取付ブログ
アルファード JBLサウンド車の音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのアルファードです。
工場装着の専用アンプ付のJBLサウンド仕様のお車をシステムアップしました。
スピーカーグリルにJBLのマークが付いていて、中にはオレンジのエッジの実質的に
23センチぐらいの径のウーファーが付いています。
ここは車両アンプから低音のみが送られてきていて、サブウーファーよりは
上の周波数が鳴っている感じです。
中高音はダッシュの上のスコーカーサイズのコアキシャルスピーカーで鳴らしていて、
高音域には皆さん不満を持っておられます。
普通はダッシュにツイーターを取り付けて、ピュアコンを取り付けるベーシックパッケージで
音質アップを図るのですが、今回は何とJU60を取り付けて音質アップを図っています!
ベーシック用のツイーターに比べてJU60の方がステレオ効果が高く、
スピーカーとスピーカーの間に浮いてくる音像が濃いので、ベーシックに比べたら
センタースピーカーのレベルを落とすアッテネーター回路の値を多くして、
モノラル成分はいつもより下げてバランスを取りました。
そしてドアの中は方ドア3面のフル防振の施工を行って、更にスピーカーグリルをくり抜いて、
アウターバッフルを製作して、JBLの670GTIのミッドを取り付けました。
ただし670GTIのミッドは音のキレはいいものの、量感はやや少なめなので、
同じサイズで量感が稼げるJBLのP660のミッドも取り付けてマッチングを取って、
お客様には両方を聴いて頂いて、気に入られた方を最終的に選んで頂く事にしました。
ピュアコンはどちらを選ばれてもいい様にどちらでもピークの値になる様に準備してあります。
純正ナビの3トーンはトレブルとミッドはセンターでも十分なバランスで、
ドアのスピーカーサイズが純正よりも絞っているのでバスは1クリック上げた方が良く、
2クリック上げると量感はいいのですが、ボーカル音域は少しくすむ感じがして、
最終的にはお客様に選んで頂く事にします。
アルファード・ヴェルファイアのJBLサウンド仕様車としてしては、かなり極めた仕様の車が完成して、
元のJBLサウンドシステムからは大幅に音質アップしました。