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取付ブログ

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トヨタ・ルーミー カーオーディオの音質アップ

2025-02-17
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の完成車から、トヨタのルーミー・カスタムです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、
以前からお使いのフロント2WAYシステムを移設しての取付を行いました。



まずはフロントドアに片側3層のフル防振の施工を行って、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15のミッドスピーカーを取り付けました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
フロント2WAYのハイエンドスピーカーになりました。



助手席下にはJBLの小型のパワーアンプを取り付けて、
グローブボックス下にピュアコンを取り付けたらシステムは完成です。



ここまでは前のお車で購入されていた製品で、
今回はディスプレイオーディオとパワーアンプの間にコントロールコンバーターを取り付けて、
究極のフロント2WAYとなりました。



コントロールコンバーターはラベルの色で音の傾向が違っていて、青いラベルはスカッとヌケけが良くて、
トヨタのディスプレイオーディオのややかったるい部分が改善されますが、
シート下のJBLのパワーアンプがヌケが良いために、
オレンジラベルのコントロールコンバーターを使う事でスタジオ的な音色に合わせています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
ディスプレイオーディオのオーディオ設定をフラットにしてから音調整に入ります。



音を強調する機能はオフにして、
イコライザーとグローブボックし下のピュアコンの値を変えて音を調整しています。



一度生音・生声に近くなる様にセッティングしたと思ったら、
ダッシュの上に防振メタルの三角が2枚とと四角を2枚貼らないといけないと分かって、
貼ってダッシュのポコポコ響くのを抑えてたら、イコライザーの設定をまたやり直す必要が出て来ました。



2度手間になってしまいましたが、防振メタルの効果が良く分かって、
見た目のせいで好き嫌いは分かれますが、
一度この効果を知ってしまえば次の車にも貼りたいという事になります。



この4枚は前のお車で使われていた物を、後ろの両面テープを貼り換えて使っているので、
長い目で見ればお買い得な製品です。



でも見た目がという方にはお勧め出来ませんが・・



純正のディスプレイオーディオで前の車のナビオーディオに比べると音質がちょっと・・ 
と言われる方にピッタリの、コントロールコンバーターを使用して失われた部分を取り戻した、
そんなフロント2WAYシステムが完成しました。



最近の宇部店の作業あれこれ

2025-02-16
今日は最近宇部店で作業を行った3台のお車をご紹介します。



まずはマツダのロードスターRFのフェンダー周りの防振作業で、
ピット内でジャッキアップして防振作業を行っています。



火曜・水曜日が福岡店が定休日なので、水曜日に福岡店から応援が来ての作業です。



ロードスターRFの防振作業が終わったら、
次は日産のエクストレイルが同じ場所に入って下回りの防振作業に入りました。



そして先日完成して納車お客様が取りに来られる少し前に、
表の駐車場に車を移動していたら、結構な確率で「おーっ!」という感じで見て通られたのが、
このBMW2002です。



1970年代のお車を綺麗にレストアされているお車のリアスピーカーの交換の作業を行いました。



元々16センチの国産のコアキシャル2WAYスピーカーが付いていたリアトレイを、
MDF板とレザーで作り直して、
JBLの16・6センチのミッドバスとセパレートのツイーターを取り付けました。



ドアスピーカーを取り付け出来ない年式のお車で、リアからの音のみで音楽を聴くという、
1970年代から1980年の前半ぐらいに主流だった取付方法で、昔取った杵柄で作業にかかったのですが、
今聴いてみると高音と低音が目立って、中音が薄くなるいわゆるドンシャリ的な鳴り方になります。



後部座席の下にピュアコンを仕込んで、あれこれと値を変えてフラットになる様に音調整しますが、
後ろを振り返って聴くとフラットでも、正面を向くとどうしても中音域が薄くなってしまいます。



デッキのイコライザーで中音を上げ過ぎるととても不自然な音になってしまうので・・



リアトレイを作り替えて16・5センチのミッドバスに10センチのコアキシャル2WAYを合わせた
トータルで3WAYのスピーカー構成にしました。



ガラス越しに見ても中高音をスラントさせた機能美で、
1980年代のBMW車用に作られていたSKのスピーカーシステムを彷彿させるデザインです。



といっても1980年ぐらいを知っている人はほぼおられないでしょうが、
リアトレイだけで良い音をというのを経験しているからこその音造りでした。



もちろんピュアコンのブラックボックスは一から専用設計でワンオフで作っています。



音もデザインもオーナー様に気に入って頂いて良かったです。



以上ここ最近の宇部店の作業のお車を3台紹介させて頂きました。



トヨタCーHR カーオーディオの音質アップ

2025-02-15
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのCーHRです。



トヨタ純正のディスプレイオーディオが装着したお車に、
ピュアディオブランドのATX-30を使用したベーシックのWパッケージを取り付けて頂いたのが最初で・・



2回目の入庫でドアをJBLのクラブ602CTPのミッドに交換して、
セメントコーティングの施工を行って頂いていました。



そして今回の3回目の入庫で遂に念願のコントロールコンバーターを取り付ける事になりました!



コントロールコンバーターは外部アンプが必要で、
今回はJBLのピュアディオチューンのJBLの小型アンプを使用して、
コンバーターのラベルは通常はトヨタ純正ディスプレイオーディオだと抜けの良い青ラベルを使用しますが、
JBLアンプが抜けが良いため、ここはあえてピンクラベルのおとなしめを選んで、
それでトータルで音のバランスを取っています。



子のディスプレイオーディオは音源ごとに3トーンが別々に調整出来て、
全てのソースに合わせたトーン調整を行いました。



グローブボックス下のピュアコンは内蔵アンプで値を決めていたので、
パワーアンプが付いた事で駆動力が増して、コントロールコンバーターで透明感が増したので、
6個のパーツの全ての値を一から探り出しました。



コントロールコンバーターは本来音のクオリティーを上げるための製品ですが、
今回パワフルさが増すという事が分かりました。



ドアの見た目は最初と全く同じですが、片側2層の防振と、クラブCTPのミッドの交換と、
何よりもコントロールコンバーターを使ったパワーアンプの取り付けで、見違える様な音質に変身しました。



デリカミニ カーオーディオの音質アップ 前編

2025-02-14
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、三菱のデリカミニです。



アルパインのデリカミニ専用のビッグ✕を装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、フロントのスピーカーの取付と、ドア防振の作業を行いました。



まずはドアの内張を外していって・・



防水シートと純正スピーカーを取り外して、防振作業にかかります。



ドアの響きの中心と周波数を調べて、その場所の響きを抑えるのに最も適切な材料を張り合わせていきます。



外した内張は裏のプラスチックに粗目を付ける下処理を行って、
ランダムに厚い薄いを作りながらコーティング剤を塗っていきます。



最初は青白かった表面も乾燥してたわみを持たせる材質が化学変化を起して、茶色っぽくなったら完成です。



今回はスピーカーが付いていないリアのスライドドア部分にも、
静粛性を上げるためにセメントコーティングを行っています。



セメントコーティングの乾燥を待つ間に、ドアのサービスホールを金属シートで塞さぐ防振を行って、
将来湿気で剥がれを起さない様に、切り口を全てシリコーンで塞いでいます。



今回は純正の16センチスピーカーを使わずに、
JBLの13センチスピーカーを使用するので、インナーバッフルを製作して、
ラミネート加工した金属シートで穴の上半分にレインガードを作って、
スピーカー裏が濡れない様にしています。



使用するミッドスピーカーはP560Cの物で、
ツイーターは上のグレードのGTIシリーズの物を使用して、スタジオで優れたエンジニアが使用する、
ツイーター側のグレードを上げるという手法を使います。



今日のところはここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。



Nボックス スピーカーの音質アップ

2025-02-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。



ケンウッドのナビオーディオを装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの施工の、
Wパッケージの作業を行いました。



お客様は鳥取県からお越し頂いて、日帰り取り付けを希望されていたので、
昼前入庫の夕方納車でスピーディーに対応いたしました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。



防振メタルは狭い入り組んだ所のカーン!という高い音の響きを抑えるのに、
普通の防振マットを小さく刻んで貼っても、元々低い周波数に効果のある物を小さくしているだけなので、
そこの効果は全く違います。



ホンダ純正の16センチ水ピーカーはそのまま使用して、
ダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
外側に音が広がる構造のドームのツイーターで、
立体感があって音の輪郭がハッキリした音のステージを作り出しています。



グローブボックス下には比重が高くて厚いMDF板を敷いて、
その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ツイーターとドアスピーカーの音域とインピーダンスを調整して、
ツイーターに関してはレベル調整も行っています。



純白のボビンにピンクのラベルのコイルは井川が空のボビンに一から手巻きしたコイルで、
機械巻されたコイルに比べて音が良いと評判で、
現在はブラックボックスの内部のコイルも空のボビンに一から手巻きしていて、
トータルで音のクオリティーが増しています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
ケンウッドのナビオーディオのサウンド設定と、
ピュアコンの値合わせで音を生音・生声により近くなる様に合わせて行きます。



ケンウッドは最初から各スピーカーに106センチのタイムディレイがかかっているので、
全てをゼロに合わせてから調整に入ります。



サブウーファーは付いていませんが、
使わない部分まで全てゼロにしていないと他のチャンネルにも影響するので、
調整の最初から終わりまで全てのチャンネルはゼロのままです。



ホールシュミレーションなどの耳の錯覚を利用する機能は全てオフにして・・



ナビ側ではイコライザー調整のみで音を追い込んで行きます。



入庫された時のドアの開閉音と、防振後の開閉音はボーン!という軽い響きがなくなって、
音質だけでなく遮音性まで上がって、納車時のご説明の時にオーディオの音質だけでなく、
ドアの防振の効果にも喜んで頂きました。



一時期Nボックスが4台入庫している時期があって、2台のデモカー兼代車が全て出払っていたのですが、
ちょうど一台が帰って来ていて、試聴と代車として使えてちょうど良かったです。



商談時には自分が当社のNボックスの助手席に乗ってご説明していましたが、
受注が決まってからお客様のノーマルの状態のNボックスを動かした時に、
「こんなに音に差があるんだ!」と驚きました。



ベーシックのWパッケージの効果もありますが、
ナビオーディオの耳の錯覚を利用した音響効果が沢山入っていて不自然で、
そういった効果を全てオフにして一から音を作っているので、
自然な音で帰りの道中は変な利き疲れが無くなった事でしょう。



遠方からのご来店、ありがとうございました。



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