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取付ブログ

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今のサウンドピュアディオが出来るまでの40年史+12 第10話 1985年から87年

2023-01-25
今のサウンドピュアディオが出来るまでの40年史+12はよいよ10話目となり、
カーオーディオ専門店を始めた時はアルパインとケンウッドを主力に販売していた
『カーオーディオ専門店オーディオボックス』は、主力商品をナカミチとJVCに変えて行っていました。



その理由は当初は地味で音質一筋で売れていた会社も、
販売数が増えて量販店での店内シェアが上がって来るとどうしてもキラキラした仕様に変わって来て、
そこにちょうど地味な見た目で音質一筋で後発で出て来たナカミチとJVCに移って来て、
スピーカーはデッキの2社に加えてJBLとBOSEの2本立ての、合計4ブランドで商売が出来るという、
ある意味いい時代でした。



後にJVCは大きく方針を変えて、地味な音質重視の中級機から、
サンヨーと同じ価格帯の安くて鳴ればいいに変わってしまい、
メーカーぐらいあてにならないものはないと、かなり痛い目にあわされました。



そんなカーオーディオが過渡期の時代の1985年の12月には山口県にはこれまで無かった
FMの民間放送局が開局して、それが現在サウンドピュアディオスタジオがある山口市緑町のFM山口です。



これは山口県のカーオーディオに大きな変化をもたらせて、
これまで車の中ではカセットテープ音楽を聴いていたのが、FMラジオで音楽や会話が聴けるという、
画期的な市場に変化が起きて、カセットテープだけ聴ければいいから、
FMも良い音で聴けないとと販売の中心が大きく変わって来ました。



それまでもNHKのFM放送もありましたが、クラッシックに邦楽に朗読にとあまりに幅が広くて、
若者が好む音楽がめったに流れなかったのでFMチューナーやFMチューナー付きのデッキは
好まれませんでした。



これが一気に逆転した訳で、これを指をくわえて見ている訳には行かないと、
自分の家にあったミキサーとレコードプレイヤーとCDプレイヤーを駆使して番組のサンプルを作って、
FM山口に持ち込んで1986年から1年間ほど音楽番組のDJをする事となりました。



番組は洋楽のノンストップ物の30分番組で、
12・3分のノンストップ物を全半・後半で2タイプ流すというスタイルで、
日曜日の夜に放送していましたが、まあまあ人気のある番組だったと自分では思っています。



これは現在のスタジオですが、現在はCDプレイヤーが4台並んでいるのが、
当時はレコードの方がメインで、レコードプレイヤーが2台のCDプレイヤーが2台で、
番組としてはレコードとCDが半々ぐらいで再生していました。



スタジオのスピーカーは当時からすると2回入れ替えが行われていて、
今のスピーカーの3倍はある大型の物が使われていました。



銘柄は何と三菱電機で、ダイヤトーンのスピーカーも局内にありましたが、
放送局用の三菱ブランドのスピーカーと、市販用のダイヤトーンで全く音色が違うという驚きがあって、
三菱のスピーカーが無色透明の音に対して、ダイヤトーンは明るくキラッと輝いた音で、
同じ三菱電機が作りながらも全く別な物で、自分の音造りの原点は実は三菱電機の放送局用スピーカーでした。



ただ三菱電機の放送局用スピーカーは1世代で終わってしまい、
自分はその後B&W社のマトリクス801のスピーカーを購入して、
これがその後に世界基準のモニタースピーカーになったので、
これで音楽を再生させて車の音造りの手本としていました。



そのためサウンドピュアディオのデモカーは今でも指定ナンバーで801にしているのです。



番組は当初は『ソウル&ディスコステイション』という番組名の30分番組で、
後に『ソウル&ディスコステイション86』という60分番組して、
後で考えたら60分にしたのが明らかな間違いで、
60分になる時に自分の一人喋りから女性アシスタントが付くのを承認したら
当初のカラーが変わって不作に終わり、また30分番組に戻して『ディスコ・フリーク』と改名して
それなりのヒット作となり、まあ色々あって1年で番組製作と番組出演は終わりました。



この30分番組から60分番組にしたのは確かに間違いでしたが、
後のビジネスにおいて安直な拡大をしないとか、客層を無意味に拡大するために景品を配らないとか、
今のニッチな部分で確実なファンを掴むという手法に変わった基礎になっています。



それから25年ぐらいが経って、店名も『オーディオボックス』から『サウンドピュアディオ』と変わって、
FM福岡制作の音楽番組をサウンドピュアディオ提供でFM山口でも放送する様になって、
そのPRで懐かしいFM山口の第一スタジオに出入りする様になりました。



1986年当時はFM山口の建物のこの部分で、30分番組を作るのに2時間以上かけて、
曲と曲のつなぎがいまいちとか、レコードをクリーナーでピカピカに磨いで、
埃でピチッ!というノイズが少しでも入らない様にと、事前にリハーサルで再生させたりと、
モニタースピーカーを真剣に聴いてDJブースに入って、
ノンストップミックスに合わせて喋りを入れていました。



もちろん行は車の中でカーオーディオでレコードプレイヤーからカセットテープに録音した物か、
アルパインのCDで聴くかで、曲順に合わせて再生しながら移動していましたが、
あまりにスタジオとの音の差にうんざりする時も多々あり、
「車の中でスタジオの様な音を再生する事は出来ないのか?」という疑問が生まれて、
もし1年間FM山口のスタジオで番組制作をしていなかったら
今のサウンドピュアディオの音は存在しているのか?というぐらいの濃い1年間を過ごしました。



そこから20年ぐらいはFM放送は聴くものであって参加するものではなかった所から、
2023年の1月からあのFM山口の第一スタジオは
FMYサウンドピュアディオスタジオという名前に変わって、
毎日1名様にプレゼントされているサウンドピュアディオスタジオとデイカラーズのコラボステッカーが
リスナーから好評という話で、時代はどこでどうなるか分からないな、と思いながら過ごしています。



今のサウンドピュアディオの音造りはオーディオ業界の情報だけでなく、
放送業界や音楽業界に精通して、他には無線機業界にも精通していて、
これらの4つの情報を合わせて出来ているのが今のサウンドピュアディオの技術です。



FM山口に洋楽のノンストップのDJ物を持ち込む前は、
ミキサーを駆使して洋楽のノンストップ再生をしてパーティーなどのDJをしていて、
その曲と曲を繋ぐタイミングは高校時代苦労した国家試験に合格するためのモールス信号の
早打ち・早聞きでリズム感というかピッチを掴むの上手くなり、
カーオーディオ業界の中では異質の存在になっていると思います。



今回はカーオーディオ専門店として将来の方針が決まった、激動の1年間を書かせて頂きました。



トヨタ・シエンタ カーオーディオの音質アップ

2023-01-23
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのシエンタです。



これまでお使いだったカロッツェリアのサイバーナビを取り外して・・



アルパインのディスプレイオーディオに取り付けて、
ディスプレイオーディオのデジタル信号を下段のナカミチのCD-700KKのデジタル入力に入れて、
デジタルからアナログへの変換はCD-700KKのDAコンバーターで行っています。



そのためスマートフォンで聴く音楽が、これまでよりより生音に近く聴こえる様に改善されました。



使われているスピーカーは、ドアはフル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて・・



ダッシュにワイドスタンドを製作して、JUツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンド2WAYスピーカーとなっています。



ミッドはもう20年以上使われていて、3台前のお車から使い続けておられます。



ラゲッジルームの下にはパワーアンプとチャンネルディバイダーが入れてあり、
その上にエンクロージャーを載せてピュアディオブランドの25センチウーファーが付いています。



ミッドは20年以上同じ物をお使いですが、ウーファーとツイーターは2個目となっていて、
それも長年に渡ってお使い頂いています。



今回はディスプレイオーディオの取付にプラスして、8ピース構成のピュアコンをフルに替える事になり、
これで2回目のフル交換です。



スピーカーを10年20年と使って行くと新品の硬い時と特性が変わって来て、
柔らかい音になって来るので、その特性で最高の音になる様にセッティングし変えます。



現在宇部店のピットにはJU60専用のブラックボックスの棚が出来ていて、
今数えたら30種類のメインユニットと、6種類のアシストボックスがありました。



この部分だけで180種類の組み合わせが出来て、後はコイルとSWRの組み合わせで
数千種類の組み合わせの中から最も生音・生声に近い組合わせを探しました。



メーターパネルの周りには防振メタルに植毛塗装をした物を貼って、ダッシュの微細な鳴りを抑えて、
とんでもなく生音に近いシエンタが完成しました。



ボルボV90 ハーマンカードン車の音質アップ その2

2023-01-22
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、ボルボのV90クロスカントリーの続きです。



4枚のドアの防振が終わり、ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。



グローブボックス下にはブラックボックス4連のピュアコンを取り付けて、
最初は以前のB&W仕様の時の値を入れて鳴らして、そこから差異を探して値を変えて行きます。



洋楽・邦楽・インストなどあれこれソースを変えて聴いて、
最後はDEENさんのプラスティックラブで池森さんの音色に近いか確認します。



B&W用の値ではツイーターとスコーカーの間にかなり薄い音域があるのが分かり、
ドアのグリルを見てみると、スコーカーのグリルのヌケがかなり違う気がしました。



それもそのはず、以前の写真を取り出してみると、B&W仕様ではスコカーが見えるぐらいネットが薄くて、
これに合わせた巻きの大きいコイルではスコーカーの上限が足らなくなるはずです。



ツイーターはダッシュの上のJU60を使うので全く問題なく、
単品の性能としてはハーマンカードンのスコーカーの方が上の周波数が伸びているので、
徐々にコイルの巻き数を減らして行って、ちょうど良い巻き数を探しました。



またセンタースピーカーがB&W用はツイーターが立っていたのが・・



ハーマンカードンではグリルの中に埋まっていて、その分レベルが強くしてあり、
スコーカーの足らない部分もここで補っているので、アッテネーター回路を入れてコントロールしました。



トーンコントロールはバスとトレブルで、サブウーファーの音域は独自にコントロール出来たので、
ピュアコンの値と3つのトーンを動かして、最も生音・生声に近くなるパターンを探りました。



ブラックボックスはあれこれと値を変えて行き、ハーマンカードン仕様にピッタリ合う値を見つけました。



純正アンプとスピーカーの間にイコライザーを入れて
音域ごとのレベルを調整するという手法が一般的なカーオーディオ専門店では使われている様ですが、
これは音域ごとのインピーダンスが全くコントロール出来ず、ただレベルの下げ下げをしているだけで、
インピーダンスの上下による音色の調整が全く出来ないのと、
イコライザーに入力する前のハイローコンバーター部が貧弱だと音色が荒くなってしまい、
音の新鮮さが失われるために、パッシブネットワークをブロック化して、ユニットに送る周波数幅と、
インピーダンスとレベルが細かく変えられるピュアコン方式が圧倒的に有利で、
しかもトータルでかかる費用と得られる音質を考えるとコストパフォーマンスに優れています。



純正のハーマンカードンのプレミアムサウンドシステムに比べて大幅な音質アップが出来て、
V90のお客様にはとても喜んで頂けました。



ボルボV90 ハーマンカードン車の音質アップ その1

2023-01-21
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ボルボのV90クロスカントリーです。



ハーマンカードンのプレミアムサウンド付きのディスプレイオーディオ車に、
JU60を使用したプレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア4枚に2層の防振施工を行いました。



以前のV90はB&Wのプレミアムサウンドでしたが、
今回からハーマンカードンに納入メーカーが変わったそうで、
これまでのプレミアムサウンド用のデーターは使えないので、一からパッケージの開発を行いました。



ただドアの構造はこれまでと同じで、V90のドアはインナーパネルで覆われているので、
樹脂の響く部分に防振メタルを貼って、スピーカーの周りに防振マットを貼り付けた防振を前後に
行っています。



更に内張裏に粗目を付ける下処理を行って・・



前後のドアにセメントコーティングの施工を行っています。



元々頑丈に出来ている北欧車でもドア防振の効果はあり、音質・静粛性の他に断熱性も上がり、
今の寒い時期や夏の暑い時期は、ノーマルのドアと比べるとエアコンの利きがいいのが実感出来ます。



ドアの作業が終わったら運転席下の車両アンプから音信号を取り出して、
ピュアディオブランドの高級ケーブルのSKYでグローブボックス下まで音を引いて行きます。



高性能のSKYケーブルを使う事で、プレミアムサウンドとJU60の性能を最大限に取り出します。



今日はここまでで、これより先は後日の『その2』でお届け致します。



ホンダNボックス スピーカーの音質アップ

2023-01-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。



ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



来店去られ時にちょうどNボックス・カスタムがお店にあったので試聴して頂いて、
音はとても気に入って頂いたのですが・・



「自分のはカスタムではないので、ここにツイーターが付いていないので、
この音にはなりませんよね?」と聞かれて、
「いいえ、ここは鳴らしていないのでツイーター無しの車でも同じ音が出ます。」と自信を持ってお答えして、
そのまま入庫となりました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



次にダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
当社のデモカーと同じ仰角・振り角でセットします。



純正ナビからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号をグローブボックス下まで引いて来て、
比重の高いMDF板を敷いた上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けます。



白いボビンにピンクのラベルは井川が一から手巻きしたコイルで、
純度の高い銅線を一度ボビンに巻いて、おおよそのインダクタンスが取れたら一度ほどいて、
更にきつく巻いて希望のインダクタンス値に合わせて、それでも納得が行かなかったらもう一度きつく巻いて、
同じインダクタンスでもQ値が高いコイルを製作しています。



自分は中学生から高校生の時にはコイルを巻くのを趣味にしていて、
いかに高性能のコイルを巻けるかという事に青春をかけていて、
まさかそれが60を過ぎて役に立つとは全く思っていなくて、
学生で少ないお小遣いで遠くまで無線の電波を飛ばしたいがためのコイル巻きでした。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、調整用のCDやSDカードと、
FMラジオなどのソースを変えながらイコライザー調整を行いました。



福岡店だとこれまで時間が上手い事合うと、
サウンドピュアディオからの音で調整しましたと書いていたのが、
今年からFM山口の第一スタジオがFMYサウンドピュアディオとなったので、
自社のネームの放送局で音調整が出来る様になりました。



Nボックスのお客様は日曜日の『山下達郎のサンデーソングブック』が終わって直ぐの
ベーシックパッケージのCMを聞いて来店されたそうで、
CMの『超高音質を低価格で実現』という台詞が事が本当だった事をデモカーで体感されて、
その場で入庫を決めて頂きました。



入庫前の音と出来上がりの音にあまりに差があるので、
「本当にドアのスピーカーは替えていないんですよね?」と驚かれていました。



  • 株式会社オーディオボックス
〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712
FAX.0836-44-9191
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