取付ブログ
月末の水曜日の生放送
2024-07-31
毎月最終水曜日は、新山口駅北口にあるFM山口のゼロスタジオへ生放送で喋りに行っています。
駅のタクシー乗り場の向こうのKDDI維新ホールの手前の駐車場に車を止めて行っていますが、
先月はまだレクサスLSで行っているのでオーテック・セレナで行くのは今日が初めてです。
15時から19時まで放送の、
大和良子さんがパーソナリティーの『コージネス』の中の16時30分ぐらいから少しの時間、
毎月喋らせて頂いています。
先月は外側のガラスから2面の方向から撮影して頂いていました。
珍しく内側のガラスからも含めて、合計四面から全ての方向から撮影されていました。
毎月の事ですが、ほんの少しの時間の中に必要な話題を詰め込んで話しています。
今日の16時30分からの『コージネス』の中の井川のトークをお聞き下さい。
そういえば7月からは月末の水曜日以外で話す事があって、
山口市緑町のFMYサウンドピュアディオで1分のトークの収録を行って、
土曜日の18時代の初めの方で井川の声が流れています。
元々このスタジオは自分が26歳の時に音楽番組を収録していた場所で、
機材は当時とは入れ替わっていますが、自分の『本来の音楽の音に近い音』を目指す原点となったとして、
スタジオの命名権を当社が持っています。
土曜日の1分のトークは自分の事を良く知らない人が聞くと何の事か分かりませんが、
今後の展開を意味する微妙な内容になっています。
土曜日の18時から18時30分までの
『ファミリーディスコ サポーテッド・サウンドピュアディオ』もお聞き下さい。
ノートeパワー スピーカーの音質アップ
2024-07-29
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、日産のノートeパワーです。
純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
新型のノートになってから中のデュアルコーンが見えるぐらいのスピーカーグリルになって、
ここからの中高音がよく聴こえる様になっています。
まずはドアの内張と防水シートを外して・・
ドアの外板の何も貼ってない部分に防振マットと防振メタルを貼り合わせて行きます。
ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、
内張を元に戻せばドアの作業は完了です。
次にディスプレイオーディオを一度取り外して、
裏から音信号を取り出した後にピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に引いて行き・・
厚くて比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けます。
ただし新型ノートは純正のディスプレイオーディオが年式によって音のクセの違いが凄くあって、
モデルチェンジから4か月以内の車が一番クセが強く、ブラックボックスは4連でないといけなくて、
4本リードが出ているアッテネーターを付けて何とかフラットな状態を保つという手法で、
これがその後に3回改善されて、合計4タイプのピュアコンの組み合わせが存在しています。
最近のモデルはクセがほぼ無くて、フラットに近い状態で生産されているので、
やっと普通のベーシックパッケージの内容で対応出来る様になりました。
分かりやすく説明しますと、今までは純正は音がこもっていると言われていたのを、
逆に音に勢いを付け過ぎてこれ見よがしになってしまい、それを生産時期で徐々に変えて来たので、
全ての時期でフラットに近くなる様に対応したら、
同じ見た目の車で4種類ものパッケージが必要となったという事です。
今回使用したツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、
元々フルレンジでツイーターの無い所から2WAY化しました。
あらかじめ車検証の年式で予測を付けていて、初めの方の高音に勢いの付いているタイプで、
まずはバスエンハンサーで低音を強く出して、2ポイント低音を下げて、
それでも高音は強く感じるのでマイナス1ポイント下げてフラットに近くして、
後はピュアコンの値を動かして音を追い込んで行きました。
一般的にスピーカーサイズが合って付けばフィットしたと言っているメーカーばかりですが、
純正オーディオの年式による音のクセに対応して1台1台ピッタリ合わせて行くのが
ピュアディオのベーシックパッケージです。
カローラ・セダン スピーカーの音質アップ
2024-07-28
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのカローラ・セダンです。
カローラ・セダンはまだオーディオレスのグレードがあって、
お客様は最初はオーディオレス車を購入しようかと考えられていましたが、
他の欲しい装備が付かないという事で、ディスプレイオーディオ付きのグレードを購入されました。
オーディオの自由が利かない部分を当店で補おうと、ベーシックパッケージの取付と、
前後ドアのベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの防振を前後ですから5thパッケージでも言いましょうか、プレミアム仕様となります。
まずは前後のドアの内張を外して、表面と裏のコーティング剤が浸みてはいけない場所もマスキングして、
セメントコーティングを行います。
規則性を持たないランダムな厚い薄いを作りながらコーティング剤を塗って、
青白い材質が化学変化で茶色になって乾燥するのを待ってドアに組み付けます。
セメントコーティングは以前はフルシステムのお客様用の施工というイメージがありましたが、
近年車のコストダウンが進む中、音質だけでなく遮音や断熱などの効果も得られて、
一般的なお客様の施工数が増えて来ています。
特に夏場は内張からモワーッと来る熱が減って、快適な車室内に変わって、
音質と遮熱の2つの効果で人気が上昇中で、代車でセメントコーティングの良さを体感されて、
「追加で施工をおねがいします。」という要望も頂いています。
前後の内張りが外してあるうちに何も貼ってない外板裏の響きの中心と周波数を調べて、
合計4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせます。
同じ種類を多く使い過ぎない・同じ材質をなるべく近くに貼らないなどの工夫をして、
限られた材質で最高の効果が得られる様にして、
ドアが重たくならずにコストも上がらずに無駄な響きを抑えた、心地良い響きのドアに変えます。
ベーシックパッケージはドアの16センチスピーカーはそのまま使用して、
ダッシュの純正ツイーターは使用せずに、
スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで
上質な高音を鳴らします。
ドアスピーカーとツイーターの音域分けとツイーターのレベル調整は
グローブボックス下のピュアコンで行って、ディスプレイオーディオの限られた性能で
最も生音・生声に近くなる様に調整しています。
今回も純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルを使用して、
機械巻には出せない絶妙な音色の違いを表現しています。
純正のドアスピーカーは音が悪くて使い物にならないと多くの量販店で言われていて、
スピーカー交換を勧められて替えたけど、
音のバランスが逆に悪くなったという多くの方の声に応えたのがベーシックパッケージで、
ドアスピーカーは純正のまま使い、ピュアコンとツイーターと防振で音質をアップするという、
ピュアディオの定番となる作業をさせて頂きました。
GRヤリス カーオーディオの音質アップ
2024-07-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのGRヤリスです。
これまで何回かシステムアップしているお車で、
純正のJBLスピーカー付きのお車の純正JBLのツイーターは使わず、
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて・・
まず純正のJBLユニットを取り外して、ドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に、
JBLの13センチミッドとしては最高グレードの560GTIをインナーで取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドスピーカー化しています。
その後助手席下にナカミチのPA-1002Nのパワーアンプを取り付けて・・
純正のディスプレイオーディオを取り外して、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、
一様GRヤリスのカーオーディオのグレードアップは完結していました。
しかし今回は更なるグレードアップを図って、パワーアンプをラゲッジ下のバッテリーの横に移設して・・
助手席ではPA-1002Nのサイズが最大だったのが、
PA-2002Pの倍のパワーの物を取り付ける事が出来ました。
これで能率が低くてパワーで押さないといけないGTIのアメリカンサウンドがきちんと表現出来ます。
システムの変更によってグローブボックス下のピュアコンの値は微妙に変えていて、
パワフルなサウンドでありながら、正確な音色のフロント2WAYシステムに仕上げています。
ただ今回はもう一つ、グローブボックスを加工してナカミチのCD-700Ⅱを取り付けて、
アルパインのディスプレイオーディオとナカミチのパワーアンプの懸け橋になっていて、
アルパインのデジタル信号を700ⅡのDAコンバーターとプリアンプを通して鳴らすという、
ピュアディオで今考えられる最高クオリティーの仕様にしてあります。
GRヤリスのこだわりのMT車に、最高のオーディオの組み合わせの、特別な一台に仕上がりました。
日産サクラ スピーカーの音質アップ
2024-07-26
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、日産の電気自動車サクラです。
基本はデイズを電気自動車にしたという感じで、細部はサクラならではの部分もあり、
今回ベーシックパッケージの開発を行いました。
日産純正のナビオーディオは、オープニング画面からはどこのメーカーかは分かりませでしたが、
調べて行ったらケンウッド製の様でした。
ピラー根元の純正ツイーターは鳴らさずに、
ダッシュの端に適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
純正位置では表現出来ない高音を再生します。
ツイーターの角度と拡散するタイプの外ドームを使用しているのと、
Aピラーの金属部分から離す事で滑らかな高音を表現していて、
純正の小さなコンデンサ1個のローカットに比べてら、
ピュアコンの上質なパーツを通す事で音の輪郭をハッキリとさせています。
ピュアコンは最初デイズと同じ値を入れていたのですが・・
実はドアスピーカーのグリルの形状が全く違っていて、それに合わせて値を変えてマッチングを取りました。
ナビ本体の調整ではまず全てのスピーカーに100センチのディレイが入っているのを全てゼロにして・・
ピュアコンの値合わせとイコライザーで音を整えました。
デイズとサクラはほぼ形状は同じでも、
サクラはエンジンが無くてモーターだけで走っているので走行音が静かなのと、
走行用の大型バッテリーからダウンバーとして来る電気を12Vのバッテリーで受けて
オーディオを鳴らしているので、ガソリン車にはないクオリティーの高い音を表現出来ています。
実はサウンドピュアディオはまだオーディオボックスと名乗っていた33年前に、
将来的に電気自動車の時代になった時に、
当時の様な電気を多く使うオーディオが良いみたいな考えに賛同出来ず、
ピュアコンを使ってネットワーク回路のパーツの値を自由に変えて、
最も効率の良い状態で少ない電流で最も体感音圧が得られて
それでいて高音質を目指す事をスタートさせました。
それから33年経った今、軽自動車でEV車という、
当時こうなるであろうと想定していた時代がやって来て、
33年間培った技術がベーシックパッケージという形でヒット商品となりました。