取付ブログ
ミニキャブ・トラック スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、三菱のミニキャブのトラックです。
福岡店は火曜・水曜が休みなのですが、カーテンを閉めて中で作業をしていました。
仕事用のお車で、他にお持ちのお車でベーシックパッケージの良さを体感して頂いて、
トータルで5台目の作業となりました。
ケンウッドのナビオーディオが装着されていて、ドアに10センチのフルレンジスピーカーで
鳴らしている状態に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
ダッシュの上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて・・
グローブボックス下にピュアコンを取り付けて、フロント2WAYのセパレートスピーカーとして
鳴らす様にしました。
ドアスピーカーが10センチでエネルギーバランスが中高音が強いので、
ピュアコンのコイルは大きめの物を使って、ドアスピーカーの中高音に制限を加えています。
ただそれでも高音側が勝ってしまうので、イコライザーで低音を上げて、高音を下げて、
更にバスブーストを1上げてバランスを取っていました。
ケンウッドはスピーカーの取付位置とサイズと車の大きさの調整項目がありますが、
ここは無視して、とにかく元の音色に近い組み合わせになる様にセッティングしました。
あれこれ調整して、音のレベルのバランスが取れても、ボーカル音域が不自然に聴こえるので、
ピュアコンのパーツを交換して、最終的にコイルはミニキャブ専用の値を新たに巻きました。
あっ、巻いたと言ってもミニキャブ用はかなりの巻き数が必要だったので、
一度機械巻したコイルをじわじわほどいて行って、それでマッチングが取れる値になったら締め直してと、
まあ最終的には巻く行為があるので巻いたと表現しています。
そしてバスブースト無しで低音域はイコライザーでちょっと上げたものの、
中高域は完全にフラットで最もボーカルが自然に聴こえる様になりました。
もちろん自分が何度もお会いして生の声を知っているボーカリストの方の声が
何人もきちんと聴こえる事を確認して、FMラジオで自分が何度もお会いしているパーソナリティーの方の
声がきちんと聞こえる事を確認しました。
このセッティングはサウンドピュアディオならではのものです。