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取付ブログ

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お盆休みのお知らせ

2024-07-21
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店からお盆休みのお知らせを致します。



8月13日(火曜日)・14日(水曜日)・15日(木曜日)の3日間はお盆休みとして連休を頂きます。



8月16日からは通常営業をしておりますので、よろしくお願い致します。



以上お盆休みのお知らせでした。



ハイエース カーオーディオの音質アップ

2024-07-21
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車からトヨタのハイエースです。



オーディオレス車に以前からお持ちだったナカミチのCD-700ミレニアムを取り付けて、
フルシステムの取付を行っています。



フロントドアは片側3層のフル防振の施工の後に、
ピュアディオブランドのZSP-MIDの取付を行っています。



ダッシュにはワイドスタンドの製作を行って、JU60ツイーターを取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドスピーカーとなっています。



最後尾右のシート下にはJBLの薄型の25センチウーファーをエンクロージャーに組んで取り付けて、
車1台で3WAYシステムとなっています。



CD-700はアンプレスなので、
最後尾左のシート下にパワーアンプとイコライザーとチャンネルディバイダーを取り付けて、
狭い中にも3つの機材が上手く納めています。



デッキから送られたフルレンジのRCA信号を、
イコライザーを通した後にチャンネルディバイダーでウーファー用の低音と、
フロント用の中高音に分離した後に4CHのパワーアンプで増幅して、
ウーファーは2CHをミックスモノラルにして、
フロント用の2CH信号はグローブボックス下のピュアコンでツイーターとミッドに分離して4CH化して、
合計5個のスピーカーを適切な帯域分けを行って鳴ら</div><div>します。



システムは以前からお使いの製品と新しくおろした製品をミックスして構築して、
CDでクラッシックのダイナミックレンジの強弱がハッキリと出る、
難しい楽曲をきちんと鳴らせる様にセッティングしてあります。



時定数を動かしたり、音に勢いを付けて造作する音でなく、真に本来の音楽に近い状態で再生出来る様な、
こだわりのシステムが完成しました。



アルパインのデリカミニのデモカーが来社

2024-07-20
昨日アルパインの営業の方が新しく作ったデリカミニデモカーに乗って来社されました。



当社のデリカミニに比べると同じアルパインでも画面が大きくて、
専用キットを使ったビッグXなので純正の様な仕上がりです。



当社は以前はカロッツェリアの楽ナビかサイバーナビのデモカーが多かったのですが、
現在デリカミニとセレナがアルパイン製のナビでデモしています。



店頭のディスプレイはトヨタ純正のディスプレイオーディオが3台に、
アルパインのディスプレイオーディオとナビが合わせて3台で・・



個室の試聴室にはナカミチのCD-700系と組み合わせて2台と、
まるでアルパインショップと言っていいぐらいのアルパイン比率です。



営業の方から「何故急激にアルパイン比率が上がったのですか?」と聞かれましたが、
「ナカミチのCD-700系をお使いのお客様が多いので、
これにデジタル接続出来るのがアルパインだけだからです。」と答えました。



以前はサイバーナビ+CD-700系という組み合わせが主流でしたが、
実はこの時はアナログ接続で、デジタル接続は今回が初めてで、
コアキシャルのデジタルでCD-700KKに入力して、
700KK側のⅮAコンバーターとプリアンプを使う事で、
これまで聴く事の出来なかったレベルでスマホの音が聴けるので、急激に交換される方が増えて、
今の現状になっています。



もちろん単体で使われるお客様も多く、いつのまに今の店頭になってしまいました。



ただもう一つ本音の部分があって、
サイバーナビや楽ナビの一部の機種がアマチュア無線の145・00MHzに
ノイズを出してしまう事があって、145・00MHzは呼び出し周波数と言って、
多くの局がこの周波数を聞いて交信相手を探して、
相手が見つかったらその前後の周波数に移動して交信を楽しむという周波数で、
それは昼間のディスプレイの明るい時だけ起こる現象なので、
自分は昼間もスモールライトを付けてノイズを消して走っていました。



そんな訳で自分が乗る事があるデリカミニとセレナはアルパインにしたという経緯がありました。



以前はカロッツェリア一辺倒の自分がアルパインに変えたので、
「無線の友達に勧めるとアルパインになったというのもあります。」と説明したら、
営業の方も納得しておられました。



ただ今回はナビやディスプレイオーディオの売込みではなくて、
新しく出たデリカミニ専用のスピーカーの説明のための来社で、
天井のルーフライナーに5センチのスピーカーを埋め込んで、
ドアの16・5センチのトレードインのミッドと組み合わせたスピーカーのデモのためでした。



アルパインさんが用意された音源と、
金曜日の午後でFMYサウンドピュアディオスタジオからの放送で試聴してみて、
「音はどうですか?」と聞かれたので、
「これまでのトレードインスピーカーと違って音がギラギラした所が無い。」と答えました。



ではデリカミニのデモカーにとはならず、
「音色は良くても高音が目の前から聴こえてモノラルっぽいので、
ダッシュ上にツイーターを付けて左右のセパレーションを上げてステレオっぽく鳴らさないと・・」と
不満な部分も指摘しました。



純正のミラー裏のツイーターは鳴っておらず、
「ネットワークが3WAYでここも鳴らした方が売れるかも?」と、自分的には思っていました。



後で調整画面を出してみたら、タイムコレクションは全てゼロにしてあり、
イコライザーは全てフラットで、時定数を変えてどぎついイコライジングの車種別の設定はかかっておらず、
最初からこうだったのか、それともリサーチしてうちはそういうのが嫌いと知ってなのかは分かりませんが、
調整機能は最小限にとどめるというのが自然に鳴らす基本で、
もしアルパインさんがこれで通常デモをされているのなら嬉しい事です。



日産オーラ カーオーディオの音質アップ

2024-07-19
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産のノート・オーラです。



オーディオレスで購入されたお車に、カロッツェリアの楽ナビの取付と、
JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付と、
ドア防振の作業とドアスピーカーの交換を行いました。



オーディオレスのパネルは艶が無いのですが、パネルキットを使って楽ナビを取り付けたら、
まるで純正オプションの様な仕上がりに見えます。



ドアの作業は内張を外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせた後に、
金属シートでサービスホールを塞いで密閉度を上げます。



外した内張にはセメントコーティングの施工を行って、音質・静粛性・断熱性を上げた後にドアに戻します。



16センチの純正スピーカーがあった部分に
ピュアディオブランドのZSP-MIDの13センチユニットを取り付けて、
中音域に厚みと艶があるサウンドに変えて・・



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けたら、
ハイエンドのフロント2WAYシステムの完成です。



グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連で合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、
音が鳴る様になったらナビのイコライザー調整とピュアコンの値合わせで音を追い込んで行きます。



タイムアライメントの機能は最初から最後までオフにしていて、イコライザーのみ音を調整します。



自分が運転席で音を聴いて、助手席の外に井川家長男が待っていて、
交換が必要な部分のパーツを換えてもらっています。



オーラはかなりの数の入庫があって、音の傾向は掴んでいるので、システムの僅かな違いによる修正なので、
かなり短時間でピーク値に辿り着く事が出来ました。



サウンドと静粛性と断熱性が他のオーラとは違う、特別な1台に仕上がって納車されました。



続・お客様の質問にお答えして 第14話

2024-07-18
不定期のお客様の質問にお答えするは、
以前から質問が多くて過去のシリーズでもお答えした事がある
『手巻きのコイルを使うと機械巻に比べてどういう所が良いのですか?」という事にお答え致します。



まず『手巻きコイルは必要な時にその都度巻いているのですか?』というご質問には、
実は前もってあらかじめ予備巻きをしている物を用意していて、
必要が出て来たら微調整して製品化しています。



これは宇部店の2階の通路に置いている予備巻きしたコイルのストックです。



完全に製品化した物はピットの横の棚に置いていて、
1桁のマイクロ数から1000マイクロまで、かなりの数のコイルを用意していて、
どんな車が入庫して来てもピッタリのインダクタンス数に合わせて、最も生音に近い状態に合わせます。



手巻きと言っても大きい巻きは一度機械巻したコイルを
じわじわとほどきながら欲しいインダクタンス値に合わせて、思いっきり締め付けて良い音にしています。



もう一つ何も巻いていない純白のボビンに一から巻いて行くコイルは、
最近ボビンがこれまでの物よりやや大きな特注の物を作って、
これまで得られなかったインダクタンス値を得ています。



巻き置きから2個取り出したら、
小さいボビンが19マイクロで大きめのボビンは何と189マイクロ取れています。



ほんの少しボビンが大きくなった様に見えても10倍のインダクタンスが得られていて、
このインダクタンスを得るには10倍の時間がかかっています。



この10倍のインダクタンスを得たコイルはJU60用のブラックボックス内で使用されていて、
センターの軸が小さくて高いインダクタンスが得られるコイルは輸入車などの
電磁波がコイルに影響を受けるのを防止していて、この手のメーカー製のコイルが製造されなくなったので、
最近一から手巻きしたコイルを使う様になりました。



JU60用のボックスだけでもこれだけの種類がありますから、
外付けコイルとブラックボックス4連の組み合わせだと、かなりの数のパターンが選べて、
その中から最も生音に近くなるまで延々と組み合わせを変えて行っています。



つまりJU60用で4連のブラックボックスだと4個のコイルプラス後付けで2個で、
合わせて1台の車で6個のコイルを使っているという事です。



ちなみに市販のネットワークのコイルと自分が手巻きしたコイルを比べると、
線の太さと銅の純度が違って、元の音質が良いのに更にピッタリの値を探しているので、
これが低価格で良い音と言っている根源です。



巻きの多いコイルは銅線が10メートルぐらい巻く様になって、宇部店の階段を利用して、
自分の体重をかけながらじわじわ巻きながら階段を登って行きます。



そうはいっても力をかけても完全に銅線が真っ直ぐなる訳ではないので、
そういう時は巻いてほどいてを繰り返して、階段を上り下りしてクセを付けて形の良い丸で巻いて行きます。



なぜここまで努力するかというと、
良いコイルは銅線の長さが短い割に高いインダクタンス値が得られるので直流抵抗が低くなり、
締め付けが強い事で音もビシッとハリが出ます。



ただ市販のコイルの中には硬いボビンを使って無理に解像度を上げたりしている物もあり、
透明の厚いボビンのコイルは音が硬過ぎて聴き疲れするので、
テストで使用したコイルが給湯室の食器乾燥機の上のインシュレーターで使っています。



店頭に置いていたらお客様から、「これが音の良いコイルですか?」と聞かれた事があって、
見た目は確かに透明でクリーンな音がしそうですが、実はコイルから出た微弱振動が中に閉じ込められて、
それで音にストレスがかかるので使っていないのですが、「あのコイルはどこに置いたっけ?」と探したら、
ここに使われていました。



ここまでお話して、最終的にサウンドピュアディオが生音・生声を表現と言っているのは、
手間をかけて質の高いコイルを使っているのと、
そのコイルの種類の多さで最適な2・3組を見つけているからで、
本当は33年前には「うちの店はマルチアンプ方式を使うので、ネットワークの自作はしません!」と
お客様にお断りしていたのは、手を出せば物凄い手間とストックが必要になると分かっていたからで、
それでも強く「自作のネットワークで作って欲しいと!」望まれたお客様あっての
今のサウンドピュアディオの音造りです。



そのお客様の熱意に最終的に負けたのは、
「マルチアンプで良い音を出すために、B&Wの801を聴いて音を調整しても、
801がネットワーク方式なのでどうにもならないでしょう。諦めたら。」と説得されたからです。



確かにネットワーク式で出ている音に合わせようとしたら、
コイルとコンデンサーの組み合わせで出さないと出る訳がないという、今考えたら当たり前の話でした。



毎年7月になると、その時の事を思い出します。



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