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取付ブログ

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スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ

2025-02-22
今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。



パナソニックのストラーダのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを使ったベーシックパッケージを購入して頂いていた
お客様に、ドア防振を強化する作業を行わさせて頂きました。



最初の入庫時にはカロッツェリアのパワードのウーハーが座席下に付いていて、
このウーファーの低音はモノラルで鳴っていて、左右が動く様な低音が再生出来ず、
しかもドアの16センチで鳴っている周波数とほぼ同じ音域で、
ダクトを使って無理に出している感があったので外していました。



ただノーマルのドアは外に音が漏れやすく、
スピーカーが一生懸命鳴っていても全てが車室内に入っている訳ではなく、
ドアの外板裏の響きと周波数を調べて、ベーシック防振の施工を行っていました。



更に内張裏の防振を追加して、
普通は樹脂の内張の裏にそれよりも柔らかい防振マットを貼るお店がほとんどなのに・・



ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行って、カチッ!と固まるセメントコーティングの施工を行いました。



よくドアが重たくなるのでは?と気にされるお客様も多いのですが、
その重さは一般的なカーオーディオ業界の相場で、
意図的に規則性を持たないランダムに厚い薄いを作る事によって、
最大限に軽くしながら最大限の効果が得られる様に工夫してあります。



施工が終わってドアの内張を組み付けたら、
ストラーダを鳴らしてピュアコンの値合わせとイコライザーの操作で音を調整して行きます。



オプションのSSFを含んだ6ピース構成のピュアコンを、
ブラックボックスを2回交換して、コイルも2回交換して、SSFを1回交換して、
生音・生声に近くしながらもパワフルな低音が得られる様にセッティングしました。



イコライザーは2カ所1クリックづつ動かした所でメモリーして、
純正の16センチスピーカーを使用しながらも、
パワードのウーファーでは得られない左右のセパレーションがハッキリと分かる低音再生を可能にした
システムが出来上がりました。



GRアクア スピーカーの音質アップ その2

2025-02-21
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、GRアクアの続きです。



トヨタ純正の大型のディスプレイオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージの取付と、前後のドアの防振を行いました。



セメントコーティングを乾燥させている間に、前後のドアの外板裏へのベーシック防振の施工を行いました。



ベーシックパッケージにベーシック防振を加えるとWパッケージと呼んでいて、
そこにセメントコーティングを加えてフロント2層の防振になるとトリプルパッケージと呼んでいるので、
このGRアクア前後2層の防振なので、5thパッケージとでも呼びましょうか、
最近防振で車全体を静かにされる方が増えています。



見た目はツイーターがダッシュに乗るだけの違いのベーシックパッケージも、
実はディスプレイオーディオからダイレクトに音信号を取り出して、構成のケーブルを引いているので、
今回はこんなにダッシュボード周りを分解しました。



純正ケーブルの末端から音を取るトレードインスピーカーと違って、
この手間も高音質を再生させるのに必要な部分です。



グローブボックス下に比重が高くて厚いMDF板を敷いて、
その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けていて、この板の材質も音質に関係あるので、
コストの高い板を使用しています。



純白のボビンにピンクのラベルの後付けコイルは井川が空のボビンに一から手巻きした物で、
現在はブラックボックスの中のコイルも井川が一から手巻きしており、
過去に販売していた物よりも高音質になっています。



実は材料の高騰で徐々にピュアコンの価格が高くなっていて、
材料の値上げ分をお客様に負担して頂くのは申し訳ないので、自分の手作業部分を増やして音質を上げて行き、
それで実質的に値上げを感じないか、機械巻には出せない音の領域なので、逆に喜ばれている様です。



ただし4ピースを作る時間は倍ぐらいはかかっていますが。



全ての結線が終わって音が鳴る様になると、
ディスプレイオーディオのパネル操作と、ピュアコンの値合わせで音を追い込んで行きます。



最初に車速対応ボリュームがオフの状態になっていたので、一番音が滑らかに仕上げられます。



この年式のヤリスはスピーカーグリルの形状が特殊で、ちょっとセッティングには苦労します。



更に今回はツイーターはJBLの508GTIの物を使用して、ピュアコンの値はいつもとは違うので・・



あーれもない、こーでもないと、
何度もブラックボックスとコイルを交換して音を生音・生声に近くなる様に合わせました。



最終的にバス・ミッド・トレブルの3トーンは全てセンターで音がまとまって、
クセが少なく仕上がったので安心しました。



前後ドアのスピーカーは純正をそのまま使用して、
その分防振やツイーターのグレードにコストを使って、シンプルながら生音に近くて、
走行音も静かになった特別なGRアクアに仕上がりました。




デリカミニ カーオーディオの音質アップ 後編

2025-02-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、三菱のデリカミニです。



アルパインのデリカミニ専用のビッグ✕を装着した状態で入庫となって、
JBLのフロント2WAYのスピーカーの取付と、ドア防振の施工を行いました。



P560のミッドバスに、上のクラスの508GTIのツイーターを使った2WAYで、
508GTIのミッドはパワーアンプを付ける事を前提で能率が悪いために、
上質なGTIツイーターと能率の高いP560Cミッドの美味しいとこ取りのピュアディオならではの
ユニットのみを大量購入しているからこそ出来る組み合わせです。



実は週末に一度完成していたのですが、リアサイドを防振されたいとの事で、
ラゲッジ横のベーシック防振と、内張のセメントコーティングを追加しました。



給油口があるので左右非対称の外板裏を指ではじいて響きの中心と周波数を調べて・・



4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせました。



内張りにセメントコーティングを行って、乾燥したら元に戻して完成です。



全ての組み立てが終わったらビッグ✕の音を鳴らして、
まずはメディアエクスパンダーの音を強調する機能をオフにして・・



イコライザーで各周波数の音のレベルを調整して・・



グローブボックス下に取り付けたブラックボックス4連のピュアコンの値を交換して、
ツイーターとミッドの音域幅とインピーダンスを調整して、生音・生声に近く音を合わせて行きます。



お客様は昭和の時代のライブDVDを聴かれるそうで、
現行の音源用のパターンと、昔の音源用のパターンの2種類をメモリーして調整を完了しました。



デリカミニのお客様は以前山口市阿知須の『きららドームモーターフェスティバル』でデモカーを聴いて
サウンドピュアディオを知って頂きました。



デリカミニ以外にもお車をお持ちで、
今回で3台目の入庫となり、日頃からのお付き合いを大変感謝しております。



ありがとうございました。



ゴールデンウイークのお休みのお知らせ

2025-02-19
今からだとかなり先になりますが、
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店のゴールデンウイークのお休みが決まったのでお知らせ致します。



毎年遠方のお客様からのご要望で、
「旅行を兼ねて取付に行きたいので、早めに休みのスケジュール教えて下さい。」
という声が多いので早めにお知らせしているのと、
更に今年は「いつも連休の後半が連休なのですが、出来れば前半に休んで後半に開けて欲しいのですが。」
というご要望も頂きました。



そこで今年のゴールデンウイークは4月28日・29日・30日の3日をお休みさせて頂いて、
5月1日・2日・3日・4日・5日を営業日とさせて頂く事になりました。



5月6日は祝日となっていますが、火曜日のために通常の定休日とさせて頂きます。



ゴールデンウイーク近くなったら再度お知らせ致しますが、
例年とは休みのパターンが違いますのでご注意下さい。



尚5月のゴールデンウイーク中の作業は、早めのご予約をお願い致します。



以上、ゴールデンウイークのお休みのお知らせでした。



GRアクア スピーカーの音質アップ その1

2025-02-19
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのGRアクアです。



トヨタ純正の大型画面のディスプレイオーディオを装着したお車に、
ベーシックパッケージの取付と、ドア4枚の防振作業を行っています。



まずは前後ドアの4枚の内張を外して、
外板裏のベーシック防振と、内張裏のセメントコーティングを行います。



外した内張は裏がツルツルで防振材が剥がれやすいので、粗目を付ける下処理を行います。



粗目を付けた後は手作業でコーティング剤を塗っていき、
振動が通過し難い様に意図的にランダムに厚い薄いを作っています。



フロントドアから塗っていったので、
乾燥してやや茶色になってきて、リアは後から塗ったからまだ青白いままです。



一晩寝かせてたら、完全に乾燥して4枚すべてが茶色になりました。



粗目を付けたり塗り込んだりと、あちこちと内張りを動かすので、表面はかなりガッチリマスキングして、
擦り傷が入らない様にしてあります。



これからマスキングを外して、ドアに戻して行きます。



最初は下地作りで、電気的な作業はこれから進めて行きます。



今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



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SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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