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取付ブログ

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アルファードの静粛性をアップ 前編

2025-01-22
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアルファードです。



以前ベーシックのWパッケージの取付をして頂いたお車に、
追加でセメントコーティングの施工を行っています。



まずは作業に入る前に車室内の響きを計測します。



次にドアの内張を外して、セメントコーティングの作業に入ります。



防水シートの半透明の部分から、
以前施工した丸の防振マットと、ゴールドの防振メタルがかすかに見えています。



外した内張の裏には白い吸音フェルトが貼られていますが、これは一時的に外して、
セメントコーティングの施工後にまた元に戻します。



フロントの内張だけでなく、それよりも大きなリアのスライドドアの内張にも施工を行い・・



リアのハッチの内張にも施工を行うので、合計5枚の内張にセメントコーティングを施します。



リアのハッチには20センチウーファーが埋まっているので、遮音性だけでなく音質面もアップさせます。



内張りの裏面はツルツルでコーティング剤が剥がれてしまうので、機械と手作業で粗目を付けて、
密着して剥がれを起さない様に下ごしらえをしています。



内張り裏には何重にもマスキングしていて、こすれてもキズが入らない用に、強力にガードしています。



粗目を付けたら内張裏にコーティング剤を塗って、規則性を持たないランダムな状態に厚い薄いを作って、
振動が通過し難い状態にしています。



振動でひび割れを起さない様にたわみを持たせる成分が混ぜてあり、
その部分が化学変化で青白い状態から茶色に変色していっています。



一晩ねかせると、全て茶色に変わって乾燥が終了しました。



今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。



代車のフィットでJBLのスピーカーをテスト

2025-01-20
先日作業と作業の合間に、代車のホンダ・フィットを使ってJBLの新型スピーカーのテストを行いました。



ピュディオではJBL製品の大量購入をこれまで何度も行っていて、
以前JBLのパワーアンプを大量に仕入れたのに今はもう既に全て取り付けて無くなっていて・・



スピーカーの602CTPも大量に入荷しながら残りが僅かになってきています。



そこで輸入元からセパレートスピーカーはもう無いけれど、
コアキシャルスピーカーなら用意出来ますという事を言われて、
コアキシャルのツイーター部分を鳴らなくして、16・5センチミッドとして使うテストを行いました。



ベーシックパッケージに防振が加えてあるドアの純正の16センチスピーカーを外して、
インナーバッフルを製作してJBLの16・5センチスピーカーに交換しました。



内張りを組み付けたら見た目は以前と変わらず、音を鳴らしてベーシックパッケージとの比較試聴を行います。



フィットのナビはカロッツェリアの楽ナビで、後付けナビでは音の良い方で・・



ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30です。



組み合わせが変わったのでグローブボックス下のピュコンは値を変えて、
JBLのコアキシャルのツイーターカットのミッドに特性を合わせて行きます。



ピュアコンの値が合ってツイーターとミッドの音の繋がりが良くなったら、
楽ナビのイコライザー調整を行います。



中・高音域はフラットで良く、低音域は出過ぎな感じがしたので広範囲に1ステップ下げて、
これで聴感上のフラットに仕上がりました。



価格が現在販売している602CTPの約半分となるために同じ音とは言えませんが、
低価格でJBLサウンドが楽しめる、今となっては貴重な存在のスピーカーです。



コントロールコンバーターの取付 パートⅦ

2025-01-19
今日は最近宇部店でコントロールコンバーターを取り付けたお車を2台ご紹介します。



まずはホンダのヴェゼルで、アルパインのビッグ✕をお取り付けの車両へのお取り付けです。



現在コントロールバーターは複数のモデルがあり、中のパーツの値は全く同じで、
パーツの銘柄や耐圧が違ったり、同じ値をシングルで作るか並列接続で作るかの違いがり、
スパッとキレが良いタイプや、ゆったりと音に艶があるタイプなど、
コンバーターの前後の機器の違いで最も生音・生声に近くなる物を選んでいます。



最初に予測した2種類を聴き比べて、良い方のレベル調整が終わったら、
ダイヤルを外して見えない所にしまいます。



最後にイコライザー調整を行えば完成です。



次は三菱のアウトランダーです。



以前アウトランダーは紹介していると思われた方もるかも知れませんが、
上下で見比べるとホイルとサイドのモールが違う別な車で、車内ではツイーターが違います。



アルパインのビッグ✕とナカミチのCD-700KKの組み合わせで、
アナログ部分にコントロールコンバーターを取り付けました。



こちらもレベル調整とイコライザー調整を行った後に、ダイヤルを外して見えない所にしまって完成です。



取り付けたら今度はコントロールコンバーターを製作しないと足らなくなり、
福岡店で穴あけ加工した金属ケースに基盤2枚と大型ボリュームを付けて、
ケーブルに端子を付けてダイヤルとラベルを付けて製品化します。



昨日仕事の合間に作って、外側以外は何とか1台分完成しました。



文字付のダイヤルは現在は生産していない所が多く入手に困っていて、
とうとう数字プレートとダイヤルがセパレートの物も使用する様になりました。



コントロールコンバーターを取り付けられて、アナログの音が格段に良くなって、
アナログ音源を聴く機会が増えたというお客様もおられますが、
コンバーターの手前までデジタルで送られて来た音信号も大幅に改善されて、
コントロールコンバーターは時代に合ったエポックメイキングな製品だと実感しています。



ミライース サブウーファー取付

2025-01-18
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ダイハツのミライースです。



今回は2度目の入庫で、前回はアルパインのディスプレイオーディオベースに、ワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けて・・



ドアはフル防振の施工の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュディオブランドのZSP-LTD15を取り付けて、フロントハイエンドの2WAYとなっています。



助手席シート下にナカミチのPAー1002Nのパワーアンプも取り付けて、
フロントシステムとしては完結していました。



ただし、最初にパナソニックのカオスのバッテリーを付けておられたので、音パワフルというか、
勢いが付き過ぎていて、本来の音楽の音色からズレていたので、ボッシュのハイテックプレミアムに交換して、
滑らかな生音・生声に近いサウンドに仕上げていました。



今回はラゲッジ下を加工して、ピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて・・



その横にJBLのモノラルのウーファー用のアンプを取り付けました。



アンプの中にも簡易のチャンネルディバイダーが内蔵されていますが、
より正確な音を再生させるために、シート下にピュディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、
ここでフロント用の中高音と、ウーファー用の低音に分離して、それから2台のアンプに送っています。



フロントの中音と高音はピュコンを使って分離させていて、
入庫時のフロント2WAYとはシステム構成が変わったので、パーツの値を入れ替えて音を調整します。



ピュアコンでの音合わせが終わったらディスプレイオーディオのイコライザーを調整して、
コンパクトなミライースにスケール感のある車1台で3WAYのシステムが完成しました。



軽自動車のオーディオ環境の良い所は、右のツイーターと左のツイーターの距離差が少なく、
小気味良いまとまりが良い音に仕上がる所です。



ミライースはサブウーファーとアンプとチャンネルディバイダーの取付で、
フルシステムにバージョンアップしました。



Nボックスを使ってツイーターのテストを

2025-01-17
昨日の宇部店は作業の合間に、
前日に車検から帰って来た先代のNボックスを使って製品の装着テストを行いました。



ちょうどフェンダー周りの防振を行っている車があって、その乾燥が寒くて遅いので、
1枚ずつ温風ヒーターで乾かしていたので、その間の時間を使いました。



装着する製品はカロッツェリアの最新のツイーターTS-T940とT740で、
今回のモデルはピュアディオ推奨のドーム構造になっているので、
これはピュアコンを通すと音が良くなるのでは?と思っていて、
Nボックスに2種類を交互に付けてテストしました。



これまで付いていたピュアディオブランドのATX-25を取り外して・・



まずは大きいサイズのTS-T940を取り付けました。



サイズ的にはATXー30よりもやや大きくて、
価格はATX-30よりはやや安いので、お買い得感はあります。



もう1モデルのTS-T740はピュアディオブランドのATX-25とほぼ同じサイズになり、
価格が数千円安いので、お買い得モデルとなるでしょう。



付属のネットワークはどちらもコイルとコンデンサを使った12デジベルタイプで、
T940の方が1・5倍ぐらい大きいパーツを使っていて、周波数レンジはT940の方がやや広く、
T740の方はインピーダンスが低くなる様に設計されていました。



ただピュアディオではコンデンサに熱が加わると音が荒くなると、扱いにはかなり気を使っていますが、
熱収縮チューブで囲っている方法はわざわざ音を悪くしている様なものです。



そこでピュアコンを使って値をあれこれ変えて音を調整すると、
メーカーが設定している周波数幅より狭くして鳴らした方が音が滑らかになりました。



カロッツェリアのツイーター2種類をノーマルネットワークとピュコンで聴いて、
もう一度ATX-25に戻して聴いてみて、ノーマルネットワークは周波数レンジが広すぎて、
同じ周波数が広範囲に重なってエコーがかかった様に聴こえて、ピュアコン通しにすると音に艶が出るものの、
振動板が軽すぎて能率が良過ぎるからか、長時間聴いていると疲れる様な感じがしました。



テストが終わってNボックスは代車に出さないといけないので、
ATXー25のベーシックパッケージに戻しましたが、
1990年代のベーシックパッケージが出来る前は、
カロッツェリアのTSーT22にピュコンというスタイルでかなりの数を販売していましたが、
90年代の後半に多くの国産メーカーが量販店で簡単に売れる様にと方針を変えてきて、
見た目が良くて高スペックで低価格になってきて、高忠実度がどこか置き去りになってきたので、
2001年にピュアディオブランドを作って、
ベーシックパッケージとZSPの2本柱でビジネスを展開して来ました。




そんな何故ピュアディオブランドを立ち上げたかという、原点が分かった製品テストでした。



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