取付ブログ
トヨタ RAV4 カーオーディオの音質アップ
2019-07-05
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
トヨタのRAV4です。
カロッツェリアのサイバーナビの取り付けと、
フロントスピーカーとサブウーファーとパワーアンプの取付けなどを行いました。
RAV4のドアはサービスホールがインナーパネルで覆われていて、
密閉度が高いのでここはそのまま使用して、外板裏のベーシック防振と、
内張裏のセメントコーティングを行って、
純正位置にピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
ダッシュ上にはワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けました。
リアのラゲッジ下には左半分にウーファーボックスを組み付けて、
ピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて、
右半分には手前にウーファー用のJBLのモノラルアンプと、
後ろにフロント用のJBLの2CHアンプを取り付けて、
フロントアンプから距離を置いた上に8ピース構成のピュアコンを取り付けています。
リアのピュアコンを置くとフロントまで
通常2本のスピーカーケーブルを2本引くところが4本になり、
ケーブルの費用は増えますが、
ツイーターがミッドから起こる逆起電力の影響を受け難くなり、
結果的に音質アップへとつながります。
全ての結線が終わり、
音が鳴る様になったらサイバーナビのイコライザー調整を行います。
現行のサイバーナビは5バンドの簡易型イコライザーも同時に通っていて、
ここをパッケージのフラットにするか、
タスタムの状態でフラットにするかで微妙に音が違って聴こえて、
セッティングが煮詰まった時にどちらを選ぶかで微妙な音の表現が変わって来ます。
サウンドピュアディオはタイムアライメントは20年以上前からオフが当たり前で、
タイムアライメントをかけると音が不自然な状態でまとまるので、
定位よりは音色を重視しています。
このタイムアライメントについてはあるアーティストさんが
メーカーのデモカーを聴かされて説明を受けて、
「今のカーオーディオの考えは間違っている!」と激怒されたそうで、
「カーオーディオは自分たちが作った音楽を勝手に変えてお客さんからお金をもらっている!」と、
自分も同じ仲間と間違えられてお付き合い方もおられます。
業界の常識にとらわれない自然なサウンドに仕上がって、
RAV4はピットから出庫されました。