取付ブログ
日産デイズ カーオーディオの音質アップ 前編
2019-12-13
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
日産のデイズ・ハイウエイスターです。
日産の純正ナビオーディオを一度取り外して、ベーシックパッケージの取付けと、
ドア防振の施工と、ドアスピーカーの交換の作業を行っています。
まずドアの内貼りを外して、外板裏を見てみると、
工場装着の防振材が一枚貼ってあり、よほどここの響きがひどぴのでしょう。
こういう場合はここを剥がしてもっと効きめがある防振材に貼り換えるか、
この防振材を活かして周りを固めるかのどちらかの手法を使うか響きを調べてから決めます。
新型デイズでは工場装着の防振材を活かして、
その周りに防振メタルと防振マットを貼り合わせて、ドア全体の響きを鎮めました。
外した内張りにはセメントコーティングの施工を行いますが、
そのままでは表面がツルツルでコーティング剤が貼りつかないので・・
手作業で粗目を付けて剥がれない様に下処理をします。
粗目が付いたら意図的に厚い薄いをランダムに作って、
内貼りを振動が通過しない様に塗って行きます。
内張り全体にセメントコーティングが塗れたら、乾燥するのを待ってからドアに組み付けます。
ドアスピーカーを交換するので純正スピーカーは取り外して、
車室内側からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプのモデルをひいて来ます。
末端には24金メッキの端子を付けて、根元を銀入りハンダで空気や水が進入しない様に加工して、
ケーブルに酸化が進み難い様にしています。
ドアには16・5センチサイズのインナーバッフルを製作して、
これからレインガードを取付けるところです。
レインガードの効果と端子の末端のハンダ付けで、
良いコンディションを長く維持出来る様に手間がかけてあります。
今時点ではデイズの作業はここまでで、これより先は明日の後編に続きます。