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取付ブログ

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日産リーフ スピーカーの音質アップ その2

2023-11-27
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産の電気自動車リーフです。



アルパインのトレードインスピーカーを外して純正ドアスピーカーに戻して、
ATX-25ツイーターを使ったベーシックパッケージにフロントドア二層の防振を加えた、
トリプルパッケージの作業を行いました。



その1からの続きで、ドアの鉄板の響きを確かめた後に、
どの場所にどういう材質を貼るかというマーキングをして・・



外板裏に4種類の共振点の違う材質を貼りました。



同じ材質を大量に貼る防振と違って、詰まったりやたら低音が目立つなどの音楽の良い所を失う事無く、
適切な響きを維持しています。



よく防振の事をデッドニングと言いますが、振動を殺すだけでなく、音楽性も殺してしまっているので、
当社ではデッドニングという言葉は使いません。



外した内張はセメントコーティングの施工を行って、一晩かけて乾燥させたらドアに組み付けて、
方ドア2層の防振作業は完了しました。



純正ナビから取り出した音信号はピュアディオブランドのPSTケーブルで
グローブボックス下まで引いて行き、比重の高いMDF板の上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
後付けツイーターと純正ドアスピーカーに分配して送ります。



ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは、
純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使用しています。



サウンド設定はバス・ミッド・トレブルの3トーンと、前後のフェダーと、
車速連動ボリュームを使うかどうかで、車速連動は使った時とオフにした時の両方を聴いて
音を合わせています。



もちろん車速連動ボリュームをオフにした方が音のクオリティーが高いのですが、
車速連動をオンにしてもこれだけのクオリティーは維持出来ますというところは出しています。



音調整の最後の方ではDEENの池森秀一さんボーカルの『プラスティック・ラブ』で音を合わせていて、
これまで30回以上お会いして生の声を聞いている池森さんの声がきちんと聴こえない状態では
出庫は出来ません。



池森さん以外のボーカリストの方もこれまで60人以上はお会いし生の声を聞いていて、
FM放送に絡んでいるからこその他店では出せない音の表現をしています。



最初は大手メーカーのトレードインスピーカーでもきちんとならないものが、
音が悪いから使い物にならないと量販店で外された純正スピーカーに戻して、
それで良い音に変わるのでまるで手品の様ですが、
音を加工して耳の錯覚を利用して良い音に聴こえさせるのと、
こもって聴こえる音のこもっている原因を取り除いて、作り物ではなくて本物に近い音に表現する手法は、
一般常識では考えられませんが、実は理にかなった方法で音を良くしています。



リーフのお客様にはとても満足して頂きました。



日産リーフ スピーカーの音質アップ その1

2023-11-26
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、日産の電気自動車のリーフです。



日産純正のナビオーディオにアルパインのトレードインスピーカーが付いていた状態から、
ベーシックのトリプルパッケージへの変更の作業を行いました。



トレードインスピーカーのツイーターはダッシュに上向きに付いていて・・



ドアには17センチのミッドがメタルのプレートを付けて取り付けてありました。



最初に音を聴いてみたらサウンド設定の高音が4クリックも下げてあり、
それでもまだ高音がきつく聴こえました。



ミッドのメタルプレートは以前の低音がボコボコ量だけ出ている時の純正なら
まだ改善した様な気になりますが、今の純正は高音がこれ見よがしに出るタイプがあるので、
そういう車では完全にマイナスになります。



更にネットワークはツイーターのみにしか入っておらず、
ミッドに関しては高音垂れ流しのフルレンジ状態にツイーターの高音が乗っているから
耳をつんざく様な高音になって、非常にバランスが悪い状態でした。



まずはドアスピーカーを純正の16センチに戻して・・



元々ナビの高音勝ちすぎを改善するためにドアの外板の響きを確かめて、ベーシック防振の施工を行って、
外に低音が漏れてエネルギーが無駄になっているのを防ぎます。



外したドアの内張にはマスキングを行って、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行って、
セメントコーティングの施工を行います。



今日のところはここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



シエンタ カーオーディオの音質アップ

2023-11-25
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのシエンタです。



オーディオレス車にカロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工のWパッケージと、フロントのドアスピーカーの交換を行っています。



ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30で・・



ドアの純正の16センチスピーカーは取り外して、
JBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドを取り付けています。



何も貼ってない外板裏には、響きの周波数と中心を8カ所見つけて・・



合計8種類の材質を貼り合わせていますが、一部の素材は半分にカットを入れているので、
実質的には10カ所をポイントで防振しています。



同じ材質を大量に貼ると音が詰まって聴こえるので、あえて複数の材質を散らして貼り付けています。



内張りを元に戻せば見た目はそのままですが、防振とスピーカー交換のWの効果で音質アップしています。



楽ナビからの音信号はグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送り、
ブラックボックスでツイーターの音域幅とレベルとインピーダンスをコントロールして、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きしたコイルでミッドスピーカーの上限周波数を決めて、
音を整えて行きます。



楽ナビのセッティング機能も併用して、まずタイムアライメントを全てゼロに設定して・・



イコライザーを駆使してより生音・生声に近くして。



スタジオレベルの音に対して出過ぎた部分を抑えて、足らない部分を足して行き、
本来の音楽に近い状態にしてセッティングを終了しました。



ジムニー カーオーディオの音質アップ その2

2023-11-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのジムニーです。



防振作業が終わってからダッシュに大幅にマスキングを行って、JU60用のワイドスタンドの製作を行い、
木材を切り抜いて削りを入れて、底をピタッとフィットさせるためにパテを使って形成します。



形成が終わったら植毛塗装を行う部屋に持って行き、塗装が終わったら今回はエアコンではなくて、
急ぐので遠赤外線ヒーターで乾燥させました。



そしてダッシュに貼り付けたらハイエンドのツイーター取付は完了です。



ドアのスピーカーはある程度奥行きが短くないと入らず、
かといって奥がギリギリのサイズを入れると音が詰まってしまいます。



また加工すれば16センチの薄型スピーカーも入りますが、
グリルの開口部が12センチで設計してあるため跳ね返りが起こり、
13センチがマックスサイズというのが現状です。



福岡店でジムニーシエラに取り付けて実績のある、
JBLのP560Cの13センチミッドをインナーで取り付けました。



オーディオレスで空だったナビスペースにはカロッツェリアの9インチの楽ナビを取り付けて・・



グローブボックス下にブラックボックス4連のピュアコンを取り付けたら音調整に入ります。



スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBグレードを使用しています。



電源を入れたらまずタイムアライメントなどの音を加工する機能は全てゼロにして、
イコライザーを動かしながらピュアコンの値も変えながら音を追い込んで行きます。



調整を始めた時はまだ外は明るかったのですが、段々暗くなって来て、
自分が実際に何度もお会いして生の声を知っているボーカリストさんの声で最後は締めました。



ピュアコンのユニットの値は何度も交換して、イコライザーパターンを変えてから前のユニットにしたりと、
かなりの組み合わせで聴いて最も生音・生声に近い組み合わせで音調整を終了させました。



ドアはインナー取付という限られた条件の中、
JU60を使ったシンプルながらプレミアムなフロント2WAYのシステムに仕上がっています。



新・お客様の質問にお答えして 第49話

2023-11-23
前シリーズが20回を前に終了して、新シリーズになってからは順調に49回まで進み、
次回は遂に50回目を迎えます。



そのお客様の質問に答えるシリーズへのご質問で、
「前シリーズが進みが悪かったのに、新シリーズは何故スムーズに進んでいるのですか?」という事を
聞かれる事がありました。



前シリーズの時はまだ直営店以外の加盟店や直営預かり店などがあり、
自分の方針とは違うやり方で運営している店があって、
宇部店と福岡店の完全な直営店のみになってからは音のセッティングは全て自分が行っていて、
ピュアコンの数字の設定も全て自分が決めているので、
「他の店は少しやり方が違うから・・」と遠慮しながら書き込む事が無くなったから
スムーズに進む様になりました。



さて本題に入って、
今日のご質問は「社長はなぜメーカーが今後どうなるという事が事前に分かるのですか?」とか、
「まぜ大手メーカーの音の良い専門店リストに載ろうとされないのですか?」という
よくある大手メーカーとの付き合いに付いて、
「もっと大手メーカーと仲良くしたらもっと儲かるのではないですか?」という事を
多くの方からこれまで聞かれて来ました。



あえて今回までこの事核心は避けて来ましたが、まあ時期が時期なのでそろそろお答えする事にしました。



大手メーカーはパイオニア・カロッツェリアの『X認定店』と
三菱電機ダイヤトーンの『クラブダイヤト-ン認定店』の2つがあります。



自分もラジオ放送の中で、
「サウンドピュアディオは大手メーカーの音の良い店のショップリストには載っていません。」と
言っていますが、お客様からすると
「自分の買っているお店が音の良い店のリストに載っていないのは寂しい。出来れば載せて欲しい。」と
言われる方もあり、
「一時的にメーカーの意向に合うデモカーを作って、後で作り替えれば良いのではないですか?」という声も
聞かれました。



ただ1990年代は当店もカロッツェリアのX店でしたが、
その一時的にメーカーの意向に合ったデモカーを作って後から作り替えるをしていたのですが、
メーカーの偉い人がオーディオ評論家を連れて来てあれこれ指導して来たり、
セミナーと称して顧客に直接洗脳したりとトラブルが多く、
それによって離れるお客様も若干ではありますが出て来たので、
これはまずいと認定店からは外れるという方針にしました。



認定店になるとメーカーのお金で集客出来るし、認定店独自の販売奨励金も出るし良い事だらけです。



でも音の方針を完全にメーカーに握られて、
実際の音楽とは違う強いフォーカスというやりたくない事を強制されてまでは楽をしたくないので、
そういう美味しい思いをしなくても、独自の方法を探って高校生時代にラジオ局のスタジオで聴いた
あのモニタースピーカーの様な良い音を目指すという初心を通す事にしました。



それと同時に自分は大手メーカーがカーオーディオ専門店に言っている話が信用出来ず、
投資家向けに出している企業情報と専門店に言っている話が全く違っていて、
「どうせカーオーディオ専門店は投資家向けの情報なんて見ていないから、
何を言っても分からないだろいう。」と、これから先どうなるか分からない商品を買わされているのです。



一番分かりやすい例が、自分はダイアトーンのサウンドナビを初期の60時代に2台販売しただけで、
その後1台も販売しておらず、最初に販売した60も後で下取りに取って、
その後代車を業者に販売する時に付けて売って、
最終的に顧客には1台も販売していないという実績があります。



販売しない理由は音のフォーカスが強すぎて不自然だからで、
仮に音を強調する機能を全てオフにしてもまだフォーカスが強く、
純正で最初から車に付いて来るなら仕方ないのですが、
わざわざお金を出してオフにする機能にお金を出すのは無駄なので販売しないという方針を貫いていました。



確かにダイアトーンはブームの時があって、そこに乗っかれば売り上げは上がったでしょうが、
そのブームが終わったら急降下して、熱が冷めたお客さんは業界から離れて行くのと、
そういう事が他のメーカーで昭和の時代にあったり、
当のダイアトーンもホームオーディオで80年代の終わりから90年代の初めに
ちょこちょこモデルの末尾を変えて、「今回のモデルはここが良くなりました!」を繰り返して、
結局エンドユーザーに飽きられてダイアトーンブランドが一度消滅したので、
自分としては「また同じ事を繰り返している。」と、高見の見物状態でした。



あれだけ毎年型番を変えて新製品を出していたダイアトーンもなかなか新製品を出さず、
ナビの地図情報だけの更新の状態でしたが、遂に最新の投資家向けの情報誌筋では、
「三菱電機は車載器部門を分社化して外部の出資者を募る。」とか、
「売り上げの4分の1を誇るナビゲーション部門を廃止。」と言われているのを
カーオーディオ専門店は知らないでしょう。



自分が他のカーオーディオ専門店と同じ道を歩まないのは、
投資家向けの正しい企業情報を常に見ているからで、
企業情報を見ていなかった昭和の時代は何度もひどい目を見ました。



そのひどい目の例として、企業が株価が下がると必ず出て来るのが、
値段が安いのにやたらと多機能の新製品が出て来て、それが一時的に爆発的に売れるという事です。



別に売れるからいいと思われる方もあると思いますが、
これが音がわざとらしくて元の音楽とはかけ離れていたり、
無理なコストや生産計画で作っているのでやたらと故障が多くて、
「こんなのなら簡単に売れても売るんじゃなかった!」とお客様から叱られて悲惨な経験をしました。



そんな一時の株価を何とかするための商品など金輪際売るものかと心に誓い、
販売する物は極力事前にテストしてから、自信を持ってお勧め出来る物だけにしようとすると、
販売アイテムが極端に減って、でも毎日のブログを読まれている方ならお分かり頂けると思いますが、
10年・20年・30年と長きに渡ってお付き合い頂いています。



以前自分が「パイオニアはそのうち上場廃止になる。」と言っても、
業界内では「トップブランドのパイオニアが上場廃止になる訳がない!」と
まるで人を嘘つき呼ばわりされていましたが、予定通り上場廃止となり、
ダイアトーンのサウンドナビも毎年のモデルチェンジが無くなって、
サウンドナビが生産撤退という投資家筋では話が出ていて、
今は「だから売らなくて良かった!」と安心しています。



それではなぜ大手メーカーは認定店制度を作って、ショップのPRをしてくれて、
販売奨励金まで出してくれたのでしょうか?



実は自動車メーカーの純正納入に入り込むためには一般市場での人気がアピールポイントになり、
専門店での実績が無いダイアトーンは認定店を作って熱心に勧めるショップ群が必要で、
そのために毎年新製品や美味しいリベートなどで甘い汁が吸えて、
自動車メーカーに入り込んだらもう美味しい思いが出来ず、
メーカー間の競争に負けたら撤退と、自分は昭和に起こった事から想像するとこうなる事は分かっていました。



自分はダイアトーンのサウンドナビが発売された時は、
「過去に評論家の先生を使って失敗しているからそんな事はしないだろう?」と思っていたら逆で、
モデルが60から80に代わった時に「もう80は売る事は無い。」と思い、
100とか200の頃に演奏家やボーカリストにお金を撒いて褒めてもらっている時に、
あるボーカリストから「今のカーオーディオの考え方は間違っている!」と叱られた事がありました。



「TMさんという技術者から話を聞いたけど、タイムアライメントという考えは間違っている!」と
はっきり言われました。



事務所がお金をもらっているから三菱電機には文句を言えないけれど、
小さなショップの社長だからこいつにかましとけ!とでも思ったのか、
自分は何度も「うちの会社は違うから是非デモカーを聴いて下さい。」とお願いしましたが、
そのTTというボーカルは「自分はカーオーディオの事を良く知っているから聴く必要は無い!」と
言われましたが、その数年後には別のメーカーからお金をもらって別な似た様な商品を褒めていたので、
「この人の音楽は2度と聴かない!」と思いました。



ただそのTT氏の事が好きなパーソナリティーがサウンドピュアディオスタジオから放送される番組にいて、
しょっちゅうかけているので、
「TT氏の楽曲はかける数を半分に減らすか、かけない様にしてもらえますか。」と、
よっぱど言おうかと思っていましたが、今月の末にマークイズのスタジオは5年の契約期間が切れるので
それまで我慢して、今後は不特定多数のアーティストさんへのスポンサー活動は自粛する事にしました。



途中でやや話の方向性がズレてしまいましたが、
そんな大手メーカーの施策に乗って一時の儲けで自分のビジネスの将来を悪い方向に進めるぐらいなら、
宣伝も自分で行うし、音のフォーカスが適切な物があればそれを使って自然な音を造るしと、
今のビジネススタイルはそうして作られています。



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