取付ブログ
EKワゴン スピーカーの音質アップ
2024-01-08
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、三菱のEKワゴンです。
純正のCDチューナーが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工と、セメントコーティングの施工のトリプルパッケージの作業を行いました。
この年式のEKワゴンやデイズはスピーカー位置が高く、中音域は耳に入って来やすくても、
低音域が逆に薄く聴こえるという不満が起こりやすい車種で、
ドア防振とピュアコンの威力で低音域のパワーを上げる事にしました。
まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
リアのハッチからの騒音も気になるという事でハッチ裏にもベーシック防振を加えましたが、
こちらはフロントドア2枚に比べると貼る枚数が少ないので、約半分ぐらいの費用で防振が出来ます。
内張り裏にセメントコーティングの施工を行って、乾燥したらドアに組み付けたら防振作業は完了です。
元々ドアに16センチのフルレンジの状態から、
ダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて2WAY化して、
ピュアコンでドアの純正スピーカーの高音を出なくして、
軽い音をインピーダンスをやや上昇させて重い低音に変えて行きます。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、添いの上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ドアの高い位置にスピーカーがある場合はコイルの巻き数は多い物が必要なので、
機械巻したコイルを必要な値までじわじわほどいてちょうど良い値を選びました。
ノーマルに比べると随分と低音は増えましたが、ツイーターで高音域が伸びたために、
CDチューナーのバスを1クリック上げて全体のバランスを取りました。
仕事用の車なので乗っている時間が多く、音質が不満という以上にロードノイズが気になられていて、
合計5カ所の防振効果を確かめるためにテスト走行を行って、騒音レベルのダウンを確認しました。
オーディオの音質が上がりロードノイズも少なくなって、新年から快適に仕事の移動が出来ますね。
ヤリスクロス カーオーディオの音質アップ
2024-01-07
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、トヨタのヤリスクロスです。
トヨタ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、
フロント2WAYのスピーカーと防振作業などを行っていた所からの、システムアップの作業を行いました。
フロントドアには片側3層のフル防振の施工の後に、
アウターバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60のブラックタイプを取り付けて、
ピュアディオ推奨のフロント2WAYスピーカーのハイエンド仕様で鳴らしていました。
今回のシステムアップではリアシート下のバッテリーを純正からBOSCHに交換して・・
プラス電源を助手席シート下まで引いて行き、車体からボディアースを取り、
グローブボックス下からスピーカーケーブルとRCAケーブルを引いて来ています。
ヤリスクロスのディスプレイオーディオはスピーカー出力しか出ていないので、
グローブボックス下にピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、ここでRCA化して、
ピュアディオブランドのSKYのケーブルで助手席下に送っています。
ピュアディオチューンのハイローコンバーターは元々オーディオテクニカの4CH用の製品の内側2レーンの
パーツを撤去して、左右のセパレーションを良くした上でパーツの大型化を図り、高音質化したした商品です。
ここの変換でロスしたら音量は後で稼ぐ事が出来ても、一度失われた音の新鮮さは取り戻す事が出来ず、
かなり重要な部分となります。
助手席下にはピュアディオチューンの2CHアンプを取り付けて・・
助手席下のピュアコンはディスプレイオーディオの内蔵アンプで値を合わせていた物を、
外部アンプを取り付けた事を前提にSSFとSWR以外の6品の値は全て替えました。
スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級のPMBを使用していて、
究極のフロント2WAYを目指しています。
ディスプレイオーディオの音調整はバス・ミッド・トレブルの3トーンで、
後は全てピュアコンの値合わせで細かな音の表現を変えて行っていて、
トレブルとミッドはセンターのままが一番音が滑らかで、
低音は出過ぎていたのでバスを1クリック下げた所で音調整を終了しました。
13センチのミッドをアウターで取り付けているので、
低い周波数まで左右のセパレーションが綺麗に出ていてレスポンスも良く、
シート下のパワードのウーファーは不要というか、
逆にステレオ感がトドしくなるから逆に邪魔になるぐらいの、
音楽を楽しむのに十分な低音の量と質が得られています。
純正のディスプレイオーディオを使用したシステムでもここまで鳴らせるという、
見本の様な素晴らしいサウンドに仕上がっています。
スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ
2024-01-06
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スズキのスイフトスポーツで、
何と同じ色のスイフトスポーツが2台並んでいます。
スズキ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって・・
ベーシックパッケージの取付と・・
フロントドアに片側3層のフル防振の施工の後に、
インナバッフルを製作してピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けていました。
今回の作業は追加でリアドアの防振を行って、
まずは内張と防水シートを剥がして外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
指ではじいて響かせて、響きの中心と周波数を特定して、
響きの周波数に最も効果がある材質をピンポイントで貼り付けます。
以前は防振マットが貼ってあったコンパクトカーは、インパクトビームと外板裏に間にシリコンを挟んで、
それを防振材の代わりにしている様ですが、これでは随分響きが残っていて、
ベーシック防振はその間の響きを抑えているので、かなりコストパフォーマンスの高い防振となっています。
更に内張裏にセメントコーティングも加えて、静粛性だけでなく断熱性もアップして、
この時期の朝の寒さをガードしてくれて、エアコンの利きも良くなります。
ナビオーディオは中身はパナソニック製で、いつもの様にスピーカーのディレイを全てゼロにして、
イコライザーとピュアコンで音を追い込んで行きます。
イコライザーは何と1カ所1クリック動かしただけで最も生音・生声に近くなり、
ピュアディオ推奨商品だけで固めているからのクセの無さです。
見た目はダッシュにツイーターが乗っただけの差ですが、
2WAYスピーカーと前後の防振でプレミアム感が増した特別な一台に仕上がりました。
スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ
2024-01-05
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。
オーディオレス車にパナソニックのストラーダが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
入庫した時にはカロッツェリアのトレードインスピーカーが付いていたので、
これを外して純正の16センチスピーカーに戻します。
トレードインスピーカーを使用しない理由は、
パワードのウーファーを装着する事を前提に妙に音が絞り込んであるのと、
音域によって何カ所か強弱が付けてあり、変なメリハリと実際の音楽とは違う明るさがあり、
パッとしないが妙に強調した所が無い純正スピーカーをベースに本来の音楽の音に近い音色を目指します。
ダッシュにはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
外ドームタイプの上質な高音を再生させます。
グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、
その上にオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンを取り付けます。
ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、
機械巻には表現出来ない細かな音色を再現しています。
ストラーダの調整はまずスピーカーディレイの100センチの設定を全てゼロにして、
イコライザーのみで行います。
スイフトスポーツはこれまでに何度も取り付けしていますが、オプションのSSFが付いているので、
独自の値を選ぶために何回かピュアコンのパーツを交換して音を追い込みました。
最初はかなりイコライザーを動かしていたのが、
最後の方では2か所1クリックづつ下げた所で最も生音・生声に近くなったと感じたので、
そこで調整を終了しました。
最初はトレードインスピーカーの他にパワードのウーファーも付いていましたが、
低音の量が増えるものの変な倍音成分が出ていてボーカル音域に重なってイメージが狂って来るのと、
ベーシックでも50ヘルツぐらいの低音は十分に出ているので特に必要を感じないのに加えて、
左右のドアからのセパレーションがある低音が座席下からのモノラルでせっかくの左右が分かれているのが
埋もれてしまい、これは外して使わない方が本来の音楽に近くなるので配線から全て外しました。
大手カー用品店で良いと言われているシステムから、ピュアディオ推奨システムに変わるという、
普通は信じられない様なシステム変更ですが、ただ強弱が付いて音の量が出ている状態から、
本来の音楽の状態に近く音を整えるという、見本みたいな作業でした。