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スズキ・ソリオ カーオーディオの音質アップ 後編
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スズキのソリオ・バンディットです。
スズキ純正の8インチナビオーディオを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付と
ドア防振の施工を行いました。
今日は先日の後編で、サービスホールを塞ぐ防振を行う所からスタートします。
サービスホールを塞いで防水シートを付けたら、セメントコーティングの施工を行って
乾燥した内張を組み付けます。
ドアにはアウターバッフルを製作して、以前のお車でお使いだったJBLのP52を取り付けました。
スピーカーグリルはP52用ではなくて、ZSP-LTD15用を取り付けて、一瞬何のスピーカーか
分からないデザインになっています。
ツイーターは今回新品のJU60をおろして、ワイドスタンドを製作して取り付けました。
全ての組み立てが終わったら、スズキ純正ナビの調整と、ピュアコンの値合わせを行います。
セッティング画面を出すと中身はカロッツェリアのサイバーナビで、まずはタイムアライメントを
全てゼロにして、素の音色に合わせてからセッティングをスタートします。
タイムアライメントを使うと本来の音色からズレるので、多くのボーカリストの生声を聞いて来た
自分としては定位があってもちょっとどうかな?という音になるので、ここはゼロのままで
セッティングを進めます。
P52をミッドに使ってJU60という組み合わせはこれまでに無くて、更にソリオのスピーカー位置は
普通よりも高い位置になるので、ピュアコンの数値選びはかなり時間がかかりました。
イコライザーはフラットのままでピュアコンの調整を行って、最後に少しだけイコライザーを動かして、
ソリオの音は完成しました。
これまで持たれていた物を有効に活かして、防振はかなり広範囲に施工して、音質だけでなく
静粛性もアップした、特別なソリオ・バンディットに仕上がりました。