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取付ブログ

マツダ3 スピーカーの音質アップ

2019-09-26

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
マツダ3のご紹介です。
 
 
 
話題の新型車が遂に入庫して、
ベーシックパッケージの開発を行いました。
 
 
先代のアクセラから変わって
ドア下の16センチからドアの上の方の8センチサイズになりました。
 
 
 
 
スピーカー裏は完全に空気が抜けている訳ではなくて、
BMWやベンツの同じ方式ですが、
サイズがヨーロッパ車よりも小さくて、
ISP-90や91に交換出来ない状態です。
 
 
 

 
ドアで出ない低音域はキックパネルの上の方に
エンクロージャーに入った13センチウーファーで再生して、
余分な残響が無い代わりにローエンドがドアスピーカーよりも伸びていません。
 
 
 

 
ツイーターはミラー裏に内ドームと外ドームが混じった構造の物が付いていて、
効率の悪いツイーターを車両のアンプで無理に押している感じがします。
 
 

 
車輛アンプは運転席の下に付いていて、前後のドアの8センチを鳴らすのに4CHを使って、
ツイーター専用チャンネルと13センチウーファー専用チャンネルの合計8CHで、
ノーマル仕様でもまるでプレミアムサウンドの様なフロント3WAYのマルチアンプです。
 
 
 
 
マツダ3にはBOSE仕様もありますが、そちらはディーラーで音を聴いた事があり、
強い音域と弱い音域が混在していたのに対して、標準仕様は比較的フラットな音作りで、
可もなく不可もなくという感じで、ATX-30を使ったベーシックパッケージを取り付けて、
周波数レンジを広くして、音に立体感を出しました。
 
 
 
 
マツダ3の純正オーディオが輸入車の標準か
国産のプレミアムサウンドに匹敵するマルチアンプ構成なので、
開発にはかなりの時間がっかって、コイルはストックにある値で対応出来たものの、
ブラックボックスはマツダ3用に新たに値を作りました。
 
 
 

 
マツダ3のイコライザーは切り替えでバス・トレブルと13バンドが選択出来て、
入庫時にはとんでもなく派手なイコライジングだったのが、
ベーシックパッケージを取り付ける事によって音に余裕が出来て、
最終的に1カ所1クリック動かしただけで聴感上のフラットになりました。
 
 
 
 

 
いつもの事ですが音調整には自分が実際に会って
生の声を聞いた事のあるアーティストさんの楽曲を使用して、
エンクロージャーのピークがある1バンドだけ1クリック下げた所で調整を終了しました。

 
 
 

 
他には内張を外して外板裏の響きのポイントを探ってベーシック防振のデーター取りも行って、
外からのロードノイズの進入は防げたのですが、
ドアの8センチが中音域しか出ていないので、
いつもの低音域の残響は元々出ていませんでした。
 
 
 
 

 
逆に内張はかなり薄くて、吸音フェルトも全く貼ってない状態だったので、
セメントコーティングはかなり効果が出そうでした。
 
 

 
音はまとまっていて聴きやすいが、
スケール感と立体感の無いマツダ3の純正オーディオが、輪郭がはっきりして
スピーカーとスピーカーの間に音が浮いてくるステレオ効果が得られる、
長距離ドライブをしても飽きないサウンドに変身しました!
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