取付ブログ
ホンダNボックス・カスタム カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのNボックス・カスタムです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
これまで使っておられたスピーカーの移設取付と、システムの変更を行いました。
ドアにはフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ドア上部に純正ツイーターの位置がありますが、ここは耳に近いのと指向性の向きが悪いので使用しません。
ダッシュ上にワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、
見晴らしの良い場所から外ドームツイーターで拡散させて上質な高音を再生します。
リアにはナカミチのPAー1002Nを新たにおろして取り付けました。
もうこのモデルは新品では手に入りませんが、運よく入手出来た物を中をリファインして、
簡易的チャンネルディバイダーの回路はパスして、よりストレートに音を再生出来る様にしています。
前のお車では違うメーカーのアンプを前のタイプのチューンド・ハイローコンバーターで繋いでいたものを、
今回新しいタイプのコンバーターに換えました。
短いリードが無くなってダイレクトに繋げる様になっているのと、スピーカーケーブルも
太い物が使える様になっているので、アンプとコンバーターの変更で2重に音質アップしています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンと純正ナビの操作パネルの両方で音調整を行います。
これはパナソニックのストラーダ製の画面ですね。
最初に全てのチャンネルに100センチのディレイがかかっているのを、全てゼロにしてから調整に入ります。
助手席側のドアからグローブボックス下に付けているピュアコンのパーツをあれこれ交換して、
ドアスピーカーとツイーターの音のつながりを調整します。
最後にナビのイコライザー機能を使って細かい音の表現調整しますが、
調整画面の時に良い音と思っても、登録を押してメモリーすると微妙に音が変わって、
普通の状態ではその差は分からないレベルですが、
きちんと音をまとめればまとめるほどこのメモリーの前後の音の差はハッキリと分かる様になります。
調整⇒メモリー⇒再生画面を何度も繰り返して、音を追い込んで、
やっとこれ以上生音・生声に近づかなというところまで追い込んだので、これから納車の準備に入ります。