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取付ブログ

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日産アリア スピーカーの音質アップ 後編

2023-04-26
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、日産の電気自動車アリアの続きです。



ドアの外板裏に防振マット3種類と、ゴールドの防振メタルを貼り合わせて、
ベーシック防振を完成させました。



これだけでいいの?と不思議に思われる方もある様ですが、
貼り過ぎると低音が強調されて聴こえてばらすが悪かったり、中音と低音の間の音が詰まって聴こえたりと、
デメリットが多いので、指で響く周波数と響きの中心を見つけて貼って、
無駄が無くてクリアーな音の防振を行っています。



外した内張はセメントコーティングの施工を行って、乾燥したらドアに戻して、
方ドア2層の防振で良い響きと、静粛性と断熱性を上げて、快適なクルマに進化させます。



電気系の作業をする班はラゲッジのアンダーカバーを外して・・



右サイドの内張を外して、BOSEのアンプから音信号を取り出します。



取り出した信号はピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプで
グローブボックス下に引いて行き、床の構造が複雑なので縦にピュアコンを2個取り付けました。



ピュアコンから取り出した信号の高音部は、
PSTケーブルの高音域専用モデルに繋いでピラー裏まではわせて、
ダッシュのスコーカーのグリルの上に付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターに繋ぎます。



これで中音域と高音域のスピーカーの距離が近くなり、
ピュアコンで適切な周波数幅とレベルとインピーダンスを調整して、
本来の音楽に近い状態で再生出来る様に再生します。



ピュアコンは従来のモデルに加えて、今は必要ないけれど、
将来この値が必要になるかもしれないという値を予測して作っておいて、
たまたま従来モデルが全て当てはまらずに、運良く予備のストックがカスタマイズ無しでハマりました。



色々な音源を再生して、最後にFM山口の放送と、DEENの池森さんのボーカルの音源を鳴らして、
音にズレが無い事を確かめてから納車の準備に入りました。



入庫庫時はトレブルを上げても高音が足りなくてこもっていたのが、
入庫時のトーンから下げて聴かないと音がきつく感じるぐらい、
ドアのウーファーとダッシュのスコーカーはそのままなのに、音の効率はかなり上がりました。



その日はアリアの他に三菱のアウトランダーPHEVも入庫していて、
うちのアウディeトロンも含めて3台の電気自動車が並んでいました。



車の電動化が進むとオーディオの音環境は良くなりますが、逆に悪い部分はそれなりに目立ちだして、
不満が出て来る部分でもありますが、かなり前から電動車を購入して実験して、
そういった不満に日常使いの実走行を行って改善策を考えているのがサウンドピュアディオです。



日産アリア スピーカーの音質アップ 前編

2023-04-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産の電気自動車のアリアです。



アリアは日産の内覧会で実車を見て、オーディオの試聴を行い、ディーラーの試乗車も乗ってみて、
当初は購入する予定でしたが、一時期受注を中止していたので買う事が出来ず、
代わりにアウディのeトロンを購入したために、今回のアリアでパッケージの開発を行う事になりました。



まず調査はディスプレイオーディオを取り外して、裏からプリレベルが出ている事を確かめて、
アンプの位置を探して出力を取り出します。


ここはテレビキャンセラーを取り付けるためには、取り外す必要がある部分で、一度外した形跡がありました。



納期は土曜日の午前入庫の日曜日の15時納車で、この時点で福岡店から応援を呼んで、
電気周りと防振関係で2班に分かれての合同作業とする事にしました。



電気班はスピーカーの構成と鳴っている音域とインピーダンスを調べて、
内張を外してドアスピーカーの正確なインピーダンスを測りました。



この16センチスピーカーは2Ω設計で、通常2Ωと書いてあっても静止時か平均値のインピーダンスで、
鳴らす音域により上下して、低い所で1・5Ωの高い所で3Ωぐらいと、
どの周波数でどういうインピーダンスかが問題で、
それを知った上で最終的な合成インピーダンスで理想的な値に合わせます。



これは一般的なアンプ内蔵のDSPではレベルの上下だけのコントロールしか出来ず、
ピュアコン方式ならではの合成インピーダンスのコントロールで、
レベル操作では出来ない音色のコントロールを行っています。



ミラーの裏にはBOSE社のツイーターが付いていて、
きと能率が悪いのと拡散性が少ないユニットなので、これは不満に思われる部分です。



ダッシュの上には中音域用のスコーカーが付いていて、合計で3WAYの構成となっています。



純正のツイーターの配線を抜いて、一度2WAYで音を鳴らしてみて、
その後で効率と拡散性の高いツイーターを借り付けして、
調査を行ってからベーシックパッケージの作業を進めました。




このあたりの作業は福岡店のメンバーと自分で行って・・



防振関係は宇部のスタッフが行い、内張を外すと裏には白い吸音フェルトが大量に貼ってあり、
電気自動車の静粛性を高めていますが、スピーカーの音質アップと、
吸音フェルトで取れない騒音をカットするために、フロントに2層の防振を加えました。



内張りの表を全てマスキングして、更に裏側のコーティング剤が浸みてはいけない場所をマスキングして、
プラスティックの津ツルツルの滑る部分に粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様に下地を作ります。



今日のところはここまでで、後日後半の内容を『後編』で掲載させて頂きます。



プジョー308 ディスプレイオーディオ取付

2023-04-23
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、プジョーの308です。



既にフルシステムが付いているお車に、アルパインのディスプレイオーディオの取付を行いました。



システムはダッシュにワイドスタンドを製作して、B&W製の限定のツイーターを取り付けて・・



ドアにはアウターバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSPのブラックの限定のミッドを取り付けています。



ラゲッジには奥にナカミチのPAー2002のアンプ2台と、
手間前に25センチのZSPの限定ウーファーと、
右サイド下にピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが入ったフルシステムです。



最初はプジョー純正のディスプレイオーディオをお使いだったのを・・



グローブボックスを加工して、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けました。



それだけでなく、アームレスト下のボックスを加工して、ナカミチのCD-700KKを取り付けて、
縦付けなのでCDプレイヤー部は使わなくて、プリアンプとデジタル・アナログ変換だけをここで使用して、
こだわりの一台に仕上がっています。



全ての作業が終わったら、タブレットを繋いでイコライザーとチャンネルディバイダーの調整を行います。



ブログで説明すると簡単ですが、
実際にはかなりの時間を要してグローブボックスとアームレストを加工しています。



やっと仕上がってこれから納車されます。



そういえばプジョーの横に当社のNボックスが止まっていますが・・



ベーシックのツイーターを外して、マスキングをしてパテ形成でワイドスタンドを製作しています。



デモカーのNボックスはベーシックパッケージのままですが、
お客様のNボックスのワイドスタンドを当社の車であらかじめ作成しておいて、
お客様のお車の預かり期間を短くしているのでした。



デモカーが沢山あるとこんな事も出来ます。



ランドクルーザー・プラド カーオーディオの音質アップ その1

2023-04-22
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのランドクルーザー・プラドです。



お隣の熊本県からお越し頂きました。



オーディオレスの状態で入庫となって、フルシステムの取付を行っています。



まずはドアの内張と防水シートを剥がして、
何も貼ってない外板裏に3種類の防振マットとゴールドに輝く防振メタルを貼り合わせます。



響きの中心点を見つけて、その響きの周波数を落とす材質を貼り合わせるピンポイント防振は、
ドアが重たくならないのと、ブチルゴムの響きがスピーカーの音になじらないので、かなり好評です。



防水シートを剥がすとサービスホールが出て来て、そこに金属シートを貼って埋めて、
端の方は全てシリコンを塗って将来剥がれを起こさない様にしてあります。



外した内張にはセメントコーティングの施工を行って、一度剥がした吸音材を元の位置に戻します。



スピーカーの穴は一時的に金属シートで塞いで、後でアウターバッフルを取り付ける時に穴を開けます。



また防水シートはもう付ける必要がなく、普通は捨てられる事が多いのですが、
将来事故等で作業が発生した時に、金属シートを剥がされた事があると、
その時に防水シートが無いからとディーラーで新品を出された事があったので、
万が一の事を考えて今は貼り付ける様にしています。



プラドには方ドア3層のフル防振が完成して、次はドアにピュアディオブランドのPMBケーブルを通して、
アウターバッフルの準備に入ります。



ダッシュにもPMBケーブルを引いて行き、ワイドスタンドの準備に入ります。



ドライブレコーダーの取付もあって作業はまだ続きますが、続きはその2・その3でお届け致します。



JU60ツイーター取付

2023-04-21
今日ご紹介するのは、先日の宇部店の作業から、JU60ツイーターを取り付けた2台です。



まずは白いノートeパワーは、最初の取付で将来的にJU60の取付を行うだろうと、
ATX-30ツイーターをワイドスタンドを製作して取り付けていました。



そこから一度JU60のシルバータイプを取り付けて頂いていて・・



今回JU60ブラックタイプに交換しました。



ただユニットを交換しただけでなく、ピュアコンのブラックボックス4個と赤いコイルを交換して、
一からマッチングを取り直しているので、ツイーターを交換する作業以上に音合わせに時間がかかっています。



特に今回の目玉はAAAのツイーターアシストユニットで、ノーマルからA、AからAA、
そしてAAAと進化して来て、Rの後の数字が以前は2のモデルが多かったのですが、
これは198と197になっています。



ネタを明かすと以前のモデルは係数が2・0のパーツを使っていたのが、
選別を行って1・98と1・97のパーツだけを厳選して、
小数点以下2桁目が1違うだけで音の差を出してチューンしている優れ物です。



2が適性のツイーターもありますが、
JU60のブラックは取付の状態から197と198を試聴して選んでいます。



そしてもう1台のJU60ブラックの取付は、こちらのスイフトです。



ナカミチのCD-700KKとアルパインのディスプレイオーディオのシステムで・・



ドアスピーカーがノートのZSP-LTD15に対して、
こちらはZSP-MIDで、ツイーターとミッドの音域違うのと、インピーダンスが0・5Ω程度違うので、
ピュアコンの値が違ってきます。



撮影時が屋外で黒りだったので、かなり綺麗に撮影出来ました。



ブラックタイプは表面の反射が柔らかなために、艶のある独自のサウンドで、
シルバータイプから交換すると、その特徴を引き出すためにかなり時間をかけてパーツの値合わせと、
イコライザー調整を行って出庫させて頂いています。



  • 株式会社オーディオボックス
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