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ホンダNボックス カーオーディオの音質アップ~前編~
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのNボックスです。
ホンダ純正のギャザーズの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ピーカーの取付と、ドア防振の作業などを行います。
まずドアの内張を外して、複雑な構造の外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
こういう複雑な構造の場合は防振メタルを使う比率が多くなります。
ドアスピーカーを交換するので、ピュアディオブランドのPSTケーブルの
フルレンジタイプの物を車室内からドア内に通します。
外した内張には吸音フェルトが貼ってあり、これではロードノイズの進入を防ぐには十分ではないので、
一度取り外してセメントコーティングを行います。
ツルツルの表面にそのままセメントコーティングするのではなくて、一度手作業で粗目を付けて、
下地が出来た後にコーティング剤を塗って行きます。
いつもの様にランダムに厚い薄いを作って、振動が通過し難くして、ドアが重たくならない割に
最高の効果が得られる様に塗ります。
いつもの様に塗りたては青白い色が、乾燥して来ると段々茶色がかって来るという、
科学変化が起こって固くなって行きます。
フロントの作業が終わったらリアの内張にもセメントコーティングの作業を行います。
ロードノイズが進入しやすいからか、かなり大きな吸音フェルトが貼ってあり、
これでも十分とはいえないので、セメントコーティングでブロックします。
他にロードノイズが入りそうな場所はリアのハッチの裏で、内張は一見厚そうに見えますが・・
薄いビニール質の物に穴が沢山開いているとても軽い物でした。
ここにも手を入れて行きますが、後は後編にて説明いたします。