取付ブログ
トヨタ・アルファード カーオーディオの音質アップ
2020-02-03
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、
トヨタのアルファードです。
もうフルシステムが取り付けられているお車に、
ピュアコンの4桁シリーズへの交換作業を行いました。
ドアには方ドア3面のフル防振の施工を行った後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSPの限定のブラックバージョンが取り付けてあります。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、
B&W製の外ドームツイーターを取り付けています。
ラゲッジ下にはパワーアンプとプロセッサーを設置して、
床にZSPの限定ブラックのの25センチウーファーを埋め込んでいます。
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作業はまずこれまで付いていた
3桁表示のピュアコンのブラックボックスを取り外して・・
新たに4桁表示の物に交換します。
測定精度と選別基準を上げただけでなく、
ハンダ付けの熱で微妙値がズレるのを防ぐために、
放熱クリップを増やしてフィルムコンデンサのフィルムが影響を受けない様にしています。
これで音が変わるのか?と思われそうですが、
色々と音のチューニングを詰めて行った結果、
音の艶に差が出る事が分かり、
4桁で表示と同時にこれまでのクリップを3倍に増やしています。
ちなみに一般的によく使われているコンデンサを熱収縮チューブで包むという方法は、
コンデンサを熱で炙ってしまい、音ががさつになってしまいます。
ブラックボックスの交換が終わったらそれで終了ではなくて、
コイルとSWRのパーツを交換して全体のバランスを取った後に、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーで
チャンネルディバイダーとイコライザーの調整を行いました。
単純なピュアコンのブラックボックスの交換に思えますが、
実は意外と時間がかかっていますが、
その前にピュアコンの製作とコイルなどの製作で、
事前の準備にもかなり時間がかかっています。
追伸
自分がZピュアコンを3桁から4桁に変更しようと思ったきっかけは、
2年ぐらい前に番組収録でスキマスイッチさんにお会い出来るという時があって、
事前に801のモニタースピーカーで何度も全力少年を聴いてスタジオに向かったら・・
歌っているご本人の生の声を聞いて、「これはもう1桁測定精度を上げて、
ペアリングレベルを上げないと、これ以上の車内での表現は無理だ!」と感じてからです。