取付ブログ
サウンドピュアディオの人気商品
2024-10-19
サウンドピュアディオの人気商品を今日は何品かご紹介します。
もう20年ぐらい前からオーディオテクニカのハイローコンバーターをチューニングして販売していますが、
今回のモデルから4CHモデルが無くなったために、
2CHの物を2個使って1個としてチューニングして販売しています。
先日のシエンタで最後の1セットを取り付けたので、今は4個で2セット製作している途中です。
外から見ると一般のユーザーの方からすると何も分かりませんが・・
中を開けると右と左のパーツが接近しているのが分かり、方チャンネルのパーツを撤去して、
大型パーツに交換して、細いスピーカーコードをピュアディオブランドのSPTケーブルに換えて、
2個連結して製品として仕上げいます。
パーツが大きくなって音のクオリティーが上がり、左右のセパレーションが格段に上がります。
それと以前量販店でこのハイローコンバーターをステレオで使われていて、
「こちらでもう1個買うので片側はチューニングだけして頂けますか。」と言われる方があったので、
「念のために中を開けて調べさせて下さい。」と量販店で買われたハイローコンバーターを開けたら、
まず基盤が専門店モデルの様なガラスエポキシ製ではなく普通の安い物で、
トランスは5本足ではなくて4本足で、コンデンサーの質が悪く、
コンデンサーは元々変えるから問題無いのですが、
基盤とトランスが違うのはあまり変わらないだろうと思っても気が進まないのでお受けしませんでした。
昭和の時代に量販店向けに見た目が同じで中をコストダウンした物があるというのはありましたが、
まさか令和でそれが復活するとは思いませんでした。
ただ世の中には井川ブログを見て参考にする人がいて、
中をチューニングしなくても片側をモノラルで使って2台使えば、ピュアディオほどではないにしても、
ノーマルよりは音が良くなるだろうと考えて、2CHを2台使いしている人がいるらしいです。
確かにそのまま使用するよりは音が良くて、
これが4CHのモデルがあった頃は4CHの2ch使いの店もあった様です。
そして次の人気商品というか、人気商品の中身は、ピュアコンのブラックボックスのコイルです。
以前から外付けコイルの一から手巻きはあったのですが、それはインダクタンスが30μH以下で、
ブラックボックス内は180μH以上で、1ペア作る時間が全く違います。
自動車メーカー純正のディスプレイオーディオの音を良くするために、この大技に撃って出ました。
時間にして半日で1セット半ぐらい出来るでしょうか、そんなに大量には出来ませんが、
確実にディスプレイオーディオでこれまで表現出来なかった音の領域が出せるので、
日々せっせと作っています。
ちなみに後ろのケースはコンデンサを計測して分類して入れているのですが、
人気があるというか、今一番売れている車で必要な微妙な値の違いの物が人気で中が空で、
次の入荷を待っているところですが、人気の値は既にブラックボックスに組んで用意してあるので、
全く無いという訳ではありません。
そして次はちょっと上級のお客様向けの商品ですが、
半導体パルスを起こして車体の静電気を除去する装置の新型モデルが出来ました。
以前発売されていたモデルはかなり前に終了していて、見た目がカッコ良くなって、
消費電力も落として今の車に合う様にモデルチェンジをして発売されました。
最近の車は余分な電気を使う事をあまり考えていないために、消費電力の削減に力を入れて、
当初は50%ダウンを目指していましたが、旧モデルと同じ効果を得るためには35%ダウンが限界で、
やっと皆様にお目にかける事が出来ました。
現在福岡店で仕事の合間に作っていて、昨日の夕方に写真を送って欲しいと言ったところ、
5台分の写真が送られて来ました。
システムが大きな方で、デジタル系のエラーが気になる方用の商品で、対象になる方はすくないのですが、
欲しい方には「これ欲しい!」という製品となっています。
最後は高級スピーカーケーブルのPMBやSKY3の焼き入れの話題ですが、
今日もPMBケーブルの取付があるので、
これから370度までハンダ炉の温度を上げて絶縁物を焼き切って導通させます。
炉の横のマスコットみたいな物は、不純物を炙り出した後に、
そこから純度の高い部分掛けを抽出した時に出来る塊で、見ていてほっこりするので横に飾っていますが、
ハンダの表面が端から1センチ離れてはいけないので、このマスコットを溶かしてかさ上げしています。
今日は先日抽出した物があまり綺麗に見えなかったので、炉に戻される事になりました。
ぎゅーッと絞ってじわじわ形が出来るので、ついつい可愛いと思えるのですが、世界の情勢が悪く、
純度の高いハンダは軍用に取られてしまっているので、心を鬼にして炉で溶かさないといけません。
ただまるで兄弟が手を取り合っている様に見えて可哀そうに思えたので、
今日のところは銀入りハンダをロールから解いて溶かして、これは先々まで取っておこうと思いました。
そんなこんなのサウンドピュアディオの人気商品のご紹介でした。
サウンドピュアディオのテレビCM放映
2024-10-18
10月13日の深夜というか、実際にはもう14日になっていましたが、
サウンドピュアディオが提供する『ワイルドバンチフェス2024』のダイジェストの特別番組が
放送されました。
最初に入場風景と来場者のインタビューが流れた後に・・
番組のタイトルが映って!
いきなり「この番組の提供はサウンドピュアディオと・・」
「ご覧のスポンサーでお送ります。」と言うではありませんか!
サウンドピュアディオのロゴが単体で出るのは、
この番組が最初に始まった時以来の様な気がして、ワイルドバンチフェスが始まって10回目の記念で、
サウンドピュアディオは全ての回でスポンサーになっているので、感謝的な意味があるのかな?と感じました。
しかも提供社名が映った後に直ぐにサウンドピュアディオのコマーシャルが入り・・
サウンドピュアディオのステッカーがドカン!と映るおなじみのパターンで、
毎回これを見て既存のお客様から「ステッカーを貼って欲しい。」という要望を頂いています。
今回は既に小サイズのステッカーを貼っておられる方から、
中サイズに貼り換えて欲しいというご要望も頂いて、
年に1度のサウンドピュアディオのブランドがイメージアップするこの時期です。
CMの最後はロゴと店舗の場所が映って、福岡店の住所もあるので、
福岡店がある事を知らない方へのアピールと、福岡のテレビ局でも使える内容となっています。
2時間の放送の中で4回CMが流れて、かなりサウンドピュアディオのブランドイメージはアップしました。
番組の終わりにも「この番組の提供はサウンドピュアディオと・・」
「ご覧のスポンサーの提供でお送りしました。」と流れて終了しました。
提供社名が2社2社で流れるのではなくて、
1社3社で流れたのが観られた方に強いインパクトを与えた様です。
時期が10月10日の開店記念日よりも少しずれましたが、良い記念行事となりました。
シエンタ カーオーディオの音質アップ その4
2024-10-17
先日からお届けしている宇部店の作業のトヨタのシエンタですが、遂に音が出る所まで作業が進みました。
4回目にして初めて写ったトヨタ純正のディスプレイオーディオで、
こちらはスピーカー出力しか出ていないので、ハイローコンバーターを使ってRCA信号に変換します。
オーディオテクニカのハイローコンバーターを2台用意して、ステレオの片側のパーツを取り出して、
モノラル化した後に大型のパーツに取り変えてチューンして、右に1個左に1個使います。
ドアには片側3層のフル防振の後に、アウタースラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けます。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターのブラックタイプを取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンドのフロント2WAYシステムが完成しました。
リアには25センチのエンクロージャーを置いて、
ピュアディオブランドの25センチスピーカーを取り付けて、車1台で3WAYのシステムとなっています。
ウーファーの向きがなかなか決まらなくて、まだ未塗装のためにきちんとお見せ出来ない状態です。
その向きがなかなか決まらない理由は、
床下のパワーアンプ2台とデジタルプロセッサーへのマグネットの磁気の影響で、
ウーファーの向きとユニットの向きを変えて、
最も磁気の影響を受けない音がクリーンな位置を探していました。
位置が決まったらディスプレイオーディオの3トーンとフェダーで音を調整して・・
グローブボックス下のピュアコンの値を変えて、最も生音・生声に近い組み合わせを探します。
トヨタ純正のディスプレイオーディオは年式やグレードによって大きくトーンを動かさないといけない物と、
全くフラットで動かさない方が良い物があって、今回は3トーンをフラットにして、
後はピュアディオチューンのデジタルプロセッサーをタブレットを繋いで操作して、
イコライザーとチャンネルディバイダーの機能を細かく調整して音を追い込んで行きます。
今回はフルシステムと呼んでいる大掛かりなシステムで、前のお車から移設して来た製品と、
新たにシエンタ用に購入された製品をミックスしてフルシステムに完成させていて、
デモカーにシエンタを持っていたからこその安心感で作業に預けて頂きました。
音は「純正のディスプレイでここまで鳴るの!」というぐらいまとまっているのですが、
装飾部分がまだ残っているので、明日にはお客様に納車が出来る様になります。
シエンタ カーオーディオの音質アップ その3
2024-10-16
今日ご紹介する1台は、先日からの宇部店の作業の続きで、トヨタのシエンタです。
フルシステムの作業は、ラゲッジのアンプボードの製作に入っていて・・
その間に自分はSKY3のスピーカーケーブルの末端焼き入れと、24金メッキの端子付けを行っていました。
ハンダ炉の温度が370度に上がるまで待っている間に、
焼き入れで使ってしまったハンダの量を元に戻すために、
表面を掬い取って純度の高い部分だけを抽出して出来た、オブジェみたいな塊を勿体ないのですが、
見た目のパッとしない方から3個炉に戻しました。
それでも足らないのでRCAケーブルとデジタルケーブルのハンダ付けで出て来る
純銀を含んだハンダの端を集めた物の黒い煤の部分をピンセットで取り除いて、炉に入れます。
後もうちょっと量が必要だったので、
PMBケーブルの焼き入れで出た純銀を含むハンダの端を集めた物を炉に入れて
SKY3の焼き入れを行いました。
現在この手のハンダは軍事用に大量に持って行かれて、趣味で使う様なルートにはなかなか回って来ず、
こういった社内リサイクルでコストを上げずに従来価格で提供しています。
ケーブルが出来た時には他の作業が進んでいて、
今回はお客様からZSPの取付がインナーでもアウターでも任せますと言われていて、
専務はセレナのZSPがインナーからアウターに変えたら低音の量が減って聴こえたので
インナーがいいと言っていて、実はアウターにした事で中音域のヌケが良くなって量が増えたので、
相対的に前よりも低音が減って聴こえていて、
シエンタではサブウーファーを取り付けるので前からの低音の量はそんなに必要ではなく、
一度シエンタでインナーで鳴らしてみて、
サブウーファーの音域より上の中音域の量とヌケが良くなった方が良いというシュミレーションをした上で
アウターの製作を行いました。
ドアにアウターバッフルを取りつけて、バッフルと金属部分を金属シートで繋いで・・
内側にセメントコーティングを行って固めて、
焼き入れと端子付けが終わったSKY3のスピーカーケーブルを通します。
現在の作業はここまでで、
次回はおそらく最終章になると予測していて、これより先は『その4』でお届けしたいと思います。
メルセデスベンツAMG-SL43 試乗&試聴
2024-10-14
先日山口のヤナセディーラーの方がメルセデスベンツのAMG-SL43の試乗車を持って来られました。
過去にはSLK55AMGとSL550に乗っていた事があって、
新型のSLはどうですか?と持って来られたのですが、横幅が190センチを超えている部分がネックです。
もう一つ今回のモデルからメタルルーフではなく、幌になってかなり軽量化はしていますが、
今まで幌のオープンには一度も乗った事が無いので、夏場や冬場がどうかは未知の世界です。
ただ幌で軽量化された分、オープンまでの時間が短く、
これまで乗ったメタルトップの2台に比べて場3倍以上速く感じました。
それではエンジンをかけて近くの道をドライブして、
ドアに10センチスピーカーのブルーメスターのオーディオを試聴します。
聴き慣れたFM山口のゼロスタジオからの放送を聴きながらドライブして・・
ツイーターからの高音は全てガラスの反射で聴こえるので、
ここはJU60を使ったプレミアムベーシックを付ければ音質アップすると想像しながら、
黒石の裏道を通って小野田霊園の横を通って、そこから190号線を通って宇部店に戻りました。
ドアの10センチプラスダッシュ足元のウーファーのシステムは、だいたいどの車も同じ様な感じで、
だいたいプレミアムベーシックでこんな感じで鳴るだろうな、と思いながら聴いていました。
今回のSLの変更点は幌のルーフにプラスして、エンジンが2リッター4気筒ターボで、
これまでは無かった身長150センチ以内の人用の後部座席がプラスされました。
ここはポルシェ911を意識した様で、リクライニングがある程度効く様になった部分も利点です。
これまで乗ったV8エンジンのSLKとSLに比べると車が軽い印象で、
本来のSLの意味の『スーパー・ライト』の原点に戻ったモデルとなっています。
ただ最近の自分のブログをご覧の方なら、
今後購入する福岡へ乗って行く車は『横幅185センチ以内』という条件を満たさないといけないので、
せっかく持って来られたのですが、候補にはなりませんでした。(値段的にもちょっと・・)
自分はこれまでに様々な車歴があるので、
そのおかげで宇部店にはけっこう珍しい車をディーラーさんが持って来られます。