取付ブログ
レクサスHS マークレビソン仕様車の音質アップ
2021-02-06
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、レクサスのHSです。
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、マークレビンソンの
プレミアムオーディオ仕様のお車です。
マークレビンソン仕様という事で期待していた割には満足出来ない音質で、
特に低音がどこか抜けてしまった感じで量が出ないのが不満という事で来店されて、
ベーシックパッケージの取付と、フル防振の施工を行いました。
まずはドアの内張を開けると、縦に楕円ウーファーが付いていて、
まずはドアの内張を開けると、縦に楕円ウーファーが付いていて、
車両アンプから低音のみが送られて来ています。
スピーカーのインピーダンスが特殊で、アンプにも帯域制限がかかっているために、
スピーカーを交換すると逆にバランスが取れなくなる事もあるので、そのまま使用します。
スピーカー裏には何も防振材が貼ってなくてかなり響きが残っているので、
指で軽くはじきながら響きの中心と周波数を探ります。
工場装着の防振材を活かしながら、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
その後にサービスホールを塞ぐ防振を行います。
外した内張は吸音フェルトを一度外して、下処理を行った後にセメントコーティングを行って、
外した内張は吸音フェルトを一度外して、下処理を行った後にセメントコーティングを行って、
乾燥したところで吸音フェルトを元に戻して、方ドア3層のフル防振が完成します。
リアのドアには鉄板側にベーシック防振の施工を行い、
リアのドアには鉄板側にベーシック防振の施工を行い、
その後に内張にセメントコーティングを行こなう、2層の防振を加えました。
ダッシュの上にはスコーカーにセンターにツイーターが付いたコアキシャルスピーカーが
ダッシュの上にはスコーカーにセンターにツイーターが付いたコアキシャルスピーカーが
付いていて、ここに車輛アンプから中音と高音が送られて来ていました。
その信号をグローブボックス下に取り付けたピュアコンで分離して、高音と中音を独立させます。
グリルの横にスタンドを使って仰角・振り角を付けたピュアディオブランドの
その信号をグローブボックス下に取り付けたピュアコンで分離して、高音と中音を独立させます。
グリルの横にスタンドを使って仰角・振り角を付けたピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、ドアの低音と合わせて、
フロント3WAYの解像度の良いスピーカーとなりました。
また左右のスピーカーのステレオ効果の薄さをセンタースピーカーで鳴らして補っていたのが、
また左右のスピーカーのステレオ効果の薄さをセンタースピーカーで鳴らして補っていたのが、
右のスピーカーと左のスピーカーの間に浮いて来る音像が濃くなったので、
アッテネーター回路を取り付けて、レベルを下げて全体のバランスを取りました。
純正システムの音調整はバス・ミッド・トレブル・の3トーンを全てセンターで
純正システムの音調整はバス・ミッド・トレブル・の3トーンを全てセンターで
スタジオレベルの音質を得られて、バスを1クリック上げた所がライブ会場のPAっぽい
鳴り方だったので、最終的にはその状態で出庫する事にしました。
防振の効果で外に漏れたり、周り込んで打ち消しあっていた低音がきちんと鳴る様になって、
ベーシックパッケージの効果で音の分配が綺麗に行えて、ツイーターを起こす事で
高音域の改善で音の輪郭がハッキリして、
プレミアムサウンドと呼ぶにふさわしい音質に生まれ変わりました。