化で茶色がかって来て、
全ての場所で色が変化したらドアに組み付けます。



この化学変化は石灰石の成分だけだと振動でひび割れが起こるので、
つなぎの材質が混ざって起こるための色の変化です。



方ドア2層の防振が終わったら内張を組み付けて、ギャザーズのナビオーディオの音調整をやり直します。



これはパナソニック製の中身で、防振前のドアでは音が外にダダ洩れだったのが、
中の方に音圧が入る様になって、聴こえ方が違ってくるので、
それに合わせてイコライジングにも変化を付けて行きます。



それにプラスしてドアの低音の量が増えた分、ツイーター側が負けて来ない様にピュアコンの値を変えて、
ブラックボックス3種とコイル2種を付け替えて音を確かめて、
ベーシックのトリプルパッケージとして最高の値に合わせました。



ただN-ONEのお客様は完成後にそのままDEENのライブを聴きにZepp福岡に行かれるので、
セッティングはややライブ会場のPA寄りにセッティングしていました。



ややPA寄りと書いたのは、完全にPA寄りにしてしまうとボーカル音域が荒くなってしまうので、
ライブ会場で同じ楽曲を聴いても明らかに迫力が足らないと鳴らない様に努力しました。



自分は休日出勤して納車させて頂いて、そのまま福岡店から車を連ねてZepp福岡に向かいました。



ただ今年のDEENさんのライブはコール&レスポンスが出来ないからと、
盛り上げるためにPAの音圧が強めだったために、「帰りに車の音圧が低いと不満に鳴られないかな?」と
かなり不安になっていました。



しかしそんな不安を吹き飛ばす事が会場に行ったらあって、昨年は自分も楽屋挨拶に入れなかったのが、
今年はお客様を数人中に入れても良いという話になって、
他のお客様と一緒にN-ONEの方も楽屋の中に入れる事になりました。



そしてボーカルの池森さんの生の声を聞いて頂ける事が出来て、
自分が目指している生声とはこういう事なんですというのを体験して頂けました。



ライブ会場の音圧が例年よりも強かったので、お客様の不満が出るのではと心配していましたが、
ボーカリストの生の声を聞いて頂いて、サウンドピュアディオの方針を理解して頂けたのではと、
ほっと安心しているところです。



明日から3日間のお休みを頂きます

2022-05-02
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店は、毎年ゴールデンウイークの後半の方でお休みを頂いております。

今回は明日5月3日から5日までお休みさせて頂きます。

お客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解のほどお願いいたします。

ホンダN-ONE スピーカーの音質アップ その1

2022-05-02
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業の、ホンダのN-ONEです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付を行いました。



まずはナビオーディオを一度取り外して、
裏から音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプの物を繋いで、
グローブボックス下まで引いて行きます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にブラックボックスとコイルを取り付けます。



ブラックボックスは白いラベルのRRタイプの4000円高い物で、高音域の粒が細かいと評判で、
4000円の違いなので黄色いラベルのノーマルは最近売れた事がほぼありません。



次のカタログからはRRタイプを標準で掲載される予定です。



また白いボビンにピンクのラベルのコイルは井川が一から手作業で巻き上げたコイルで、
正確なインダクタンスと高いQ値を誇り、音が綺麗と評判です。



ピュアコンを通った音は純正のドアスピーカー側はPSTのフルレンジタイプで、
ツイーター側には高音域を重視した材質と構造のPSTケーブルを使用しています。



高音しか通さないツイーター用のケーブルに全音域のコストが普通はかかっているのが、
ピュアディオでは高音域専用の仕様を用意する事で、販売価格が同じでも音質を上げる事が出来ました。



これはオリジナルケーブルを作るのに、ケーブル工場の生産ロットを借りるのに
2000メートルの生産が必要で、これをロールにすると100メートルロールが20巻で、
フルレンジタイプとツイーター用を別々に生産すると4000メートルを生産して、
それを全て一括で買い取らないといけなくて、そういう買取が出来るからこそ、
良い音を適正価格で販売する事が出来ます。



ダッシュの上にはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
ドア下の黒いコーンの16センチスピーカーと合わせて2WAYスピーカーとして、
広い音域を安定して再生させています。



組み立てが終わって音が鳴る様になったらナビオーディオのセッティング画面に入って音調整で、
まずは全てのスピーカーに100センチのディレイがかかっているのを全てゼロにします。



イコライザーをあれこれと動かしてここが一番音が良いだろうというパターンを見つけたのですが・・



一度メモリーしてから聴いてみると、どこか抑圧された感じがしてやり直しました。



ほとんどのナビオーディオでメモリー前とメモリー後で若干音が違って聴こえて、
何度も調整⇒メモリー⇒再生を繰り返して最も生音・生声に近いパターンを探しました。



一度はベーシックのシングルパッケージで作業は終了したのですが、
この日は宇部店に戻らないといけなかったので、防振無しの状態で一度音を聴いて、
これから防振作業を行って、また福岡店に移動して防振後の音を聴いて、
もう一度イコライザーパターンを変えます。



防振無しの状態なので、かなり外に音漏れしていて、残響音が車内でも聴こえるので、
防振作業後の音の違いがどうなるか楽しみです。



これより先はその2で書き込みます。



新・お客様の質問にお答えして 第22話

2022-05-01
不定期でお届けしている新・お客様の質問にお答えしては、
旧シリーズで一度取り上げた事も新しい読者の方のためにもう一度掲載している事もありますので、
既にご存じの方は再確認というか、前のシリーズで深く取り上げていなかった部分もあるかも知れないので、
もしよかったらお付き合いください。



今回は比較的新しいお客様からのご質問で最も多い、
「なぜ社長は高校を卒業して、石灰石加工会社に勤めたのですか?」、
「なぜ電気関係の会社ではなかったのですか?」という部分にお答えしたいと思います。



高校3年生の時に、秋になると成績順で就職試験を受ける順番が決まって、
学校の推薦が無いと大きな会社の試験を受けたくても受けられないという決まりがありました。



電気科で成績の良い生徒は電力会社や電々公社(今のNTT)などを受けて、
自分はそのあたりは興味が無かったのでN社という大手電機メーカーを希望して、
学校推薦も決まっていました。



なぜN社が良かったかというと、今は作っていませんが、
当時はアマチュア無線機を製造していたというのが魅力で、
無線の部所にならなくても会社の無線部に入れるというそれだけで希望していました。



自分の成績には問題は無く、特に専門分野の成績はやたら良くて、
更に普通は取れない国家試験も復数合格していて、このまま就職出来るものと確信していました。



ところがある日担任から呼び出されて、「N社の学校推薦は無くなった。」と言われました。



理由はN社の山口工場の役員に機械科の生徒の親戚がいて、
N社の山口工場は機械科の生徒を逆指名して来て、今年の本校の電気科の募集は無くなったという話でした。



その時は「なんだ、そんな事だったんだ。」と軽く考えていて、
「同じクラスのK君がH社を受ける様になっていて、自分の方が成績がいいから、そこにして下さい。」と
言ったら、「もう電気メーカーは全て推薦が決まっているから変えられない。」という事で、
自分は街の電気屋で勤めるか、電気メーカー以外の会社を選ぶかの二者選択を迫られました。



ちなみに自分よりも成績が悪かったK君はH社に落ちて、街の電気屋さんで働いていたので、
「落ちるんだったら自分と替わっておけばよかったのに。」と思いましたが、
そこは変えられない仕組みなのでどうにもなりません。



それで自分は電気とは無関係な石灰石加工会社を受ける事にして、
それでもそこは普通機械科か工業化学科の生徒が受ける所で、
電気科から行こうと思えば試験で1番にならない限り受からないと言われて、
これまでそこの会社の就職試験で出た傾向の分野を一生懸命勉強しました。



そして工業化学科から1名と自分の2人が自分の高校から受かって、4月から働く事になりました。



4月になってから最初の3か月は石灰石に関する講義ばかりを受けていて、
「この仕事で定年まで頑張るんだから。」と石灰石の種類や加工後のpH値の変化など、
これまで高校で習った事と全く別な事を勉強していました。



これがその後に自分がカーオーディオの仕事を始めて、
誰も完成させられなかったセメントコーティングが出来るきっかけになった出来事です。



その後現場に出されて、重油バーナーで石灰石を焼いて砕いて製品化する部所で働いていて、
石灰石を焼く窯の温度数十か所と炉に送る重油バーナーへの油圧のチェックを数十か所行うという仕事を
任されていました。



数本の窯を何人かで分散してチェックしていたのですが、毎日ほぼ値は変わらず、調べもしなくて
「どうせいつも同じ値だから。」と見回りをせずに適当な値を書き込む先輩がいて、
これまで何年もそおれでやっているから問題は起こらないだろうと思っていたところで・・



ある日異常が出ている窯があるのに調べずに適当な値を入れていたら、
実は異常が出ている部分があって、それが夜12時から朝の8時までの夜勤の時で、
同じ班の誰かが朝4時に工場長の家に行って起こして呼んで来て、
工場長が窯の前に来た時はもうどうしようもなくて、「窯の火を落とす。」という判断をされました。



こういった工場の窯は一度温度を安定させるのにすごくお金がかかるのでよほどの事が無いと止められなく、
しかも中で石灰石が詰まってどうにもならなくなっていて、最終的にその窯は捨てたのではないかと思います。



思いますと書いたのは、その事があって自分はきちんとチェックしていたのに、
同じ班だからとめちゃめちゃ叱られて、「こんな会社やってられない!」と現場に出されてから数か月で
石灰石加工会社を辞める事にしました。



辞めてから1年ぐらいが経った時に前の会社の人とばったり会った事があって、
「お前いい時に辞めたな。」と言われて、例の問題を起こした人がその後にまた問題を起こして、
周りは大変だったという話を聞きました。



次に務めた所は当然の事ながら街の電気屋さんで、個人経営の電気屋ながらけっこう大規模で、
他の家電屋がやっていない製品も扱っているというのが特長でした。



その普通は扱っていない商品の中にアマチュア無線機とカーオーディオがあって、
当時はまだカーオーディオよりも無線に興味があって、「大好きな無線機を扱って給料がもらえる!」と
かなり有頂天になっていました。



ところが無線機というのはものすごく儲からない商売で、
自分でも「こんなに儲からないのか。」とガッカリするもので、
これは仕事にならないと思っていたところに更に追い打ちをかける事が起こりました。



それは無線機は国家試験を受けてその級によって10ワット・100ワット・500ワットと
使える無線機が決まっていて、高い無線機は難しい上級試験に受かった人しか買えず、
市場が小さい割に売りたい無線機屋さんの数が多いから値引き競争で儲からないという仕組みが
出来ていたところに、それでは生活が出来ないからと無免許の人に500ワットや
当時許可が降りなかった1000ワット機械を売る店が出て来て、それがあっという間に全国に波及して、
日本全国違法無線だらけになって、『無線=難しい試験に合格した人の特別な趣味』から、
『柄の悪い無法者が妨害電波を出してもなりふり構わず交信を楽しむ』という、
全く別なイメージになってしまい、無線を趣味にしていること自体が恥ずかしくなって、
アマチュア無線をやめてしまいました。



それと同じ頃にディスコという音楽を浴びながら踊るという場所にはまって、
ディスコの行き帰りにカーオーディオで音楽を聴くというのが趣味に変わりました。



そして自分が勤めていた会社もカーオーディオを販売していたのですが、
販売のみをオーディオ担当者が行って、取り付けは電装屋さんが行うというスタイルで、
それを受けていた電装屋も20人ぐらいいる大世帯の所で、
勝った人⇒販売した人⇒電装屋の営業⇒電装屋のピットと伝言ゲームで、
「言っていた取り付け方法と違う!」というトラブルが多く、
カーオーディオが段々ブームになって来て仕事が増えれば増えるほどトラブルが増えて、
「電装屋が営業とピットが分かれているのがトラブルの原因ではないか?」と考えて、
会社を辞めてカーオーディオの出張取り付けを行う仕事を自営業で始まめした。



これは最初の頃はうまく行っていて、販売した先に行って営業担当者とお客さんが一緒におられたら
前の会社の様なトラブルが無くて、最初はスムーズに仕事が進みました。



しかしお店側もどんどん仕事が増えれば販売してお客さんを帰して下請けは付けるだけになって、
前の会社ほどは無いにしても、お客さんの不満は出て来て、やり直しの仕事も出て、
手数の割には儲からなくなりました。



そこで22歳の時に自分が販売して自分が取り付けるというスタイルにして、今年の6月で62歳になり、
この秋の10月10日では何と40周年を迎える事になりました。



店舗を持って少ししてヴァン・ヘイレンの1984が流行って、プリンスの1999が流行った時は、
「1999年って本当に来るの?」と思っていたら、もう1999から23年が経っていました。



文字だけで長い書き込みとなりましたが、
18歳の時は運悪く電気メーカー勤める事が出来ずに自分は何て運が悪いんだ!と思っていましたが、
あの時に機械科の同級生にはじかれていなかったら、今ここにサウンドピュアディオは存在していなかったと、
逆にメーカーに普通に勤めていたらと思ったらゾッとします。



それはメーカーに就職した同級生が40代の後半ではリストラされていて、
昭和の終身雇用制が壊れてい、逆にサラリーマンでなくて良かったとも思っています。



そして2年半前にあれだけ嫌だと思っていた無線を再開して、違法無線もほぼ世の中から消えていて、
色々と実験を行っていたら、中学生から高校生の時に波長を合わせるとか、
インピーダンスの整合性を合わせると頑張っていた事が、
こんなに無意識のうちに力になっていたんだと実感して、
当時は無かった波長の合わせ方やインピーダンスの合わせ方を習得して、
今最高潮にカーオーディオの音が良くなっています。



ただ純正オーディオから換えられない車が増えていて、
プレミアムサウンドのインピーダンスが特殊な車が増えて来て、
今まで以上の力を出してやっと前の車と同じレベルに出来るという、
とても大変な時代に突入しているなと思っています。


以前のブログと重複している部分も多々ありましたが、文字だけの長文を最後まで読んで頂いて、
ありがとうございました。



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