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取付ブログ

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新・お客様の質問にお答えして 第44話

2023-09-06
新・お客様の質問にお答えしてのページについてですが、
同じ内容をみんカラブログとアメーバブログの2カ所に同じ内容のものを掲載しています。



そのみんカラの方のブログには便利な機能があって、
ブログの右横に『ブログカテゴリーという四角があって、
その中には商品紹介とかカーオーディオについてとか9つのカテゴリーのブログを、
希望の部分だけを一発で出す事が出来ます。



その9つ目が『新・お客様の質問にお答えして』で、
当初この部分を読みたい方が1話から全て通しで読める様にしてありました。



しかし自分がカテゴリー設定を間違えて、
39話・40話・42話が『カーオーディオ』のカテゴリーになっていて、
38話は『ドライブ』のカテゴリーになっていて、通しで読む事が出来なくなっていました。



先ほど修正いたしましたので、現在はきちんと通しで読む事が出来ますので、ここでお詫び致します。



さて今日の書き込むお客様からの質問は、
「ここでは成功例が書かれているのですが、たまには失敗例も書き込んで下さい。」という事について
お答えしたいのですが、あまりに多すぎてどれから書いていいか分からないぐらいです。



あえてアーティストさんでの失敗例を2つほど書かせて頂くと、
今から16・7年ぐらい前のお話ですが、
当時はやっと演奏家やボーカリストにお会いして生音や生声を聴いて音造りをしようと方針を決めて
直ぐの失敗例ですが、まず一人目の三味線奏者の上妻宏光さんの楽曲を2001年に知って
2004年に始めて生演奏や生声を聴いて、「何か違う?」と思い始めて、
ピュアコンの値を変えたりイコライザーのパターンを変えたりと
かなり苦労してもある部分は似ていてもある部分は似ていないというのが混在していて、
似ていないある音域がどうにも変えられなくて苦労していました。



当時はブログのトップにピュアコラムという短い読み物があったのですが、
そこに『上妻宏光さんの楽曲の田原坂のボーカル部分は少しこもって聴こえるが、
これはこもっているのが正解!』と書いていました。



その翌年に上妻宏光さんと個人的に直接お会いする事が出来て、
どうもピュアコラムを読まれていたみたいで、ホームページにそのまま残していて、
まるで上妻さんの楽曲がこもっている様に書いていて、「すみませんでした。」と謝った事があります。



その時には既にこもって聴こえていた原因は分かっていたのに、ホームページをそのままにしていて、
「失敗したな!」とおもいました。



なぜこもって聴こえていたかという原因は、
当時は電源キャパシタやヘッドキャパシタで音をひねり上げた音が良いと勘違いしていて、
更に接触抵抗が少ないからとRCA端子やスピーカー端子に高価なロジュームメッキの物を使用していて、
『高い金属を使う=音が良い』と勘違いしていたのが、
ある音域を必要以上に上げ過ぎるとその反動で他の音域がこもってしまう部分が出来て、
そのこもる部分が上妻さんのボーカル部分にあたっていたので、
プロ用のスタジオ用の材質を使って正確な音で鳴らすとこもって聴こえないというのが正解でした。



便利なパーツはカーン!とある音域を勢い良く鳴らしてくれて、その副作用があるとは知らず、
よく自分好みとかこの音楽のこの部分が自分のシステムは良く聴こえるとか、
そういう良くありがちな音造りと決別しない限り、
本当に良い音=元の音楽に対して正しい音を表現出来ないと知った頃でした。



そのピュアコラムに間違った事を書いた事だけでなく、そのまま放置していた事を上妻宏光さんに謝って、
それから17年間お付き合いして頂いています。



先ほどのお話は失敗してもお付き合い出来ているお話でしたが、次はお付き合いが無くなったお話です。



上妻さんとお付き合いが始まった翌年に、
NHKの紅白歌合戦を見ていて、秋川雅史さんの『千の風になって』を聴いて、
「これはいい!」と正月が明けてから直ぐに『威風堂々』のアルバムを買いました。



ちょうどその時に宇部市から山口市のFM山口の本社スタジオ、
現FMYサウンドスタジオスタジオに収録で行っていたので、行に『威風堂々』を1周ちょっと聴きました。



ただ驚いた事に1周目と2周目になってから音が違って聴こえて、
「まさか?」と思って他のCDに入れ替えて聴いてみました。



すると自分が覚えている曲が少しスカッとして聴こえて、
これはこのCDを再生させると音が良くなるのかも知れない?と思って
エージング用CDとして使用する様になりました。



何故音が良くなって聴こえるかというと、
千の風になって以外のオペラ調の楽曲がかなり声を張った状態で、
日ごろは入らない音域をスピーカーに入れていて、
一般的なポップスとかしか聴いていないスピーカーに入れると特に効果が出るのでした。



ただしこれを5回・10回と再生すれば良いかというとそうでもなくて、適度な階数が必要で、
逆にかけすぎると特定の音域ばかりに信号を入れるという事になるので、他とのバランスが必要になります。



ただこれまで眠っていた音域が目が覚める気がして、
「これは秋川雅史さんに直接お会いして伝えないといけない!」と、
FM局3局に渡って合計6回の特別番組を放送して、秋川雅史さんと何度もお会い出来る仲になりました。



しかし秋川雅史さんは1枚のアルバムを出されて直ぐにレーベルを代わられていたので、
自分がセカンドアルバムと思っていたCDは秋川さんにとってサードアルバムで、
サードアルバムの事をセカンドアルバムと何度も言ってしまい、後から考えたらムッとされていました。



それだけならまだしも、
東京国際フォーラムでデビット・フォスターさんのコンサートがあった時に
自分は専務とかなり前の席にいたのですが、
10メートルぐらい斜め前に秋川雅史さんがおられたのでご挨拶に行きました。



ちなみに秋川さんの席の手前にはアメリカの大使専用席があって、
そこにMISIAさんがおられたのですが、面識はあってもさすがにそこは行けなかったので、
SPがいる大使席を避けて遠回りして秋川さんの席に行きました。



MISIA さんはさんは途中で席からステージに上がられて、
掃ける時はステージ裏に下がられたのでそのままお会い出来ませんでしたが、
秋川雅史さんは一般の方と一緒に出られていたので、「あっ!秋川さんがいる!」とどっと人が集まって来て、
前に進むに進めない状態になっていました。



そこで自分がマネージャーの真似をして、
「自分が先に行きますから!」と「開けて下さい。」と言いながら人をかき分けかき分けして
前に進んでいました。



何もしていないと前に進めないところをマネージャーの真似をしていい気になって進んでいたら、
そこでやらかしてしまいました。



たまたま岩崎宏美さんが自分の前におられて、
専務が「岩崎宏美が前にいるよ。」と言ったらじろっと後ろを睨まれて、
「岩崎宏美ににらまれた。」と専務が言っていて、でも岩崎宏美さんが気になって、
無意識にそのまま後ろを歩いて行っていました。



途中で気が付いたのが、後ろの秋川雅史さんの事をすっかり忘れていて、
かなり後ろの方で人にもみくちゃにされていたので、もう戻るのも大変なのでそのまま帰ってしまいました。



その後秋川雅史さんとお付き合いが無いのは言うまでもありません。



完全にやらかしてしまいました!



以上今回は失敗したお話を書き込みました。



デリカD カーオーディオの音質アップ 後編

2023-09-04
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、三菱のデリカD5の続きです。



防振作業が終わって、純正の16センチスピーカーの位置には
16・5センチサイズのJBLのクラブ602CTPのミッドをインナーバッフルを製作して取り付けます。



内張りを取り付ければ見た目はそのままで、D5のこの高い位置のミッドは中音域が耳に入りやすく、
ドア下のスピーカーに比べるとミッドの上限周波数を決めるコイルの巻き数は多くなります。



ダッシュには30ミリサイズのツイーター、ピュアディオブランドのATX-30を取り付けて、
周波数レンジの広い高音を再生させますが、ダッシュにカーペットが貼ってあり、これが吸音効果があるので、
更にセッティングは難しくなります。



助手席下には以前からお持ちだったARCの4CHアンプを取り付けて、
2CHでフロントスピーカーを鳴らして、
残りの2CHをミックスモノラルにしてラゲッジの25センチウーファーを鳴らします。



ウーファーはJBLの25センチの薄型で、
荷物の積み下ろしでユニットが傷まない様に頑丈なグリルが作ってあります。



全ての結線が終わったらサイバーナビの電源を入れて、
CDとFMラジオとお客様の音源を使って音調整を行います。



グローブボックス下のピュアコンは6ピース構成の物を使って、
ナビ内蔵のチャンネルディバイダーでウーファーの上限周波数を決めて、
ミッドの下限周波数はピュアコンで決める事によって、
最小限の予算で最もクオリティーの高いセッティングを行っています。



ピュアコンのパーツの値とイコライザーを変えて音調整を行って、
お客様がナビに録音されていた音源には自分がFMラジオの番組制作を通して
実際に生の声を聞いた事があるボーカリストの方が8名の楽曲が入っており、
全ての方の声を確認してセッティングを行いました。



イコライザーはマックスで3カ所動かすパターンも用意しましたが、
最終的に1カ所1クリック動かした所が一番素の音に近くて、ここでメモリーをして調整を終了しました。



スポンサー活動のおかげで放送局のスタジオやレコーディングスタジオに入る事が出来て、
音楽イベント等でもボーカリストの生声を聞く事が出来て、
そこを基準にセッティングする事がある意味幸せでありながら、
本当の声を知っているからこその苦しさもあります。



ダッシュのマットの吸音も加味して、
「この組み合わせではこれが限界か?」という所までセッティングさせて頂きました。



デリカD5 カーオーディオの音質アップ 前編

2023-09-03
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、デリカD5です。



オーディオレスのお車にカロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア2層の防振作業と、
ドアスピーカーの交換のトリプルの上の4thパッケージの作業を行っています。



デリカD5はドアの中間ぐらいに16スピーカーが付いており、中音域は濃いのですが、
逆に低音が薄い特性になっています。




作業はまず内張と防水シートを外して、貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



上の方にベージュの工場装着のマットが貼ってあって、
それで取れない部分の取れない音域に効果のある防振材を貼り合わせています。



外した内張は吸音フェルトを一度剥がしてから、
裏面に粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングの施工を行います。



塗りたては青白かったコーティング材も・・



時間をかけて乾燥させると、ひび割れを起こさない様にたわみの成分を入れているのが化学変化を起こして、
薄い茶色に変わったらドア戻します。



戻す前に吸音フェルトは元に位置に貼り付けて、
これだけの面積のフェルトを貼っているという事はかなりのロードノイズだったのでしょうが、
セメントコーティングとベーシック防振を加えてかなり静かな車内になったはずです。



このセメントコーティングは防振効果だけでなく、
スピーカーに付帯する余分な響きが無くなり、カチッとした小気味良い音で音楽が聴ける様になるのと、
断熱効果も上がってエアコンの利きが良くなって快適な車内になります。



オーディオ基礎の下地作りが終わって、次回『その2』では音信号のチューンの関係をご紹介します。



アウディA1 スピーカーの音質アップ

2023-09-02
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、アウディのA1です。





A1と言っても以前デモカーで使ってA3と同じぐらいの大きさになっていて、
A3のセダンはもうA4ぐらいに見えて、微妙に大きくなって約1クラスずつ上がった感じです。




以前はプレイヤー付だったのが今はディスプレイオーディオになっていて・・






グローブボックス内にあったプレイヤーのスペースはそのままに、
裏にアンプを背負っているだけになっています。






ナビは画面は大きくなって、上空から写真で写した画面で見る事が出来る様に
グレードアップしてあります。



今回は純正オーディオの高音の音が荒くて、ドアスピーカーとツイーター間の
音域が足らない部分がある様に聴こえるという事で、ピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを使ったベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振のWパッケージの作業を行いました。




まずドアの内張を外して外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
白い工場装着の防振材が効かないエリアにマットとメタルを貼り合わせます。





次にAピラーの根元の純正ツイーターを鳴らなくして、スタンドを使って
適切な仰角・振り角を付けたATX-25ツイーターを取り付けます。







それからグローブボックス下にMDF板を敷いて、グローブボックス内のアンプユニットから
音信号を送って来て、ダッシュのツイーターと純正のドアスピーカーに
音域幅とインピーダンスとレベルを調整して送ります。




ドアスピーカーは純正をそのまま使用していますが、ピュアコンを通す事で
透明感がある切の良い音に変わります。

全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、スマートフォンと
FMラジオを鳴らして音調整を行います。




もうアウディのデモカーは3台目で、ハンドルのスイッチ配列にも慣れていて、
スイスイと調整して音を追い込みます。






これまでデモカーを何台も買って、実走行でどういう状態になるかを確かめているので、
アウディやVWの方、そして輸入車をお乗りの方からは絶大な支持を得ています。

「ドアスピーカーを替えなくてもこんなに音が良くなるんですね!」と、今回も驚きの声を頂きました。


新・お客様の質問にお答えして 第43話

2023-09-01
新・お客様の質問にお答えしても日々の店頭での会話の中からの質問をピックアップしていて、
一人のお客様からの質問は他にも気になっている方もあるだろうとここに書き込ませて頂いています。



まず最近では最も多い質問で、
「ブログに無線の話が多く書かれていますが、将来的に無線機の関係の物を販売されますか?」という事です。



これはかなりの方からの質問を頂いただけでなく、
無線機屋さんに行っても「井川さんはそのうち無線機屋さんを始めるんじゃないですか?」と、
そのうち同業者になるのではないかと疑いを持たれています。



答えから言いますと無線機を取り扱う予定は全くありません。



確かに未来の技術者を育てるサークル活動として無線の小・中・高校生への普及には力を入れていますが、
自分が利用している無線機屋さんのほとんどが駐車場が無く、路上駐車で商売をされていて、
自分は路駐してパパっと買い物を済ませて出て行くという買い方で、
値段の安い無線機屋さんは駐車場が無いというか、
駐車場の費用を抑えてでも安く売らないとお客さんが来ないという、とても価格競争の激しい業種です。



しかも自分自身が「あそこの店が最安値だ!」とか、
「今だとあそこに処分品が安く出ている!」とか情報を発信している張本人で、
逆に業界を儲からなくしている大元です。



たまにカーオーディオを取り付けるピットで車載用の無線機を取り付けて欲しいという要望がありますが、
駐車場があってエアコン付きのピットで普通の無線機屋さんの感覚での思われている工賃だと
全く採算が合わないので、ベーシックパッケージなどの取付と同時だと付けさせて頂いていますと
お答えしています。



つまり今の店舗で無線機の販売をすると全く採算が合わなくなるので、
無線機屋さんにも「自分が無線機屋さんをやる事は絶対にありません。」とお答えしています。



それでも無線機屋さんで怪しいと思われている方もおられて、
「1年間に何台か新車を降ろして実験していて、それの元を取るだけでも大変で、
確かに波長を同調させたり、インピーダンスの整合性を合わせるという実験で音を良くしたり、
社員教育の一環で無線をやっても商売としてやる気はありません。」とお答えしています。



ただテストで無線機に繋ぐと凄く音が良くなるというスピーカーの試作品が出ていて、
これを実際に販売するかどうかは考えていて、
ただ無線機業界で販売されているスピーカーの価格があまりに安くて、
更にケーブルのコストはかなり抑えてあるので、
「ここにピュアディオ製品を投入する意味はあるのか?」と考えています。



ブログの写真を見て県外からの問い合わせも頂いていますが、
「無線機業界の価格設定とは違うので、お勧め出来ません。」と、
コストの差があり過ぎて今のところはお断りしています。



次に多く頂く質問が、
「よくスタジオの音と言われますが、1つの音に合わせるよりも多くのお客さんの好みに音を合わせた方が
お客さんの幅が広がっていいんじゃないですか?」という事をお客様になられて間が無い方からは
よく頂きます。



これに関しては車内的に『ピュアディオ耳』という言葉があって、
お客様になられて最初のうちは「もっと低音がもしい。」とか、
「もっと音を浮かして欲しい。」と言われていたのが、
1年以上経つと「こんなに低音はいらない。」とか「ここの店のやり方でいいので、お任せします。」と
変わって来られます。



困った事はこのお客様がピュアディオ耳になって来ていると営業担当者が伝えてくれないと、
これまでの低音を多く出したり、高音をしっかり盛ったりして、調整が終わった後から、
「今はこのお客様は普通でいいと言われているので。」と後から伝えて来て、
「それなら最初に行ってよ!」と、また時間をやり直した事が何度もあります。



特にサウンドピュアディオがスポンサーに付いているコンサートでは運が良いと
ボーカリスト本人に会って生の声を聞く事が出来たり、
クラッシック演奏ではお客様専用の特に音の良い席を用意して本物の音を聴いて頂ける環境を
ご用意してあります。



そういう音楽体験を積んで頂くと大げさに盛った音では本来の音楽性は伝わらないと知って頂いて、
お任せセッティングを希望される様になります。



そういう生の音に近い状態を再現するのがスタジオで、
スタジオのミキサールームで聴いているモニタースピーカーの音を安価で車の運転席で表現するというのが
ベーシックパッケージの考えです。



それで足らないと言われる方には音を盛ってセッティングする事もありますが、
あまり盛ってしまうと後でニュートラルな方向に持って行く時に
若干スピーカーにクセが付いている事があるので、極力盛り過ぎにならない様に心がけています。



またタイムアライメントなどの音色が変わる機能については使う事はなくて、
タイムアライメントが良いと言われる場合は他店をお勧めしています。



自分が思うにはFM放送のスタジオのスピーカーは『悔しい音』がしていると感じていて、
全ての音楽ジャンルを完璧に鳴らすスピーカーの特徴として、
新しい録音の良い楽曲は録音の力でスピーカー側が整っていなくてもそこそこ良い音で聴こえて、
ところが昭和40年から50代ぐらいの古い楽曲がスタジオ用のスピーカーではきちんとクリアーに聴こえて、
そういう音を聴いた時に「悔しいなー!」といつも思っていました。



本当に変なムラが一切無いからこそ表現出来る音で、
「何で車の中ではこういう感じで鳴らないんだ!」と過去にはそうとう悔しい思いをしました。



もちろん新しい楽曲も飾りのない正確な表現で鳴っていますが、特に古い楽曲では一発で差が出るので、
「あれだけ苦労している音源がこんなに簡単に鳴って。」と、手に入るものなら直ぐにでも買いたいのですが、
スタジオオーディネーターを通してセッティング費用込みで買わないといけないのが
本当のプロ用のスピーカーです。



また普通のホームオーディオのお店でスタジオモニターとして売ってあるスピーカーがありますが、
この様なスピーカーはもう20年ぐらい前から本当のスタジオでは使用されていません。



スタジオ専業メーカーや大手メーカー製の内部配線やネットワークを組み替えた物や、
大手メーカーでもスタジオ用で普通は市販していないモデルなど、
自分がこれまで見たスタジオ用のスピーカーはショップでは手に入らないというのが
悔しい要因でもありました。



過去にはスタジオ用として使われていたスピーカーや、特別に入手したスピーカーなどを基準にして、
ピュアディオブランドのコンパクトなホーム用スピーカーを販売していますが、
チューニングに時間がかかるために極少量生産で、希望があったら手作りするというペースで作っています。



1980年代の後半から1990代の前半はセミプロ用のスピーカーが市販で販売されていて、
それを当店で買われて家でも音楽を楽しんでおられるお客様も多かったのですが、
いつも間にかそういう商品は無くなって来たので、今は手作業で作るしかありません。



前にも一度書き込んだ事がありますが、
セミプロタイプの商品はこれ見よがしな音で鳴らないのでオーディオ評論家の先生が評価せず、
オーディオ製品のランク付けでベスト30の27位から30位ぐらいの評価しか付かず、
怒ったメーカーが「市販のルートには出さない!」となったので市場から消えたのでした。



以上お客様の質問にお答えいたしました。



  • 株式会社オーディオボックス
〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712
FAX.0836-44-9191
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