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取付ブログ

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アルファードJBLサウンド車の音質アップ

2024-11-20
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアルファードのJBLサウンド車です。



工場装着のパネル一体型ナビオーディオ付きで、
車両の多チャンネルアンプからダッシュのスコーカーに中高音のみを送って・・



ドアのJBLのマークの入ったグリルの奥には、縦23センチ✕横17センチのウーファーが付いていて、
車両アンプから低音のみが送られているマルチアンプシステムです。



専用設計のためにトレードインスピーカーに交換すると完全にバランスが崩れてしまうので、
普通はオーディオに手が入れられない仕様と言われています。



今回は低音と高音に特に不満をお持ちの様なので、ドアの防振で低音域の改善を行い、
ベーシックパッケージの追加で高音域を改善して、通称ベーシックのWパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張を外すと、縦に楕円のウーファーが見えて、
サービスホールを塞ぐ防水シートに吸音ゴムが貼ってあり、ロードノイズの進入を防いでいました。



ただし外板裏は何も貼ってなく、外に音が漏れている状態で、
そこを指ではじいて響きの中心と周波数を特定して、どこにどの材質を貼るかをマーキングします。



共振点の違う4種類の防振材を8カ所に貼り合わせると、ちょうど見える部分に4種類の材質が写りました。



この作業でドアから外に漏れていたエネルギーが中に入って、パワフルでキレの良い低音にかわりました。



高音域の改善では、
ダッシュのスコーカーの前にJBLのP560Cのツイーターをスタンドを使って前を向けて取り付けて・・



スコーカーとJBLツイーターとの音域分けはグローブボックス下のピュアコンで行います。



いつもはATXー25か30を使う所を、JBLの26ミリツイーターを使っているので、
値を専用に選び出さないといけないので、調整に時間がかかっています。



純正ナビ側が低音・中音・高音の3トーンしかなく、調整出来ない音域が多いので、
そこはピュアコンの値を変えて対応していて、純正スコーカーはピュアコンを通して鳴らしているので、
中音域にも改善効果は出ています。



まるっきり純正の状態ではサラウンドを入れないと音が浮いて来なかったのが、
ベーシックパッケージの装着でそれぞれの良し悪しが出て来て、
最終的にどちらかを選んでから本格的に値を詰めて行きます。



ベーシックパッケージというと簡単そうに聞こえますが、使う材料のセット内容は決まっていますが、
その選び方の組み合わせで本来の音楽に近い『生音・生声』になるかどうかが決まります。



今の時点ではピュアコンの値も3トーンもサラウンドのオン・オフも決まっていないので、
これから時間をかけてセッティングしていきます。



プジョー408 カーオーディオの音質アップ その3

2024-11-18
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業で先日からの続きで、プジョー408です。



スピーカーケーブルの末端の焼き入れが必要なので、
370度に熱したハンダ炉で1本1本がエナメルで絶縁されているのを焼き切ります。



ハンダ炉は使うと徐々に表面が下がって来るので、銀入りハンダを追加しますが、
純度の高い銀入りハンダは入手し難く値段が高いので、端っこやこぼれた部分を集めて、
炉に入れて溶かして使っています。



熱すると表面に不純物が浮き出て来るので、それを集めて純度の高い部分のみを抽出したら・・



何だか変な形になって、直ぐに炉に戻すのが勿体ないので、最近はしばらく店頭に飾ってあり、
社内リサイクルが解る様にしてあります。



触ったお客様からは、「見た目よりもズッシリ重かった!」と驚かれています。



仕上がったスピーカーケーブルは、電源とRCAと共にラゲッジに送って行き・・



ラゲッジの下にはアンプボードを敷いて・・



25センチのウーファーボックスを製作して、
中をセメントコーティングした物とパワーアンプ二台を設置します。



前回りではグローブボックスに2DIN加工がまだ仕上がっておらず、
ここの仕上げでかなり時間がかかっています。



今の時点ではここまでで、これより先は『その4』でお届け致します。



車を買い替えたら疲れやすくなった気がする?

2024-11-17
一昨日の午前に業者さんが来られて、宇部店で打ち合わせをしていたのですが、
その話の最後の方で当社の防振の話になって、
「新しく車を買い替えた方から、前の車の方が静かで疲れなかったとよく言われます。」という事を話したら、
「自分もそれを感じます。」と、業者の方が言われたので、外でデモカーとの比較をする事になりました。



黄色いスペーシアギアと思ったらマツダのマークの付いたOEM車で、
日々マツダのOEM車が欲しいと言っている自分には目の毒です。



まずは乗る前にデリカミニのフロントドアをポンポンと叩くと、
リアのスライドドアは外板を防振していないのでボンボン響いて、
フロントはボフッ!という感じで残響が残りません。



もちろんドアの開閉も軽の安っぽいボーン!という感じもせずに、バフッという音で閉まります。



そしてカーオーディオの試聴で、最初はFMラジオでも良い音が聴こえると言われて、
その後でスマートフォンを繋いでの試聴となりました。



業者さんは「自分の車でも同じ曲を聴きたい。」と言われて、
フレアワゴンに乗られて同じ楽曲を聴かれました。



最初は「新しい車は可聴周波数のノイズレベルが下がっていても、
可聴範囲のギリギリの部分は逆に増えていて、完成の鋭い方だと新しい車の方に疲れを感じられます。」から
話が始まって、後の方ではオーディオの音の話になり、ドアの残響と音質の両方で疲れを感じるのでは?と
思う所がありました。



それはナビのオーディオチューンの所を開くと、かなり強いイコライジングと、
音の匠の疑似的に音質を上げた様に聴かせる機能がオンになっていて・・



スピーカー設定の項目を開くとスピーカーディレイが全てのスピーカーに100センチでかかっていて、
本来の音楽とは違う音になっていました。



スペーシア系のドアは下に16センチでドア上部にツイーターが横向きに付いていて・・



ダッシュに口径が大きく上質なツイーターを取り付けて、
ドアスピーカーとツイーターで同じ音域が重ならない様にピュアコンでコントロールする事で、
効率が上がって体感音圧が増えています。



軽自動車の場合はピンクのラベルの空のボビンに井川が一から手巻きしたコイルを使用していて、
ブラックボックス内のコイルも今は手巻きしていて、機械巻には出せない透明感のある音を再生しています。



何も貼ってない外板裏に4種類の共振点の違う防振材を貼り合わせて、ドア全体の響きを落としています。



外した内張は粗目を付ける下処理を行って、セメントコーティングを行って、
ベーシックのトリプルパッケージの出来上がりですが、これを口で説明すると大変でしたが、
同じ年式の車の作業写真を取り出して来たら、けっこう分かりやすいですね。



これでナビオーディオの設定を疑似的に聴かせる機能を全てオフにしたら、
「新しく車を買い替えたら、何か疲れる気がするんですよね。」という事は無くなるはずです。



今回は業者の方が2社で合わせて4人来られていたのですが、交互に乗り比べられて、
同じぐらいの音量で鳴らしても外に音が漏れて来ないと驚いておられました。



コロナ過になってからはこちらからイベント会場に出向いてデモする事がなく、
コロナ後も出向く事が無かったので、
体感出来る機会を増やせばもっとベーシックパッケージや防振が欲しいという方も増えるのでは、
という出来事でした。



昨日は上妻宏光さんのコンサートへ

2024-11-16
昨日はJR防府駅の隣にある防府市地域交流センター・アスピラートの3階にあるホールに
コンサートを聴きに行きました。



演奏者は三味線奏者の上妻宏光さんと、チェリストの宮田大さんで、
PAを使わない生音でのコンサートでした。



ステージの上の照明の横にスピーカーが設置してありますが、これは演奏の途中のMCでの解説用で、
演奏は楽器から出る音を直接耳に届けるスタイルで、非常に貴重な体験が出来ました。



このコンサートにはサウンドピュディオのお客様が何人か来られていて、
その中の一人で上妻宏光さんの山口県で行われるコンサートに全て行かれている方がおられて、
最初はサウンドピュアディオがシステムの音調整で上妻宏光さんの楽曲も使っている事を知られて、
それでCDを買われて車の中で聴かれる様になって、コンサート会場に足を運ばれる様になりました。



今回は発売と同時にチケットを買われて、最前列に座られていて、
チャンスがあれば是非上妻さんご本人にお会いしたという事で、マネージャーさんにお願いして、
自分ともう1人楽屋に入らせてもらえる許可を頂きました。



マネージャーさんからイベンターさんに繫いで頂いて、関係者立ち入り禁止のエリアに入りました。



そして上妻宏光さんの楽屋にお客様と入らせて頂いて・・



少しお話をして、写真撮影を終えて楽屋を後にしました。



約2時間の生音の生演奏を聴いた後は、会場限定販売の5曲入りのCDを買って、
帰りの車内で聴きながら移動しました。



上妻宏光さんの代表的な楽曲3曲と、チェリストの宮田大さんとの昨日演奏された楽曲2曲のミニアルバムで、
先ほど聴いた演奏と同じ内容が直ぐに聴ける至福の時間でした。



8月には宇部市の渡辺翁記念会館での宮沢和史さんと塩谷哲さんとの3人の公演の後は、
まだセレナのオーディオの音が決まっていなくて、当りの良いパーツは全てお客様に取り付けていて、
自分に当りの良いパーツが回って来るタイミングを待っていて、
今回は材質もセッティングにかける時間も十分だったので、
生音を聴いた後でも十分に納得の行く音に仕上がっていました。



この会場に来られていたお客様が全て同じ気持ちでいて頂いていたら嬉しいのですが、
それはおいおい店頭で聞いてみたいと思います。



今回の防府市での公演は、サウンドピュアディオがスポンサーとなりFM山口でPR活動を行っており、
曜日を変えて3番組の中で上妻さんの声をリモートで放送して告知させて頂きました。



サウンドピュアディオはスポンサー活動を通じて、
より良い音で多くの方に素晴らしい演奏を聴いて頂ける様に努力しています。



福岡店の客様への朗報

2024-11-15
自分が1週間前に福岡店の店頭にいた時に、
新製品のコントロールコンバーターを聴いてみたいというお客様が何人かおられましたが、
残念な事にテストする製品がなくて、実物をお見せする事も出来ませんでした。



しかし今週は新たに3台のコントロールコンバーターを製作して、そのうち2台を福岡店に送っていて、
店頭で普通のハイローコンバーターとの音の聴き比べが出来る様になっています。



別に販売用も用意してありますが・・



ちょっとこんな製品も1台置いてあります。



左右のセパレーションを良くするためにコントロールツマミを左右に離せるだけ離したら、
製作効率が悪くて、量産に向かないので1台だけの生産で終わっています。



これがいいと言われる方1名様のみの販売で、福岡店に置いてあるので、
実物を見られてから購入を考えてみて下さい。



そして今日の宇部店の店頭は・・



入り口を入って直ぐ右の個室の試聴室で、
コントロールコンバーターのデモンストレーションが行える様にしてあります。



前の型のオーディオテクニカベースのハイローコンバーターとの聴き比べが出来る様になっています。



お客様用の物は今作っている途中で、かなり終盤まで来ています。



コントロールコンバーターはハイローコンバーターを進化させた製品で、
ピュアディオでは20年に1度の大ヒット商品になる予感がしています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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