取付ブログ
シトロエンDS3 スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、シトロエンのDS3です。
セパレート式の楽ナビが装着されているお車に、デッキの交換とベーシックパッケージの取付を行いました。
下段の異形パネルの1DINデッキを取り外して、カロッツェリアの1DINデッキを取り付けました。
色設定をオレンジに変えて、マスキングを外したら、純正っぽくフィットしています。
DSのダッシュには大型に見えるツイーターグリルがありますが、
実際にはグリルに対してツイーターの径は小さく、下限周波数を決めているコンデンサも小さく、
お客様が不満に思われていた部分です。
純正位置は使用せず、ピラーの根元にスタンドを使って仰角・振り角付けた
ピュアディオブランドのATX-30Jのアップグレードツイーターを取り付けました。
DS3のドアスピーカーはかなり高い位置に付いていて、中高音が耳に入りやすいのですが、
ATX-30Jの広いレンジの高音でカバーしているので高い方の周波数はかなりカットして鳴らして、
綺麗に鳴る音域だけセレクトして鳴らしている感じです。
ベーシックパッケージは見える部分の変化はツイーターだけですが、
見えない部分に高性能のPSTケーブルが通っていて、茶色がフルレンジ対応で、
赤みがかったのが高音域専用モデルです。
DS3にATX-30Jの組み合わせは初めてなので、
グローブボックス下に取り付けているピュアコンの値は何度も交換して、
最も生音・生声に近い組み合わせを探りました。
デッキには5バンドのイコライザーが付いていますが、
動く幅が広いために必要以外の音域まで影響してしまうので、イコライザーはフラットの状態で、
ピュアコンの値の上げ下げだけで音を追い込みました。
入庫時に比べたらこもった音域と大げさな音域が混在している状態が改善出来て、
とても透明感のある音になり、お客様にはとても喜んで頂けました。