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取付ブログ

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2024-02-26
サウンドピュアディオのFMラジオの関係の放送スケジュールについてお知らせ致します。



毎月最終水曜日の16時30分ぐらいから、
新山口駅北口にあるFM山口のゼロスタジオから生放送で喋っています。



大和良子さんがパーソナリティーの『コージネス』の中で、
よくお客様から「あの10分のコーナーは内容がよく詰まっていますね。」と言われていますが
実は5分のコーナーで、事前にこれだけの内容はお伝えしたいという内容を吟味していて、
なるべく飾り言葉を省いて10分ぐらいの内容を5分に詰め込んでいるので、
ほとんどの方が10分のコーナーと思われています。



今月の放送は明後日の2月28日の水曜日の16時30分頃からです。



この写真は1月の放送の時に撮って頂いたのですが、ガラスの向こうから自分を撮った時に、
テレビの山口朝日放送のビープ君の角が写っていました。



本当は山口市緑町のFMYサウンドピュアディオスタジオから喋るのが筋でしょうが、
大和良子さんがピュアディオ製品のユーザーという事で、大和さんの番組内で喋る事になったので、
ゼロスタジオからとなっています。



そして今週はFM福岡で特別番組の収録を行います。



29日の木曜日に福岡市中央区清川のFM福岡本社スタジオで、
過去にレギュラー番組として放送されていた
『サウンドピュアディオ・プレゼンツ 音解(オトトキ)』の1回だけのスペシャルプログラムとして
3月に放送される番組の収録へ行きます。



昨年10月にはギタリストの押尾コータローさんの特番を収録して、
FM福岡とFM山口の2局で放送しましたが、今回は3月に同じ様に2局で放送されます。



出演アーティストと放送日時は29日に収録が終わった後でないと公表出来ませんが、
サウンドピュアディオと親しくして頂いているあの方の特別番組が放送されます。



詳しくは29日の収録後にお知らせ致しますので、今しばらくお待ち下さい。



それではまずは2月28日水曜日16時30分ぐらいからのFM山口の『コージネス』の中の
井川の出演コーナーをお聞き下さい。



サウンドピュアディオはFM放送のスポンサー活動を通じて、
多くのアーティストの生音・生声に触れる事によって、お客様のオーディオの良い音造りの根源としています。



VWポロ カーオーディオの音質アップ

2024-02-25
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのポロです。



VW純正のナビオーディオのお車にフロント2WAYのシステムを取り付けさせて頂いていて、
何度かのシステムアップの後に昨日完結となる作業を行いました。



ドアは片側3層のフル防振の後に、
インナー取付でピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。



グリルをのぞき込むと黄色いケブラーコーンが見えます。



ただしグリルは上から見るとやや下を向いているので、
こういう車種はセッティングでかなり時間がかかります。



ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
広い音域で正確な高音を鳴らしています。



ラゲッジルームのカバーを開けると、右側にナカミチのPAー1002Nが付けてあって、
RCAケーブルはピュアディオブランドのSKYで、スピーカーケーブルはSKY3と、
入り口から出口まで全て音にクセが付かない様に統一のイメージで音を送っています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、まずは純正ナビの音響設定を合わせます。



多くの機能のほとんどをオフにして、
1項目だけはここをオフにすると低音が足らなくなるのでここだけは動作させて・・



デッキのイコライザーは全てフラットでラゲッジに音を送って行きます。



あっ!ピュアディオチューンのハイローコンバーターが入っていましたが、撮影し忘れました。



アンプの手前にはアナログの30バンドのイコライザーが入っていて、
ここのダイヤルにマイナスドライバーを入れて微調整を行いました。



イコライザーで微調整をしながら同時にグローブボックス下のピュアコンの値も変えて行き、
ブラックボックスは7個目で固定して、コイルは11個目で最も生音・生声に近いと判断したので、
ここで音調整を終了しました。



今はデジタルでパソコンを繋いで細かくセッティング出来る物が出回っていますが、
コイルやコンデンサの値を微妙に変えて、
パソコンでは操作出来ないインピーダンスの微妙な調整で正確な音色で音楽が楽しめる様に工夫しています。



最後にもう一度書きます。



パソコンでどんなに細かくレベル調整を行っても、インピーダンスは全く変えられないですから、
インピーダンスのズレによる音色のズレは絶対に変えようがありません。



続・お客様の質問にお答えして 第2話

2024-02-24
お客様の質問にお答えするシリーズも第三弾となって、初期の頃に比べると時代が変わって来ているので、
旧シリーズでは少し実態に合わない部分も出て来ているので、そこで続シリーズを始めました。



最近店頭でお客様から頂くご質問で、
「ロシアのウクライナ侵攻の影響で材料が高くなったとか、
精度の高い材質が手に入り難いとか以前書かれていましたが、今はどうなんでしょうか?」という事は
良く聞かれます。



もう丸2年となり材料不足や材料の値段が上がりながらも、
極力お客様が支払われる代金が上がらない様に日々努力をして、
他メーカーのホームページに良くある『価格変更のお知らせ』とならない努力を行っています。



今一番値上がりしているのは精度の高いハンダで、
自分は日々の作業でこぼれた銀入りハンダの粒を集めて再生して使っています。



再生して使うといってもそのまま粒を使う訳ではなくて、
370度に熱したハンダ炉で一度溶かしてから再生しています。



熱して行くと純度の高い部分が浮き出て来るので、ここをすくってビールの一番搾り的に使っていますが、
それでもハンダの純度の4段階うちの下から2番目で使っています。



他にはしばらくして上に純度の低い部分の幕が出来たらそれをすくい取って・・



そこから抽出して絞ったハンダがこのマスコットみたいな塊です。



あまりに可愛いのでこれを溶かして使うのは酷な様ですが、
この子たちを溶かす時は
「本当は溶かしたくないけど、プーチンが悪いので精度の高いハンダが軍用で持って行かれるので
許して下さい。」みたいに祈りながら溶かしています。



純度の高い部分を搾り取ったカスと言ってもまだハンダ成分は残っていますが、
このぐらいになったら廃棄します。



この炉は本来はPMBやSKY3の銅線がエナメルで絶縁してあるのを焼き切るための炉で・・



370度の中に浸けて全ての本数が焼けながらも焼き過ぎて外の線が焼け落ちない様に工夫して、
ギリギリの見極めで神業的に音を良くして行きます。



ただ最近ではロシアや中東の軍事用で高価なハンダが無くなるだけでなく、
東電の処理水の海洋廃棄に抗議して、中国が純度の高い錫の日本への輸出制限を行っているために、
純度の高いハンダを安定して使うというのはかなり難しくなって来ています。



これだけでなく今困っているのは精度の高いコンデンサの入手が難しくなっていて、
当社では入荷したコンデンサを全て高度な測定器で計測して、
4桁の数字を貼ってストックして左右のペアリングを行っているのが、
1マイクロちょうどぐらいのコンデンサが極端に入手出来なくなっています。



どうも1マイクロちょうど位の値が軍事用の何かを作る時の測定器に必要だという話があって、
事前に高い値段で抜き取って買って行くので、一般にはちょうどの値が手に入らないという噂があります。



現に大量に入手してもストックはご覧の通りで、
1マイクロちょうどが必要な車が入って来たら困っていました。



しかし0・47マイクロ2個と小さめのコンデンサ1個の合計3個で1マイクロを作ると、
接点ロスやハンダの熱で1マイクロ1個よりも音質が落ちないために、
合計12個の放熱クリップを使って高音質を維持しています。



このクリップのバネはけっこう強くて、12本の付け外して合計24回クリップを握ると、
けっこう肩が凝って来ます。



それでも音質を落とさないために努力しているのと、それでもコストはやや高くなるのですが、
そこは値上げしなくてそのままの価格で販売しているという、戦争の影響でかなりの苦労を強いられていて、
自分もプーチンと我慢比べしていると言っても過言ではないでしょう。



日々の生音・生声に近いセッティングでの納車の裏には、
こうした苦痛を伴うとでもいう様な苦労の上に良い音が出来上がっています。



ただ戦争が終わればこれだけの苦労も無いのですが、いつになったらこの戦争は終わるのでしょうか?



プリウスα カーオーディオの音質アップ

2024-02-23
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのプリウスαです。



元々はトヨタ純正のナビオーディオをベースにシステムアップを行われていましたが、
途中でカロッツェリアのサイバーナビに交換して、
フルシステムに近い所までバージョンアップされていましたが、
今回フルシステムと呼べる所までシステムアップして、システムとしては完成の域に入りました。



ドアは片側3層のフル防振の施工の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIⅮを取り付けています。



ツイーターは今回JU60のブラックタイプに交換して、ハイエンドのフロント2WAYスピーカーになり・・



サブウーファーはサードシートまで使う事を考慮して、
JBLの薄型25センチをエンクロージャーに組んで取り付けて、車1台で3WAY構成としています。



パワーアンプは運転席と助手席の下に別々にピュアディオチューンのブラックアンプを取り付けて、
3WAYを2台の同じ銘柄のアンプで統一感のある音で鳴らしています。



今回のブラックアンプがこれまでのチューンドのアンプと違う所が、ケース全体の響きを見直す事によって、
内部のトランスや大型のコイルから出ている微弱振動を理想的に逃がす事によって、
ストレス無く鳴らすというチューンを行っています。



入庫前もパワーアンプは2台付いていましたが、前後でメーカーが違っていたのと、
チャンネルディバーダーを使わずにサイバーナビに内蔵のチャンネルディバイダーを使っていたところから、
外部にピュアディオチューンの物を使う事でクオリティーアップと、
ウーファーとフロントスピーカーの1体感がこれまでに無いバランスで鳴る様になりました。



チャンディバの横に付いている黒いボックスはリモートのタイミングを調整する箱で、
ピュアディオ推奨の組み合わせでは必要な値が決まっているので、
ダイヤルは付いていなくて値は固定されています。



グローブボックス下のピュアコンは今回最新の物に交換するのと、
最高級スピーカーケーブルの末端は新たに焼き直しを行って音をリフレッシュさせています。



この組み合わせだとおおよそこのぐらいの値というのは決まっていますが、
より細かく調整するためにブラックボックスとコイルの値を微調整して、
ここにブラックボックス4種とコイルが5種置いてあるという事は車輛にも1セットづつ付いているので、
5×8で40種類の組み合わせを聴いて音を選んでいるという事です。



さすがにそこまで選んで最も良い組み合わせという事で、
イコライザー調整では250Hzから20KHzまで
イコライザーがフラットが一番バランス良く聴こえるという結果になっています。



外部のチャンネルディバイダーとの調整も相まって、お客様に納得して頂ける音以前に、
演奏したり歌っておられる方に納得して頂ける音に仕上がっています。



最近はディスプレイオーディオやプレミアムオーディオの開発ばかり行って、
自分が乗っている車もオーディオレスではない車種に常に乗っていますが、
日本にはまだオーディオレス車で極上の音楽を聴くという、
素晴らしい文化があるという事を感じた作業でした。



アウトランダー カーオーディオの音質アップ

2024-02-22
今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の完成車から、三菱のアウトランダーです。



これまでお使いだったシステムにアルパインのディスプレイオーディオを追加して、
ピュアコンを最新バージョンに交換してセッティングを行いました。



下段にはナカミチのCD-700KKが付いていて、ディスプレイオーディオをデジタル接続して、
700KKの高性能ⅮAコンバーターを通して高音質で聴ける様にしてあります。



この年式のアウトランダーはドアの形状が複雑で、アウター・スラントのバッフルを製作するのに苦労します。



それにプラスして通常の黒で薄いレザーか植毛塗装ではなくて、ベージュのレザーを希望されていて、
かなり苦労して立体的に造作して作っています。



スピーカーは13センチサイズのZSP-MIⅮです。



ツイーターはB&Wの限定の大型の物をワイドスタンドを製作して取り付けていて、
こちらは植毛塗装で仕上げています。



ラゲッジルームは造作してあって、
床下にナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのデジタルプロセッサーと、
8ピース構成のピュアコンが取り付けられていて、前のスピーカーまで4本ケーブルが引いて行っています。



サブウーファーは左横に埋め込んであって、車両のスイッチがあって高さが限られているのを、
アンプボードにめり込んだ形で25センチサイズを取り付けています。



リアのアンプの近くにピュアコンを取り付けて4本のケーブルで送ると、
ミッドスピーカーが激しく動いて逆起電力が起こった時に、
ツイーターとミッドがラゲッジルームで電気的に繋がるので、ほぼ影響を受けないという事で、
ケーブル代が余分にかかりますが、この方式を好まれる方はあります。



ディスプレイオーディオの取付が終わってピュアコンをニューバージョンに替えたら、
ディスプレイオーディオとCD-700KKを鳴らして音調整を行います。



ディスプレイオーディオのイコライザーは全てフラットにして・・



ラゲッジに取り付けられているピュアディオチューンのデジタルプロセッサーにタブレットを繋いで、
イコライザーとチャンネルディバイダーの調整と、スピーカーのレベル調整を行います。



ピュアコンのブラックボックスは音を聴きながら値を変えて行って、ツイーターの周波数幅だけでなく、
中のコンデンサとコイルの比率を変えて、同じ周波数幅でもインピーダンスの高い低いを調整して、
切れの良い方向か、音に深みがある方向かを何度もボックスを替えながら調整して行きます。



それだけでなくZSP-MIⅮの上限周波数は、黒いコイルの巻き数で調整して、
青で囲った中から最も合うというか、生音・生声に近くなる物を何度も交換して聴いて、
1セットだけ選んで最終的に取り付けます。



他のスピーカーは1マイクロヘンリーごとにストックしていますが、
ZSP-MIⅮだけは0・5マイクロヘンリー刻みでストックしていて、
1マイクロにすればストックは半分になりますが、
より正確な音色Bに合わせるために途中でストックを倍の数に増やしました。



アウトランダーのお客様は前のお車から20年以上お付き合い頂いていて、
同じスピーカーを鳴らしていながらも、様々な音を良くするためのノウハウを蓄積して来て、
20年以上経った今が一番音が良いと喜んで頂いています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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