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取付ブログ

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ジムニー カーオーディオの音質アップ その1

2023-11-22
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのジムニーです。



オーディオレスのお車にナビオーディオとフロントスピーカーの取付と、ドア防振の作業を行っています。



ナビ部分はまだ何も付いておらず・・



その前にリアのバンパーを外してバックカメラを取り付けています。



スピーカー周りではドアの内張を外して防振作業を行います。



表側一面と裏のコーティング剤がしみてはいけない場所をマスキングして・・



機械を使ってツルツルの裏面に粗目を付けて、コーティング剤が剥がれない様に処理します。



粗目が付いたらコーティング剤をランダムに厚い薄いを作りながら塗り込んで、乾燥を待ちます。



乾燥を待っている間にドアの鉄板の響きを調べて、どの場所にどういう材質を貼るかをマーキングします。



4種類の共振点の違う材質を貼り合わせて、正方形のマットを斜めにカットして貼ったりと、
工夫を凝らして響きを抑えて行きます。



更にサービスホールに金属シートを貼る防振も加えて、方ドア三層のフル防振にしています。



今回は純正の12センチスピーカーを取り外して、JBLの13センチスピーカーに交換します。



今日の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



GRヤリス カーオーディオの音質アップ その2

2023-11-20
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのGRヤリスです。



先日からの作業の続きで、ドアの内張裏のセメントコーティングを行って・・



フロア下の防振を行って、純正ディスプレイオーディオのJBLサウンドシステムにJU60を使った
プレミアムベーシックで一度音を鳴らしたのですが、ディスプレイオーディオを交換する事になったので、
本体と配線キットなどの到着待って、再び作業を行いました。



純正のディスプレイオーディオは取り外して、11インチのアルパインのディスプレイオーディオに交換して、
純正では取り出せなかったフルレンジの音信号を使ってフロント2WAYの後付けのスピーカーを鳴らします。



ツイーターはJU60のブラックを取り付けて、ダッシュとピラーの純正JBLユニットは使いません。



ドア内にはJBLの560GTIの13センチユニットを取り付けて、
純正のJBL仕様よりはるかに音のクオリティーの高い2WAYのハイエンドシステムが完成しました。



ただヤリスのこのやや斜め下に傾いたグリルはセッティングには難があり、
かなり時間をかけて音調整を行いました。



グローブボックス下に取り付けたピュアコンは、ほとんどが専用設計で新たな値を作っていて、
何度もカスタマイズして作り替えているので時間を要しました。



アルパインのディスプレイオーディオはまずタイムコレクションを全てゼロにして、
音色が変わるので最初から最後まで全く使わず・・



イコライザーはパナメトリック方式で動かす周波数と動かす幅をあらかじめ決めてから上下させるタイプで、
上下幅は狭いものの複雑なスロープで元の音楽に近い様に調整して行きました。



ただしいくら良いセッティングに聴こえてもプリセットするとやや音が変わって聴こえて、
調整とプリセットと試聴を何度も繰り返して、最も生音・生声に聴こえるパターンを探して追い込みました。



GRヤリスでは純正の音と純正に防振を加えた音と、
プレミアムベーシックの音とディスプレイオーディオを付け替えての
ハイエンド2WAYの4種類の音を聴き比べて、その経過を全て知る事が出来ました。



GRヤリスは2ドアのためにノーマルの4ドアに比べたらドアが大きいので低音の量が出て、
コンパクトカーのフロント2WAYシステムながら、スケール感のあるサウンドを体感する事が出来ます。



追伸

うちのデモカーのヤリスもそうですが、純正のディスプレイオーディオから社外製の物に換えた時は、
それまで何をやっても越えられなかったというか、何だかひかかっていた部分が、
一気に抜けた(越えた)気がしました。


オーラeパワー カーオーディオの音質アップ その2

2023-11-19
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産のノート・オーラeパワーです。



山口県の隣の広島県からお越し頂きました。



ヘッドレストスピーカーが付いているBOSEサウンドシステムの音に不満があって、
ヘッドレストスピーカーを鳴らなくして、逆にリアドアに付いていないスピーカーを増設して、
フロイントにハイエンドの2WAYスピーカーを取り付けました。



ダッシュはマスキングしてワイドスタンドを製作していて、
パテ盛りして形成した後に植毛塗装を行って仕上げました。



JU60ツイーターを組み付けて、ダッシュに取り付けて・・



ドアのBOSEの16センチスピーカーはリアドアに移設して、
インナー取付でピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。



オーラのスピーカーグリルは目が大きくて中のユニットが見えていて、
通常のインナー用のピュアコンのパーツでは音がヌケ過ぎて合わず、
かといってアウター用では音のヌケが悪く、ちょうど合う値を今回新たに製作して取り付けました。



パーツむき出しで何度も値を変えて取り付けて、音がピッタリ合った所でパッケージ化します。



棚にこれだけのコイルの種類があるにも関わらず、ピッタリ合う巻き数が無くて、
プラスチックボビンのベーシック用のコイルで必要な巻き数を探り出して、
値が決まった後でZ-MTLと呼んでいるZSP専用の仕様のコイルを作って装着しました。



全ての結線が終わって音が鳴るとディスプレイオーディオのサウンドセッティング機能を使って
更に音を追い込んで、音を更に整えて行きます。



BOSEのパーソナルスペースの調整はフロントスピーカーのフェダーを固定で
ヘッドレストスピーカーの音量のみを上下していますが、ここはリアドアに繋がっているのいで、
リアドアの音量の上下の調整を行って、フロントのハイエンド2WAYの音を崩さずに、
低音の量を増やす様にレベル調整を行いました。



メーカーの出来合いのプレミアムサウンドに満足出来なかったお客様は、
サウンドピュアディオのハイエンドスピーカーと取付技術によって、
真のプレミアムコンパクトカーとなって広島県へと帰られました。



前後のドアのフル防振の効果もあって、帰りのドライブは行とは全く違う上質な車に変わっているはずです。



N-BOXカスタム スピーカーの音質アップ

2023-11-18
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の作業から、ホンダのNボックスカスタムです。



ホンダ純正ギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。



防振のために内張を外しと、白い吸音フェルトがかなり貼ってあって、
ロードノイズが入りやすいドアだと分かります。



何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを合計8カ所貼り合わせて、ドア全体の響きを鎮めます。



Nボックスカスタムは初代から3代目まで全て実車を買って実験していて、
自分が素の状態で高速道路をドライブして騒音を確かめてから防振ポイントを見つけているので、
得られる効果には自信があります。



防振作業が終わって内張を組み付ければドアの作業は完了で、Nボックスはドアスピーカーの位置が低いので、
ピュアコンの値はツイーターのレンジもドアスピーカーの上限もやや上げ気味でバランスを取ります。



純白のボビンにピンクのラベルのコイルは、井川が一から手巻きした巻きの少ない上限を伸ばすための物で、
巻きが少ない割に性能を上げるために、時間をかけて均一な力で巻き上げています。



ツイーターはダッシュ上にピュアディオブランドのアップグレードのATX-30を取り付けて、
ワイドレンジながら安定した高音を鳴らしています。



全ての結線が終わったらナビの音調整を行って、まずはⅮSP機能をオフにして・・



良いイコライザーパターンを見つけてはメモリーして、メモリー前よりは音がやや抑圧されるので、
何度も調整⇒メモリー試聴を繰り返して、最も生音・生声に近いパターンを探りました。



ピュアコンは最初は当社のデモカーの同じ方式のNボックスカスタムで出た値を入れていたのですが、
ナビオーディオのクセが違うので、それに合わせて良い値を探しました。



同じ方式をデモカーで持っていたからこその極めたセッティングをスピーディーに行えました。



スバルBRZ スピーカーの音質アップ

2023-11-17
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、スバルのBRZです。



スバル純正のナビオーディオからカロッツェリアのディスプレイオーディオのDMH-SZ700に
交換しました。



システムは純正スピーカーを活かしたベーシックパッケージで、純正のツイーターを鳴らなくして、
グリルの端にピュアディオブランドのATX-30Jを取り付けています。



純正ツイーターは内寄りに付いていて、
ボーカルがセンターから聴こえて来るけれど演奏の広がりが感じられず、
モノラルに近い状態で鳴っていたところから、ステレオ効果が得られるセッティングに変わりました。



ドア内は外板裏の残響が残っているので、4種類の防振材を貼り合わせて、音質と静粛性を向上させています。



ドアスピーカーはリスナーの耳から近い位置に付いているので、
コイルの巻き数をやや増やしてミッドの上限周波数を抑えるのと、
ツイーターの下限周波数もブラックボックスの数値でやや控えめにして、
聴感上でフラットに近い状態で合わせています。



フラットといっても2カ所1クリックづつイコライザーを下げて、
これで最も生音に近いセッティングという所でメモリーをして・・




タイムアライメントや他の機能は全てオフにして、不自然にならない様にセッティングしています。



自分の息子も同じ年式のBRZに乗っていて、
最初に同じ値からセッティングをスタートさせましたが、オーディオ本体の音のクセに合わせて、
ブラックボックスとコイルの値を変えて、そのシステムで最も生音・生声に近い値に追い込んでいます。



世の中には多バンドのイコライザー付きのプロセッサーが沢山発売されていますが、
実はインピーダンスをコントロール出来るのはピュアコン方式だけで、いくらレベルを細かく調整しても、
周波数ごとによるインピーダンスの上下を調整する事で音色を正しく整えられるので、
意外と割安で他で出来ない部分の調整が出来るので好評です。



  • 株式会社オーディオボックス
〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712
FAX.0836-44-9191
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