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取付ブログ

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最近の宇部店の作業

2024-07-17
今日は最近の宇部店の日々の細かな作業をご紹介します。



まずは廃バッテリー置き場は、お客様のお車から外したバッテリーが溜まって来たので、
シエンタに積んで業者に持って行きました。



一度ゼロになったのにまた週末に一台交換して・・



これから交換する予定のバッテリーが今日1個とまだ箱に入っているのが2個の合わせて3個で、
灰色のバッテリーはメモリー保持用です。



他には既にシステムが装着してあるお車のドアの内張を外して・・



3台前ぐらいのお車から移設している20年ぐらい使っているケーブルのドア部分のみを交換しています。



ツイーター部分は水がかかる事が無いので、20年以上使っても傷んでいないのですが、
ドアスピーカーのケーブルのみの交換を提案したら、ほぼ毎日1台は交換しているペースで作業をしています。



PMBやSKY3のケーブルは銅線が1本1本絶縁してあるので、
それをハンダの炉で焼き入れをしないといけないので、毎日焼き入れを行っています。



370度に熱して、純度の低い部分を表に炙り出して、すくって純度の高い部分に漬け込みます。



すくった部分はヘラで集めて右端に持って行き、純度の高い部分が残っているのを絞り出します。



これが一滴一滴しずくが重なると、まるでオブジェの様な見た目になります。



集めて横に並べて眺めてほっこりしていますが、
作業が立て込んで来るとハンダのレベルが減って来るので、炉に戻さないといけません。



先週かここから2個が炉で溶かされました。



純度の高い部分を絞った金属は、産業廃棄物となりますが、
ロシアのウクライナ侵攻以前は純度の高い部分が残っていてもそのまま捨てていて、
軍事用に持って行かれて純度の高いハンダの入手が難しくなってから再生する様になりました。



2001年の同時多発テロの後に純度の高いハンダが一時期無くなりましたが、
1年以内には元の供給に戻ったので、今回も1年ぐらいで元に戻ると思っていたのですが、
まだまだ終わりが見えず、リサイクルでハンダを大事に使わないといけない状況は続くと音っています。



鉛と錫が50対50のハンダなら今でも簡単に入手が出来ますが、
当社が使っているレベルのハンダはかなり入手が難しいグレードの高い線品です。



N-ONE スピーカーの音質アップ

2024-07-15
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのN-ONEです。



今回は2回目の入庫で、以前ホンダ純正のナビオーディオを活かして、
ベーシックのトリプルパッケージを取り付けて頂いていたところからのグレードアップです。



これまではフロント2層の防振でリアドアは何も防振していなかった所に、
鉄板の響きを調べて響きの中心にマーキングして行き・・



その響きの周波数に合わせた材質を貼り合わせて、ベーシック防振を完了させました。



外したリアの内張は粗目を付ける下処理を行った後に、手作業で規則性の無いランダムに厚い薄いを作って、
適度にたわみを持たせる成分が入った材質を塗って行きます。



時間をかけて乾燥させると、たわみを持たせる成分が科学変化を起こして、
青白い色が茶色っぽく変色したら乾燥が完了で、一度外した吸音フェルトを内張に貼って、
ドアに組み付けたら終了で、前後共に片側2層の防振の、
音質・静粛性・断熱性がアップしたドアになりました。



ダッシュ上のツイーターは最初はATX-25を取り付けていましたが、
ダッシュにマットを装着したので、車は静かになりましたがツイーターの音も吸音気味になったので、
サイズの大きいATX-30に変更しました。



またATX-30はJU60と同サイズで設計されていて、JU60用のワイドスタンドの中に入れて、
マットをその部分を切り取って、かなり安定した取付になっています。



グローブボックス下のピュアコンはSSFを除いて交換して、ATX-25から30用に変更しています。



音を鳴らしながらピュアコンのブラックボックスとコイルの値を変えながら音を聴いて、
マットで吸音されている部分はイコライザーを上げて、聴感上でフラットになる様に調整しました。



この純正ナビは中身はケンウッド製で、音を強調する機能がいくつか入っていて、
最初はマットで吸音された部分を勢いを付けて補っていたのですが、
最終的にはピュアコンとイコライザーのい調整だけで音を合わせて行き、
最終的に強調する機能は全てオフにしました。



強調すれば簡単にレベル上のフラットにはなるのですが、音色が本来のボーカル音とズレて来て、
自分が30回以上お会いして生声が直ぐに頭にイメージ出来るアーティストさん2人の声が
きちんと聴こえるセッティングになったので、そこで音調整を終了しました。



カーオーディオの音だけでなく、遮音性と断熱性もアップした、コンパクトプレミアムと呼ぶにふさわしい、
特別な一台に仕上がりました。



ジムニーシエラ スピーカーの音質アップ 後編

2024-07-14
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーシエラの後編です。



オーディオレスの2DINスペースにアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、
大型画面でジムニーの雰囲気は変わりました。



ドアはベーシック防振が終わって内張を元に戻して・・



ダッシュ上にスタンドを使って
適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
フルレンジスピーカーから2WAY化しました。



グローブボックス下にはMDF板の上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けて、
純正の12センチスピーカーは高音域を入らない様にして中低音のみにして、
インピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせて純正のイメージとは変えて、
高音域はATX-25に任せて余裕を持って鳴らしています。



ジムには吸音マットの無い部分は鉄板が見えて、鉄はコイルに対してインダクタンスを上昇させるので、
近づけると巻き数が上がったのと同じ様になり、目標の値がズレるのと、値が合っても音が濁るので、
MDF板の厚みで鉄から離しています。



普通のメーカー製のネットワークは部品がケースの下に付いていて、
上がアクリルで透けて見える様にしてありますが、ピュアコンはケースの上にパーツが貼り付いていて、
その分MDFの厚みプラスで鉄から離れているので、ほぼ影響がない様にしてあります。



パーツの精度をいくら高く取っても、
ここでズレが出ては意味が無いので、1990年代からこの手法は続けています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ディスプレイオーディオの電源を入れて、
まずは音を強調する機能と時定数を変える機能は全てオフにしてから調整に入ります。



またリアスピーカーが付いていないので、普通はフェダーを全て前に振るのですが、
アルパインのディスプレイオーディオはスイッチがあるので、そこをオフにして調整に入りました。



純正の12センチスピーカーは中音が強くて低音が弱く、
そこをピュアコンの値とイコライザーのパターンを変えてバランスを取って、
変に強調する訳ではなく、自然な音色ながら力強く聴こえるパタンを探しました。



色んな音源を使って音調整していたら、
運良くFMラジオではFMYサウンドピュアディオスタジオからの生放送の時間で、
勝手知ったる自社のネーミングのスタジオの音で、最も生音・生声に近いパターンに合わせました。



調整中にシフトを見たら今回もマニュアル車で、これで3台MT車のジムニーが続いています。



こだわりのあるジムニーシエラにこだわりのオーディオを加えて、特別な一台に仕上がりました。



ホンダ・ヴェゼル カーオーディオの音質アップ

2024-07-13
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、ホンダのヴェゼルです。



オーディオレス車にカロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、
プレミアムベーシックパッケージの取付と、ドアスピーカーの交換とフル防振の施工を行いました。



外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせた後に、サービスホールを金属シートで塞いでいきます。



金属シートはゴムの成分を貼り合わせていない物を使用して、一枚物を貼るのではなく、
切り合わせて重なる部分を作って合成を上げて、切り口は全てシリコンを塗ると、手間のかかる作業を行って、
スカッと心地良いサウンドに仕上げています。



外した内張は一度吸音フェルトを外して、セメントコーティングを行った後に吸音フェルトを戻して、
方ドア3層のフル防振が完成します。



元々純正の16センチスピーカーが付いていた場所には13センチのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。



13センチながらストロークが深いので低音はサイズ感を超えて出ていて、
中音の綺麗さは13センチならではのものがあります。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドシステムとなりました。



グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、
その上にピュアコンの10ピース構成の物を取り付けて、10ピースならではの複雑なスロープ角を付けて、
繊細な音表現をしています。



またスピーカーケーブルはピュアディオブランドの高級タイプのSKY3を使用して、
シンプルな構成ながら極めたシステムとなっています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
サイバーナビの音調整機能と、ピュアコンの値合わせで音を追い込んで行きます。



まずはタイムアライメントは全てゼロにして、時定数をずらす事はしません。



最初はピュアコンのツイーターの音域は広めに設定していて、
少しずつ狭くして行ってちょうど良い値を探って、
ミッドの上限周波数を決めるコイルは小さめの値から徐々に上げて行ってマッチングを探ります。



最初は高音域が足りなく感じて7カ所も上げたバンドが有ったのに、
ツイーターとミッドのレンジを徐々に狭くして行って最も生音・生声に近くなったら、
何故かイコライザーは高音域は3バンド下げた所が最もバランスが良くて、
ツイーターの音域を狭くしたのに高音が出て来るという、
ミッドの上限周波数の重なる部分を減らした事でキャンセルされる部分が減って、
それで高音質と高能率の2つを同時に得る事が出来ました。



高音だけでなく低音域も予想よりも量感が得られて、下の方の周波数では下げている部分もあり、
トータルではイコライザーは下げている部分だけで、本来の音楽に近いサウンドに仕上げる事が出来ました。



ヴェゼルのお客様は長崎県からお越し頂いいて、
遠くからサウンドピュアディオの生音・生声に近いサウンドを求めて来店して頂きました。



遠方よりのご来店ありがとうございました。



シビック・タイプR カーオーディオの音質アップ

2024-07-12
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのシビック・タイプRです。



専用のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
前後ドアのベーシック防振の施工と、フロントのスピーカー交換を行いました。



ツイーターは2台前のお車から移設し続けられているJBLの26ミリのPシリーズの物を、
スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けて取り付けました。



ドアの純正の16センチスピーカーは取り外して、
こちらも2台前のお車から移設し続けられているJBLのGTOシリーズの13センチスピーカーを、
インナーバッフルを製作して取り付けています。



新車でドアのビニールのキズ防止シートが付いて来たので、
音調整の時はスピーカーにひかかる部分はカットしました。



現行シビック・タイプRのドアの外板裏は何も貼ってなくて、スピーカーの残響が残るのと、
外からのロードノイズの進入が多いので・・



ベーシック防振で共振点の違う防振材を4種類混ぜ合わせて、ドア全体の響きを広い周波数帯で下げています。



今回は防振メタルの使用している比率が高いので、
カーン!という高い響きがこの部分は残っているという事です。



リアのドアも防振材が何も貼ってなくて、フロントに比べると面積は狭いのですが、
鉄のハリが少ないために、ロードノイズが入りやすいので、ここもベーシック防振を加えました。



純正のディスプレイオーディオからは音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルで取り出して、
グローブボックス下に比重が高くて厚いMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、
JBLのツイーターとミッドに音を分配して送っています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンの値を変えながらトーンコントロールも動かして、
最も生音・生声に近い組み合わせを探します。



何とバス・ミッド・トレブルの3トーンは何度調整してもセンターが一番音が滑らかで、
後は前後のフェダーを若干前に振ったところで音調整を終了しました。



サウンドピュアディオが推奨するカーオーディオは、取付条件が合えば次に車に移設する事が可能で、
工賃とピュアコンの換えたブロックの費用だけですみ、クセの無い良いユニットを選んでいれば、
流行り廃りの無いナチュラルな音を長い年月に渡って楽しむ事が出来ます。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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