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取付ブログ

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トヨタ・ノア カーオーディオの音質アップ その2

2024-06-05
本日は月曜日の福岡店の作業から、トヨタのノアの作業の続きをご紹介します。



ディスプレイオーディオ付きのお車に、メインユニット以外はフルシステムの作業を行っています。



フロントドアのフル防振が終わって、リアのスライドドアにはセメントコーティングの施工を行います。



白い球音フェルトを一度取り外して、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行って・・



意図的にランダムに厚い薄いを作ってコーティング剤を塗っていき、
乾燥したら球音フェルト付けてドアに戻します。



フロントドアに製作したアウターバッフルは、
金属リングでドアと繋いで、その表面をセメントコーティングして剛性を上げています。



前の前のお車から使い続けておられるピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けたら、
ドアの作業は完了です。



ダッシュの上にはワイドスタンドを製作して、B&Wの青いドームの限定品のツイーターを取り付けて、
ハイエンドのフロント2WAYスピーカーの完成です。



少し前までガラガラだったリアのアンダーボックスは・・



左側にウーファーボックスを製作して、真ん中と右はアンプやプロセッサーの位置で・・



上下2段にして下段にプロセッサーで、
上段にナカミチのPAー2002のピュアディオバージョンが2台付けてあります。



元々クセの無い音の2002をさらにブラッシュアップしてあるのがピュアディオバージョンで、
2台前のお車から移設し続けられていて、でもこれに代わる色付けの無いパワーアンプが見つからないので、
これを使い続けておられます。



スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBを使っておられて、
2台前に末端の焼き入れを行っていた物を、今回自分が新たに焼き直して24金の端子を付けています。



今の時点ではここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。



トヨタ・ノア カーオーディオの音質アップ その1

2024-06-02
今日御紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのノアです。



純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、
以前乗られていたお車からのシステムの移設作業を行っています。



いつもだとそのまま使用する純正の16センチスピーカーも、
今回は外して2台前のお車からお使いのスピーカーに交換します。



まずはドアの内張とインナーパネルを外して、
後ろの真ん中より下に1枚防振材が貼ってある部分以外の場所に防振材を貼り合わせて行きます。



ドアの響きの周波数と中心を探して、8枚の防振材を貼り合わせますが、
銀のマットを6対4にカットして貼っているので、実際には方ドア10ポイントを抑えて防振しています。



外板裏の防振が終わったら、インナーパネルに金属シートを貼る防振を行います。



更に内張裏にはセメントコーティングの施工を行い、方ドア3層のフル防振の状態が出来上がりました。



今回取り付けるスピーカーはピュアディオブランドのZSPで、
ドア下部にアウター・スラントのバッフルを製作して取り付けます。



よくこれは最初から出来ている完成品だと思っておられる方もありますが、
木を削って全て手作業で形成しています。



今回はパワーアンプも取り付けるのでバッテリーから直電を引きますが、
預かり期間が長いのであらかじめ低電流でチャージをかけています。



リアのラゲッジルームのカバーを外して、
これからここにパワーアンプやウーファーボックスを組み込んで行きます。



今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



日産デイズ スピーカーの音質アップ

2024-06-01
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、日産デイズです。



オーディオレス車にカロッツェリアのCD・DVDプレイヤーと、
ベーシックパッケージの取り付けを行いました。



自分が福岡店に着いた時はオーディオとリモコンの配線が付けられていて・・



自分が持って行ったカロッツェリアのFH-6500DVDを待っていたところでした。



ピラー根元の純正ツイーターの位置は使わずにダッシュにスタンドを使って取り付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを使って
ドアの16センチスピーカーとで2WAYで鳴らしています。



今回はドア防振は無しなので内張は外しておらず・・



ピュアコンは通常の4ピース構成にオプションのSSFを装着して、
出にくい低音の一番下をスムーズにカットして、
余分な振動による倍音成分で中音域がひずみっぽくなるのを防いでいます。



それとコイルは純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物です。



プレイヤーの中の音調整機能はほぼ楽ナビと同じ内容で、
タイムアライメントをオフにしてイコライザー調整を行いました。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら少しバックさせてマフラーを外に出して
エンジンをかけて音調整を行って・・



自分が運転席で音を聴いて、助手席で柳井君がブラックボックスとコイルの値を変えて、
最も生音・生声になる様に合わせて行きます。



シンプルなシステムでもその車種と製品の組み合わせによって、
最も生に近い状態が快適な音になると考えていて、納得いくまで組み合わせを変えて試聴しています。



デリカD5 スピーカー音質アップ

2024-05-30
今日ご紹介する1台は、一昨日の宇部店の完成車で、三菱のデリカD5です。



アルパインのディスプレイオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。



作業の方はまずドアの内張を外して、いつもだと何も貼ってない外板裏と各所が、
今回は工場装着の防振材が中央付近の横に長く貼ってありました。



その防振材を活かしながら4種類合計8枚の防振材を貼り合わせて行き、
見える部分に黒い丸が2枚に黒い四角が1枚、メタルが1枚、シルバーの防振材を
6対4にカットした4の部分が写っているので、シルバーのカット部分が
2枚が4枚になっているので、合計10枚、
写っている部分が半分で、もう5枚見えない部分に隠れています。



その場所の響きによって共振点の違う材質を選んでいるので、防振効果が高く
ドアの重さがあまり増えず、何よりも詰まった感じのしない心地良い響きが一番の魅力です。


純正のツイーターは鳴らなくして、ダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、中級グレードの
2WAYスピーカー的な鳴らし方にしています。


次にディスプレイオーディオの裏から音信号を、ピュアディオブランドのPSTケーブルを使って
グローブボックス下まで引いて行き、比重の高くて厚いMDF板を敷いた上に、合計4ピースの
ピュアコンを取り付けました。


この板の質感も音質に影響して、コイル単体とブラックボックス内にあるコイル2つの
合計4個のコイルから出る微弱振動を板に逃がして、それでクリアーな音を再生させるという、
昭和のモジュラーステレオ的な音の改善方法を使っています。


デリカの純正スピーカーの位置はドアの中央ぐらいにあるので、かなり高い周波数まで
リスナーの耳に入りやすいので、ドア下のスピーカーに比べて巻き数が3倍以上のコイルを使って
高音域をカットし、センターのデュアルコーンの部分がほぼ鳴らないぐらいのカットがかかっています。


この純正スピーカーは以前デモカーであったアウトランダーPHEVと同じ物で、
アウトランダーがこの位置とドア下部中間ぐらいに付いていました。

そのデモカーはあるボーカリストの方と演奏家の方にベーシックの時に聴いて頂いた事があって、
「こんな簡単なシステムでスタジオの音に近い音が出るとは!」と、驚かれていました。


純正スピーカーは音が悪いから使い物にならないは、業界が商品を売らんがための手法で、
実際には使い方によって素晴らしい音が出るという事が立証されています。


全ての結線が終わって音が鳴る様になったらディスプレイオーディオの音調整で、
まずはタイムコレクションを全てゼロにしてからイコライザー調整に入り、
ここは最初から最後まで常にゼロのままです。


調整用の自分が実際にお会いして、生音・生声を聴いた事のあるアーティストさんの楽曲を使い、
イコライザーの強弱を付けてバランスを取りました。


ピュアコンに関しては以前デリカD5で使った値がピタッとはまって、
値を微妙に替えた方が逆に音色がズレて聴こえたので、前のD5で出た値をそのまま使いました。


逆に最近では純正オーディオだとその都度クセがちがい、常に違う値を探している状態で、
ちょっと不思議な感じがしましたが、これが最近もっともピュアディオで人気のある
アルパインのディスプレイオーディオならではでしょう。


使い慣れたイコライザーをスイスイと動かして音調整が終わり、当日の午前預かりで
その日の夕方6時に納車予定、スピーディーに良い音に変身して、デリカD5は納車されました。


MC後ヴェゼル スピーカーの音質アップ 後編

2024-05-30
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、マイナーチェンジ後のホンダ・ヴェゼルです。



ホンダ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージの取付と、前後のドアにベーシック防振とセメントコーティングの施工を行いました。



前編でフロントドアの施工をご紹介して、後から追加でリアドアの防振が加わってリアの内張を外すと、
リアにも防水シートにゴムが貼ってありました。



普通は前だけゴム付きで、リアは普通に透明のビニールという場合がほとんどですが、
ここを外してベーシック防振を加えて、
内張にセメントコーティングを加えるとほぼフル防振に近い状態になります。



フロイン側では掲載していなかった表面にガッツリマスキングしてキズが入らない様にしてあって・・



意図的に薄い厚いをランダムに作って、振動が通過し難くして重量が増えない割には防振効果を高めています。



一度剥がした吸音フェルトを元に戻して、内張をドアに組み付ければドアの作業は完了です。



ベーシックパッケージと言いながらもディスプレイオーディオを取り外して、
アンプの根元からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号をピュアコンまで送って行きます。



この手間が高音質の決め手となっています。



ダッシュにはスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた
ピュアディオブランドのアップグレードツイーターのATX-30を取り付けて、
広い音域の高音を再生させています。



ヴェゼルはこれまで何度も入庫していますが、このディスプレイオーディオは初めてだったので、
これまでのピュアコンの値をベースに少しずつ値を変えて音を追い込んで行きました。



ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは今回も井川が一から手巻きした物で、
機械巻では表現出来ない細かな表現が出来る様になっています。



ディスプレイオーディオの中身はおそらくパナソニック製で、
13バンドのイコライザーの他にバス・ミッド・トレブルの3トーンがこのモデルは付いていて、
両方の機能を組み合わせて細かく音を調整して行きました。



入庫時はかなりかったるい感じでなっていましたが、全ての音域に弱い所がなくて、
それでいて強すぎずと細かく調整して行って、お客様が好きだと言われていた某男性ボーカリストの方に
2回お目にかかって生の声を聞いているので、それをイメージして音を追い込んで行きました。



ドアのスピーカーは前後とも純正で、ATX-30ツイーターとピュアコンプラスと、
ドア4枚の2層防振を行って、より生音・生声に近い音質と、
静粛性と断熱性をアップさせた特別なヴェゼルが完成しました。



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