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取付ブログ

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トヨタ・ヤリス イコライザーアンプ取付 その後

2023-09-08
当社のデモカー兼代車のヤリスは、車としては評判が良いものの、
オーディオの使い勝手が悪いと少し不満が出る方もある様です。



トヨタ純正のディスプレイオーディオでCDが助手席シート下にあるのと、
テレビが映らないという部分が不満の原因です。



音質的にはベーシックのトリプルパッケージで、ドアのグリルの複雑な形状にも対応していて・・



ピラーの根元の質感と向きの悪いツイーターは後付けのATX-25で改善しています。



最近ディスプレイオーディオを一度取り外して、
カプラーオンのイコライザー付きアンプを取り付けたのですが、
イコライザーで音域ごとのレベルが自由に調整出来るものの、音の質感が荒いという事で・・



ケーブルハーネスの音に関する部分をピュアディオブランドのPSTケーブルに換えてロスを少なくしたら・・



今度はイコライザー本体のハンダ付けによる音の荒さが目立って来て、
中を分解してハンダ付けをやり直しました。



PV2と貼ってあるのは、ピュアディオバージョン1という意味です。



これで鳴らしてテストして、ちょうどこの時間はFMYサウンドピュアディオスタジオからの放送でした。



ただ音質的にはアップしても便利さはそのままなので、専務がヤリスのディスプレイオーディオを外して、
社外品のナビに変えると言い始めました。



現在の宇部店には社外ナビに混じってトヨタ純正のディスプレイオーディオが付けられて鳴っていて・・



これはカローラツーリング用の大画面のディスプレイオーディオです。



現在サウンドピュアディオではディスプレイオーディオに対する音の不満を、
ベーシックパッケージをスタートにして、
何段階かでご提案が出来る様にデモカーとディスプレイを用意させて頂いています。



ホンダNワゴン カーオーディオの音質アップ

2023-09-07
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのNワゴンです。



オーディオレスのお車にアルパインのメモリーナビを取り付けて、
ドア防振とフロントスピーカーの取付を行いました。



方ドア3層のフル防振の施工を行った後、内張にアウター・スラントのバッフルを製作して・・



ピュアディオブランドのZSP-LTD15のミッドを取り付けました。



LTD15という型番は15センチという意味ではなくて、ZSP-MIDが発売されて15年が経過して、
当初はアウターバッフル専用設計を、インナー取付にも対応したリミテッドモデルという事だったのですが、
思ったよりも需要が多かったのでレギュラーモデルになりました。



ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60のブラックを取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドシステムとなりました。



ピュアコンはブラックボックス4連の10ピースのフルバージョンで、細かな音の表現を可能にしています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったらアルパインのナビのセッティングを行って、
まずは時定数を変えてステージングを良くすると言われているタイムコレクションを全てゼロにして、
自然で滑らかな音色に設定します。



次に音を強調するメディアエクスパンダーをオフにして・・



ただZSPとJU60だとオンにすると勢いが付き過ぎるので、オフで何ら問題はありません。



最後に動かす周波数と動かす幅を決めて、その後にレベルを調整するパナメトリックイコライザーを調整して、
音を整えたら完成です。



イコライザーは全てなマイナス方向に振っていて、勢いが付き過ぎている部分を下げるという考えで、
やたらとイコライザーを上げる手法とは真逆の生音・生声に近くするセッティングです。



軽自動車のオーディオは右と左のスピーカーの距離差が少ないので、
クオリティーという意味では大型の高級車では表現出来ない音を楽しめるというのが大きな魅力です。



新・お客様の質問にお答えして 第44話

2023-09-06
新・お客様の質問にお答えしてのページについてですが、
同じ内容をみんカラブログとアメーバブログの2カ所に同じ内容のものを掲載しています。



そのみんカラの方のブログには便利な機能があって、
ブログの右横に『ブログカテゴリーという四角があって、
その中には商品紹介とかカーオーディオについてとか9つのカテゴリーのブログを、
希望の部分だけを一発で出す事が出来ます。



その9つ目が『新・お客様の質問にお答えして』で、
当初この部分を読みたい方が1話から全て通しで読める様にしてありました。



しかし自分がカテゴリー設定を間違えて、
39話・40話・42話が『カーオーディオ』のカテゴリーになっていて、
38話は『ドライブ』のカテゴリーになっていて、通しで読む事が出来なくなっていました。



先ほど修正いたしましたので、現在はきちんと通しで読む事が出来ますので、ここでお詫び致します。



さて今日の書き込むお客様からの質問は、
「ここでは成功例が書かれているのですが、たまには失敗例も書き込んで下さい。」という事について
お答えしたいのですが、あまりに多すぎてどれから書いていいか分からないぐらいです。



あえてアーティストさんでの失敗例を2つほど書かせて頂くと、
今から16・7年ぐらい前のお話ですが、
当時はやっと演奏家やボーカリストにお会いして生音や生声を聴いて音造りをしようと方針を決めて
直ぐの失敗例ですが、まず一人目の三味線奏者の上妻宏光さんの楽曲を2001年に知って
2004年に始めて生演奏や生声を聴いて、「何か違う?」と思い始めて、
ピュアコンの値を変えたりイコライザーのパターンを変えたりと
かなり苦労してもある部分は似ていてもある部分は似ていないというのが混在していて、
似ていないある音域がどうにも変えられなくて苦労していました。



当時はブログのトップにピュアコラムという短い読み物があったのですが、
そこに『上妻宏光さんの楽曲の田原坂のボーカル部分は少しこもって聴こえるが、
これはこもっているのが正解!』と書いていました。



その翌年に上妻宏光さんと個人的に直接お会いする事が出来て、
どうもピュアコラムを読まれていたみたいで、ホームページにそのまま残していて、
まるで上妻さんの楽曲がこもっている様に書いていて、「すみませんでした。」と謝った事があります。



その時には既にこもって聴こえていた原因は分かっていたのに、ホームページをそのままにしていて、
「失敗したな!」とおもいました。



なぜこもって聴こえていたかという原因は、
当時は電源キャパシタやヘッドキャパシタで音をひねり上げた音が良いと勘違いしていて、
更に接触抵抗が少ないからとRCA端子やスピーカー端子に高価なロジュームメッキの物を使用していて、
『高い金属を使う=音が良い』と勘違いしていたのが、
ある音域を必要以上に上げ過ぎるとその反動で他の音域がこもってしまう部分が出来て、
そのこもる部分が上妻さんのボーカル部分にあたっていたので、
プロ用のスタジオ用の材質を使って正確な音で鳴らすとこもって聴こえないというのが正解でした。



便利なパーツはカーン!とある音域を勢い良く鳴らしてくれて、その副作用があるとは知らず、
よく自分好みとかこの音楽のこの部分が自分のシステムは良く聴こえるとか、
そういう良くありがちな音造りと決別しない限り、
本当に良い音=元の音楽に対して正しい音を表現出来ないと知った頃でした。



そのピュアコラムに間違った事を書いた事だけでなく、そのまま放置していた事を上妻宏光さんに謝って、
それから17年間お付き合いして頂いています。



先ほどのお話は失敗してもお付き合い出来ているお話でしたが、次はお付き合いが無くなったお話です。



上妻さんとお付き合いが始まった翌年に、
NHKの紅白歌合戦を見ていて、秋川雅史さんの『千の風になって』を聴いて、
「これはいい!」と正月が明けてから直ぐに『威風堂々』のアルバムを買いました。



ちょうどその時に宇部市から山口市のFM山口の本社スタジオ、
現FMYサウンドスタジオスタジオに収録で行っていたので、行に『威風堂々』を1周ちょっと聴きました。



ただ驚いた事に1周目と2周目になってから音が違って聴こえて、
「まさか?」と思って他のCDに入れ替えて聴いてみました。



すると自分が覚えている曲が少しスカッとして聴こえて、
これはこのCDを再生させると音が良くなるのかも知れない?と思って
エージング用CDとして使用する様になりました。



何故音が良くなって聴こえるかというと、
千の風になって以外のオペラ調の楽曲がかなり声を張った状態で、
日ごろは入らない音域をスピーカーに入れていて、
一般的なポップスとかしか聴いていないスピーカーに入れると特に効果が出るのでした。



ただしこれを5回・10回と再生すれば良いかというとそうでもなくて、適度な階数が必要で、
逆にかけすぎると特定の音域ばかりに信号を入れるという事になるので、他とのバランスが必要になります。



ただこれまで眠っていた音域が目が覚める気がして、
「これは秋川雅史さんに直接お会いして伝えないといけない!」と、
FM局3局に渡って合計6回の特別番組を放送して、秋川雅史さんと何度もお会い出来る仲になりました。



しかし秋川雅史さんは1枚のアルバムを出されて直ぐにレーベルを代わられていたので、
自分がセカンドアルバムと思っていたCDは秋川さんにとってサードアルバムで、
サードアルバムの事をセカンドアルバムと何度も言ってしまい、後から考えたらムッとされていました。



それだけならまだしも、
東京国際フォーラムでデビット・フォスターさんのコンサートがあった時に
自分は専務とかなり前の席にいたのですが、
10メートルぐらい斜め前に秋川雅史さんがおられたのでご挨拶に行きました。



ちなみに秋川さんの席の手前にはアメリカの大使専用席があって、
そこにMISIAさんがおられたのですが、面識はあってもさすがにそこは行けなかったので、
SPがいる大使席を避けて遠回りして秋川さんの席に行きました。



MISIA さんはさんは途中で席からステージに上がられて、
掃ける時はステージ裏に下がられたのでそのままお会い出来ませんでしたが、
秋川雅史さんは一般の方と一緒に出られていたので、「あっ!秋川さんがいる!」とどっと人が集まって来て、
前に進むに進めない状態になっていました。



そこで自分がマネージャーの真似をして、
「自分が先に行きますから!」と「開けて下さい。」と言いながら人をかき分けかき分けして
前に進んでいました。



何もしていないと前に進めないところをマネージャーの真似をしていい気になって進んでいたら、
そこでやらかしてしまいました。



たまたま岩崎宏美さんが自分の前におられて、
専務が「岩崎宏美が前にいるよ。」と言ったらじろっと後ろを睨まれて、
「岩崎宏美ににらまれた。」と専務が言っていて、でも岩崎宏美さんが気になって、
無意識にそのまま後ろを歩いて行っていました。



途中で気が付いたのが、後ろの秋川雅史さんの事をすっかり忘れていて、
かなり後ろの方で人にもみくちゃにされていたので、もう戻るのも大変なのでそのまま帰ってしまいました。



その後秋川雅史さんとお付き合いが無いのは言うまでもありません。



完全にやらかしてしまいました!



以上今回は失敗したお話を書き込みました。



デリカD カーオーディオの音質アップ 後編

2023-09-04
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、三菱のデリカD5の続きです。



防振作業が終わって、純正の16センチスピーカーの位置には
16・5センチサイズのJBLのクラブ602CTPのミッドをインナーバッフルを製作して取り付けます。



内張りを取り付ければ見た目はそのままで、D5のこの高い位置のミッドは中音域が耳に入りやすく、
ドア下のスピーカーに比べるとミッドの上限周波数を決めるコイルの巻き数は多くなります。



ダッシュには30ミリサイズのツイーター、ピュアディオブランドのATX-30を取り付けて、
周波数レンジの広い高音を再生させますが、ダッシュにカーペットが貼ってあり、これが吸音効果があるので、
更にセッティングは難しくなります。



助手席下には以前からお持ちだったARCの4CHアンプを取り付けて、
2CHでフロントスピーカーを鳴らして、
残りの2CHをミックスモノラルにしてラゲッジの25センチウーファーを鳴らします。



ウーファーはJBLの25センチの薄型で、
荷物の積み下ろしでユニットが傷まない様に頑丈なグリルが作ってあります。



全ての結線が終わったらサイバーナビの電源を入れて、
CDとFMラジオとお客様の音源を使って音調整を行います。



グローブボックス下のピュアコンは6ピース構成の物を使って、
ナビ内蔵のチャンネルディバイダーでウーファーの上限周波数を決めて、
ミッドの下限周波数はピュアコンで決める事によって、
最小限の予算で最もクオリティーの高いセッティングを行っています。



ピュアコンのパーツの値とイコライザーを変えて音調整を行って、
お客様がナビに録音されていた音源には自分がFMラジオの番組制作を通して
実際に生の声を聞いた事があるボーカリストの方が8名の楽曲が入っており、
全ての方の声を確認してセッティングを行いました。



イコライザーはマックスで3カ所動かすパターンも用意しましたが、
最終的に1カ所1クリック動かした所が一番素の音に近くて、ここでメモリーをして調整を終了しました。



スポンサー活動のおかげで放送局のスタジオやレコーディングスタジオに入る事が出来て、
音楽イベント等でもボーカリストの生声を聞く事が出来て、
そこを基準にセッティングする事がある意味幸せでありながら、
本当の声を知っているからこその苦しさもあります。



ダッシュのマットの吸音も加味して、
「この組み合わせではこれが限界か?」という所までセッティングさせて頂きました。



デリカD5 カーオーディオの音質アップ 前編

2023-09-03
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、デリカD5です。



オーディオレスのお車にカロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア2層の防振作業と、
ドアスピーカーの交換のトリプルの上の4thパッケージの作業を行っています。



デリカD5はドアの中間ぐらいに16スピーカーが付いており、中音域は濃いのですが、
逆に低音が薄い特性になっています。




作業はまず内張と防水シートを外して、貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



上の方にベージュの工場装着のマットが貼ってあって、
それで取れない部分の取れない音域に効果のある防振材を貼り合わせています。



外した内張は吸音フェルトを一度剥がしてから、
裏面に粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングの施工を行います。



塗りたては青白かったコーティング材も・・



時間をかけて乾燥させると、ひび割れを起こさない様にたわみの成分を入れているのが化学変化を起こして、
薄い茶色に変わったらドア戻します。



戻す前に吸音フェルトは元に位置に貼り付けて、
これだけの面積のフェルトを貼っているという事はかなりのロードノイズだったのでしょうが、
セメントコーティングとベーシック防振を加えてかなり静かな車内になったはずです。



このセメントコーティングは防振効果だけでなく、
スピーカーに付帯する余分な響きが無くなり、カチッとした小気味良い音で音楽が聴ける様になるのと、
断熱効果も上がってエアコンの利きが良くなって快適な車内になります。



オーディオ基礎の下地作りが終わって、次回『その2』では音信号のチューンの関係をご紹介します。



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