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取付ブログ

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プリウスα カーオーディオの音質アップ

2025-07-14
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのプリウスαです。



既システムが組んであるお車に、ナビの交換とピュアコンをニューバージョンへの交換を行いました。



ナビはカロッツェリアのCL912Ⅳで、画面は通常の2DINサイズからかなり大きくなりました。



ドアには既に防振作業が施してあり、純正のドアスピーカーを使用したベーシックパッケージで・・



ダッシュの上に中高音を鳴らすスコーカーが付いた2WAYのお車を、
ピュアコンを使ってスコーカーを中音域にして、
後から取り付けたJBLのP650Cのツイーターを高音のみの再生で、
ドアの低音と合わせてフロント3WAYのシステムとしています。



更にラゲッジに薄型でアンプ内蔵のバスレフポート付きのサブウーファーが取り付けてあるので、
これを加えて車1台で4WAYのシステムとなり、
ドアスピーカーは中音から上と重低音部分をカットしているので、
限られた得意な音域しか鳴らしていないのでこもった感じはありません。



音の要のピュアコンは新しいバージョンに交換して、
白いボビンにピンクのラベルの外付けコイルを井川が一から手巻きしていて、
昨年の5月からはブラックボックスの中のコイルの9メートルの銅線も全て手巻きしていて、
かなり音のクオリティーが向上しています。



音を鳴らしながら値を変えて音を聴いて、
コイルが3組目でブラックボックスも3組目で最も生音生声に近くなりました。



イコライザーは13バンドのものを操作して、フラットでも普通に音楽は楽しめるのですが、
あれこれ操作して1か所1クリック下げた所が最も素直な音がしたのでここで終了して・・



このナビはイコライザーが2重にかかっていて、
5バンドの簡易イコライザーはフラットで使用するのですが、
カスタムをフラットで使うのとパッケージされたフラットでは少し音のイメージが違って、
パッケージとカスタムの微妙な違いを選んで音調整を終了しました。



ナビとピュアコンの交換だけですが、基本が既に出来ていたので音質的にはかなり向上して、
毎日の通勤や長距離ドライブが楽しくなりそうです。



フィットクロスター カーオーディオの音質アップ

2025-07-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのフットクロスターです。



フェンダー周りの防振作業と、ナビとアンプとイコライザーの入れ替えを行いました。



長年使われていたナビゲーションを取り外して、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けました。



下段にはナカミチのCDー700KKを2台前のお車から移設して取り付けられています。



スピーカーも2台前からのお車からの移設で、
アウター・スラントのバッフルを製作してピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けて、
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wの限定品のツイーターを取り付けています。



ラゲッジサイドは作り替えて、こちらはピュアディオブランドのZSPの限定の25センチウーファーで、
こちらは2台目の車で取り付けて頂いています。



今回はパワーアンプを2台交換と、アナログの30バンドのイコライザーを取り付けて・・



上の段がもういっぱいなので下段にピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、
何とかダイヤルが調整出来る様に取り付けました。



そして後から造作した天板を取り付けて、ラゲッジはスッキリ収まりました。



CDー700KKとリアのイコライザーとチャンネルディバイダーの調整が終わって、
ディスプレイオーディオから700KKに入る部分をフラットになる様に前段でイコライザー調整を行って、
全ての音楽ソースでバランス良く再生出来る様にセッティングされました。



クロスターのお客様は1度車を購入されると10年ぐらいは乗られる方なので、
もう20年以上お付き合い頂いていて、20年前に購入された製品と、
最新で購入された製品が見事に融合されて、
これまでで最も生音・生声に近いシステムとなって納車されました。



アルファード カーオーディオの音質アップ その2

2025-07-12
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのアルファードです。



トヨタ純正の工場装着の大画面ディスプレイオーディオを活かして、
車1台で3WAYになるシステムを取り付けました。



『その1』で防振関係の記事を掲載していて、フロント3層のフル防振の施工の後に、
インナーバッフルを製作してピュアディオブランドのZSPーLTD15を取り付けました。



ダッシュの純正スコーカーは使用せずに、
スタンドを使って取り付けたJBLのP560Cのツイーターを取り付けて、
ダッシュが高音のドアが中高音という純正とは異なる帯域分配に変えています。



更に以前からお持ちだった薄型のアンプ内蔵のバスレフタイプのウーファーをラゲッジに設置して、
車1台で3WAY構成のシステムとなりました。



ウーファーのリモコンを運転席左下に取り付けて、ウーファーレベルとウーファーの上限周波数と、
位相の正相・逆相の調整を行います。



グローブボックス下にはMDF板を敷いた上に合計6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ツイーターとミッドの音域調整に加えて、ミッドスピーカーとウーファーの音域が重ならない様に、
SSFを使って前後のバランスを取っています。



音を聴きながらピュアコンの値を何度か変えて、
ある程度音がまとまって来たらディスプレイオーディオの調整も含めて音調整を行います。



ブラックボックスは5個目でコイルは3個目で最も生音・生声に近い値になり、ここで音調整を終了しました。



広範囲な防振で静粛性と断熱性をアップさせて、ZSPを使ったクリアーサウンドの再生で、
特別なアルファードに仕上がりました。



昨日はチャンネルディバイダーの改良を

2025-07-11
ここ数か月はコントロールコンバーターの製作記事は良く書いていましたが、
昨日はチャンネルディバーダーののチューニングというか、改良を久しぶりに行ったので書き込みます。



まずチャンネルディバイダーはサブウーファーを取り付ける時に必要なのですが、
RCAで入力した信号をフロントスピーカー用の中高音とウーファー用の低音に分離して
別々にパワーアンプに送るための製品です。



これが無くてもナビに内蔵のチャンネルディバイダーの機能を使ったら、
アンプに内蔵されているチャンネルディバイダーの機能を使えば中高音と低音に分離出来ますが、
その時のロスにより音の新鮮さが欠けたり、周波数幅やレベルを細かく調整出来ないなどの状態を改善して、
クリアーな音で3WAY構成を構築するために必要なのがチャンネルディバイダーなのです。



ただそこから更に音を新鮮にして、本来の音楽の音やボーカルの声に近くしたいというのが
サウンドピュアディオで、メーカー製のチャンネルディバイダーを分解して音を改善させます。



まず金属の蓋を取って、中から基盤を取り出すと右下に信号の入力段があって、
ここの小さな2つのパーツを交換します。



以前はここの部分は交換していなかったのですが、
10万円以上するハンダ小手のステーションセットを購入してからは交換する様になって、
最初に元のパーツのハンダを抜き取って大きくて高性能なパーツに替えて、リードに放熱クリップを付けて、
電子制御のハンダ小手でスパッとハンダ付けして、エアーで急冷却した後にリードを切り取ります。



その後で数カ所音が変わって尚且つ熱を当てても良い場所を選んで
安いハンダを高級な純銀入りハンダに差し替えて、入れ替えた場所を数えたら36カ所の改善をしていました。



基盤を抜いた下の金属ケースにはRCAのメスのジャックとリード線が残っていて・・



一度リード線をハンダを溶いて外して、新品のRCAのジャックに入れ替えます。



そしてリード線は後のメンテナンスが出来るギリギリの長さまでカットして、
最短距離でロスなくして、RCAジャックもメッキの下の材質も良い物に換えていて、
一度安いハンダを付けている物では無いのでかなり音がクリーンになります。



最後に基盤を金属ケースに組んで、リード線を基盤にコネクタを挿して取り付けて、
ねじ止めして上蓋を付けたら完成です。



チャンネルディバイダーを取りつけると音質改善になりますが、それを更にチューニングする事で、
より生音・生声に近いサウンドになる様に工夫をしています。



チューニングしてあるチャンネルディバイダーは先週で全て売り切れたので、
現在お預かりの車両分がやっと完成しました。



アルファード カーオーディオの音質アップ その1

2025-07-10
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのアルファードです。



工場装着の大型ディスプレイオーディオ付きのお車に、
スピーカーの取付とドア防振の作業などを行っています。



現行アルファードのフロントスピーカーは18センチサイズのミッドバスに、
ダッシュに中高音を鳴らすスコーカーの構成で、量感は有るのですが細かな音のニュアンスまでは伝わらず、
改善のためにお預かりしています。



まず作業は下地作りの方針から行い、
ドアの内張りとスピーカーとインナーパネルを外すと、外板裏は広い割に何も貼ってなくて、
ここに4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせるベーシック防振の施工を行います。



次に外した内張をマスキングした後に、ツルツルの裏面に粗目を付ける下処理を行います。



そのままではセメントコーティングが固まった後に剥がれるおそれがあるというか、
試作段階では剥がれが起こったので、
粗目に食い込ませる工夫とつなぎの成分の改善で剥がれない状態にして発売しました。



セメントコーティングはリアのスライドドアを含めて4面に行い、
手作業でランダムに規則性を持たない厚い薄いを作って振動が通過し難くします。



内張りは右へ左へとかなり動かすので、表面はしっかり養生しています。



セメントコーティングが乾燥するのに時間がかかるので、
その間にインナーパネルに金属シートを貼り付けて、樹脂がポコポコ鳴るのを防ぎます。



ここの部分は金属とブチルゴムを合わせた物でなく、コストがかかっても金属のみのシートを使い、
スカッと心地良い響きにしています。



今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



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