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取付ブログ

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ジムニーシエラ スピーカーの音質アップ

2024-05-06
今日ご紹介する1台は先日の宇部店の作業から、スズキのジムニーシエラです。



外見は綺麗にしてあるので普通の自家用車で使用している車に見えますが、
実は仕事用で舗装されていない道路で使っておられる本来のジムニーの使い方をされているお車です。



スズキ純正の大画面ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



外した内張は粗目を付ける下処理を行って・・



コーティング剤をランダムに厚い薄いを作って塗って行き、乾燥するのを待ってドアに戻します。



ドアに組み付ければ見た目はそのままですが、残響が減って音質が上がり、
静粛性と断熱性も上がって山の高い所で冬に使っても足元の冷えも減っている事でしょう。



元々13センチのフルレンジのスピーカーだったところを、ピュアコンを通してドアを中低音にして、
高音はダッシュに取り付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターで鳴らして、
中級グレードの2WAY的な鳴らし方にしています。



純正ナビから音信号をピュアディオブランドのPSTケーブルで取り出して
比重の高いMDF板の上にピュアコンの4ピース構成の物を通して高音と中低音に分離して音を鳴らします。



アンダーマットの上で音決めを行って、音が決まったら中に隠します。



コイルは今回も純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使用します。



ピュアコンの値を変えながらナビのイコライザーも同時に動かして、
最も生音・生声に近い組み合わせを探して、純正ナビの中身はスズキはパナソニック製が多いのですが、
今回はケンウッド製でした。




最初にかかっているタイムディレイを全てゼロにして・・



イコライザー調整を行いますが、ピュアコンであらかじめ音を追い込んでいるので、
イコライザーはほぼ動かさずにメモリーして素の音に近くしました。




山の中の荒れ地を走るジムニーシエラに、ベーシックのトリプルパッケージで快適な仕事車に変身しました。



オーラNISMO カーオーディオの音質アップ その3

2024-05-02
今日ご紹介する1台は、先日からの宇部店の作業の続きで、日産のノート・オーラNISMOです。



フロントドアに続いてリアドアのセメントコーティングを行い・・



リアのハッチの内張にも粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングを行います。



更にAピラー裏にも粗目を付けてセメントコーティングを行います。



ハッチの方は徐々に乾燥して来ました。



セメント成分にたわみを持たせて割れが起こらない様にする成分を混ぜているので、
塗って直ぐは青白い状態が、乾燥と化学変化で段々茶色っぽくなってきます。



今回はフルシステムで25センチウーファーを取り付けるので、エンクロージャーを製作して・・



箱の内側にもセメントコーティングを施します。



ラゲッジに取り付けて、パワーアンプとプロセッサーを組み付けるとこんな感じです。



フロント周りはまだ配線を通しただけで・・



ツイーター用のワイドスタンドは方取りした後に福岡店で表面を滑らかにする処理を行って、
これから白色のスタンドを黒に植毛塗装を行います。



今の時点ではここまでで、これより先は『その4』でお届け致します。



続・お客様の質問にお答えして 第7話

2024-05-01
今日5月1日は井川家長男の誕生日で、もう36歳になりました。



息子が生まれた時は自動車メーカーが
アフターマーケットのカーオーディオを10年で潰すと言っていた時代で、
息子が成人する頃にはカーオーディオはどうなっているのだろ?と心配していましたが、
意外と20年後まだ健在で、さすがに30年を過ぎて近年ではなかなか作業がし難かったり、
元の音質が変に造作してあり本来の音楽になかなか近くならないなどの問題が出ています。



前置きはこのぐらいにして、今日も最近店頭で聞かれたお客様からの質問にお答えしたいと思います。



元祖・新シリーズ・続シリーズと3シリーズ目に入っていますが、
先代・先々代でお答えしているお話もありますが、その中で時代背景が変わっていますので、
重複する事もあるのであらかじめご了承下さい。



サウンドピュアディオに最近来られる様になったお客様からのご質問で、
最近特に多い質問を今日は2つ取り上げさせて頂きます。



まず第一の質問は「他のお店ではイコライザー付きのⅮSPアンプを勧めておられますが、
こんな便利な物を何故ピュアディオさんではなぜ勧められないのですか?」というご質問です。



古くから井川ブログをお読みの方は何回かこの手の商品をデモカーに付けて試してみて、
ノーマルでは音に新鮮さが欠けるからとチューニングして、結果として後に販売しなくなって、
また次の商品をチューンして、でもまた販売しなくなってを繰り返して、
結局この手の商品は販売しなくなりました。



理由は2つあり、1つは音質的にⅮSPアンプに内蔵されているハイローコンバーター部が貧弱で、
チューンしても音の新鮮さは外付けのハイローコンバーターをチューンした物に全く及ばないという事で、
小型のケースの中に組まれているので大型のパーツに替えたり、
部品を追加して回路を複雑にする事も出来ないからです。



2つ目の理由はⅮSP部のエラーで、これはエラーが起こらない筐体に当たればノントラブルで使えますが、
当りが悪ければしょっちゅうエラーが起こって、イコライザーやチャンネルディバイダーが初期化したり、
音が途切れたりと使っているお客様が不快に思られる状態になるからです。



もちろん他店ではそれをメインに販売しておられますがから、
同じ比率でエラーは起こっていて、不満を持たれた他店のお客様が当店に来られて、
撤去して一から作業をやり直したという事はこれまで何度もありました。



またⅮSPアンプを繋ぐ純正側の条件でエラーが起こる頻度も違って、
あるメーカーのこの機種を使えば必ず音ギレを起こすという事も分かっています。</div><div>
</div><div>しかしその機種が自分の会社で持っている車種以外で、これだけデモカーを持っていてもそれが分からないという、けっこう怖い時代になって来ているなと心配しています。



そこで純正のナビオーディオを使っても新鮮で良い音が表現出来る様に、
ピュアディオチューンのモノラルのハイローコンバーターと、
筐体チューンをメインとして純正との組み合わせで本来の音楽に近くなる様にチューンした
通称ブラックアンプとの組み合わせで対応しています。



次に第二の質問に移って、こちらも新しいお客様からで、
「ピュアディオさんの製品は音が良いので、ディーラーでも扱える様にしてもらったら、
新車購入時にそのまま装着した状態で受け取れるのですか?」という事をよく聞かれます。



確かにディーラーから積載車に積まれて持ち込まれて作業を行ったり、
ベーシックパッケージだとこちらから出張して作業をしたりとかすれば、
お店に持ち込んで代車に乗って帰って、
また後から取りに来るというお客様も手間が減るという事は私も理解しております。



ただ今のベーシックパッケージは車の仕様や年式によって
かなり細かくピュアコンの値を変える必要があって、
それだけの物を先方に持ち出して作業をする事がほぼ不可能なのと、
今のサウンドピュアディオの作業はエアコンがかかって温度・湿度が調整してある場所で
行っているという事もあります。</div><div>過去にはエアコン無しのピットの時期もありましたが、
季節による防振材の密着度の違いや、ハンダ付けの良し悪しなど、
今ではエアコン付きのピットでないと良い音を表現するのは無理だと考えています。



またディーラーの積載車で運搬するとそれはそれでコストがかかり、
それを誰が負担するかという問題があるのと、
商品代金をディーラー経由にするとそこにマージンが必要になって来て、
今のピュアディオのダイレクト販売による余分なコストの削減と変わって来てしまうので、
価格を上げる必要が出て来ます。




それを避けて全てダイレクト販売で削れるコストは削って、
ピットのエアコンの様に良い環境で作業して良い音を適正な金額でという方法を取っています。



そういう理由でご不便でしょうが、
ディーラーで納車された後にピュアディオの店舗に持ち込んで頂く事をお願いしております。



以上、本日は2つの最近多いお客様からの質問にお答えさせて頂きました。



日産リバティ カーオーディオの音質アップ

2024-04-29
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のプレーリーリバティです。



1DINのデッキの状態からアルパインのフローティングタイプのディスプレイオーディオに交換しました。



それと同時にベーシックパッケージで取り付けられていたツイーターを、
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60に交換しました。



ドアスピーカーはインナーでJBLの16・5センチの物が取り付けられているのをそのまま使用して・・



グローブボックス下のピュアコンのブラックボックスは、JU60用の4連ボックスに交換しています。



今までの物はある程度使いながらも見える部分はプレミアム化して、
同じ車でもかなりゴージャスな仕様にチェンジしました。



ディスプレイオーディオの画面には電圧計が付いていて、今何ボルトか直ぐに見えます。



ボルトと言えばバッテリーはボッシュのハイテックプレミアムに交換して、
ここは見えない部分ですが安定して綺麗な電気を送るためには重要な部分です。



音が鳴る様になったらディスプレイオーディオの調整機能とピュアコンの値の微調整を行って
音を追い込んで行きます。



まずはタイムコレクションを全てゼロにして、イコライザーのみで音を調整して行って、
イコライザーはいい音に思えてもパターンをメモリーすると音色が微妙に変わって、
何度も調整⇒メモリー⇒再生を繰り返しました。



調整すればするほどイコライザーはフラットに近くなって来て、
この辺りで最も生音・生声に近くなったので調整を終了しました。



車室内のイメージも音のクオリティーもアップして、快適な1台に仕上がって出庫されました。



オーラNISMO カーオーディオの音質アップ その2

2024-04-28
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から日産のノート・オーラNISMOの続きです。



ドアの内張と防水シートを外して、いつもだと何も貼ってない外板裏をと書く所が、
今回は防振シートがあらかじめ工場で貼ってあって、
その隙間の響きを確かめて共振点の違う防振材を貼り合わせます。



ドアの後部のロードノイズの進入が多かったのでしょう、スピーカー裏は何も貼ってなくて、
残響は残っています。



スピーカー裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせて・・



白い最初からの防振材の上下にも防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



フロントだけでなく、リアドアにもベーシック防振の施工を行いました。



フロントドアは方ドア3層のフル防振に仕上げるためにサービスホールに金属シートを重ね貼りして・・



外した内張には粗目を付ける下処理を行ってからセメントコーティングを行いました。



乾燥したらドアに戻すのではなく、これからアウターバッフルの加工に入ります。



今回はドア4枚だけでなく、リアのハッチにも防振加工を行って、合計5枚のドアに施工を行います。



オーラのお客様はこのお車で2度目のお付き合いで、
前のお車ではライフサイクルの途中でサウンドピュアディオを知られて取付に出されていたので、
今回は前のお車の実績もあって広範囲な防振を要望されています。



今の時点ではここまでで、これより先は『その3』でお届け致します。



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