取付ブログ
クロスビー カーオーディオの音質アップ
2024-08-24
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、スズキのクロスビーです。
オーディオレスのお車に、アルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、
ドアの防振作業とスピーカーの取付を行いました。
ドア裏のベーシック防振の施工と、サービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って・・
内張り裏にセメントコーティングの施工を行って、片ドア3層のフル防振の状態になりました。
内張りの表にアウターバッフルを製作して、2台前のお車から移設している
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターのブラックタイプを
新たに購入されて取り付けました。
グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、
その上にピュアコンの10ピース構成の物を取り付けて、
フロント2WAYの周波数幅、インピーダンスとレベルを調整します。
全ての結線が終わって音が鳴ると、ディスプレイオーディオの調整と
ピュアコンの値を合わせて音を追い込んで行きます。
まずはタイムコレクションを全てゼロにして、調整終了まで全てゼロで
時定数は一切動かしません。
動かす周波数の位置と動かす幅を最初に決めて、それからレベルを動かす
パナメトリック方式の複雑なイコライザーを動かして、生音・生声に近くなる様に
セッティングして行きます。
時間をかけて音を追い込んで行って、シンプルなシステムながら
スタジオのモニタースピーカーの様な、小気味良い正確なサウンドで鳴っています。
追伸
ピュアコン方式はツイーターとドアスピーカーを違う時期に交換しても、
ピュアコン方式はツイーターとドアスピーカーを違う時期に交換しても、
パーツの値変更でピッタリのセッティングに合わせられて、古くなったら交換したり、
グレードを上げたくなったら、後から別々にグレードアップ出来て、
何年もかけてちょこちょことシステムアップ出来る楽しみがあります。
1980年代の後半に、お客様から「音を良くするのにスピーカーを
1980年代の後半に、お客様から「音を良くするのにスピーカーを
セットで買い替えたらお金が凄くかかる。」という不満を1990年代になってから
ピュアコンという方式を考案して改善し、少しずつシステムを変更して、
長きに渡ってお付き合い頂けるお客様が増えています。
ちなみにクロスビーのお客様は1990年代の半ばからお付き合い頂いています。
デリカD5 カーオーディオの音質アップ
2024-08-23
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、三菱のデリカD5です。
ケンウッドの大画面のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージと、ドア2層の防振をして頂いていたところからの、
システムアップの作業を行いました。
ドアには工場装着の防振材が貼ってない部分にピュアディオ独自の防振材を貼って・・
内張裏にはセメントコーティングを行って一度剥がした吸音フェルトを元に戻しています。
今回はサービスホールを金属シートを重ね貼りした後に切り口をシリコンを塗って剥がれ防止を行って、
方ドア3層のフル防振の状態にしました。
そして16センチの純正スピーカーを取り外して、13センチのインナーバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
内張りを組み付けると薄っすら外から黄色いケブラーコーンが見えます。
取り付け条件が変わったのでグローブボックス下のピュアコンの値を一部変えて・・
ブラックボックスのメインの方を1回換えて、SSFも1回換えて、
ベークライトに載っている赤いコイルはマッチングが取れるまで延々と変えて行きました。
デリカD5は一般的な車に比べるとドアスピーカーの位置がスピーカー1個分以上上で、
中音域が耳に入りやすいので、ドアの上限周波数を決めるコイルを徐々に巻き数を上がて行って、
生音・生声に一番近くなるまで変えて行きます。
これはピュアコン方式ならではの調整方法で、これでマッチングした音を聴いてしまえば、
他店のセッティングでは満足出来なくなります。
ある程度ピュアコンでマッチングが取れたら、今度はナビのイコライザー調整を行います。
ケンウッドの上級モデルのナビは通常のグラフィックイコライザーと、
アルパインが使用している細かな調整が出来るパナメトリックイコライザーの2つが入っていて、
まずはグラフィックをフラットにして、パナメトリックのみで細かく調整して行きます。
0・2デジベルステップの細かな調整を、普通のイコライザーの1デジベルステップ以内で調整して、
かなり絶妙なセッティングでメモリーしました。
最初はプレミアムベーシックのトリプルパッケージから、2度目の入庫でフル防振とZSPの取付で、
効率良くフロント2WAYのハイエンドシステムが完成しました。
こういったステップが踏めて無駄な買い物が無くスムーズにシステムアップ出来るのは、
ピュアディオが推奨するパッシブネットワークをブロック化して、
自由に組み合わせ出来るピュアコン方式あっての事です。
追伸
ナビの銘柄以外は自分のセレナと同じ組み合わせですが、
自分の車は仕事の合間合間にちょっとづつセッティングしているのが、
デリカD5はお客様のお車なので1回で好きなだけ時間をかけてセッティング出来るので、
何故かデリカの方が音の仕上がりが良くて、そこはお客様ならではメリットだと感じました。
アウディA3 スピーカーの音質アップ
2024-08-22
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、アウディA3です。
以前はグローブボックス内にCD・DVDプレイヤーが付いていたのが、
今はシフト前にUSBの入力が付いて、
スマートフォンで音楽を聴くかFMラジオで音楽を聴くかに変わっています。
作業に入る前にまず聴き慣れたFM山口の放送で純正の音を確認して、
ベーシックパッケージの取付の作業に入りました。
まずはダッシュに付いているツイーターを鳴らなくして、
グリルの端にスタンドを使って適切な仰角フル角を付けたピュアディオブランドのATX-25を
取り付けます。
これによる改善はまず純正の上向きでほぼガラスの反射で聴く高音が反射が無くなり、
外ドームの拡散タイプの滑らかな高音になり、
純正では低音をカットするために小さなフィルターしか使っていないのが、
ピュアコンで大きなパーツで余裕のある高音を再生させるなど、大きな違いがあります。
基本の4ピース構成に、オプションのSSFを加えた6ピース構成で、
純正のドアスピーカーの音はインピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせて、
ノーマルでは高音域を制限していないのでこもり感があるのをこもる周波数をカットして、
上質な中低音が再生出来る様に改善しました。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
ディスプレイオーディオのサウンド設定機能を使って音を追い込んで行きます。
元々こもった音にメリハリを付けてこもって無い風に聴こえさせるために、
純正側に勢いが付けてあったので、バスとトレブルはマイナス1づつ下げました。
車速反応ボリュームの機能は便利ですが、かけすぎると音が荒くなってしまうので、
最低限にかけるかオフにした方が良く、やや効かした状態でセッティングを終了しました。
近年のサウンドピュアディオは常にアウディのデモカーがあって、
今回のA3は以前あったQ5とアンプの配列は同じで・・
操作面は現行のeトロンと同じで、車両の傾向は知り尽くしている状態での作業でしたから、
スムーズに進めながら音の仕上がりも完璧になっています。
あれこれと車を買って実験して、FMラジオのスポンサー活動を通じてスタジオの音を知って、
アーティストさんのスポンサー活動を通じて生音・生声を知る事で、
他のカーオーディオ専門店では絶対に出せない音を、低コストで表現する事が可能になっています。
キックスeパワー カーオーディオの音質アップ
2024-08-21
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、日産のキックスeパワーです。
お盆休みのを利用して、四国の徳島県からお越し頂きました。
今回は2度目の入庫となり、日産純正のナビオーディオを活かして、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工と、
ドアスピーカーの交換とサブウーファーの取付を行って頂いていました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25に・・
ドアは片側3層のフル防振の施工の後に、JBLの16・5センチの薄型スピーカーに交換して・・
ラゲッジにはエンクロージャーに組んだ
ピュアディオブランドのISP-W25の25センチウーファーを取り付けて・・
ウーファーは助手席シート下に付けたJBLのモノラルアンプで鳴らすという、
車1台で3WAY構成というスケール感ある仕様になっています。
今回はドアスピーカーをJBLの16・5センチの薄型から、
ストロークの長いピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換しました。
ただしドアスピーカーを交換するとグローブボックス下のピュアコンの6ピースは全て交換して
値を変えないと音が合わなくなり、音を鳴らしながらあれこれと6個のパーツを換えて音を追い込みました。
同時にナビの操作パネルでも音を調整して、
パナソニック製のナビの音調整画面でイコライザーを調整して行きました。
入庫時にATX-25ツイーターの時はダッシュのマットに高音が吸収されていたので
イコライザーを1ステップずつ上げていて・・
ミッドスピーカーをZSP-LTD15に換えると
高音域に近い部分までドアから音が出ているのでツイーターの負担が減って、
ピュアコンの値も変えてツイーターのレンジをやや狭くしながらもレベルを上げて行くと、
何と中音から高音域に至るまで全てイコライザーはフラットで聴けるという、
晴らしい音の仕上がりになりました。
ピュアコンの値も変えてツイーターのレンジをやや狭くしながらもレベルを上げて行くと、
何と中音から高音域に至るまで全てイコライザーはフラットで聴けるという、
晴らしい音の仕上がりになりました。
ただ25センチウーファーの上限とZSP-LTD15の下限周波数が重なる部分は
イコライザーは1クリック下げて、トータルで聴感上でフラットで、
レベルだけでなく音色は極めて生音・生声に近くセッティング出来ました。
徳島県からだと自走で二回海を越えないと福岡店まで来れず、
遠くから来店されても「サウンドピュアディオで取り付けて良かった!」と感じて頂ける様に、
持てる力の限りを尽くしてセッティングを行いました。
遠方よりのご来店ありがとうございました。
アテンザ BOSEサウンド車の音質アップ
2024-08-19
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのアテンザです。
お盆休みを利用して、広島県からお越し頂きました。
マツダコネクトでBOSEサウンドのお車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振とセメントコーティングの施工のトリプルパッケージの作業を行いました。
ボーズサウンド車はドアに20センチの薄型フロントマグネットのウーファーが付いていて、
ドアには低音のみが送られていて、ダッシュのスコーカーに中高音が送られているマルチアンプ方式です。
ダッシュ上のスコーカーはピュアコンを通して中音域のみとして、
グリルの上に取り付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを高音専用として鳴らして、
ドアの低音と合わせてフロント3WAY化しました。
運転席下にあるボーズアンプから信号を取り出して、グローブボックス下にあるピュアコンに送る信号と、
ウーファーとセンタースピーカーの出力にはインピーダンスとレベルを調整するパーツを取り付けて、
合計7個のスピーカーの音をコントロールして音を整えています。
今回はスコーカーの上限周波数を決めるコイルは井川が一から手巻きした物を使用しています。
なぜ井川が手巻きすると音が良くなるかと説明しますと、
機械巻は巻く方向しか銅線が動いていませんが、手巻きでは巻いて少し戻って、
また強く巻き付けてを繰り返して、よりギッシリ締め付けて銅線の並びを綺麗にする事によって、
長さが短い割に高いインダクタンス値を得る事が出来て、
Q値の高いコイルとなるために高音質に繋がっています。
また特注のボビン材質も硬過ぎず柔らか過ぎずの絶妙な硬さで、滑らかな音の表現に繋がっています。
ドアの中の作業はインナーパネルを一度外して、ドアの外板裏の響きを確かめて、
どの位置にどういう材質を貼るかマーキングしてから防振材を貼り合わせています。
外した内張は裏面を粗目を付ける下処理を行った後に、
意図的にランダムに厚い薄いを作ってセメントコーティングを行います。
今回はまだ乾燥しきっていなくて、青白い化学変化を起こす前の部分が残っている写真が撮れました。
全ての結線とドアの組み立てが終わったら、マツダコネクトを鳴らして音調整を行います。
バス・トレブルとフェダーを動かして音を調整しながら、同時にピュアコンの値も変えて、
最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。
コイルとブラックボックス共にそれぞれ5セット目で最も良い値に辿り着いて、音調整は終了しました。
同じアテンザのBOSE仕様でも年式で微妙に音が違っていて、
その差に合わせて全て値は探り出していて、
サウンドピュアディオ独自のインピーダンス変換技術で
プレミアムサウンド車にもシステムアップの道を開いています。
アテンザのボーズシステムは、入庫時に比べてステレオ感・透明感・音の切れ共に素晴らしく良くなりました。
昨日はアテンザの音調整が終わってから直ぐに福岡店に出かけて、
徳島県からのお客様の音調整を行ったので、アテンザのお客様の納車に立ち会う事が出来ませんでした。
広島県にもカーオーディオ専門店が数有る中、
サウンドピュアディオを選んで頂いて、本当にありがとうございました。