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取付ブログ

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MC後ヴェゼル スピーカーの音質アップ 前編

2024-05-29
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、マイナーチェンジ後のホンダ・ヴェゼルです。



パッと見た感じヴェゼルでもどこか違う?と思っていたら、
何カ所がマイナー後と明らかに分かる差がありました。



オーディオはホンダ純正のディスプレイオーディオで、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工を行います。



まずはノーマルの状態で聴き慣れた音源を聴いてから作業に入ります。



まずはドアの内張を外して、方ドア2層の防振の施工ですが、
ヴェゼルは防水シートに吸音用のゴムが付いているので、
2層の防振でも2・5層分ぐらいの効果が得られます。



一般的に周りがプラスチックでネジが1本止めで下に2カ所のロックで止めている純正スピーカーは
音が悪いと言われていますが、何故か豪華な見た目のトレードインスピーカーには出せない音が
再生出来るのがベーシックパッケージの特徴です。



逆にトレードインスピーカーが音域による音の強弱が何カ所も付けてあるので、
そこが不自然で嫌という方もおられて、トレードインを外してベーシックという方もけっこうおられます。



防振作業は指で外板裏をはじいて、
響きの周波数と中心を調べて、どこにどんな税質を貼るかマーキングして行きます。



調査が終わってマーキングを行ったら、指定された場所に指定された材質を貼って行きます。



写真は4種類の共振点の違う材質が全種類写っていて、
シルバーの防振マットは2枚6対4にカットしてあるので、合計10カ所をピンポイントで防振しています。



外した内張は一度吸音フェルトを剥がして・・



表面全体をマスキングして、裏側はコーティング剤が浸みてはいけない場所を細かくマスキングして行きます。



その後機械と手作業でツルツルのプラスチック面に粗目を付けて、セメントコーティングの下地を作りました。



本来はフロントのドア2枚の防振でベーシックのトリプルパッケージの予定で作業を進めていましたが、
お客様からのご要望でリアドアの防振も加えたいという事で、リアの作業にもかかりました。



今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届けしたいと思います。



ヴォクシー カーオーディオの音質アップ

2024-05-27
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのヴォクシーです。



これまでお使いだった製品を移設して取付を行いました。



2DINのスペースには下段にナカミチのCD-700KKを取り付けて、
上段にカロッツェリアのサイバーナビの1DINの物を取り付けています。



フロントドアには片側3層のフル防振の施工を行っていて、
まずは外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせるベーシック防振を行って・・



サービスホールを金属シートを重ね貼りして、切り口を全てシリコーンでコーキングして、
先々湿気で剥がれが起こらない様にしてあり・・



内張裏にはセメントコーティングの施工を行って、音質と静粛性と断熱性がアップしたドアに変えています。



内張りの表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、
2台前のお車から移設し続けられているピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、
こちらも2台前のお車から移設されているB&Wのシルバードームのツイーターを取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドシステムとなっています。



バッテリーはボッシュのハイテックプレミアムに交換してあり・・



サードシート後ろの下にナカミチのPA-1002を取り付けて、その上にピュアコンを取り付けています。



グローブボックス下にピュアコンを取り付けるよりもリアの方が前に送る
スピーカーケーブルの長さがフルレンジで送るところがツイーター音域とミッド音域で送るほど
割高になっていて、その分独立させている分の音質のメリットがあり、
今回は2CHのアンプをリアに取付ながらも高音質を実現しています。



理由を説明すると、ミッドスピーカーが大きく前後に動くとボイスコイルに逆起電力が起きて、
それがピュアコンを通過してツイーター側に行くと音が濁るのが、
リアにピュアコンを付けるとほぼ逆起電力の影響を受けないから高音質になるという理由になっています。



ピュアコンの値を変えて音を追い込んでいて、自分の音源の他にお客様のDVDを使って音調整を行いました。



DVDは自分が複数回お会いしている女性ボーカリストで、
実際にお会いして生の声を知っていると他店に比べて絶対的にアドバンテージの高い音調整が出来ます。



フロント2WAYながら極めた音のシステムが出来上がり、ドアの開閉音もずしっと高級感が増していました。



クラウンスポーツ カーオーディオの劇的音質アップ

2024-05-26
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、トヨタのクラウンスポーツです。



純正のディスプレイオーディを活かしたフルシステムの取付を行って一度納車して、
「当社のクラウンスポーツが届いたら実験してシステムアップのご提案をします。」とお話していたのですが、
その前がCD-700KKを使ったフルシステムだったので、
「音が物足りないので、直ぐにシステムアップして欲しい。」とのご要望にお応えして、
CD-700KKを取り付けて音のチューニングを取り直しました。



思ったよりもスッキリと付いて、まるでオプションのCD・DVDプレイヤーの位置の様です。



ドアスピーカーはピュアディオブランドの約20年使われているZSP-MIDで・・



ツイーターも20年ぐらい使われているB&Wの薄いブルードームの物で・・



ウーファーは比較的新しいZSPの25センチのケブラーコーンの限定品で、
車1台で3WAY構成になっていて、このレイアウトはクラウンスポーツならではのものです。



グリルを付ければコーンは守られて、荷物がズレて当たっても大丈夫です。



パワーアンプはナカミチのPA-2002Pを2連結で取り付けて、
スタジオの様なクセの無い音を全ての帯域で鳴らしていて、
右端にはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが取り付けられていて、
31バンドイコライザーとチャンネルディバイダーとして使用しています。



クラウンスポーツは12Vのバッテリーがリアに付いているので、
パワーアンプまでの電源ケーブルの距離が短く、これも良い音造りに役立っています。



システムが組みあがったらピュアコンの値合わせとデジタルプロセッサーの調整をタブレットを繋いで行って、
純正のディスプレイオーディオとは全く違うイコライザーパターンに合わせて音調整を終了しました。



近年では大型の車にデッキ交換を含むフルシステムの取付が困難とされていて、
日産のエクストレイルが今のところ最も大きな車で本当のフルシステムが組めると思っていた所に、
自社のデモカーよりも早くお客様のクラウンスポーツの方が先に仕上がってしまい、
究極の音質のクラウンスポーツが完成しました。



お客様にはお待たせして申し訳なかったのですが、
当社のクラウンスポーツはもう2カ月後ぐらいには納車されると思います。



もう高級車で究極の音を目指すのは無理と自分でも諦めかけていた所に、
まさかこのクラスでこの音質とは、驚きの一台の仕上がりでした。



昨日は小曽根真さんのコンサートへ

2024-05-25
昨夜は福岡市天神にある電気ビルみらいホールにピアニストの小曽根真さんと若手のベイシストと
ドラマーを加えたトリオのコンサートを聴きに行きました。



昼前にレクサスLSに乗ってエンジンをかけて、
CDプレイヤーに『TRiNFiTY』のアルバムを入れると、
前回に小曽根さんのコンサートの帰りに聴いた時よりも良い音で聴こえました。



おそらくレクサスディーラーでファームアップか何かでダイナミックレンジが増して、
SHMという方式のCDの良さが更に出ていました。



出かける前にお客様のUXの音を聴いていて、
レクサス車のマルチアンプの車は純正スコーカーの音を少し足さないと物足らなくなるので、
わずかに鳴らしていますが、LSとUXでスコーカーの位置の違いがあるので、
アウターでスコーカーの位置(向き?)が良いUXで聴くともっと良かったんだろうなと
思いながら進みました。



福岡店に着くまでLSであちこちを廻って用事を済ませて、
夕方のブログを書き込んだら代車のノートeパワーに乗って天神に向かいました。



レクサス違ってこちらはベーシックのトリプルパッケージながら、
オーディオレス車に楽ナビという利点もあって、低コストながら良い音で鳴っていました。



内蔵アンプの手前にフィルターの入っていないストレートなフルレンジの音は、
オーディオレス車ならではのもので、演奏の良さと録音の良さとSHMのマテリアルの良さの3強のCDです。



ノートはサイズが小さいので天神では直ぐに止める所が見つかり、
九州電力関連のビル群の中の最も南区に近いビルの4階の電気ビルみらいホールに向かいました。



4階までエスカレーターで上がると開場を待つ人がおられて、
小曽根さんのコンサートとあって品格のある方が多く、
小曽根さんのファンの方はお医者さんが多いというのも演奏を聴いた後に納得出来ました。



会場に入ってから演奏前までは撮影して良かったので、ステージの楽器を撮影して、
横の方にはPA用のスピーカーもあったのですが、自分の席は前の方の真ん中だったので、
ベースアンプの音以外は生音で聴けて、
先ほどまでの車内の音が良いと言ってもさすがに生音に比べたら劣っているのが分かります。



自分はこれまで何度もジャズやクラッシックや古典のコンサートのスポンサーを行った事があって、
その時に帰りの車列を見送っていて、おそらく皆さん純正オーディオの音で先ほどの演奏と同じ曲を聴きながら
帰っておられるのですが、皆さん同じ様に笑顔で帰られています。



なぜ純正オーディオなのに笑顔というのは、おそらく小音量で先ほどの演奏と同じ曲を聴くと、
それが引き金になって頭の中にある先ほどの素晴らしい演奏を思い出して笑顔なんだろうなと思いながらも、
「そのBGMをベーシックのWかトリプルで聴いたらもっと良いのにな?」と思いながら
何度もコンサート帰りの車列を見送った事があります。



まだまだ自分の努力が足らなくて、そんな音楽好きの方に使って頂いていないという悔しさもありますが、
地道にそういう方にサウンドピュアディオの良さを知って頂きたいと常に思っています。



コンサートの方はトリオでのツアーは今回が最終日で、
脂の乗りきった息のあった演奏が1曲目から聴く事が出来て、1部と2部の間に15分の休憩があって、
2部のスタートは最もアップテンポの曲で始まりました。



途中のMCではベースの小川晋平さんとドラムのきたいくにとさんとの
出会いからレコーディングまでの深い話が聞けて、
優れた演奏家同士で引かれるものがあったのだろうという事が分かりました。



アンコールを含めて2時間ちょっとのコンサートが終わって、
自分はそのままノートに乗って宇部市に帰りましたが、
こういった素晴らしい演奏を聴いた後はオーディオレス車にフルシステムを組んだ状態で
聴いてみたいなという欲が出て来て、今はフルシステムの車を持っていないので、
早くセレナが納車されてフルシステムで昨日の演奏と同じ曲を聴きたいという気持ちを強く持ちました。



実は小曽根真さんとお付き合い出来る様になったのはあるお客様のおかげで、
福岡県でピアノの調律師を手配されている会社の社長さんがピュアディオ製品を気に入って頂いていて、
「ここの音は一般的なカーオーディオの音とは違います。」とお口添えして頂いていたという事がありました。



他のお店とは全く違う本当の音のカーオーディオの表現がある事を、
多くの音楽ファンの方に聴いて頂きたいといつも満員の会場を見回して思ってますが、
一人一人草の根運動的に生演奏を聴く前にイメージを高めながら会場に向かって、
帰りは先ほどの演奏を思い出す引き金が少しでも本当の音に近ければもっと楽しいのにと、
コンサート会場に足を運ぶ度に自分の力不足を感じています。



最後になりましたが、一部と二部の間の休憩時間に楽屋にお邪魔させて頂いて、
小曽根真さんと記念撮影をさせて頂いた写真を掲載致します。



昨日の宇部店の作業

2024-05-24
今日は昨日の宇部店の作業をご紹介します。



まずはピュアディオブランドのベースグレードのPSTケーブルから
最高級のPMBにスピーカーケーブルを交換したレクサスUXは・・



ラゲッジ下に仕込んだナカミチのPA-504CEのアンプの手前に
30バンドのアナログイコライザーを追加で取り付けました。



アンプボードの下には井川が一から手巻きしたコイルが入っています。



それとは別にグローブボックス下にも8ピース構成のピュアコンが入っていて、
音を聴きながら細かく値合わせを行って、
リアの30バンドのイコライザーと純正ナビ側の3トーンと合わせて全体のバランスを取っています。



ダッシュにはJU60のブラックタイプを取り付けて、
ドアのZSP-LTD15と他の純正スピーカーを含めてトータルで音を決めています。



同じレクサス車なのに当社のLSに比べてダッシュの形状がUXの方がオーディオ向きなのと、
アウターバッフルのZSPと30バンドイコライザーとカスタムエディションのパワーアンプの効果もあり、
LSのプレミアムベーシックをはるかに超える音の表現が出来ています。



UXの音調整が終わったら今度はピット内のクラウンスポーツの作業に入り、
一度純正のディスプレイオーディオを使ったフルシステムで納車させて頂いたのですが、
前に乗っていた車に比べると音質が劣るという事で、再入庫となりました。



グローブボックスを加工して、ナカミチのCD-700KKが付く様に準備しています。



最後はヴェルファイアのフルシステムから純正へ戻す作業で、
新型のヴェルファイアが納車される順番が回って来たので、
フルシステムを取り外して次のヴェルファイアへと移設して行きます。



ここまでが昨日の宇部店の作業で、今日はこれから宇部市で散髪をして、それから福岡店へ移動します。



LSのプレミアムベーシックの音が聴いてみたいと言われる方があるので、LSは福岡店に置いて帰ります。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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SOUNDPUREDIO 福岡店

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