取付ブログ
CXー5 BOSEサウンド車の音質アップ
2024-01-21
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。
マツダコネクト付きでBOSEのプレミアムサウンド付きのお車に、
お持ちだったB&WのATX-40を使ったプレミアムベーシックを取り付けさせて頂いていました。
BOSEサウンド車はドアにフロントマグネットの薄型ウーファーが付いていて、
ここは低音だけ鳴らしていて・・
ダッシュの上に専用の中高音用のスコーカーが付いている所に、
ピュアコンで高音をカットしてATX-40で高音を鳴らす3WAYシステムにしていました。
そのスコーカーがビリビリなり出したので、もう1度純正を買うか後付けに買い替えるかで、
ちょうど輸入車用の予備のスコーカーを少量生産していた物がピッタリ合ったので、
交換してピュアコンの値を変えてマッチングさせました。
ブラックボックス4つのうちの2つを交換して、
スコーカーの上限周波数を決めるコイルを白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使って、
音のチューニングを取り変えました。
ピュアコンの値が決まったらマツダコネクトのバス・トレブルとフェダーを調整して、
最も生音・生声に近いと感じたところで音調整を終了しました。
調整項目の中にはBOSEセンターポイントと、
BOSEオーディオパイロットの2つの機能がありますが、片方づつと両方入れて聴いてみたのですが、
音がわざとらしくなるので、ここの機能はどちらも使いませんでした。
普通はシステムアップ出来ないと言われているBOSEサウンドシステムも、
サウンドピュアディオのピュアコンを使ったインピーダンス変換技術で、
素晴らしくクリアーで正確なサウンドに生まれ変わります。
R31スカイライン カーオーディオの音質アップ
2024-01-20
今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、日産のR31型スカイラインです。
一時期R31型のセダンが覆面パトカーに使われている事があって、
31型が後ろに付くとドキッとしていました。
既にシステムが取り付けられているお車にデッキの交換を行って、音調整を行いました。
お客様は1DINのスペースで一枚がけにこだわられていて、
これまではカロッツェリアのDEH-P940をお使いでした。
ただもっとグレードが高くてカロッツェリアの製品がいいという事で、
それでいてピュアディオ的なサウンドをという事でDEH-P01の銅メッキシャーシーの銅を剥がして、
塗装をし直してから取付を行いました。
一般的に銅メッキシャーシーは外部からの電磁波を遮断するから音が良いと言われていますが、
実は中から出ている電磁波を閉じ込めてしまい、プラスとマイナスではマイナス面の方が多く、
レコーディングスタジオや放送局では絶対に使わない手法で、
銅メッキレスにする事で見た目はP01でも音はギラギラした感じではなくて滑らかという物を
1品で作りました。
システムはフル防振のドアにピュアディオブランドのZSP-MIDをアウターバッフルを製作して
取り付けて、グリルは個性を出すためにJBLのP560Cの物を使っています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
ピュアディオ推奨ハイエンド2WAYになっています。
トランクの左下にはアンプ2台とチャンネルディバイダーが取り付けてあって、
元々はオーディオソンで前後が鳴っていたところから、オーディオソンはウーファーのみを鳴らして、
フロントはピュアディオチューンの2CHアンプを後から取り付けて鳴らしています。
トランク内には20センチサイズのエンクロージャーが付けられていて・・
セダン車のアームレストから車内に音を送る様になっていて、
黄色いコーンのZSPの限定の20センチウーファーが取り付けられています。
グローブボックス下にはブラックボックス4連で8ピース構成のピュアコンが付けられていて、
デッキを交換して音の傾向が変わったので、ブラックボックス1組とコイル1組を交換して音を整えました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの高級タイプの、SKYⅢに交換されています。
最後にデッキに内蔵されている31バンドイコライザーと、
トランクに積んであるピュアディオチューンのチャンネルディバイダーのV2モデルの調整を行って、
限界まで生音・生声に近づけたら作業は完了します。
長い期間かけてちょこちょことシステムアップやシステム変更を行って、
どんどん本来の音楽の形に近くなっていますが、
お客様のお持ちのCDの中に自分が実際にお会いして生の声を知っている方の物があると、
この人の生の声により近く合わせているという責任と、
合っているからこその音造りで満足して頂きたいという気持ちを持って音調整を行っていました。
VWポロ カーオーディオの音質アップ
2024-01-19
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、フォルクスワーゲンのポロです。
VW純正のナビオーディオを装着したお車に、
フロント2WAYのシステムが取り付けてあるところからのシステムアップです。
ドアはフル防振にアウターバッフルの製作を行って、ピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けて・・
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターのブラックを取り付けて、
フロントハイエンドの2WAYシステムになっています。
助手席下にはピュアディオチューンの小型のパワーアンプを取り付けて・・
運転席下には30バンドのアナログイコライザーを取り付けて、
サブウーファー無しのシステムでは極めた仕様になっています。
30バンドイコライザーが付いていますが、純正ナビからの信号がフラットではないので、
ナビ側のイコライザーも少し動かしています。
そして昨年ピュアコンを最新バージョンに換えて、システムは完結したと思われましたが・・
ラインケーブルが2012年にハンダ付けしていて・・
後から2017製のSKYⅢのスピーカーケーブルに換えられていたのが、
昨年のチューンでそこが気になっていたので、「次の目標にしましょう。」と言っていたところ、
年が明けてさっそく入庫となりました。
末端の端子を切り落として、RCAケーブルは新新しいプラグを出してハンダ付け直しと、
SKYⅢのスピーカーケーブルは末端を炉で焼き直して新しい端子を付けて、
音の抜けをリフレッシュさせました。
このケーブルが作られた時は自分は色々なお店を回っていた時期で、
半田付けはしていませデしたが、現在は宇部店と福岡店だけになり、
井川が全てハンダと焼き入れを行っていて、音が今までより良くなったとの評判です。
それでも当時社内オーディションを行って、一番ハンダ付けが上手い人を選んでいたのですが・・
10年以上使ったケーブルは焼き直しをする事で、他の機材の性能をフルに発揮出来る様になるので、
是非お勧めしたいと思います。
新型Nボックスの作業
2024-01-18
昨日の宇部店は代車がフルに出て、次男のシエンタまで代車に出されていました。
何だか一台代車が足らないと思っていたら、
新型のNボックスのミラーカバーがゴールドの2号車が作業していました。
ナビ部分が分解されていて・・
これまではステアリングリモコンは使えませんとテプラーで貼っていたのが・・
社外ナビ用のアダプターが発売されたので、急いで付けていました。
ピットに入れたついでにドアのサービスホールを金属シートで埋める防振を追加して、
切り口が水分を吸って後から剥離しない様にして閉じました。
フロントドアは方ドア3層のフル防振になったのですが、
リアのスライドドアはセメントコーティングを行っていなかったので、この機会に防振して、
1台に3人がかりで作業していました。
セメントコーティングが夕方には乾燥しかけて、閉店後に次男が乗って帰る車が無かったので、
内張を組んで乗って帰らせました。
Nボックスを外にだしたらもう周りは真っ暗で、
防振面が増えた事で音のセッティングを取り直してから乗って帰らせました。
自分が何十回と生音で聴いている三味線の上妻宏光さんと、
尺八の藤原道山さんのコラボ曲を聴いてピュアコンのコイルの値を1マイクロ動かして、
イコライザーを少し動かして、音を整えてから次男に乗って帰らせました。
Nボックス2号車はちょっと乗ってみたいとか、代車に借りたいという要望が多い車で、
今日からはステアリングリモコンが使える状態で、4枚ドアの防振作業が終わった状態で乗っていただけます。
ハイエース カーオーディオの音質アップ 後編
2024-01-15
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのハイエースの後編です。
ディーラーオプションのナビオーディオ付きのお車に、
フロント2WAYのハイエンドスピーカーの取付と防振などの作業を行いました。
ドアの防振とアウターバッフルの作業が終わって、ZSP-MIDのミッドを取り付けました。
セカンドシートの下にはナカミチのパワーアンプのPA-1002Nを取り付けて、
ナビのスピーカー出力をハイローコンバーターでRCA化して送っています。
グローブボックス下にはピュアディオチューンのハイローコンバーターが置いてあり、
ここでRCA化して、SKYのRCAケーブルでアンプに送って、
増幅した信号が戻って来て合計10ピース構成のピュアコンでツイーターとミッドに周波数帯域と
インピーダンスを決めて、ツイーターはレベルコントロールも加えて4カ所に分配しています。
ナビのリスニング機能に入ると、中身はケンウッド製で・・
全てのスピーカーに106センチのタイムディレイが入っているのを全てゼロにして、
ピュアコンの値合わせとイコライザーで音調整を行いました。
ピットから後ろ部分を外に出して、アイドリングでエンジンをかけながら音を聴いて音調整を行い、
夕方始めた調整は終わる前にはもう日が落ちて暗くなっていました。
ハイエースはこれまで何度も入庫しているので、
ツイーターとミッドが近い距離で合うピュアコンをあらかじめ用意していて、
それでもナビオーディオの音のクセに合わせてユニットを選んで交換して行きます。
イコライザーは最初は動かすバンドも動かす幅も多かったのが、
調整を詰めて行くと1バンドか2バンドを1クリックまで追い込んで来て、
最終的には1カ所1クリック動かした所でメモリーして音調整を終了しました。
お仕事用のハイエースですが、
仕事用だからこそ乗っている時間が長くシステムにはこだわっておられて、前のお車から移設された物と、
今回新たに購入された物とのミックスで、ハイエンドの2WAYシステムとして完成しました。
作り物の造作したサウンドではなく、
ボーカリスト数十人に実際にお会いして生声を確認しての生音・生声に近いサウンドは、
お仕事の活力として唯一無二の存在と言ってもいいでしょう。