取付ブログ
アルファード JBLサウンド車の音質アップ
2025-10-22
今日ご紹介する1台は、月曜日の福岡店の作業から、トヨタのアルファードのJBLサウンド仕様車です。
工場装着の大画面ディスプレイオーディオ付きのお車で、
工場装着の大画面ディスプレイオーディオ付きのお車で、
ピラーの根元にJBLのマークが付いたツイーター付きのお車に、
JU60ツイーターを使ったプレミアムベーシックパッケージに、ドア4枚の防振施工を行いました。
今回のJBLサウンドはこれまでの方式と変っていて、
ドアのウーファーに車輛アンプで低音のみを送って、
ダッシュのツイーターとスコーカーに中高音のみを車輛アンプから送るマルチアンプ方式だったのが、
ドアのウーファーとピラーのツイーターにフルレンジ信号の中音域を弱めた信号を分配して送って、
ダッシュのスコーカーに中音域のみを車輛アンプから送るというこれまでに無かった方式で、
これまでのプレミアムベーシックの接続方法では対応出来ませんでした。
作業はまずは防振作業から入って、
作業はまずは防振作業から入って、
内張を外すとオレンジのエッジの音響レンズと呼ばれている中音域を通しにくくした
プラスチックのグリルが付いたウーファーが見えます。
スピーカーとインナーパネルを外して、
スピーカーとインナーパネルを外して、
フロントの何も貼ってない外板裏に共振点の違う防振材を貼り合わせます。
外した樹脂のインナーパネル金属シートは金属シートをを貼って、ポコポコ鳴る響きを抑えています。
シートはブチルゴムの成分を含まない、金属とラミネート成分のみで、
外した樹脂のインナーパネル金属シートは金属シートをを貼って、ポコポコ鳴る響きを抑えています。
シートはブチルゴムの成分を含まない、金属とラミネート成分のみで、
鈍い響きにならない様にコストをかけています。
前後のドアの内張りはマスキングして、セメントコーティングの施工を行いました。
元々大きな内張に振動が通過しない様にややランダムな格子が作ってありますが、
前後のドアの内張りはマスキングして、セメントコーティングの施工を行いました。
元々大きな内張に振動が通過しない様にややランダムな格子が作ってありますが、
それに加えてセメントコーティングを規則性を持たないランダムに厚い薄いを作って塗って行き、
振動を通過を防いで、スピーカーの音の響きを整えて、車の静粛性と断熱性をアップさせます。
中音域が薄いフルレンジに中音域のみをプラスする特殊なマルチアンプのために
中音域が薄いフルレンジに中音域のみをプラスする特殊なマルチアンプのために
これまでのピュアコンの配列では上手くいかず、
JU60だとツイーター足須地ユニットを付けたら音が綺麗になるのが、
逆にアシストユニットを付けない方が音が綺麗で、
値もこれまでのトヨタのJBLサウンド車のものが参考にならず、
独自の値を1から探り出す必要があって、セッティングにはかなり時間を要しました。
センタースピーカーも付いていて、
センタースピーカーも付いていて、
ここのレベルはディスプレイオーディオの音調整機能では動かせず、
アッテネーター回路を付けて上げたり下げたりして調整して、
そこが整ってからバス・ミッド・トレブルの3トーンを1クリックづつ動かして音を追い込んでいきました。
写真10枚にすると簡単そうに見えますが、
写真10枚にすると簡単そうに見えますが、
新しい車種の新しい純正オーディオの方式に全て対応するために、
あらかじめある程度の車種は購入して実験してシュミレーションしていますが、
レクサスLSやクラウンスポーツを購入せずにいきなり今回の様なシステムだと対応に困って
スピーカーユニットのみの交換という専門店もある様ですが、
各ユニットのインピーダンス値やユニットごとの周波数帯域幅などで、
単純にユニットの入れ替えだけでは大きくバランスを崩す事もあるので、
サウンドピュアディオのベーシックパッケージやプレミアムベーシックは、
これからの複雑な純正システムに融合させる事が出来る適切な手法だと考えています。
プレミアムな車種なアルファードが、
サウンドピュアディオの技術と製品で、真のプラミアムな車に変身しました。
カローラツーリング カーオーディオの音質アップ
2025-10-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業からトヨタのカローラツーリングです。
純正のディスプレイオーディオを取り外して、アルパインのビッグ✕に交換しています。
ドアはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、
純正のディスプレイオーディオを取り外して、アルパインのビッグ✕に交換しています。
ドアはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けて、フロント2WAYのハイエンドとなっています。
更にリアのラゲッジサイドを加工して、
更にリアのラゲッジサイドを加工して、
JBLのウーファーを埋め込んで、車1台で3WAY構成となって、
ラゲッジのアンダーにパワーアンプとチャンネルディバイダーを取り付けています。
バッテリーはノーマルからボッシュに交換して、音の透明感をアップさせています。
全ての組み立てが終わってビッグ✕を鳴らして、
バッテリーはノーマルからボッシュに交換して、音の透明感をアップさせています。
全ての組み立てが終わってビッグ✕を鳴らして、
まずはタイムコレクションを全てゼロにして、素直な音色にしてから音調整に入ります。
それとビッグ✕にはピュアディオ独自のコントロールコンバーターを取り付けて、
それとビッグ✕にはピュアディオ独自のコントロールコンバーターを取り付けて、
より正確な音色になる様に調整します。
システム全体がパワフルなので音を強調するメディア・エクスパンダーは不要なのでオフにして・・
フロントのイコライザーとリアのチャンネルディバイダーの両方で音調整を行って、
システム全体がパワフルなので音を強調するメディア・エクスパンダーは不要なのでオフにして・・
フロントのイコライザーとリアのチャンネルディバイダーの両方で音調整を行って、
ピュアコンの値も細かく動かして音調整を行いました。
カローラ系のディスプレイオーディオとビッグ✕の交換は簡単ではありませんが、
カローラ系のディスプレイオーディオとビッグ✕の交換は簡単ではありませんが、
フルシステム化に合わせてフロントパネルを作り直して装着を可能にしました。
年々後付けのオーディオが付け難くなって来ていますが、
このカローラツーリングではメインユニットを交換しての音質アップをする事が出来ました。
アウディTTクーペ カーオーディオの音質アップ
2025-10-19
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から。アウディのTTクーぺです
オーディオの画面は全てメーターパネルの中に表示されて、
オーディオの画面は全てメーターパネルの中に表示されて、
ディスプレイはダッシュ上には無いタイプのお車です。
純正オーディオを活かして、ドアにピュアディオブランドのZSPーLTD15をインナーで取り付けて・・
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60のブラックタイプのツイーターを取り付けて、
最初は車輛アンプで鳴らしておられました。
途中でハイローコンバーターを取り付けて、ラゲッジにナカミチのPAー1002を取り付けられて、
途中でハイローコンバーターを取り付けて、ラゲッジにナカミチのPAー1002を取り付けられて、
パワーアップして音楽を楽しんでおられましたが、
今回ピュアディオ独自設計のコントロールコンバーターを取り付けました。
最初は青ラベルのスパッと音のキレの良いタイプのコンバーターを取り付けて音を調整していましたが、
最初は青ラベルのスパッと音のキレの良いタイプのコンバーターを取り付けて音を調整していましたが、
ピュアコンの9個あるユニットをあれこれ変えて音調整をしていたら、結局9種類全て換える事になりました。
色々組み合わせを音を追い込んでいたら、かなり音がシャープになって来たので、
色々組み合わせを音を追い込んでいたら、かなり音がシャープになって来たので、
コントロールコンバーターは2番目にマイルドなピンクラベルの物に交換して音調整を行って、
ブラックボックスやコイルをあれこれ換えて生音・生声に一番近くなる組み合わせに辿り着きました。
最後はメーターパネル内のサウンドエンターテイメントの項目で高音を1クリック下げて、
最後はメーターパネル内のサウンドエンターテイメントの項目で高音を1クリック下げて、
そこで音調整を終了しました。
今回で3回目の入庫となりましたが、
今回で3回目の入庫となりましたが、
車両アンプ⇒ナカミチアンプ+ハイローコンバーターからナカミチアンプ+コントロールコンバーターで、
今考えられる最もフロント2WAYでプロのスタジオ的な音に仕上がりました。
デリカD5 スピーカーの音質アップ その2
2025-10-18
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、デリカD5の続きです。
外板裏の響きを確かめた後に、工場装着の防振材の周りを避けて4種類8個の防振材を貼り合わせました。
シルバーの四角のマットを2分割したので、合計9カ所をピンポイント防振して、
外板裏の響きを確かめた後に、工場装着の防振材の周りを避けて4種類8個の防振材を貼り合わせました。
シルバーの四角のマットを2分割したので、合計9カ所をピンポイント防振して、
ドア全体の響きをスムーズに抑えて、抑圧感の無い適切な響きに調整しています。
外した内張はセメントコーティングの施工を行って、昨日は天気が良かったので天日干しで乾燥させました。
内張りはあちこちに移動して、右へ左へと動かして施工するので、表面はガッツリマスキングしてあります。
乾燥してマスキングを外して、吸音フェルトを元に戻して、内張を組み付けたらドアの作業は完了です。
デリカのお客様は今回初めてのお付合いで、
外した内張はセメントコーティングの施工を行って、昨日は天気が良かったので天日干しで乾燥させました。
内張りはあちこちに移動して、右へ左へと動かして施工するので、表面はガッツリマスキングしてあります。
乾燥してマスキングを外して、吸音フェルトを元に戻して、内張を組み付けたらドアの作業は完了です。
デリカのお客様は今回初めてのお付合いで、
会社の同僚の方のピュアディオで施工された車の音を聴かれて購入を決められたのですが、
ドアのスピーカーを純正をそのまま使うというのは、
最初はどなたも「本当に大丈夫なのかな?」と思われる様です。
今回ご説明したのは、過去に量販店でトレードインスピーカーを付けられたピアノの講師の方が、
あまりに音が変だという事でピュアディオに来店されて、
トレードインスピーカーを外してドアスピーカーを元に戻して、
ベーシックパッケージを取り付けたら音に納得されたというお話をしました。
そのピアノの講師の方がトレードインスピーカーに不満を持たれた根源は、
音にメリハリを付けて音が良くなった様に聴こえさせるために、
ほとんどのトレードインスピーカーがピアノの調律の最初の基準になる部分の周波数をバッサリと抑えていて、
その周波数はドアでこもりやすい部分なのでそこを出さない様にすればスッキリするのですが、
ピアノの講師の方からすればそこを抜くとは考えられない事なので、
それでピュアディオに来店されてベーシックパッケージを取り付ける時に
ドアスピーカーを純正に戻したのでした。
こもった音の純正スピーカーもドア防振とピュアコンを通す事でこもった感じが無くなって、
結局必要な音域を落とさず音質改善出来て、
音楽に精通された方が聴いても不満が出ない音造りとなっているのです。
そんなお話をして納得して頂いて、
代車のベーシックパッケージのドアスピーカーが純正の状態で数日間出かけられて
その間に作業をしているという訳です。
そしてAピラーを外して根元までピュアディオブランドのPSTケーブルの高音用で音を送ってきて、
JBLのP560Cのツイーターに繫ぎます。
ダッシュの上にはマットが敷いてあるので、ここである程度吸音する事を考慮して、
ダッシュの上にはマットが敷いてあるので、ここである程度吸音する事を考慮して、
グローブボックス下に設置するピュアコンはいつもよりツイーターレベルと周波数レンジを多めにして、
ドアスピーカーとのマッチングを聴きながら値を選んでいきます。
ビッグ✕の電源を入れるとデリカD5専用のタイムコレクションとイコライザーパターンが入っていたので・・
まずはタイムコレクションを全てゼロにして、
ビッグ✕の電源を入れるとデリカD5専用のタイムコレクションとイコライザーパターンが入っていたので・・
まずはタイムコレクションを全てゼロにして、
調整が終わるまでここはゼロのままにして、本来の音楽の正確な音色で鳴る様にします。
イコライザーを合わせながら同時にピュアコンの値も変えて、生音・生声に近くなる様に合わせていきます。
最初は足らなく感じる周波数を上げていたのですが、
イコライザーを合わせながら同時にピュアコンの値も変えて、生音・生声に近くなる様に合わせていきます。
最初は足らなく感じる周波数を上げていたのですが、
調整が進めば進むほどイコライザーは下げる事はあっても上げる事はなく、
中音域から上はほぼフラットが一番滑らかな音になっています。
デリカD5はもう少し音調整を詰めていき、明日に納車させて頂く様に準備していきます。
デリカD5 スピーカーの音質アップ その1
2025-10-17
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、三菱のデリカD5です。
鳥取ナンバーのエリアからお越し頂きました。
アルパインのデリカD5専用のビッグ✕を装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、フロントのベーシック防振と前後のセメントコーティングの施工の、
4thパッケージの作業を行っています。
まずはフロントのドアの内張りを外して、防水シートも外して外板裏の防振を行います。
デリカD5はスピーカー位置が通常よりも中ほどに付いていて、
まずはフロントのドアの内張りを外して、防水シートも外して外板裏の防振を行います。
デリカD5はスピーカー位置が通常よりも中ほどに付いていて、
ドア下部のスピーカー位置に対して中音域の上の方がリスナーにの耳に入りやすいので、
ドアスピーカーの上限周波数を決めるピュアコンのコイルは巻きが多くなります。
実はたったこれだけスピーカー位置が上がるだけで、
コイルの巻き数は3倍から4倍までの巻き数が必要になるので不思議なものです。
ピュアコンが発売される前の時代で、
ノーマルネットワークを使用していた頃はドアの上の方にスピーカーが付いているお客様からは、
「自分の車は友達の車に比べて音が悪い様な気がする。」と言われていて、
スピーカーの位置の違いにネットワークのコイルの巻き数を合わせていないと、
そんな不満が多く聞かれた時期もありました。
ピュアコンの前に市販のネットワークの中のコイルを大きくして
こういった車種に対応している時期もあったのですが、巻き数が極端に多くなり、
ネットワークのケースの中に納まらないので外に出して付けたのが、
今のピュアコンのブラックボックスの外に
ドアスピーカー用のコイルが出ているというスタイルの原型になっています。
外板裏に手が届く様になったら指で鉄板をはじいて、響きの中心と響きの周波数を調べて、
どこにどの材質を貼るかをマーキングします。
このデリカD5は外板裏の真ん中に横に一直線に防振材が貼ってあり、
このデリカD5は外板裏の真ん中に横に一直線に防振材が貼ってあり、
これを含めた状態でドア全体の響きをコントロールします。
リアのスライドドアの内張りも外して、前後の内張のセメントコーティングを行います。
マスキングを行って、機械でツルツルの裏面に粗目を付けて・・
奥の狭い部分はピックを使って粗目を付けていきます。
下処理が終わったらコーティング剤を規則性を持たないランダムな状態で塗っていきます。
リアのスライドドアの内張りも外して、前後の内張のセメントコーティングを行います。
マスキングを行って、機械でツルツルの裏面に粗目を付けて・・
奥の狭い部分はピックを使って粗目を付けていきます。
下処理が終わったらコーティング剤を規則性を持たないランダムな状態で塗っていきます。
今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。


















































