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取付ブログ

アマチュア無線のアンテナの話ですが実は・・

2020-02-17

昨日から強烈な寒波が西日本に近づいているそうで、
宇部店の入り口の扉は『ヴォヴォヴォヴォ!』という音と共に少し開いて、
最初は近くを大型バイクが通っているのかな?と思っていたら風の勢いで引っ張れて開いているのでした。
 
 
 
 
自分はこの週末は宇部店から離れられず、福岡のマンションには行っていなくて、
前回行った時にベランダに出しているアマチュア無線のアンテナをインシュロックで
止めているのを、きちんとUボルトで止めて固定しようと思っていたのが、
Uボルトの長さが足りずに付けられず、結局インシュロックの状態のままにして帰りました。
 
 
 
しかし現在の強風でインシュロックが切れて、
下の階のベランダの上の方に垂れ下がっていないか心配です!
 

 
インシュロックで止めているのは1本だけで、
他の2本は金具で物干し竿を付けるための金具にしっかりと付けているので大丈夫でしょう。
 
 
 
 
 
本当はここの平たい部分に屋根馬を乗せて、
そこから1・6メートルから6メートルまで伸びる伸縮ポール付ければ
屋の上まで伸びて遠くまで電波が飛ぶだろうな?と思っていますが、
留めているのが中間だけだと強風で倒れたら怖いのと、
そもそもベランダにこれだけ突起物を付けていること自体そのうち何か言われるのでは?と
心配しながら、アマチュア無線で交信相手を探したり、航空無線を受信したりしています。
 

 
マンションに住んでいる娘にラインでアンテナがどうなっているか見て欲しいと送ったのですが、
既読にもならないのでハラハラしていますが、一番端だけインシュロックのままなので、
落ちたとしても下の屋根馬を置きたいと思っていた部分に落ちれば、
とりあえず下の階からは見えないのでは?と思っています。
 

 
一方宇部の自宅は一軒家のためにそんな心配はいらず、
2・5メートル長のアンテナを1本を屋根の上に付けています。
 
 
 
夕暮れ時に慌てて立てたので少し傾いていて、
まるで風で曲がったみたいですが、下の金具の付け方が悪くてズレています。
 
 
普通は同じ長さのラジアルと呼ばれている横の棒が、
1本だけコイル付きで長くなっているタイプで、
50メガ・144メガ430メガの3波帯に対応しているアンテナです。
 

 
ただ普通は144メガと430メガの2波対応なのが、
3波対応だと間の周波数のスタンディング・ウエイト・レシオが悪いという説があって、
実際に測定器をかけてみると144メガ帯だけ使える範囲ではあるが悪い表示が出ました。
 
 
そこで144メガと430メガ用の2波対応で、
長さが3・1メートルと60センチ長い物に立て替えました。
 
 
 
 
ラジアルは3本とも52センチで、
白いグラスファイバーの筒の中は銅線と一定の間隔でコイルとコンデンサが入っていて、
2波対応で中の作りが少しシンプルになって、
スタンディング・ウエイト・レシオも測定上良くなりました。
 
 
 
長さが60センチ長くなったのと、複雑な構造からややシンプルになった事もあり、
メーター1の局が2になり、メーター5が7、7が9になり、
明らかに送信・受信共に改善されました。

 
この話をアマチュア無線をされていたお客様に話したら、
「ベーシックパッケージが音が良いのは、
オーディオ業界ではあまり言われていないインピーダンスの整合性を上げるとか、
全く言われていないスタンディング・ウエイト・レシオの改善とか、
少ないパワーで遠くまで電波を飛ばす技術が活かされていますよね。」と言われました。

 
確かにサウンドピュアディオは純正スピーカーでも工夫次第でトレードインスピーカーでは
絶対表現出来ない音を表現していますが、
1990年代にオーディオ評論家の先生が「アンプは電気を食えば食うほどいい音がする。」とか、
「熱を発すれは発するほどいいアンプ。」という、効率を全く無視した話が横行して、
今あるパワーをいかに無駄にしない様にインピーダンスの整合性を上げるために
コイルを巻き替えるなど、業界的には高い物が売れるのにわざわざ安い物で
良い音を出す必要は無いみたいに言われて来て、ガソリン車の充電制御や
電気自動車の普及で限られたパワーを有効に使うという考えが主流になって来て、
「でも無線の世界は以前から限られたパワーを有効に使う考えはあったし・・」と思ってみたら、
もし海や山で遭難などした時に無駄に電気を使ってしまうと交信時間が短くなってしまい、
そういう時のために限りある電気を無駄に使うと助かる命も助からないので、
昔からそういう考えがあったのでしょう。
 
自分は上級免許を取るためにあれこれと勉強した事が、
オーディオという電波ではなくて音波の世界でたまたま活かす事が出来て、
他には音楽を作っている人と交流するという考えが業界の中に無く、
この2つの組み合わせによって今のサウンドピュアディオの他では表現出来ない音の根源になっています。
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