取付ブログ
FMのラジオの感度を上げる実験
2020-02-10
もう2か月ぐらい前にダイヤモンドブランドの第一電波製の広帯域の受信ブースターを購入していて、
これがFMラジオの76メガから90メガにも対応しているので、
車に付けて感度アップの実験をするつもりが、
何かと忙しくて延び延びになっていたのを最近車に装着する実験を行いました。
取り付けた車は当社のデモカー・のスバルWRX・S4で、
この車はCD-700KKとサイバーナビの2系統を取り付けていて、
サイバーナビには後付けのアマチュア無線の50メガ帯と
144メガ帯のアンテナを2本をミックスして80メガに感度のピークを持って来たアンテナを作って、
純正に比べてギリギリ聞こえない所が聞こえる仕様にしていました。
まずは車輛アンテナにつながっているCD-700KK側にブースターを入れます。
ブースターは無線用のM型コネネクターが使われているので、
カーラジオ用のJASO規格のプラグ・ジャックの変換アダプターを作りました。
せっかくアダプターまで作ったのに車輛アンテナには既に受信ブースターが入っているので、
2重ブースターとなって感度が上がるどころかノイズレベルが上がって、
使い物にならないので外しました。
続いては50メガの4分の1波長アンテナと
144メガの4分の1波長のアンテナをミックスして作った
80メガ前後で4分の1波長で動作するアンテナでは、
80メガ前後で4分の1波長で動作するアンテナでは、
こちらはブースターが付いていないので感度が上がりました。
このブースターはダイヤルが付いていて、
プラス20デジベルのブースターからマイナス20デジベルのアッテネーター動作が出来て、
最初にプラス20デジベルにしたら感度が高すぎてノイズが目立ったので、
じわじわ下げて良い所を探しました。
ただし車のラジオはインピーダンスが75Ωで、
無線用は50オームのためにインピーダンスの差が起こり、
思ったほど効果が得られなかったので、外して自作アンテナのみで受信してみました。
宇部店の駐車場でクロスFMの77・0メガヘルツの北九市の皿倉山の
中継局が何とかステレオで受信出来て、ブースターを入れれば感度はあがるものの、
少し音が荒く聞こえるので、音楽再生にはアンテナのみの方が良いという事になって、
結果的には元に戻して実験は終わりという事になりました。